説明

株式会社荒井製作所により出願された特許

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【課題】密封性を損なうことなく、回転軸のトルク低減を図ることのできる密封装置を提供する。
【解決手段】回転軸SとハウジングHとの間に装着され、密封側OSに配置される第1シールリップ12を具備する第1シール部材11および第1シールリップ12より大気側ASに配置される第2シールリップ22を具備する第2シール部材21とを設け、第1シールリップ12のシール面16には、リップ先端17に接続された複数のねじ18を設けるとともに、第1シールリップ12のリップ先端17は、回転軸Sの表面に対して回転軸Sの周方向に沿って複数箇所で接触するように形成する。さらに、第2シールリップ22は、回転軸Sに対する締め代を小さく設定する。 (もっと読む)


【課題】リップ付きの環状ゴム製パッキンを第1の部材と第2の部材の間に装着する過程において、リップが所定の方向とは反対の方向にめくれて反転した状態で装着されてしまう問題があった。この問題を解消し、リップの反転を確実に防止できる簡単な構成の環状ゴム製パッキンを提供する。
【解決手段】パッキン基体と、このパッキン基体から傾斜するように立ち上がるリップとからなり、このリップが倒れる状態で第1の部材と第2の部材の間に装着される環状のゴム製パッキンにおいて、前記リップの先端部に隣接する部分に、パッキン装着過程において前記リップの先端部と共に前記第1の部材と当接することで前記リップの反転を防止する突部が形成される。この反転防止用の突部により、シール性能が損なわれる危険性が大幅に低減され、パッキンの装着作業も容易になった。 (もっと読む)


【課題】収納容器内への水の浸入を確実に防止し、収納容器内の電池の交換及び保守・点検を簡単に行える電池搭載装置を提供する。
【解決手段】所定形状の収納容器1内に一個又は複数個の電池2が収納されてなる電池搭載装置における収納容器1は、容器本体4とこれに重合される蓋体8とで構成されており、容器本体4と蓋体8との間には弾性体よりなるパッキン12が備えられており、パッキン12を介して容器本体4と蓋体8との間を強固に締め付けて密封状態で固定するようにしたクランプ手段を設け、また、このクランプ手段によってこの固定状態を容易に解除可能としている。また、電池2への充電や関連装置の保守点検時に、取り外し可能な小蓋を備え、この小蓋が蓋体8と同様に弾性体よりなるパッキンを介してクランプ手段により容器本体4又は蓋体8に密封状態で取り付け固定されている。 (もっと読む)


【課題】チェーン10と係合する歯2を外周に有するスプロケット本体3と、このスプロケット本体3に接着され、チェーン10の係合時の衝撃を緩和するゴム製の緩衝リング4と、を一体に有してなるスプロケット1において、緩衝リング4のゴムの劣化や接着はがれの発生を効果的に抑止でき、安定した騒音低減効果が維持できるスプロケットを提供する。
【解決手段】緩衝リング4の側方に、緩衝リング4を保護するための保護プレート5をスプロケット本体3と一体的に設けた構造とする。この保護プレート5を設けたことにより、周囲の環境からゴム製の緩衝リング4を保護できるので、緩衝リング4のゴムの劣化や接着はがれの発生が効果的に抑えられる。 (もっと読む)


【課題】往復動用オイルシールに用いられる耐摩耗性のNBR組成物において、使用時にシャフトを傷付けることがなく、かつリップの良好な耐チッピング性が得られるNBR組成物を提供する
【解決手段】NBR100重量部に対して、カーボンブラック3〜100重量部と酸化クロム1〜50重量部とモース硬度が4〜6の無機充填剤1〜50重量部とを含有させたNBR組成物で往復動用オイルシールを形成することにより、相手側のシャフトに傷を付けず、かつリップの良好な耐チッピング性を有する往復動用オイルシールが得られる。ここで前記無機充填剤としては、酸化鉄や酸化チタンなどが好適に用いられる。この場合、前記酸化クロムと前記無機充填剤とのブレンド比を、重量部で5:95〜95:5の範囲とすることで、より良好な耐チッピング性が得られる。 (もっと読む)


【目的】密封側の内圧により主リップに加わる大きな圧力負荷により主リップの腰部付近が内周側にはみ出すことを防止する。
【構成】
金属製補強環に被着される弾性体によって往復動軸に摺接される密封側の主リップと大気側のダストリップが前記補強環の内周に沿う接続部を介して一体に形成される往復動軸用密封装置の上記接続部から前記主リップにかけての部分を、上記往復動軸に向かって膨らませた形状に構成したものであり、上記の膨らみ部により密封側から主リップに大きな圧力負荷が加わっても、主リップの腰部付近に高張力を伴う変形が生じ難い構成としている。また、前記した主リップの長さが従来より短く形成されており、これにより密封側の圧力を受ける面積を小さくすることができ、往復動軸に対するリップの接触力を抑制することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】オイルシールのシールリップ部分における割れの有無を精度良く確実に検出することのできるオイルシールの検査装置を提供すること。
【解決手段】環状のオイルシール1を支持して回転させるオイルシール支持回転手段12と、前記オイルシール支持回転手段12によって支持して回転させられている前記オイルシール1の環状のシールリップ5の内周面の径方向に離間した2箇所に遠近自在に押圧して前記シールリップ5を径方向に拡張させる2個のローラ13と、前記2個のローラ13によって径方向に拡張されている前記シールリップ5を撮影する撮影手段14とを有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】潤滑剤に限らずに塗料、染料等を含む液状物を塗布媒体とし、オイルシールのシールリップに限らずに装飾用筒体等を含む環状製品の環状の内周面を塗布対象とし、当該内周面に対して塗布領域の軸方向長さを長くして、内周面に損傷を与えてしまうことがなく、しかも、少量の液状物によって当該内周面の広い領域に適正に液状物を塗布することのできる液状物の塗布方法および装置を提供すること。
【解決手段】環状の内周面の軸方向長さの長い塗布領域Aに対して所定量の液状物を塗布するための液状物の塗布方法において、前記内周面の内径より小さい直径を有する塗布用円板12に所定量の液状物を保持させ、塗布用円板12を高速回転駆動させ、前記液状物を塗布用円板12の液状物誘導面14の外周端部に形成された塗布領域Aの軸方向長さに対応する軸方向長さを備えた飛散端縁15より外側に飛散させて、前記内周面の塗布領域Aに所定量の液状物を非接触により塗布するようにしたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】弾性体層としてシリコーンゴム層の外周にシリコーンゴムスポンジ層を形成した高品質のローラを、短い製造工程で安価に提供する。
【解決手段】芯金の外周に弾性体層を有するローラにおいて、弾性体層の構成として、付加型シリコーンゴムの外周に付加型シリコーンゴムスポンジを、接着剤を介さずに直接被覆した構成とする。このローラは、芯金の外周に付加型シリコーンゴムを被覆したシリコーンゴムローラを金型で成型する工程と、シリコーンゴムローラをスポンジローラ製造用のゴム被覆装置に投入して付加型シリコーンゴムの外周に付加型シリコーンゴムスポンジを直接被覆する工程と、により製造する。 (もっと読む)


【課題】フリクションの低減を可能とした密封装置を提供する。
【解決手段】回転体と静止部との間をシールする密封装置であって、前記回転体側に固定されて回転体と一体となって回転するシール本体1は、シールリップ8が大気側に向かって傾斜する傘型形状に形成されており、静止部側には、前記回転体の回転軸2に対しほぼ直交する面とされたリップ受け面15が形成され、該リップ受け面に前記シールリップの先端部9が所要の締め代をもって摺接されている。回転体が回転すると、該回転体と一体となって回転するシール本体のシールリップの遠心力により傘型形状のシールリップは傘が開くように弾性変形し、回転軸に対しほぼ直交するリップ受け面に対する締め代が減少するように作用し,また、回転数が上昇するほど遠心力も大きくなり、リップの締め代が減少するように作用するのでフリクションは大幅に低減させることができる。 (もっと読む)


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