説明

株式会社ユニバンスにより出願された特許

101 - 110 / 132


【課題】応答性を犠牲にせずに小型軽量化を図る。
【解決手段】主駆動軸の動力を副駆動軸に伝達する摩擦クラッチ16、摩擦クラッチ16に対する押付け力を発生するピストン36、ピストン36を軸方向移動自在に収納するシリンダ室35、シリンダ室35の油圧を検出する圧カセンサ70、シリンダ室35に圧油を供給する油圧ポンプ48、油圧ポンプ48を正逆転駆動するモータ42と、車両からの指令と圧カセンサ70からの信号を比較して、モータ42の正逆転駆動を制御するコントローラ40を備える。油圧制御弁ユニット44は、油圧ポンプ48の正回転時にシリンダ室35に圧油を供給し、油圧ポンプ48の正回転停止時にシリンダ室35からの圧油の流出を防止し、更に油圧ポンプ48の逆回転時にシリンダ室35の圧油を強制的に排出する。 (もっと読む)


【課題】駆動軸を分離することなく、モータに対する通電をオフした際の負荷側からの反力によるモータ逆転を確実に防止する。
【解決手段】逆転防止機構120は、ボディ122内にモータ駆動軸110と所定の距離を持って離れる方向に移動自在にストッパ124を保持し、ストッパ124をモータ駆動軸110に向かって与圧バネ126で付勢する。ロック部材として機能するスプラグ128はモータ駆動軸110とストッパ124との間に配置され、中立バネ130により中立位置に付勢される。スプラグ128は中立位置で与圧バネ126によるモータ駆動軸110に対する押付力を最大とし、中立位置から離れるに従ってモータ駆動軸110に対する押付力を低減させる。スプラグ128の中立位置でモータ駆動軸110に働く摩擦トルクが、負荷側からの逆転トルクよりも大きく、かつモータの駆動トルクよりも小さくなるように与圧バネ126のバネ荷重を設定する。
(もっと読む)


【課題】モータと同軸に配置される減速ユニットの軸方向の長さを短縮する。
【解決手段】モータMに接続される第1シャフト1と、その第1シャフト1の外周に設けられた第1ギア2と、その第1ギア2と噛み合う第2ギア3と、その第2ギア3を支持する第2シャフト4と、その第2シャフト4で回転可能に支持されて第2ギア3に対して前記モータM側に配置された第3ギア5と、第2シャフト4と第3ギア5の間で回転の伝達と遮断の切換えを行なうクラッチ6と、第3ギア5の回転を左右の車輪に配分する差動装置7とを有し、クラッチ6を連結した状態でモータMの回転を減速して左右の車輪に伝達する減速ユニットにおいて、第1シャフト1の端部を回転可能に支持する軸受37,39と第2シャフト4の端部を回転可能に支持する軸受29,40とのうちの少なくとも1つの軸受の外輪30を、大径部31と、その大径部31よりも外径が小さい小径部32とで構成し、その大径部31の端面をプレート35で押さえ付けて外輪30を固定した。 (もっと読む)


【課題】曲げモーメントに対して強い構造の信頼性の高い軸方向長さのコンパクトな回転伝達装置を提供することである。
【解決手段】カムリング1と外輪3との間に2方向クラッチ10を組込み、2方向クラッチ10の係合および係合解除を制御する電磁クラッチ20を2方向クラッチ10に併設する。電磁クラッチ20を、2方向クラッチ10の保持器14に回り止めされて軸方向に移動可能なアーマチュア21と、外輪3の開口端部の外周に嵌合されたロータガイド22と、ロータガイド22の他端部内に圧入されてアーマチュア21と軸方向で対向するロータ23と、ロータ23と軸方向で対向する電磁石24とで形成する。ロータガイド22を外輪3の開口端部の外周に圧入し、ロータガイド22と外輪3とを、外輪3の開口端に設けた凸部30とロータガイド22に形成された凹部29の嵌合により回り止めし、その回り止め部を3つ以上とし、周方向の等角度位置に設ける。 (もっと読む)


【課題】摩擦クラッチ用油圧制御システムの油圧源を変速機切替機構に利用してコスト低減、小型化、軽量化を図る。
【解決手段】4輪駆動車用駆動力配分装置は、主出力軸から副出力軸に選択的にトルクを伝達する摩擦クラッチ26と、入力軸からの動力を少なくとも高速と低速の2段に切り替えて前記主出力軸へ伝達する副変速機を備える。摩擦クラッチ用油圧制御システム32は、モータ71と油圧ポンプ72を備えた油圧源の供給油圧に応じて摩擦クラッチ26の押圧力を変化させて伝達トルクを制御する。副変速機の副変速機用油圧制御システム74Aは、電磁切替弁82,84のいずれかを通電し、油圧ポンプ72からの供給油圧を待ち機構75のシリンダ室の一方に供給してシフトロッド58によりシフトフォーク56をシフト移動させる。待ち機構75は、シフトロッド58を駆動するピストン・シリンダ機構を一体に備える。
(もっと読む)


【課題】シフト切替制御と多板クラッチ制御をモータ回転方向の相違により相互に影響し合うことなく独立に制御可能として小型化、軽量化、低コスト化を図る。
【解決手段】 クラッチ制御機構84は、駆動部材74とピニオンギア76との間に設けられ、副変速機構がHポジションに切替られた状態で、モータによる駆動部材74の制御原点を起点とした一方向回りの回転に応じてボールカム機構によるクラッチ押付力を変化させる。シフト制御機構73は、駆動部材74とシフト用円筒カム78との間に設けられ、モータによる駆動部材74の制御原点を起点とした他方向回りの回転で副変速機構を高速から低速に切替え、高速切替え後の制御起点へ戻る回転で副変速機構を低速から高速に切替える。
(もっと読む)


【課題】圧力センサを使用することなくクラッチ伝達トルクを推定してトルク指令値に一致するように油圧ポンプを駆動するモータの正逆回転駆動を制御する。
【解決手段】 モータ42により油圧ポンプ46を正逆転駆動し、シリンダ34に油圧ポンプ46から直接圧油を供給し、ピストン36の移動により多板クラッチ16を押付けて伝達トルクを変化させる。コントローラ40は、回転検出器48により検出したモータ40の回転速度に基づいて演算した多板クラッチ16の伝達トルクと、車両状態の検出値に基づいてクラッチトルク指令値とが一致するようにモータ40の正逆転駆動を制御する。
(もっと読む)


【課題】電動モータが車輪の回転に連れ回りして、電動モータに負荷がかかることを防止することができる動力伝達装置を提供すること。
【解決手段】本願発明の動力伝達装置1によれば、中間軸3に設けられる2ウェイクラッチ4が駆動力を伝達する場合には、ローラ42が外輪部材44と線接触するので、各プレート同士が面接触する多板クラッチと比較して、接触時に発生する摩擦熱を抑制することができ、その分、使用するオイル量を少なくすることができる。その結果、ローラ42と外輪部材44との間に介在するオイル量を極めて少なくできる。よって、2ウェイクラッチ4が遮断状態にあっても、オイルの粘性で駆動力が伝達する引きずりの発生を抑制できるので、電動モータが車輪の回転に連れ回りすることを防止して、電動モータに負荷がかかることを防止することができる。 (もっと読む)


【課題】クラッチ接続時のバックトルクの発生を回避できる車両の駆動力制御装置及び駆動装置を提供することにある。
【解決手段】クラッチ4は、電動機側の回転軸に連結する外輪部材4Bと、車輪側の回転軸に連結する内輪部材4Aと、これらの回転部材の間に形成された係合空間に介挿されローラ4Cと、ローラ4Cの周方向の位置を規制する保持器4Eとを有する。クラッチ制御手段170は、外輪部材4Bの回転数が内輪部材4Aの回転数以上のとき、クラッチ4を接続する。 (もっと読む)


【課題】クラッチ接続時のホッピングを回避できるとともに、第2の弾性体の保持器が不要な車両の駆動力制御装置及び駆動装置を提供することにある。
【解決手段】クラッチ4は、電動機側の回転軸に連結する外輪部材4Bと、車輪側の回転軸に連結する内輪部材4Aと、これらの回転部材の間に形成された係合空間に介挿されローラ4Cと、ローラ4Cの周方向の位置を規制する保持器4Eとを有する。トルク切替手段133は、クラッチの非接続時に電動機回転数を変化させる際、内輪部材4Aと保持器4Eの間の位相を一定値以下に制御する。 (もっと読む)


101 - 110 / 132