説明

株式会社ユニバンスにより出願された特許

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【課題】引きずりトルクを大幅に低減することを可能とし、高価な表面処理を施さなくても、長期間にわたって安定した良好な摩擦特性と耐久性とを維持することを可能とし、更にはクラッチ伝達トルク特性のバラツキを防止することを可能とした駆動力配分装置の製造方法を提供する。
【解決手段】駆動力配分装置9は、第2の摩擦クラッチ50のクラッチプレートのうち一方のクラッチプレートの摺動面に紙製のフェーシングを設けている。駆動力配分装置9は、回転軸22のハウジング24を挟んで第2の摩擦クラッチ50に対して電磁石70を移動可能に配している。電磁石70に通電することでハウジング24との間で電磁石70に作用する磁気吸引力を、電磁石70が第2の摩擦クラッチ50へ向けて移動する操作力とし、入力軸20及び出力軸30間のトルク伝達を行う第1の摩擦クラッチ40の締結を調整する。 (もっと読む)


【課題】電磁石と電磁石を支持する支持部材とに膨張係数の異なる材料を用いた場合でも、温度変化や振動などの影響を受けることなく、電磁石の空隙の透磁率を一定に維持することを可能とした駆動力配分装置を提供する。
【解決手段】駆動力配分装置1は、ケース2と、ケース状の入力回転部材20及び出力回転部材4間のトルク伝達を断続するクラッチ機構と、電磁石70とを備えている。電磁石70は、入力回転部材20の入力側に形成された壁部23aの外面と入力回転部材20の入力側を支持するベアリング部材13の端面との間に空隙Gを介して設けられている。電磁石70は、通電により入力回転部材20の壁部23aとの間で作用する磁気吸引力により軸線方向に移動する。
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【課題】格別な部品を必要とすることなく、部品点数を削減することを可能とするとともに、組立工数と構造の簡素化を可能とし、限られた設置空間を有効に使用することを可能とした廉価なブリーザ室が得られ、クラッチ機構を潤滑性、冷却牲、性能安定性及び耐久性の向上を実現した駆動力配分装置を提供する。
【解決手段】駆動力配分装置1は、ケース2と、ケース状の入力回転部材20及び出力回転部材4間のトルク伝達を断続するメインクラッチ40を有するクラッチ機構と、メインクラッチ40の締結側とは反対側の入力回転部材20の壁部の外側に軸線方向移動可能に設けられた電磁石70と、ケース2の第1の内部空間3内の圧力を調整するブリーザ室30とを備えている。電磁石70は、通電により入力回転部材20の壁部との間で作用する磁気吸引力に基づきクラッチ機構を断続操作する。ブリーザ室30は、電磁石70とケース2との間に形成されている。
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【課題】マスタ歯車の精度、被検査歯車の打痕の位置に左右されることなく、被検査歯車の1ピッチ噛み合い誤差、歯溝の振れ、打痕等の判定が迅速かつ正確に行なえる両歯面噛合式歯車検査装置を得る。
【解決手段】異なる歯数のマスタ歯車(16)と被検査歯車(17)とを接近方向に押圧付勢して互いに噛合させ、前記マスタ歯車(16)又は被検査歯車(17)をパルスモータ(4)によって回転させ、前記マスタ歯車(16)と被検査歯車(17)との軸間変動量を検出する検出器(検査歯車(17)の規定整数回転に転に間変動量をおける前記検出器(13)から入力するサンプリング数を一定とし、前記パルスモータ(4)に発する駆動パルスのパルス列、前記検出器(13)から入力するサンプリングの周期から、被検査歯車(17)の1ピッチ噛み合い誤差、及び歯溝の振れを求める。 (もっと読む)


【課題】クラッチ機構内に貯留される潤滑油を適当な油量で常時保持することで、クラッチ機構の磨耗や油切れなどを防止することができるとともに、潤滑牲、冷却牲、性能安定性及び耐久性の向上を実現した駆動力配分装置を提供する。
【解決手段】駆動力配分装置1は、ケース2と、ケース状の入力回転部材20及び出力回転部材4間のトルク伝達を断続するメインクラッチ40と、入力回転部材20の回転でケース2の第1内部空間3から撥ね上げられた潤滑油を収集するオイルガータ81と、オイルガータ81から入力回転部材20の第2内部空間26に供給される潤滑油を一時溜めるオイル溜り部80とを備えている。オイル溜り部80は、メインクラッチ40の締結側のケース2及び入力回転部材20間に形成された環状設置空間により構成されている。オイルガータ81及びオイル溜り部80を介して入力回転部材20の第2内部空間26内の潤滑油の供給排出を行う。
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【課題】振動などの影響を受けることなく、電磁石の空隙の透磁率を一定に維持することを可能とし、更には引きずりトルクを大幅に低減することを可能とし、クラッチ伝達トルク特性のバラツキを防止することを可能とした駆動力配分装置を提供する。
【解決手段】駆動力配分装置1は、ケース2内に回転可能に支持されたケース状の入力回転部材20及び入力回転部材20内に相対回転可能に支持された出力回転部材4間のトルク伝達を行うクラッチ機構と、入力回転部材20の入力側に形成された壁部23aの外側に設けられ、通電により入力回転部材20の壁部23aとの間で作用する磁気吸引力によりクラッチ機構に向けて移動する電磁石70と、ケース2及び電磁石70間に介在され、電磁石70を入力回転部材20の壁部23aに向けて付勢するバネ部材31とを備えている。
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【課題】差動機構を構成する遊星歯車機構をオイルポンプとして使用することで、部品点数を増加させることなく、且つ有効な差動制限力を得ることができる差動制限装置を備えた車両用差動装置を提供する。
【解決手段】遊星歯車機構28のアウターギア30に入力された駆動力を、プラネタリキャリア42及びサンギア32に出力する車両用差動装置に於いて、遊星歯車機構28の歯車噛合部を密閉してプラネタリキャリア42及びサンギア32の回転速度差に応じてオイルを吐出するオイルポンプを複数個所に構成し、オイルポンプの吐出路62、64とドレンポートを連通する連通路66、68にスプールバルブ80を設置し、連通路66、68の流路面積を可変して油圧を発生させ差動制限力を得る。 (もっと読む)


【課題】潤滑・冷却する封入油量を十分に確保することができるとともに、潤滑牲及び冷却牲を効率的に確保することができるようになり、性能安定性及び耐久性の向上を実現した駆動力配分装置を提供する。
【解決手段】駆動力配分装置1は、ケース2と、ケース状の入力回転部材20及び出力回転部材4間のトルク伝達を断続するメインクラッチ40と、入力回転部材20の回転により、ケース2の第1の内部空間3から入力回転部材20の第2の内部空間26に供給される潤滑油を一時溜めるオイル溜り部80とを備えている。オイル溜り部80は、メインクラッチ40の締結側のケース2及び入力回転部材20間に形成された環状の設置空間により構成されている。
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【課題】二輪駆動から四輪駆動への切り替え応答性を犠牲にせず、二輪駆動時の後輪差動装置及び駆動力配分装置のオイル粘性抵抗や摩擦損失を減少させることで、燃費低下を伴わない四輪駆動車用動力伝達装置を提供する。
【解決手段】後輪出力軸118への駆動力の配分を制御する多板クラッチ機構106と、後輪差動装置22と右後輪駆動軸70との連結を切断及び接続可能な断接機構76を備え、二輪駆動時に多板クラッチ機構106の引き摺りトルクを後輪駆動力伝達区間78のフリクショントルクよりも小さくすると共に、断接機構76により後輪差動装置22と右後輪駆動軸70との連結を切断して後輪駆動力伝達区間78の回転を停止する。 (もっと読む)


【課題】二輪駆動から四輪駆動への切り替え応答性を犠牲にせず、二輪駆動時の前輪差動装置及び駆動力配分装置のオイル粘性抵抗や摩擦損失を減少させることで、燃費低下を伴わない四輪駆動車用動力伝達装置を提供する。
【解決手段】前輪出力軸118への駆動力の配分を制御する多板クラッチ機構106と、前輪差動装置22と左前輪駆動軸68との連結を切断及び接続可能な断接機構76を備え、二輪駆動時に多板クラッチ機構106の引き摺りトルクを前輪駆動力伝達区間78のフリクショントルクよりも小さくすると共に、断接機構76により前輪差動装置22と左前輪駆動軸68との連結を切断して前輪駆動力伝達区間78の回転を停止する。 (もっと読む)


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