説明

株式会社ユニバンスにより出願された特許

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【課題】同一ユニットにおいて、温度ロック機能とイニシャルトルクアップ機能を実現する。
【解決手段】油圧式動力伝達継手は、入力軸と出力軸の回転速度差を生じるオイルの低圧室と、回転速度差に応じて生じたオイルの圧力差によりオイルの高圧路にオイルを流す複数のプランジャ室を備え、高圧路から低圧室にオイルを循環させるオイル通路を流れるオイルの流速を制御するためにオリフィス102を備え、オリフィスでの流体抵抗でトルクを発生させて動力を伝達する油圧式動力伝達継手において、オリフィスの開閉を行うイニシャルピン112と、所定温度になると突出してイニシャルピンを押圧してオリフィスを閉じる温度ロック機構部と、温度ロック機構部に設けられ、オリフィスでのオイルの圧力が所定の圧力となるまでイニシャルピンを押圧してオリフィスを閉じるイニシャルトルクアップ機構部とを備える。 (もっと読む)


【課題】油圧式動力伝達継手において、トルク発生部材であるピストンポンプ部の耐久性と生産性を向上させる。
【解決手段】入出力軸間に設けられ一方の軸に連結されるとともにカム溝20を形成したカムリング14と一体で回転するハウジングと、ハウジング内に収納され他方の軸に連結されるとともに複数のシリンダ24を軸方向に形成したロータ16と、両軸の相対回転時にカムリングによって駆動される複数のピストン26と、カム溝とピストンの頭部との間に設けたボール32とを備え、両軸の回転速度差に応じたトルクを伝達する油圧式動力伝達継手に於いて、ロータとの接合面にシリンダと低圧室とを繋ぐ吸入路46及び吐出路58を形成した油圧回路ブロック44を備え、更に、吸入バルブ38、チェックボールを設けた吐出バルブ56、リターンスプリングの一端とチェックスプリングの一端を保持するリテーナ40をシリンダの底部に備える。 (もっと読む)


【課題】部品点数を減らし装置構成を簡素化すると共に、切換機構や制御を簡略化できる動力伝達装置を提供すること。
【解決手段】保持器30により第1スプラグ11及び第2スプラグ21が内輪2及び外輪3の円周方向へ移動可能に保持され、第1スプラグ11は第1付勢部材により円周方向の反ロック方向へ付勢される。また、第1スプラグ11は、荷重付与装置40により荷重が付与されロック方向へ移動されることで、内輪2及び外輪3に係合面がそれぞれ係合する一方、第2スプラグ21の係合面と内輪2及び外輪3との係合は解除される。第1スプラグ11の空転状態からロック状態への切換えを、荷重伝達装置40により保持器30に荷重を付与することで一括して行うことができるので、部品点数を減らし装置構成を簡素化すると共に、切換機構や制御を簡略化できる。 (もっと読む)


【課題】前輪および後輪が走行するそれぞれの路面の摩擦係数が異なる場合でも、最適な制駆動力をタイヤ路面間に発生させることができる電気自動車およびプログラムを提供する。
【解決手段】前後輪を差動装置を介して独立に駆動する2つのモータ3f、3rを有する電気自動車1において、前後輪が走行するそれぞれの路面の第1および第2の摩擦係数を推定する路面摩擦係数μ推定手段と、第1および第2の摩擦係数に応じて前後輪のそれぞれのスリップ率の第1および第2の所定の値を設定するスリップ率上限値設定手段と、各車輪のスリップ率を演算するスリップ率演算手段と、前輪側の左右輪のスリップ率のうち高い方のスリップ率が第1の所定の値になるように前輪用モータ3fの制駆動力を制御し、又は後輪側の左右輪のスリップ率のうち高い方のスリップ率が第2の所定の値になるように後輪用モータ3rの制駆動力を制御する制駆動力制御手段とを備える。 (もっと読む)


【課題】油圧式動力伝達継手において、トルク発生部材であるカムリング、ピストン及びボールの耐久性を向上させる。
【解決手段】相対回転可能な入出力軸間に設けられ、一方の軸に連結されるとともに内側面にカム溝を形成したカムリングと一体で回転するハウジングと、ハウジング内に回転自在に収納され、他方の軸に連結されるとともに複数のシリンダを軸方向に形成したロータと、複数のシリンダの各々に往復移動自在に収納されるとともに両軸の相対回転時にカムリングによって駆動される複数のピストンと、ピストンの頭部に形成したボール受け部と、カム溝とボール受け部との間に設けたボールとを備え、両軸の回転速度差に応じたトルクを伝達する油圧式動力伝達継手に於いて、ピストンは、円筒形状の中心線回りに回転可能であるとともに、ボール受け部の凹球面の中心点がピストンの中心線に対して偏心している。 (もっと読む)


【課題】踏力が伝達されるときの応答遅れや衝撃による不快感を生じ難くすることができると共に、耳障りな打音をなくし、さらに構造を簡素化できる電動アシスト自転車用の動力伝達装置を提供すること。
【解決手段】クランク軸106に貫装される第1管状部10と一体に形成され断面円形状の外周面12aを有する内輪12と、内輪12に対向する断面円形状の内周面24aを有し第2管状部20と一体に形成される外輪24と、外輪24及び内輪12間に配設されるスプラグ30とを備えているので、内周面24a及び外周面12aが単純な断面円形状であり、第1管状部10や第2管状部20と一体に形成することで構造を簡素化できる。また、内周面24a等とスプラグ30の係合面との遊びがほぼゼロのため、踏力が伝達されるときの応答遅れや衝撃を防ぎ不快感を生じ難くできると共に、耳障りな打音を防止できる。 (もっと読む)


【課題】車輪のロックを検出して制動力の制御を行う場合に比較して、制動距離を短くすることができる電気自動車および制動プログラムを提供する。
【解決手段】
前輪側の左右輪2fr,2flと後輪側の左右輪2rr,2rlとを独立に駆動する2つの電気モータ3を有する電気自動車1において、各車輪2のそれぞれに摩擦力による制動力を付与可能な摩擦ブレーキ機構と、運転者のブレーキ操作量に応じて摩擦ブレーキ機構による制動力および電気モータ3による制動力を共に発揮させ、各車輪2の少なくとも何れかのスリップ率が路面の摩擦係数に応じて設定された第1の所定値を超えたとき、ブレーキ操作量に関わらず電気モータ3による制動力を低減し、その後スリップ率が前記第1の所定値よりも低い第2の所定値以下となったとき、電気モータ3による制動力を増加する制御を行う制御装置10とを備える。 (もっと読む)


【課題】様々な路面において安全、確実に車両を制動することができる電気自動車および制動プログラムを提供する。
【解決手段】前後輪2を差動装置4を介して独立に駆動する2つの電気モータ3を有する電気自動車1において、各車輪2のそれぞれに摩擦力による制動力を付与可能な摩擦ブレーキ機構と、各車輪2のスリップ率が所定の値以下のときは、ブレーキペダル13の踏み込み量に応じて機械ブレーキ18の制動力および電気ブレーキの制動力を共に発揮させ、各車輪2のスリップ率のいずれかが所定の値を超えたとき、ブレーキペダル13の踏み込み量に関わらず、所定の値を超えたスリップ率が所定の値以下になるように、電気ブレーキの制動力を制御するとともに、機械ブレーキ18の制動力を段階的に変化させ、又はオンオフ制御する制御装置10とを備える。 (もっと読む)


【課題】構造を簡素化できると共に小型化を図ることができる断続装置を提供すること。
【解決手段】スプリング25の付勢力により係合されると共に付勢力に抗する力が入力されることで解放されるクラッチ20の係合および解放を行うものであり、モータMにより回転されるカム6と、そのカム6によりクラッチ20を押圧する第1従節9と、その第1従節9と異なる位置に配設されると共に、カム6に向けて付勢される第2従節10とを備え、その第2従節10の付勢力によりカム6にクラッチを解放させる方向の回転力を与えるようにしたので、断続装置1の構造を簡素化できると共に小型化できる。 (もっと読む)


【課題】製造上の誤差によるクラッチ伝達トルク特性のバラツキの影響に左右されることなく、クラッチ伝達制御を可能としたクラッチ制御装置を提供する。
【解決手段】モータ電流に対する誘起トルクと加減速に伴う慣性トルクとの差に基づいてモータの出力トルクを演算する手段53,54と、モータ出力トルクから、多板クラッチの伝達トルクを推定する手段55とを有しており、推定トルクと目標トルクの偏差に応じて、推定値を目標値に一致させるべくモータの正逆回転駆動を制御する。 (もっと読む)


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