説明

鬼怒川ゴム工業株式会社により出願された特許

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【課題】長時間のアニール処理を施すことなしに成形後の収縮を大幅に抑制することを可能とした自動車用モールディングを提供する。
【解決手段】 本体部2がオレフィン系熱可塑性樹脂であるポリプロピレンからなるドアウエストモールにおいて、有機系フィラーを30〜50wt%含有するポリプロピレンの内層12aの全周を、無機系フィラーを30〜50wt%含有するポリプロピレンの外層12bで被覆してある。有機系フィラーは、植物由来の木粉、紙粉およびセルロースのいずれかとし、無機系フィラーは炭酸カルシウム、タルクおよびワラストナイトのいずれかとする。さらに、外層12bと内層12aとの断面積比を1:2とし、内層12aの重心位置と外層12bの重心位置とを一致させてある。 (もっと読む)


【課題】ドアとサイドシル部との間のシールを司るパーティングシールを有効利用した排水構造であって、サイドシル部の外側面を水が伝い落ちることがないようにし、もって汚損によってサイドシル部の見栄えが損なわれることがない排水構造を提供する。
【解決手段】ドア下縁に設けたパーティングシール4に排水溝17を形成し、ドア下縁のドア側排水穴から排水される雨水Dを排水溝7で受ける。パーティングシール4の端末部4Bに上側および下側の水抜き穴9,10を形成しておき、排水溝7の雨水Dを水抜き穴9,10および上側のボデイ側排水穴12を通してサイドシル部3の内部に落とし込み、最終的に下側のボデイ側排水穴13から車外に排水する。 (もっと読む)


【課題】均一断面形状のままでも局部的に曲げ変形を受ける部分での「ひけ」の発生による保持力低下を防ぎ、さらに曲げ変形を受けない部分での相手側フランジ部の局部的な厚み変化にも柔軟に対応できるウエザーストリップを提供する。
【解決手段】相手側となるフランジ部102のコーナー部に追従するべくウエルト部2を開口部15側が外側となり且つ底壁部7側が内側となるように曲げた場合に、「ひけ」のために側壁部8の内壁面13に向かって倒れようとする保持リップ3の先端に対して当て支え状態となって「ひけ」に対抗する補助リップ4を形成する。他方、コーナー部以外の一般部では保持リップ3と補助リップ4が重なり合うようにしてフランジ部102に弾接させる。 (もっと読む)


【課題】、モールリップ同士に突き合わせ部での隙間、段差あるいは口開きの発生を確実に防止して、水密性や見栄え等の一層の向上を図った構造を提供する。
【解決手段】パーテイションサッシュの上方側ではグラスラン横辺部10aとウエザーストリップ横辺部15aのうちドアフレーム2外に露出するモールリップ13,17同士を直接突き合わせた構造である。ドアフレーム2のうちモールリップ13,17同士の突き合わせ部に相当する位置に係止片18を切り起こし形成する一方、一方のモールリップ17の突き合わせ端面には位置決め突起部19を、他方のモールリップ13の裏面側には受容保持部20をそれぞれ形成する。係止片18と位置決め突起部19とを重合状態として受容保持部20に嵌合保持させてある。 (もっと読む)


【課題】中子抜きのために型成形部の中空部に形成されることになる開口領域を可及的に少なくしつつも、無理なく中子を抜き出せるようにしてその中子抜き作業の作業性を改善する。
【解決手段】ウエルト部6と中空状のシールリップ7とからなるウエザーストリップであって、一般部8aに連続して型成形部8bが形成してある。型成形部8bの長手方向の端面は中子抜き穴14として開口している。型成形部8bのシールリップ7に、内周面側が凸形状となり且つ外周面側が凹形状となるように略U字状に折り曲げて、いわゆる蛇腹形状の一つの山部または谷部を切り出したようなベローズ状の伸縮容易部15を中子抜き穴14に連続させて形成してある。 (もっと読む)


【課題】熱可塑性エラストマー組成物の低吸水率化,高架橋密度化を図る。
【解決手段】エラストマー主成分にフェノール樹脂系の架橋剤,ハロゲン系化合物の架橋触媒等を配合した混練物を動的架橋して得られる組成物に関するものであって、前記の混練物の動的架橋中(動的架橋開始後から動的架橋完了までの間;例えば、混練物の温度が約190℃〜約250℃の際)に、脱水金属酸化物を配合する。これにより、該動的架橋が十分進行した後に、ハロゲン系化合物と脱水金属酸化物との反応生成物が生成され、低吸水率,高架橋密度の熱可塑性エラストマー組成物が得られる。 (もっと読む)


【課題】、グラスランコーナー部の「位置ずれ」や「ずれ落ち」あるいは「外れ」を確実に防止して、見栄えの向上を図った構造を提供する。
【解決手段】ドアフレーム2の横辺部16および縦辺部17ではそれぞれチャンネル部材6または7が装着されているのに対し、フレーム側コーナー部8にはチャンネル部材が存在していない。フレーム側コーナー部8にグラスランコーナー部9Cを組み付けるにあたり、グラスランコーナー部9C側に予め形成してある位置決めブロック14の係止爪15を、ガイド面19にて案内しながら、各チャンネル部6,7の端面6aまたは7aを乗り越えさせた上で、その背面側に係止させる。 (もっと読む)


【課題】ドアフレームにおけるアウタパネルとチャンネル部とのヘミング精度がばらつきが、見栄えやドアグラスラン本来の水密性等に影響を与えない取付構造を提供する。
【解決手段】アウタパネル3とチャンネル部5とのヘミング結合部8の先端を室内側にオフセットさせて、オフセット量αの段差部13を形成する。ドアグラスラン6における室外側壁部15の開口縁から外側に折り返すようにしてモールリップ23を曲折形成する。モールリップ23を段差部13に重合するように弾接させてこれを覆う。段差部13とモールリップ23との重合部において、ヘミング結合部8の精度ばらつきを吸収する。 (もっと読む)


【課題】パーテイションサッシュとグラスラン側のコーナー型成形部の関係として、両者を一旦仮組み状態としたならばあらゆる方向の相対移動を規制して、両者の相対位置規制または相対位置決めを確実に行える構造を提供する。
【解決手段】コーナー型成形部8eに形成した一対のブラケット保持部14a,14bをもってパーテイションサッシュ4側のブラケット9を抱持する。一方のブラケット保持部14aの上端面15aをブラケット9の上辺側脚部9bの下面に当接させ、ブラケット9の縦辺側脚部9aの段差部9cをコーナー型成形部8e側の同等部位に合致させる。ブラケット保持部14a,14bによるブラケット9の抱持状態をもって、両者の前後両方向、左右両方向および上下両方向の相対位置決めを行う。 (もっと読む)


【課題】遮音性の悪化等を伴うことなく、ドア閉時に双方のウエザーストリップにて隔離形成された空間の空気を車室内側に逃がすことでドア閉じ性を改善したドアシール構造を提供する。
【解決手段】ドア閉状態ではウエルトウエザーストリップ7とドアウエザーストリップ8とで二重にシールされている。ウエルトウエザーストリップ7のウエルト部9には、フランジ部4側の切欠部24と空気抜き溝26および空気抜き穴28とからなる逆止弁32付きの空気抜き通路23を形成してある。ドア閉時に、双方のウエザーストリップ7,8で隔離形成された空間Rの内圧上昇により逆止弁32の弁体29を瞬間的に開き、空間Rの空気を車室内側に逃がす。 (もっと読む)


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