説明

鬼怒川ゴム工業株式会社により出願された特許

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【課題】食われ現象の発生を低減してその耐久性(耐食われ性)を向上させるべく、カップシールに対して積極的に回動力を付与することができる構造を提供する。
【解決手段】環状のベース部16と、プライマリピストン3と摺動することになるインナシールリップ18と、アウタシールリップ17と、を備え、これらのベース部16とインナシールリップ18およびアウタシールリップ17の三者により断面略コ字状に形成されているプライマリカップシール12である。インナシールリップ18の根元部内周面に、プライマリカップシール12の軸心方向に対して捻れ角をもって傾斜した翼状面を有する複数の突起部20を形成するとともに、各突起部20の翼状面側の根元部に誘導溝部22を隣接形成してある。 (もっと読む)


【課題】発泡性材料の採用による軽量化と、伸縮防止対策として埋設されることになるワイヤ状の芯材との接着性と、を両立したドアグラスランを提供する。
【解決手段】断面略チャンネル状の本体部6と、この本体部6の開放側からチャンネル状空間の内側に向かって斜状に突設されたシールリップ10,11と、を備えたグラスラン4である。本体部6を形成している両側壁部7,8および底壁部9を発泡材にて形成して、その底壁部9にワイヤ状の芯材14を埋設する。芯材14を底壁部9から隔離するべく、芯材14をソリッド材からなる被覆層15にて被覆してある。シールリップ10,11は同様にソリッド材にて形成してある。 (もっと読む)


【課題】コイル材の幅方向中央部のブリッジ部を残して、その以外の部位にスリッターローラにてスリット加工を施す際に、各スリットのブリッジ部側端部でのクラックの発生につながるような非正規破断面の発生を防止する。
【解決手段】一対の鋸歯状のスリッターローラ5,6を噛み合わせて、それらのスリッターローラ5,6同士の間に、圧延芯材となるべき所定幅寸法のコイル材Wを供給する。コイル材Wの幅方向中央部にブリッジ部を残して、その以外の部位にスリッターローラ5,6にてスリット加工を施して、未拡開状態のスリットを形成する。スリッターローラ5,6には、ブリッジ部を切り残すために刃の一部を欠損させるようにして断面円弧状または半円状の凹状溝部13,14を形成しておく。 (もっと読む)


【課題】断面略コ字状を呈するグラスラン本体のうち少なくとも一部を比較的硬質な熱可塑性樹脂をもって形成することで軽量化を図りつつも、悪路走行時等における打音の発生を防止したグラスランを提供する。
【解決手段】グラスラン本体13の両側壁部13a,13bおよび底壁部13cを比較的硬質なポリプロピレンをもってそれぞれ形成することにより、グラスラン本体13に所定の剛性を確保しつつ当該グラスラン本体13の各壁部13a,13b,13cを薄肉化するとともに、グラスラン本体13の各壁部13a,13b,13cの外面に比較的軟質な熱可塑性エラストマーからなる突条部17a,17b,17cを形成し、グラスラン本体13の各壁部13a,13b,13cが当該グラスラン本体13を受容するドアサッシュ部2に当接することを防止する。 (もっと読む)


【課題】ガラス部材等に対して摺動性を有する摺動性組成物、グラスラン,ウェザーストリップ等の摺動製品において耐久性,柔軟性等の諸特性を向上させる。
【解決手段】少なくともEPDM100phrに対しオレフィン系樹脂材料200phr〜350phr,カーボンブラック100phr〜300phrを配合して混練し架橋された熱可塑性エラストマーと、少なくともシリカを含む無機充填剤50phr〜300phrと、シリコーン化合物50phr〜150phrと、を配合した複合材料を用いる。前記オレフィン系樹脂材料は、熱可塑性エラストマー全体の50wt%以下とする。前記の熱可塑性エラストマー中のカーボンブラックにより、EPDM成分とのバウンドラバーが形成され、オレフィン樹脂成分の結晶化が抑制される。 (もっと読む)


【課題】シールリップのシール線がヒンジセンタの前後に跨っている場合に、シール線の連続性を確保しつつ、どの部位においても一定の面圧でシールリップを相手側部材に圧接させ、シール性の向上と耐久性の向上を図る。
【解決手段】ヒンジセンタよりも前側の一般部4Aでは、車外側が凸となるように湾曲した第1シールリップ9aをドア閉時に車外側に向かって相手側シール面10に圧接させる。ヒンジセンタよりも後側の反転部では、第2シールリップをドア閉時にその根元部から先に車内側に引き込むことで、第2シールリップを車内側に向かって相手側シール面に圧接させる。一般部4Aのうち反転部に近い部分では、第1シールリップ9aの断面形状が一般部4A側から反転部側に向かって徐変している。 (もっと読む)


【課題】簡単な構造をもってドアフレームの吸い出されを防止することのできる自動車用ドアの吸い出され防止装置を提供する。
【解決手段】ドアサッシュ3から車体7のドア開口縁部8側へ向けて突出する係合ブロック24をドアウェザーストリップ19と一体に形成する一方、車体7のドア開口縁部8にはドアサッシュ3側へ突出する膨出部12を形成する。係合ブロック24は、ドア閉時において、ドア開方向Oで膨出部12と干渉せず、且つ高速走行時におけるドアサッシュ3の吸い出され方向Fにおいて膨出部12と干渉するように設定し、係合ブロック24と膨出部12との当接をもってドアサッシュ3の吸い出されを防止する。 (もっと読む)


【課題】相手側のパネルフランジ部に対する挿入性や組付性を阻害することなく、相対位置決め精度を高めて、位置ずれや組み付け後の脱落を未然に防止できるようにしたウエルトの取付構造を提供する。
【解決手段】先端に折り返し部12が形成された一方のフランジ部9aと、他方のフランジ部10aとを重ね合わせた重合フランジ部11に、ウエルト部5を取り付ける構造である。ウエルト部5の正規組付状態では、フランジ部10aがウエルト部5の底壁部5aに着座することで、重合フランジ部11に対するウエルト部5の相対位置決めがなされ、同時にウエルト部5の脚片部5bに形成した一対の押さえリップ16と断面C字形状の位置決めリップ17にて折り返し部12を挟み込んでいる。 (もっと読む)


【課題】ウインドウガラスのがたつきを効果的に抑制することのできるグラスランを提供する。
【解決手段】上下方向に延びるグラスラン縦辺部6aにおいて、ウインドウガラス5に表裏両面からそれぞれ弾接する両シール部9,13をメインシールリップ10,14とサブシールリップ11,15とを有する二股状にそれぞれ形成する。そして、アウタ側シール部9におけるアウタメインシールリップ10をグラスラン本体7の開口側に向けて斜めに突設する一方、インナ側シール部13におけるインナメインシールリップ14をグラスラン本体7の底壁7c側に向けて斜めに突設することにより、両シール部9,13におけるメインシールリップ10,14同士をグラスラン本体7における両側壁7a,7bの高さ方向で重合関係となるようにオーバーラップさせる。 (もっと読む)


【課題】比較的比重の低い材料を採用することで軽量化を図りつつも、シール性および遮音性を向上させることのできる自動車用ウェザーストリップを提供する。
【解決手段】中空状のメインシールリップ12を低比重材料からなる外層12aと、その低比重材料よりも比重の大きい高比重材料からなる内層12bとの二層構造のものとして形成し、メインシールリップ12のうち取付基部10から立ち上がる室内側および室外側のそれぞれの周壁部14,15について、内層12bの肉厚T1を両周壁部14,15に跨る円弧状頂壁部16における内層12bの肉厚T2よりも大きく設定する。 (もっと読む)


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