説明

吉澤石灰工業株式会社により出願された特許

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【課題】
軟弱な土壌に添加して、その地盤強度および支持力を高めるための土質改良材であって、添加に伴う土壌のpHの上昇を抑制し、土壌が強アルカリ性になることが引き起こす生態系への悪影響を防ぐことができる土質改良材と、それを使用した土質改良方法を提供する。
【解決手段】
生石灰および(または)軽焼ドロマイト100質量部に対して活性白土を50〜100質量部、半水石膏を50質量部以下配合してなる土質改良材を、軟弱な土壌1mに対して200kg以下の量添加して、混合する。それにより土壌を固化させて、その地盤強度および支持力を高めるとともに、そのpHを低く抑える。 (もっと読む)


【課題】生石灰(焼成ドロマイトを含む)の保存性を高め、密閉されていない条件で長期に保存した場合でも、雰囲気から水分を吸収して消化されてしまうことがなく、しかも、水和反応を行なおうとするときはいつでも水和が可能なような生石灰と、その製造方法を提供する。あわせて、その生石灰を所望の時点で水和させて、その発熱を安全に利用する方法を提供する。
【解決手段】生石灰の粒子の表面に、アクリルゴム、カルボキシ変性ニトリルゴムまたはそれらの混合物のコーティングを設ける。水和に当たっては、このコーティングを破壊するトリガー物質として、第四級アンモニウム塩である界面活性剤を含む水和水を作用させる。水和水の適用から若干のタイムラグをへたのち、発熱が始まって、顕著に進行する。 (もっと読む)


【課題】産業廃棄物である廃石膏、高炉スラグ、フライアッシュを、建材として使用できる程度の強度を有した硬化体を、エネルギー抑制効果が高くしかも安価に製造できるようにする。
【解決手段】廃石膏、高炉スラグ、フライアッシュの粉末混合物に水を添加してペースト状にしたものに、焼成ドロマイト(CaO・MgO)を刺激剤として1〜3%を添加し、養生温度を40〜60℃として養生することで、ポルトランドセメントを刺激剤として用いた場合よりも硬く、建材としてこのまま利用することができる硬化物を簡単に得る。 (もっと読む)


【課題】
石灰石またはドロマイトの焼成により生石灰または焼成ドロマイトを製造したときに副生する、未燃焼の炭素粉末(未燃C)を含有する焼成ダストを処理し、未燃Cを分離除去することによりCaO分またはCaO+MgO分を回収し、焼成ダストの再資源化を可能にする方法を提供すること。
【解決手段】
未燃Cを含む焼成ダストを、起泡剤を加えた水に加え、空気を吹き込んで浮遊させる浮遊選鉱処理により炭素粉末を浮上させ、沈降した水酸化カルシウムまたは水酸化カルシウムおよび水酸化マグネシウムを回収する。空気に代えて二酸化炭素ガスまたは二酸化炭素ガスを含有する空気を吹き込めば、炭酸カルシウムまたは炭酸カルシウムおよび炭酸マグネシウムを回収することができる。 (もっと読む)


【課題】消石灰のような、貯蔵容器や配管に付着しやすい粉体の付着性を評価する、簡易であるが的確であって、実装置の設計に参考になるデータが得られる方法および装置を提供する。
【解決手段】一定量の粉体を円筒容器内に入れ、蓋をして、円筒容器を、軸を水平に保って所定の速度で回転させ、所定時間ののち円筒容器の蓋を開けて倒立させて粉末を排出し、内壁に付着して残存した粉体の割合を測定する。 (もっと読む)


【課題】
衛生処理剤であって、適用時に粉塵が飛散するという問題がなく、液体と同様に均一な散布が可能であって、火災に至るような局部的な高温を招くおそれもなく、かつ、少なくとも通常の生石灰レベルの使用効果を有するものと、それを使用した消毒・殺菌方法を提供する。
【解決手段】
比表面積(窒素吸着法によって測定されるBET比表面積)が、0.05〜0.5m2/gの範囲にある生石灰粉末を有効成分とし、これに生石灰の1〜5重量%の脂肪酸を混合してなる衛生処理剤。使用に当たっては、この衛生処理剤を重量で4〜5倍の水に混合してスラリーとし、このスラリーを噴霧する。 (もっと読む)


【課題】厚さ方向にはナノサイズであるが、面方向には十分な広がりの粒径をもった板状体の結晶体であって、低速の電子線や真空紫外線のような、比較的弱い励起電磁波によっても高い輝度の発光をするもの、特に使用中に環境から水分を再吸着しても発光特性が実質上低下しないものを提供し、それによって、次世代パネルディスプレイに対する要求を満たす。
【解決手段】K2O・Al23・2SiO2・xH2Oの組成を有し、六角板状の結晶形態をもつ「リンデQ」型ゼオライトを、希土類金属の可溶性塩の水溶液に浸漬して、ゼオライト中のKと希土類金属の3価または2価のイオンとのイオン交換を行なったのち、濾過、洗浄、乾燥をへて、200〜900℃の温度で焼成する。蛍光スペクトルのピークは、希土類金属としてEuを用いたものは610nm(赤色)、Tbを用いたものは540nm(緑色)、Tmを用いたものは453nm(青色)。 (もっと読む)


【課題】海苔、煎餅などの乾燥食品の乾燥保存に使用する生石灰乾燥剤の改良。軟焼生石灰よりも初期の水和反応が穏和で、したがって急激な温度上昇がなく、一方、硬焼生石灰よりは初期の吸湿能力が高く、しかもそれが長時間持続する乾燥剤を、コストを高めることなく提供する。
【解決手段】基本的な態様の乾燥剤は、ドロマイトを焼成して、残留炭酸ガスR−CO2を1〜3%としたものを主剤とする乾燥剤。変更態様の乾燥剤は、ドロマイトを焼成して残留炭酸ガスを1〜3%としたものと、粗粒滴定法による活性度が100〜300の硬焼生石灰とを、混合物中の硬焼生石灰が最大70重量%となるように混合してなる乾燥剤。単位重量当たりの吸水量が高く、初期から高い吸水量を示し、それが長期間持続する。 (もっと読む)


【課題】人工真珠核の材料として使用可能な、フラックス成分の含有量が低く、密度が2.5g/cm3以上であり、白色度が高い炭酸カルシウム焼結体の製造方法を提供する。
【解決手段】フラックスとして、炭酸リチウム、炭酸ナトリウムおよび炭酸カリウムの共晶またはそれに近い混合物であって、融点が400℃以下であるアルカリ金属炭酸塩混合物を使用する。フラックス粉末を炭酸カルシウムの粉末で段階的に希釈して行くことにより、最終的にアルカリ金属炭酸塩混合物が炭酸カルシウムとの配合物の重量の3%未満、好ましくは1%以下である、緊密な配合物を形成する。この配合物を圧縮成型−静水圧成型し、得られた成型物を炭酸ガス雰囲気下に、460〜480℃の温度において焼結する。 (もっと読む)


【課題】石灰石製造工程において発生する水洗廃泥と、シリカ系廃棄物とから水硬性石灰を製造する方法において、その原料調製のための工程を短縮し、より少ない設備と操業時間で水硬性石灰を製造することが可能な方法を提供する。
【解決手段】下記の諸工程からなる方法:A)採掘され、粉砕された石灰石を水洗したときに生じる石灰石水洗廃水をシックナーで処理し、固形分が濃縮された石灰石水洗スラリーを得る凝集沈殿工程、B)石灰石水洗スラリーを撹拌槽に入れ、シリカ系廃棄物の粉末を添加して撹拌する湿式混合工程、C)混合物をフィルタープレスにより処理して混合物ケークを得る濾過工程、D)混合物ケークを乾燥し、塊を粗砕したのち造粒して焼成用ペレットを得る造粒工程、および、E)焼成用ペレットを焼成し、部分的に消化して水硬性石灰を得る焼成・消化工程。 (もっと読む)


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