説明

近畿車輌株式会社により出願された特許

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【課題】背もたれ間に凹部やすき間がなく、座席の座り心地を向上させることができるとともに、これら座席間の空間を有効に利用することのできる鉄道車両の腰掛を提供する。
【解決手段】乗客が横に並んで腰掛ける座と背もたれからなる座席どうしの間に、支点を軸に揺動可能に取り付けられた可動式の肘掛を備える鉄道車両の腰掛において、前記可動式肘掛の揺動支点を、前記背もたれより座面前後方向前方側に配置する。以上の構成により、従来着座人体の肘付近かその後方に設けられていた肘掛の揺動支点(回動軸)を、着座人体の手首付近やその前方に設定し、座面側あるいは座席前方側への肘掛の収納を可能する。 (もっと読む)


【課題】床面に敷き詰められる床材間の目地を目立たせることなく、車両の客室の床に要求される防水性能を長期にわたり維持することのできる鉄道車両と鉄道車両用難燃性床材の施工方法を提供する。
【解決手段】床面に施工すべき床材1を予め所定寸法に切り分け、これら床材の各縁部に裏面側から、テーパー状の面取り、または、略半円状あるいは段状等の切り欠きを形成するとともに、前記縁部の一部が除去された各床材の端面どうしを所定の方向に付き合わせた時に生じる目地に沿った凹部(溝10)に、第1の接着剤を充填して各床材を一体とした後、この床材を第2の接着剤を用いて車両の客室の床面に貼り付ける。 (もっと読む)


【課題】車両の外板の一面に当てがい接合する当てがい部材の接合壁に他の当てがい部材の接合壁に重ねるため逃がし部を形成する加工が、その逃がし部に歪みや傾きを生じないで達成できるようにする。
【解決手段】外板3への接合壁11と接合壁11から後方への立ち上がり壁12とを少なくとも有して他の当てがい部材の側部に突き合わされる当てがい部材1に対し、その突き合わせ端部での接合壁11の、他の当てがい部材の接合壁に重ねる部分を、この接合壁の厚み分だけ後退するように変形させるのに、接合壁11と立ち上がり壁12との屈曲部13ないしはそれに対応する位置に、前記変形によって生じる段差部16域に対応した範囲で、孔Aを予め設けておいて、前記変形させる加工を行うことにより、上記の目的を達成する。 (もっと読む)


【課題】車体の上部間での下前後支持および部連接部を中心としたヨーイングへの対応を損うことなく、車体捩り荷重の軽減と滑らかな緩衝とを耐久性よく確保できる。
【解決手段】車体2、3間に、球面軸受を含み少なくとも相互間のヨーイングを許容する軸受を介し連結して、下部間を連接した下部連接部101と、一方の車体2に基部が固定された固定ブラケット31と、他方の車体3に基部が固定された固定ブラケット32の左右2箇所の支持部331に基部の左右2箇所の被支持部341を少なくとも前後方向、および左右方向に弾性支持力を働かせる弾性支持手段33を介し支持した可動ブラケット34とを、球面軸受35を介し連結して車体2、3の上部間を連接した上部連接部102と、を備えたものとして、上記の目的を達成する。 (もっと読む)


【課題】戻り規制方式を改良して異常な戻し力は逃がして異常を解除し、その後の作用で自動復帰できるようにする。
【解決手段】車輪と作用体との自動隙間調整装置11において、ラッチ受7とラッチ8との戻り規制側の係合面7a2を、滑り側の傾斜面7a1の傾斜よりも小さくかつ反対向きに傾斜させたことにより、上記の目的を達成する。 (もっと読む)


【課題】コスト上昇の原因とならずに高い防音性、断熱性が得られるようにする。
【解決手段】表裏の板1、2間が複数の中空部3を有して連結された中空形材4であって、中空部3による減圧空間または真空空間3aを設けることにより、上記の目的を達成する。 (もっと読む)


【課題】溶接痕に類似な視覚的外観をもたらさないで膜の貼付けによる金属板の表面処理ができるようにする。
【解決手段】裏面側からの溶け込み10を持ってライン状に溶接されている金属板1の表面に膜4を貼付けて装飾などの表面処理をするのに、溶接ライン3を外して複数の膜4を貼付けることにより、上記の目的を達成する。 (もっと読む)


【課題】溶接の作業能率を上げられ、溶接物製品のコストの低減が図れるようにする。
【解決手段】2つの溶接作業域Z1、Z2に配置されて被溶接材1、2を受載し溶接に供する定盤81、82、これら定盤81、82に受載されるどの被溶接材1、2をも溶接できるよう自走機能を有し、単独レーザ、複数異種レーザによるハイブリッド、レーザとアークによるハイブリッドの1つにより溶接を行う溶接ロボット7、溶接ロボット7の1つの定盤81または82での溶接作業域Z1またはZ2を単独で、あるいは他の設備、設置物83、建造物などの静止物と協働して覆う大きさおよび形状を持ち、一方の定盤81での溶接作業域Z1と他方の定盤82での溶接作業域Z2とに移動できる自走機能を有したレーザ漏れ防止カバー体84、を備えて、上記の目的を達成する。 (もっと読む)


【課題】配線を固定するための部材を別途取り付ける必要がなく、簡素な構造で配線の口出し部を容易に固定することのできる配線ダクトを提供する。
【解決手段】配線ダクトを構成する筒状部材1の少なくとも一方の端部に、筒状部材1の長手方向に突出する配線ささえ部1aを一体に形成し、この配線ささえ部1aに配線を結束する結束部材2を係止して、配線の口出し部を固定する。以上の構成により、振動による配線とダクト端部(開口縁部)との擦れに起因する配線の断絶を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】内柱を兼用する先のつかみ部材の利点を損なわずに、つかみ部を強く握り締められるより安全なものとする。
【解決手段】車両1の出入り口2の脇に内柱を兼ねたつかみ部材3を設けるのに、つかみ部材3は、出入り口2の脇から車両内側に延びた柱板3aの先端部付近に、柱板3aとの間に複数の連絡部3bを残すつかみ用の窓3cを持ってつかみ部3dを設けたものとして上記の目的を達成する。 (もっと読む)


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