説明

ヤマハマリン株式会社により出願された特許

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【課題】トップカウルがリサイクル可能で、軽量化と高級外観品質の向上を両立させることが可能である。
【解決手段】
トップカウル40の開口縁部40aの内側に接着により取り付けたフック取付部材44にトップ側フック45を取り付け、トップ側フック45と、ボトムカウル20の開口縁部20aに取り付けたボトム側フック23とを係合する船外機のカウル構造において、フック取付部材44は、非鉄金属材料プレートをプレス成形して形成され、プレス成形の絞りによってトップ側フック45を取り付けるフック固定部44bを形成した。 (もっと読む)


【課題】トップカウルを鋳造法で成形する場合に、最適な製品形状を提案する。
【解決手段】船外機のトップカウル71は船外機の前後方向L1に沿った帯状の肉厚部71cを有する。肉厚部71cはトップカウル71の内側に突出して形成される。トップカウル71はボトムカウル70との合い面開口部を有し、肉厚部71cは前側の開口縁から後ろ側の開口縁に渡って連続して形成されている。 船外機のトップカウルを非鉄金属で形成するためのトップカウル製造用鋳型であり、トップカウルの開口部の船外機の前後方向の一端部に対応する位置に入側湯口を設け、船外機の前後方向の他端部に対応する位置に出側湯口を設け、入側湯口からカウル天井部を介して前記出側湯口への天井湯流れ型空間と、入側湯口からカウル側方向を介して前記出側湯口への側方湯流れ型空間とを設け、天井湯流れ型空間の湯流れ速度を前記側方湯流れ空間の湯流れ速度より速くなるように形成した。 (もっと読む)


【課題】 船外機における内燃機関用の潤滑油を貯留するオイルパンを冷却することにより、潤滑油を冷却して、その劣化を防止すると共に、この潤滑油による内燃機関の潤滑が良好に達成されるようにする。
【解決手段】 船外機6は、船体に支持されるケース10と、このケース10の上端部に支持される内燃機関12と、ケース10に形成され内燃機関12の潤滑油28を貯留するオイルパン29と、このオイルパン29に一体的に形成される冷却水ジャケット58とを備える。この冷却水ジャケット58を内燃機関12側に連通させる冷却水通路66を形成する。冷却水ジャケット58を、オイルパン29の底部に形成し、このオイルパン29の外壁面の少なくとも一部と冷却水通路66との間に空間70を形成する。 (もっと読む)


【課題】 第1の目的は、燃料噴射インジェクタが突出せず船外機の小型化が可能であり、第2の目的は、吸気通路壁面に付着する燃料を少なくし、なおかつ吸気通路の形状を制限しないような燃料噴射インジェクタの配置が可能である。
【解決手段】
平面視で、吸気管31が吸気通路45を介して鋳造によって成形されたシリンダヘッド14の吸気ポート45aに接続され、吸気通路45と動弁系部品A1の間に燃料噴射インジェクタ60を配置する構造のエンジン10において、シリンダヘッド14には、動弁系部品A1を取り付ける動弁系部品取付部14aと、燃料噴射インジェクタ60を取り付ける燃料噴射インジェクタ取付部14fとを有し、動弁系部品取付部14aと燃料噴射インジェクタ取付部14fとを、クランク軸方向から見た時少なくとも一部分14eがラップするように配置した。 (もっと読む)


【課題】第1にカウリング内に水が浸入し滞留しても水が飛散しない構造を実現し、第2にカウリング内に浸入した水がエンジンに直接かからない構造を実現する。
【解決手段】
エンジン10を覆うトップカウル700とボトムカウル701からなるカウリング7と、トップカウル700に設けられている外気取り入れ用開口部710と、この外気取り入れ用開口部710とエンジンルーム80に外気を吸入する吸気エアダクト713とを繋ぐ空間である吸気室711とを備え、外気取り入れ用開口部710から取り入れられる空気が、吸気室711から吸気エアダクト713を介してエンジンルーム80へ導かれる船外機1であって、ボトムカウル701の内側に、吸気エアダクト713からカウリング7内に浸入した水を溜めておく水溜め部90aを配置し、水溜め部90aは、水を導入する水溜め開口部90a1を有している。また、水溜め部90aに、水を誘導する水通路90c1を設ける。 (もっと読む)


【課題】多量の水が吸気室に浸入してもスムーズに排出できる水分離構造を実現する船外機を提供する。
【解決手段】エンジン10を覆うカウリング7と、このカウリング7に設けられている外気取り入れ用開口部710と、この外気取り入れ用開口部710とエンジンルームに外気を吸入する吸気エアダクト713とを繋ぐ空間である吸気室711とを備え、外気取り入れ用開口部710から取り入れられる空気が、吸気室711から吸気エアダクト713を介してエンジン側へ導かれる船外機1であって、吸気室前部壁712cを、平面視でその中央部が船外機前後方向後方へ突出した形状とし、吸気室前部壁712cの船外機前後方向後方に吸気エアダクト713を配置し、吸気エアダクト713の船外機前後方向後側を避けた両側に外気取り入れ用開口部710を配置し、外気取り入れ用開口部710を吸気室前部壁712cの左右端部まで開口させている。 (もっと読む)


【課題】 船外機の駆動による船の前進時に減速させたり、後進させたりした場合に、内燃機関を覆うカウリングの後空気取入口を通り、このカウリング内に外部の水しぶきが浸入しないようにする。また、上記のようにカウリング内に水しぶきが浸入しないようにした場合でも、このカウリング内の内燃機関に対し、その外部の空気が十分に供給されるようにする。
【解決手段】 船外機6は、船体側に支持される内燃機関と、この内燃機関を覆うカウリング24とを備える。このカウリング24の後部に、このカウリング24内にその外部の空気18を取り入れ可能とする後空気取入口30を形成する。後空気取入口30を開閉可能とする後開閉装置36を設ける。 (もっと読む)


【課題】 内燃機関における動弁装置の組立作業が容易にできるようにする。
【解決手段】 クランクケース16およびシリンダ21により構成されるエンジン外殻部材22と、クランク軸19に取り付けられる駆動ギヤ34と、エンジン外殻部材22側に軸受48,49により支持される回転軸50と、この回転軸50に取り付けられて駆動ギヤ34に噛合する従動ギヤ51と、回転軸50に取り付けられる駆動プーリ53と、カム軸32,33に取り付けられる従動プーリ54とを備える。エンジン外殻部材22とは別体に設けられてこのエンジン外殻部材22に取り付けられ、軸受48,49により回転軸50を支持するブラケット36を設ける。軸受48,49、回転軸50、従動ギヤ51、駆動プーリ53、およびブラケット36をユニット59とし、このユニット59を一体的にエンジン外殻部材22に取り付け可能とする。 (もっと読む)


【課題】 オイルパン内の潤滑油を、オイル管を通しオイルポンプが吸入しているとき、このオイルポンプに空気が不意に吸入されないようにして、内燃機関側に所定量の潤滑油が供給されるようにした場合に、潤滑装置の構成を、より簡単にできるようにする。
【解決手段】 船外機6の潤滑装置39は、船体に支持されるケース10の上端部に支持される内燃機関12と、ケース10に形成され潤滑油28を貯留するオイルパン29と、このオイルパン29の内底部に一端部44が開口し他端部45が内燃機関12側に向かって延びるオイル管47と、このオイル管47を通し内燃機関12側に潤滑油28を供給させるよう駆動するオイルポンプ49とを備える。このオイルポンプ49を、平面視で、オイルパン29の前部近傍に配置する。オイルパン29の内底面のうち、オイル管47の一端部44の下方に位置する一部分51よりも、その後方の他部分52をより高く位置させる。 (もっと読む)


【課題】 内燃機関の低中速回転域から高速回転域に至る全回転域でそれぞれ良好な慣性過給効果が得られるようにして、全回転域にわたりエンジン性能を向上させる。
【解決手段】 船外機における内燃機関の吸気装置は、シリンダ20,21群の各シリンダ20,21から延出する主吸気管33と、これら各主吸気管33の延出端部から延出する第1分岐管34と、各主吸気管33の延出端部から延出する第2分岐管35と、これら第2分岐管35の上流側端部を開閉可能とする開閉弁36とを備えている。第1分岐管34の長さを第2分岐管35のそれよりも長くする。大気に連通する第1サージタンク37を設ける。第1サージタンク37に上記各第1分岐管34の延出端部をそれぞれ連結する。第1サージタンク37とは別個に形成される第2サージタンク40を設ける。第2サージタンク40に上記各第2分岐管35の延出端部をそれぞれ連結する。 (もっと読む)


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