説明

東芝電子エンジニアリング株式会社により出願された特許

11 - 20 / 238


【課題】出力性能に優れた燃料電池を提供する。
【解決手段】アノード触媒層11、及び、前記アノード触媒層の一方の面に面して設けられたアノードガス拡散層12を含むアノード6と、カソード触媒層8、及び、前記カソード触媒層の一方の面に面して設けられたカソードガス拡散層9を含むカソード5と、前記アノード触媒層11及び前記カソード触媒層8の間に配置された電解質膜7とを含む膜電極接合体1を備え、前記アノード触媒層11及び前記カソード触媒層8は、少なくとも一方の貴金属重量密度が0.2g/cc以上0.8g/cc以下であり、かつ下記(1)式を満たすことを特徴とする燃料電池。
1≦(Ta/Tc) (1)
但し、Tcは前記カソード触媒層の厚さで、Taは前記アノード触媒層の厚さである。 (もっと読む)


【課題】出力性能が向上された燃料電池を提供する。
【解決手段】膜電極接合体1と、アノードガス拡散層9に面して設けられ、燃料取入れ面を有する燃料導入部30と、前記燃料取入れ面に面した燃料排出口22を有し、前記燃料排出口22を通して前記燃料導入部30に燃料を供給する燃料供給部2と、カソードガス拡散層12に面して設けられ、外表面に酸化剤を取入れるための開口を有する酸化剤導入部40を含み、前記膜電極接合体1の厚さ(TM)が700μm以上900μm以下の範囲であり、前記外表面から前記取入れ面までの厚さ(TC)と、前記膜電極接合体1の厚さ(TM)の比(TC/TM)が、2.3以上4.5以下の範囲であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】上記事情に鑑みて成されたものであって、耐圧性に優れた燃料タンクを備え、安全性の高い燃料電池を提供する。
【解決手段】燃料極と空気極と、これらの間に配置された電解質膜とを備えた起電部20と、燃料極に供給される燃料が収容される燃料タンク10と、を備え、燃料タンク10は、底板11Aと底板11Aの周縁から底板の厚さ方向に延びる側壁11Bとを備えるタンク本体10と、底板11Aと対向するように配置された天板16と天板16から突出した第1溶着部18Aおよび延在部18Bを備えたタンクキャップCPと、を備え、延在部18Bは、第1溶着部18Aよりも天板16の内側に配置され、天板16から突出する幅が第1溶着部18Aよりも大きく、側壁11Bの上端は、第1溶着部18Aと嵌合するように凹むとともに第1溶着部18Aと溶着により固定される第2溶着部11Tを備え、延在部18Bは、側壁11Bの内面沿って延びて配置される燃料電池。 (もっと読む)


【課題】隣接するアノード間又はカソード間の短絡を防ぐことが可能な燃料電池を提供する。
【解決手段】電解質膜17と、電解質膜17の一方の面に間隔をおいて配置された複数のアノード触媒層11およびアノード触媒層11のそれぞれに積層された複数のアノードガス拡散層12を有するアノード13と、電解質膜17の他方の面にアノード触媒層11のそれぞれと対向するように間隔をおいて配置された複数のカソード触媒層14およびカソード触媒層14のそれぞれに積層された複数のカソードガス拡散層15を有するカソード16と、を備え、アノード触媒層11は、電解質膜17に接する底面11S1と、アノードガス拡散層12と接するとともに11S1底面の面積より大きい面積を有する上面11S2と、を有する。 (もっと読む)


【課題】長期にわたり高い発電性能を維持できる膜電極接合体および燃料電池を提供する。
【解決手段】本発明の膜電極接合体1は、アノード触媒層5と、前記アノード触媒層5に積層されたアノードガス拡散層6と、カソード触媒層7と、前記カソード触媒層7に積層されたカソードガス拡散層8と、前記カソード触媒層7及び前記アノード触媒層5の間に配置された電解質膜4とを具備し、前記カソード触媒層7は、撥水性を有する炭素材料担体と、前記炭素材料担体に担持される触媒粒子と、固体高分子電解質とを含み、前記カソード触媒層7中の前記固体高分子電解質の含有量は16.7〜28.6重量%であり、且つ発電後における前記カソード触媒層7と前記カソードガス拡散層8との間の剥離強度が0.256〜0.36N・cm−2であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】出力特性に優れた燃料電池を提供する。
【解決手段】燃料電池は、一対の燃料電池本体5と、放熱部材とを備えている。燃料電池本体5は、起電部と、燃料分配機構とを具備している。一対の燃料電池本体5は、アノード同士が対向するように配置されている。放熱部材は、一対の燃料電池本体5間に配置され、少なくとも一対の燃料電池本体5のアノード側から伝わる副射熱を外部に放出する。 (もっと読む)


【課題】 耐圧特性に優れ、容積率の高い燃料供給源を備えた燃料電池を提供する。
【解決手段】 燃料電池は、起電部と、燃料分配機構と、燃料供給源とを備えている。起電部は、アノード、カソード及び電解質膜を含んだ膜電極接合体を有する。燃料分配機構は、燃料排出面及び燃料排出口を有する。燃料供給源は、樹脂で形成され、燃料を収容し、燃料を燃料分配機構に与える燃料収容部と、補強部材63とを有している。補強部材63は、少なくとも燃料収容部の最大面積面61Sと対向し、最大面積面61Sと接し、燃料収容部より耐圧特性に優れている。 (もっと読む)


【課題】燃料の漏れがなく、燃料の供給が途絶えることのない、信頼性の高い燃料電池を提供する。
【解決手段】燃料電池は、起電部6と、燃料分配機構15と、ポンプ7とを備えている。起電部6は、アノード21、カソード24、及び電解質膜27を含んだ膜電極接合体10を有する。燃料分配機構15は、燃料排出面51Sを持ち、燃料排出面と対向した側が開口し、内面側に起電部6を収容した容器50、並びに燃料排出面の一部を開口して設けられた燃料排出口54及び容器の外面の一部を開口して設けられた燃料取入口56bを連通するように容器に形成された細管57cを有している。ポンプ7は、容器50の外面に取付けられ、燃料取入口56bに直に連結され、燃料取入口56bに燃料を送る。 (もっと読む)


【課題】液体燃料の漏れを防止し、燃料の利用効率を向上することが可能な燃料電池を提供することを目的とする。
【解決手段】電解質膜と、前記電解質膜の一方の面に形成されたアノードと、前記電解質膜の他方の面に形成されたカソードと、を有する膜電極接合体と、前記膜電極接合体のアノード側に配置され、前記アノードに向けて燃料を供給する燃料供給機構と、前記燃料供給機構と前記アノードとの間に配置され、開孔が形成されたフィルム部材と、前記フィルム部材の前記燃料供給機構に向かい合う下面の周縁部に一体的に形成されるとともに一連の枠状に形成され前記燃料供給機構に密着した下面シール部材と、を有するアノードフィルムと、前記アノードフィルムの前記フィルム部材に形成された開孔を塞ぐ気液分離膜と、を備えたことを特徴とする燃料電池。 (もっと読む)


【課題】フィルタ本体の外周部などにおける解れを防止し、所定のサイズ以上の異物の通過を確実に防止することができる燃料電池用フィルタ、およびその燃料電池用フィルタを備えた燃料電池を提供する。
【解決手段】フィルタ10は、中央に開口を有する2つの平板部材11、12と、平板部材11と平板部材12との間に、平板部材11、12のそれぞれに形成された開口を塞ぐように配置されたフィルタ部材13とを備えている。また、フィルタ10を構成する平板部材11、12およびフィルタ部材13は、それぞれを積層した状態で外周部を溶着することで一体的に構成されている。 (もっと読む)


11 - 20 / 238