説明

日本バイリーン株式会社により出願された特許

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【課題】 従来のワイピング材では、繊維の太さや繊維間隙と、拭取対象物との物理的な大小関係によって捕捉性能を期待するに過ぎず、繊維径よりも小さな塵埃に対しては実質的に拭き取り、捕捉することが難しいかった。従って、本発明では、熱融着繊維表面のタック性を利用し、拭取対象物を効率的に捕捉することが可能となる。
【解決手段】 本発明は、構成繊維と熱融着繊維とが繊維間接合されてなる不織布ワイパーにおいて、上述した熱融着繊維を構成する熱可塑性樹脂が、55以下のデュロメータ硬さ(HDD)を有するものである。また、上述した熱融着繊維を構成する熱可塑性樹脂として、ポリエチレン共重合体を採用するのが好ましく、特に、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−メチルアクリレート共重合体(EMA)、低密度ポリエチレン(LDPE)から選ばれた1種又は2種以上の混合物からなることが好適である。 (もっと読む)


【課題】濾材の端面への枠体への固着作業を効率的、かつ確実に行うことができる、フィルタエレメントの製造方法、フィルタエレメント製造用治具、及びフィルタエレメントの製造装置を提供すること。
【解決手段】濾材101の端面に枠材102を固着してなるフィルタエレメントの製造方法であって、可動板112を有するフィルタエレメント製造用治具110内に濾材101を折り襞と直交する端面が可動板112側となるように収納するとともに、濾材101の端面に接着層を介して枠材102を配置し、次いで、加熱板221を前記可動板112に押し当てて内方に移動させ、前記枠材102を濾材101の端面に加熱圧着することを特徴とする。
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【課題】 本発明は、膏体を塗布形成するための貼付薬用伸縮性不織布に関するものであり、患部に膏体面の一部を貼着した状態で膏体と患部との密着を図るために貼付薬を伸ばした状態で貼付薬を貼着した場合であっても、患部の動きに追従し得る貼付薬用伸縮性不織布を提供すること。
【解決手段】 この目的の達成を図るため、本発明に係る貼付薬用伸縮性不織布の構成によれば、顕在化した潜在捲縮繊維を主体とし、この潜在捲縮繊維の繊維長が60mm以上100mm以下であることを特徴としている。また、この貼付薬用伸縮性不織布にあっては、その縦及び/または横の伸び率が200%以上であることが好適である。 (もっと読む)


【課題】 複数台の繊維開繊装置への繊維供給量を均一化することのできる繊維分配装置、及び繊維分配方法を提供すること。
【解決手段】 本発明の繊維分配装置は、供給された繊維を分配し、排出して複数台の繊維開繊装置へ供給できる繊維分配装置であり、この繊維分配装置は内部が中空の筐体と、この筐体内で回転できる回転体を備えており、前記筐体は内部へ繊維を供給できる繊維供給口と、繊維の供給方向と交差する方向に位置し、内部から繊維を排出できる複数の繊維排出口を備えており、かつ、前記回転体は回転軸側端部から筐体内部壁面方向に傾斜した側壁をもつ羽根を複数枚備えている。本発明の繊維分配方法は、上記繊維分配装置を用いる方法である。 (もっと読む)


【課題】光触媒を用いて被処理水中の有機物を効率よく分解し、脱色する水処理方法および装置を提供する。
【解決手段】被処理水を流入口5から流入させるコンクリート製水槽4内に、光触媒を担持した不織布の布帛1を設置する。太陽光により、光触媒にヒドロキシラジカルを発生させる一方、被処理水中の有機物を効率良く分解し、脱色する。脱色された処理水を放流口6より放流する。また、光触媒を担持した不織布の布帛1全体を水中で往復運動させたり振動させたりすることにより、単位時間に光触媒に接する水の量を飛躍的に増やすことができ、処理効率を高めることができる。さらに、被処理水を不織布プリーツ構造体2の上に直接流下する方法、さらに、懸濁した被処理水を散水する方法により、処理効率を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】 イオン透過性、気体透過性、或いは液体透過性等に加えて、機械的強度の優れることによって、各種用途に適用できる不織布、及び不織布の製造方法を提供すること。
【解決手段】 本発明の不織布は、熱可塑性樹脂繊維と前記熱可塑性樹脂繊維の融点よりも高い融点又は炭化温度を有する樹脂からなる耐熱性繊維とを含む不織布であり、前記不織布構成繊維が前記熱可塑性樹脂繊維構成熱可塑性樹脂と同じ組成の熱可塑性樹脂により、皮膜を形成していない状態で融着固定されている。本発明の不織布は、熱可塑性樹脂繊維と耐熱性繊維とを用いた繊維ウエブに熱処理を実施し、前記熱可塑性樹脂繊維の一部のみを溶融させ、融着固定することにより製造できる。 (もっと読む)


【課題】 海樹脂成分量が少ない場合であっても、島樹脂成分同士が結合していない海島型繊維を紡糸することのできる紡糸口金装置、及びこれを用いた海島型繊維の製造方法を提供すること。
【解決手段】 本発明の紡糸口金装置は、分配板2枚以上がスペーサーを介して積層され、前記分配板の中で最も下流に位置する最下流分配板よりも下流側に、最下流分配板の最も外側に位置する最外細孔から吐出された樹脂が集合内壁部と接触するまでの距離が1mm以上ある集合内壁部を備えたノズル板を備えている。本発明の製造方法は、前記紡糸口金装置を使用する方法である。 (もっと読む)


【課題】 イオン透過性、気体透過性、或いは液体透過性等に加えて、機械的強度の優れることによって、各種用途に適用できる不織布、及び不織布の製造方法を提供すること。
【解決手段】 本発明の不織布は、熱可塑性樹脂繊維と耐熱性繊維とを含む不織布であり、前記不織布構成繊維が熱可塑性樹脂により皮膜を形成していない状態で融着固定されている融着領域と、前記熱可塑性樹脂繊維と耐熱性繊維を含む熱可塑性樹脂繊維存在領域とを備えている。本発明の不織布は、熱可塑性樹脂繊維と耐熱性繊維とを用いて形成した繊維ウエブの一部の領域に対してのみ熱処理を実施し、前記熱可塑性樹脂繊維の少なくとも一部を溶融させ、溶融した熱可塑性樹脂を凝集させた後、凝集した熱可塑性樹脂を無圧下で凝固させ、皮膜を形成していない状態で融着固定して融着領域を形成して製造できる。 (もっと読む)


【課題】 繊維集合体の剥離性に優れ、所望の繊維集合体を連続して製造できる静電紡糸用捕集装置を提供すること。
【解決手段】静電紡糸用捕集装置は、静電紡糸法により紡糸された繊維を集積する集積部材と、前記集積部材に接触するとともに電位差形成手段に接続された電位差形成媒体を備える捕集装置であり、前記集積部材の繊維集積面にシリコーン樹脂を備えており、前記集積部材の繊維集積面における任意の単位領域と、前記電位差形成媒体と電位差形成手段との接続部との間の電導度が10−10S以上である。 (もっと読む)


【課題】 紡糸不良を生じることなく紡糸でき、しかも融着や固化を生じることなくエチレン−ビニルアルコール共重合体島成分繊維を形成できる海島型繊維を提供すること。
【解決手段】 本発明の海島型繊維は、エチレン−ビニルアルコール系共重合体を島成分とし、融点が200℃以下かつ温度70℃の3重量%苛性ソーダ水溶液中で60分以内に抽出可能な易抽出樹脂を海成分としている。好ましくは易抽出樹脂が脂肪族ポリエステルからなる。 (もっと読む)


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