説明

富士シリシア化学株式会社により出願された特許

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【課題】 ツブ貝体腔粘液からの抽出液を有効成分とする制癌用組成物と、その制癌用組成物を有する食品および医薬品を提供する。
【解決手段】 ツブ貝体腔粘液からの抽出液を癌細胞に添加して培養したところ、癌細胞の増殖を抑制する効果が認められた。従って、ツブ貝体腔粘液からの抽出液を有効成分とする制癌用組成物,およびその制癌用組成物を含有する食品や医薬品は、癌細胞の増殖の抑制を期待できる。なお、上述したツブ貝と呼ばれるものの多くは、エゾバイ科に属する種である。 (もっと読む)


【課題】 コンブ抽出液を有効成分とする制癌用組成物と、その制癌用組成物を有する食品および医薬品を提供する。
【解決手段】 コンブから抽出したコンブ抽出液をヒト膀胱癌細胞株JTC−30に添加して培養したところ、コンブ抽出液の添加を行わないcontrolに比べて癌細胞の増殖を抑制する効果が認められた。従って、コンブ抽出液を有効成分とする制癌用組成物,およびその制癌用組成物を含有する食品や医薬品は、癌細胞の増殖の抑制を期待できる。 (もっと読む)


【課題】金属イオンの吸着に伴ってタンニンが酸化分解されても、吸着した金属を保持することができ、製造時にアルデヒドを使用しなくても済むタンニン含有多孔質体の提供。
【解決手段】本発明のタンニン含有多孔質体は、アルコールまたはアルコール水溶液を溶媒として、この溶媒にタンニンを溶解してなるタンニン溶液を、細孔内表面に水酸基を有する多孔質基材に吸収させた後、加熱によって溶媒を除去することにより、タンニンと水酸基とを化学結合させたものである。このようなタンニン含有多孔質体に金属イオンを吸着させると、タンニンによって還元された金属が多孔質基材の細孔内に閉じ込められるので、金属イオンの吸着に伴ってタンニンが酸化分解されても、吸着した金属を多孔質基材の内部に保持することができる。 (もっと読む)


【課題】金属イオンの吸着に伴ってタンニンが酸化分解されても、吸着した金属を保持することができるタンニン含有多孔質体の提供。
【解決手段】タンニン含有多孔質体1は、多孔質基材3の内部に不溶性タンニン粒子5が固定された構造になっている。多孔質基材3は、不溶性タンニン粒子5を分散させた状態にあるシリカゾルをゲル化することによって形成されたものである。不溶性タンニン粒子5は、タンニン粉末にアルデヒド蒸気を吸着させることによって不溶化したものである。このようなタンニン含有多孔質体1に金属イオンを吸着させると、不溶性タンニン粒子5によって還元された金属が多孔質基材3の内部に閉じ込められ、金属イオンの吸着に伴ってタンニンが酸化分解されても、吸着した金属を多孔質基材3の内部に保持することができる。 (もっと読む)


【課題】 触媒の性能を高くする触媒構造体,その触媒構造体を構成する触媒組成物,および,触媒構造体の製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明で用いる触媒構造体1は、図1(a)に示すように、基材10と、基材10の表面に形成される触媒層20と、からなる。触媒層20は、少なくとも、触媒と、触媒を担持する担体と、バインダーと、を含んでおり、触媒の用途に応じて、導電剤,抗菌剤,スラリー安定剤などが含まれる。
本発明の触媒構造体では、触媒層に触媒を担持する担体が含まれるため、触媒が気体と接触する接触面積が大きくなる。よって、基材の比表面積が小さいものであっても触媒の性能を高くすることができる。 (もっと読む)


【課題】不要な物質だけを除去できるシリカゲルおよび清酒の処理方法を提供する。
【解決手段】
比表面積が500〜900m2/g、平均細孔径が1〜10nmであるシリカゲル1000mg/Lを清酒に添加して接触させ、3時間攪拌した後、メンブランフィルターで濾過してシリカゲルを分離する操作を行う。操作後の清酒は、老ね香の素となるとなるスルフィド類が選択的に除去されており、老ね香が減少した。 (もっと読む)


【課題】分離カラムが目詰まりを起こした場合であっても、分離カラムの破損を防止することができる技術を提供する。
【解決手段】 このクロマトグラフィーシステム1は、移動相10を収容する移動相容器20と、駆動ポンプ100と、供給経路200と、分離カラム300と、検出器400と、から構成されている。この駆動ポンプ100は、移動相10を保持するポンプ室110と、入口112と、出口114と、ポンプ室110を取り囲む壁の一部として配置される可動壁120と、入口112および出口114に配置される逆止弁130と、を備えており、何らかの原因により分離カラム300または供給経路200が詰まった場合、分離カラム300および供給経路200の圧力が、ポンプ室110の最も上昇したときの圧力と等しくなると、移動相10の供給が停止される。 (もっと読む)


【課題】抗ウイルス活性が高くて細胞毒性が低いアズキプロアントシアニジンベースの抗ウイルス剤と、そのような抗ウイルス剤を得るためのアズキ処理方法を提供すること。
【解決手段】本発明の抗ウイルス剤は、アズキから抽出されたアズキプロアントシアニジン(APA)を含有するアズキ抽出成分と、ビタミンC、トコフェロール、システイン、グルタチオン、およびトリス・トリメチル・サイレーンの中から選ばれる1種または2種以上である還元剤とを有効成分として含有するものである。APAは、アズキからAPAを含有する可溶成分をエタノール水溶液に溶出させ、APA含有溶液と固形分とを遠心分離し、APA含有溶液をシリカゲル系吸着剤が充填されたカラムに通し、APAを含有する目的画分を分取、スプレイドライ法または凍結乾燥法にて粉末化する、という方法で得ることができる。 (もっと読む)


【課題】藻類へケイ素を持続的に供給することができ、仮に過剰に投入しても沈殿の発生を招きにくく、ケイ素の欠乏を招かないように管理することが容易で、取り扱いも容易な藻類用ケイ酸成分供給剤と、藻類へのケイ酸成分供給方法を提供すること。
【解決手段】本発明のケイ酸成分供給剤は、藻類が生息する水中とは別の系内であらかじめアルカリ金属ケイ酸塩と鉱酸とを反応させて得られたケイ酸ゲルまたはケイ酸ゾルを主成分するものである。このケイ酸成分供給剤を藻類が生息する水中に投入することにより、藻類にケイ酸成分を与えることができる。また、このケイ酸成分供給剤からは、水中のケイ酸濃度に応じて徐々にケイ酸成分が溶出し、溶出したケイ酸成分が系内でゲル化したり他の無機成分と反応することはないので、白濁や沈殿を発生させることがない。 (もっと読む)


【課題】青ゲルに代わる新規な水検出用組成物と、この水検出用組成物を利用して構成された水検出用インジケーターを提供すること。
【解決手段】本発明の水検出用組成物は、ポルフィリン錯体と、「アルカリ金属、アルカリ土類金属、Al、およびFe」の中から選ばれる少なくとも1種の無機酸塩とを、有効成分として含有する。2つの軸配位子がヒドロキシ基またはハロゲン(塩素)となったリンポルフィリン錯体([P(V)TPP(OH)2]Clまたは[P(V)TPP(Cl)2]Cl)とCaCl2とを有効成分とする水検出用組成物の場合、相対湿度20%では緑色、相対湿度50%では茶色または桃色がかった緑、相対湿度90%では茶色または桃色となる、段階的な変色が確認された。また、再び100℃にて乾燥させると緑色に戻り、再び吸湿率試験を行ったところ、初回と同様に相対湿度に依存した段階的な発色が確認され、可逆性を持ち合わせていることが確認された。 (もっと読む)


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