説明

独立行政法人物質・材料研究機構により出願された特許

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【課題】低温領域でも分解や相転移することなく安定であり、高い酸化物イオン伝導を呈
する酸化物イオン伝導体を提供すること。
【解決手段】面心立方晶系の構造を有する一般式(Bi23)x(Er23)y(NbO2.5)z
(0.66<x<0.69、0.215<y<0.248、0.075<z<0.108、但し、x+y+z=1)で示さ
れるビスマス・エルビウム・ニオブ酸化物固溶体からなる酸化物イオン伝導材料。本発明
の酸化物イオン伝導材料は、従来の面心立方晶系に属するビスマス複酸化物とは異なり、
600℃以下550℃までの低温領域でも分解や相転移することなく安定であり、10-2S cm-1
上の高い酸化物イオン伝導を呈する。 (もっと読む)


【課題】従来の光伝導型センサー素子は、極微弱光に対する光誘起電流量の変化は極めて
小さいものであった。
【解決手段】受光部材料の光誘起電流の変化によって、受光部に照射される光を検出する
光伝導型センサー素子であって、主たるキャリアが正孔である表面伝導層を持つ高温高圧
合成法によって作製された実質的に窒素原子を含むダイヤモンド単結晶を受光部に持つダ
イヤモンド紫外線センサー。本発明の紫外線センサーは、ダイヤモンド半導体の水素化表
面の特殊性と表面近傍のダイヤモンド内にある窒素、ボロン、又はボロン−窒素複合体の
不純物準位を介した光励起生成キャリアの電気伝導に基づくセンシング機構を持っている
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【課題】新規なナノ・メゾスコピック材料の設計に好ましいフラーレン誘導体及びその製造方法の提供。
【解決手段】フラーレン部位(A)とアルキル鎖部位(B)とを結合する結合部位(R)とを含むピロリジン環がベンゼン環に縮合したフラーレン誘導体。
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【課題】従来の測定用超伝導磁石装置の室温作業平面、室温ボアは、狭小であり、被測定物やその支持材、計測機器等は大きさ、形状に大きな制限を受けていた。
【解決手段】電流を通電することにより、磁場を室温作業平面に配置した被測定物に印加できる超伝導磁石と、この超伝導磁石を低温に保持し、格納するクライオスタットとを備えた超伝導磁石装置において、クライオスタットの開放側外側空間を室温で磁場を利用する空間とし、その外側空間の少なくとも一部クライオスタット外壁を測定に際して被測定物を設置する室温作業平面として利用することによって解決する。 (もっと読む)


【目的】電子波は、物体を透過したとき、電場や磁場中を通過したとき、ならびに、電磁レンズによって曲げられたときなどに、その位相を変化させる。この位相変化を計測することで、吸収コントラストの小さな位相物体や、電場・磁場の強度、さらには、電磁レンズの収差などを知ることができる。これら各種の情報を得るために、電子波の位相分布を高速に計測する装置を提供する。
【解決手段】計測対象の計測面を高速かつ自動的に選択する機構及び、電子波強度分布を高速に読み書きのできる画像計測機構を備え、当該画像計測機構に記録された複数の画像から、自由空間を伝搬する波の位相変化と強度変化の関係を表した一般式である強度輸送方程式に基づいて、電子波の位相分布を高速に計測表示する演算機構を備えることで実現する。 (もっと読む)


【課題】希土類多ホウ化物において、耐酸化性があり高温で優れた熱電特性を発現する多ホウ化物からなる熱電材料を提供する。
【解決手段】一般式:REB26+X4+Y1+Zで表される、菱面体または三方晶に属する結晶構造を有する多ホウ化物に、REBSで表される低ホウ化物を添加し、加熱し、前記結
晶中に低ホウ化物を均一に分散、ドープさせることによって、一般式:REB26+X4+Y
1+Z・t(REBS)で表される低ホウ化物(REBS)がドープされた菱面体または三
方晶に属する結晶構造を有する希土類多ホウ化物からなる熱電変換材料を提供する。ただし、式中、X、Y、Z、tはそれぞれ、−10<X<10、−3<Y<3、−1<Z<1、0<t<0.15、を満たしてなる数値、また、Sは、2、4、6、12からなる整数、REは、Sc、Y、Ho、Er、Tm、Luから選ばれるいずれか1種の希土類金属元素である。 (もっと読む)


【課題】酸化物等の取り扱い容易な原料を用い、遊星ボールミルによる混練工程とガス加圧焼結炉による焼結工程とによって窒化率の高い酸窒化物蛍光体あるいは窒化物蛍光体を容易に製造し得る方法の提供。
【解決手段】1種類又は2種類以上の窒化物粉末と1種類又は2種類以上の酸化物粉末又は炭酸化物粉末を混合した混合粉末を原料とし、これを窒素雰囲気下で高温で保持し焼結する蛍光体の製造方法であって、焼結炉内部に、焼結時の保持温度あるいは保持温度に至る温度上昇過程のいずれかの温度において酸素と結びついて揮発する添加材料を添加することにより、焼結後に得られる蛍光体の酸素原子分率の減少をはかり窒素原子分率を増加させることを特徴とする蛍光体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】酸化亜鉛及びゲルマニウムナノワイヤーで構成されている一次元ヘテロ構造体の、二軸ナノワイヤー及び同軸ナノワイヤーと、それらを混合した混合ナノワイヤー及びその製造方法を提供する。
【解決手段】酸化ゲルマニウム粉末とゲルマニウム粉末の混合物をグラファイト製坩堝に入れ、不活性ガスを流しながら加熱してゲルマニウムナノワイヤーを製造する。その後、生成したゲルマニウムナノワイヤーと酸化亜鉛粉末を不活性ガス気流中で加熱することで、酸化亜鉛とゲルマニウとが軸方向に接合している二軸ナノワイヤーと、ゲルマニウムからなる中心部とこの中心部を囲む酸化亜鉛からなる円筒部とから構成される第一の同軸ナノワイヤーと、酸化亜鉛からなる中心部とこの中心部を囲むゲルマニウムからなる円筒部とから構成される第二の同軸ナノワイヤーと、からなる混合ナノワイヤーが得られる。 (もっと読む)


【課題】 多数の試料に関して個々の試料を構成する化合物を効率的に定性分析することのできるライブラリ分析方法を提供する。
【解決手段】 (1)複数の試料に互いに異なる符号を付け、(2)複数の試料の符号毎に実測X線プロファイルを求め、(3)符号毎の実測プロファイルと標準X線プロファイルとを照合して純化合物を検索して純化合物の存在する組成点を決定し、(4)純化合物の存在する組成点のうち同一座標面にあるもの3点を選択して1つの三角形を形成し、(5)その三角形に含まれるそれぞれの組成点の実測プロファイルと3点の純化合物の標準プロファイルとを順次に照合して所定の相関以上に一致した標準プロファイルを実測プロファイルから削除し、(6)上記(5)のステップを1つの三角形に含まれる全ての組成点の試料に対して繰り返し、後に残った実測プロファイルを符号毎に保存するライブラリ分析方法である。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、ダイヤモンド状炭素薄膜を、原子レベルで稠密な構造とすることで、そのガスバリア性能を高めることである。また、ダイヤモンド状炭素薄膜の可視光における着色を抑制することである。さらに、この薄膜をプラスチックフィルム、プラスチックボトル等のプラスチック成形体の表面に成膜することで、プラスチック成形体に高いガスバリア性を付与することである。
【解決手段】本発明に係るダイヤモンド状炭素薄膜は、ダイヤモンド状炭素にイオン性結合材料を含有させた組成を有し、且つ、ダイヤモンド状炭素とイオン性結合材料とにより形成される相を主相として有することを特徴とする。この薄膜を成膜する基板を、例えばプラスチックフィルムやプラスチックボトルとする。 (もっと読む)


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