説明

株式会社SUMCOにより出願された特許

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【課題】研磨後の半導体ウェーハ表面のナノトポグラフィおよび平坦度を改善する。
【解決手段】半導体ウェーハの裏面に、硬質のワックスを塗布してワックス層を形成する。次いで、シリコンウェーハを、枚葉式の接着装置を用いて、ワックス層を介して、算術表面粗さが0.1〜0.3μmのキャリアプレートの表面に1枚ずつ押し付ける。硬質ワックスは、キャリアプレートの凹部に入り込まず、キャリアプレートとワックス層との界面は略フラットである。このシリコンウェーハ表面を鏡面研磨する。研磨面とワックス層とに一定の厚みを保持したまま、シリコンウェーハ表面を研磨できる。これにより、シリコンウェーハ表面のナノトポグラフィおよび平坦度が改善する。 (もっと読む)


【課題】単結晶の全長に亘り高い水準のゲッタリング能力とエピタキシャル欠陥の発生を抑制できるシリコン半導体基板を提供する。
【解決手段】CZ法により、引き上げられる単結晶の直胴部の全長に亘り、結晶面内にリング状の酸素誘起積層欠陥が現れる条件で育成され、ボロンが1×1017〜1×1019atoms/cm3および炭素が1×1015〜2×1016atoms/cm3(ASTM F123−1981)ドープされ、または窒素が5×1012〜5×1014atoms/cm3ドープされたシリコン単結晶から切り出される炭素ドープによるOSF形成の抑制効果を適用するシリコン半導体基板。その製造に際し、シリコン基板に700〜900℃で15分〜4時間の熱処理をエピタキシャル処理前に施す。 (もっと読む)


【課題】金属汚染の低減された半導体基板を提供すること。半導体基板内の金属汚染に起因する各種欠陥を評価するための手段を提供すること。
【解決手段】シリコンウェーハ表面を鏡面研磨することを含む半導体基板の製造方法。前記鏡面研磨を、Cuの含有率が10ppb以下、Niの含有率が10ppb以下、かつFeの含有率が1000ppb以下のスラリーを用いて行う。半導体基板をエッチングする工程と、
異物検査装置により前記エッチングした基板表面における輝点を検出する工程とを含む半導体基板の品質評価方法。前記エッチングを、SC-1洗浄および/またはHF洗浄により行い、前記品質評価を、前記エッチング後の基板表面における輝点に基づいて行う。 (もっと読む)


【課題】イオン注入剥離法において副産物として生成される剥離ウェーハに再生加工処理を施して酸素析出核又は酸素析出物を消滅させ、HF欠陥の発生が抑制された歩留まりの良いSOIウェーハを作製するSOI層用ウェーハとして、何度も再利用する再生加工処理された剥離ウェーハを提供する。
【解決手段】
剥離ウェーハの再生加工方法は、イオン注入剥離法によって貼合せSOIウェーハ10を製造する際に副産物として得られる剥離ウェーハ11bに再生加工を施して貼合せSOIウェーハ10のSOI層用ウェーハ11として再利用する再生加工方法において、剥離ウェーハ11bを酸素を含む酸化雰囲気下で急速加熱した後、一定時間保持し続いて急速冷却処理を行う工程と、剥離ウェーハ11b表面を鏡面研磨する工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】パーティクルによる汚染を抑制し、高品質な貼り合わせウェーハを得るための手段を提供すること。
【解決手段】ボンドウェーハに、水素イオン、希ガスイオンまたは水素イオンと希ガスイオンとの混合物をイオン注入し、前記ボンドウェーハ内にイオン注入層を形成するイオン注入工程と、前記イオン注入層を形成したボンドウェーハを、ベースウェーハに貼り合わせる貼り合わせ工程と、前記貼り合わせたウェーハを熱処理することにより、イオン注入層を境界としてボンドウェーハを剥離する剥離工程とを含む貼り合わせウェーハの製造方法。少なくとも剥離開始から剥離終了までの熱処理を、酸化性雰囲気下で行う。 (もっと読む)


【課題】 容易にかつ精度良くSOI領域となる基板表面とバルク領域となる基板表面を同一にし、埋込み酸化膜の厚さを均一にし、更に埋込み酸化膜の基板表面への露出を防止する。
【解決手段】 シリコン単結晶からなる基板12の表面に部分的にマスク酸化膜19を形成した後に、マスク酸化膜19を介して基板の表面に酸素イオン16を注入し、更にこの基板をアニール処理して基板の内部に埋込み酸化膜13を形成する。マスク酸化膜を形成する工程と酸素イオンを注入する工程の間に、マスク酸化膜の形成されていないSOI領域となる基板表面12aに熱酸化膜24を形成することにより、SOI領域となる基板表面12aに、マスク酸化膜の形成されたバルク領域となる基板表面12bより深い所定の深さの凹部12cを形成する工程を更に含む。 (もっと読む)


【課題】半導体基板の重ね合せ面への有機物又はパーティクルの付着を抑制し、有機物除去フィルタを設置するよりも安価にボイドの発生が抑制されたSOI基板を作製する。
【解決手段】
SOI基板の製造方法は、SOI層となる第1半導体基板11を酸化膜11aを介して第2半導体基板12に重ね合せて積層体13を形成する。重ね合せる前の第1半導体基板11及び第2半導体基板12の洗浄及び重ね合せを行う場所の雰囲気における相対湿度が25℃換算で46〜60%である。 (もっと読む)


【課題】 埋込み酸化膜が基板表面に露出するのを防止する。
【解決手段】 シリコン基板12の表面に部分的にマスク酸化膜23を形成した後に、基板に酸素イオン16を注入し、更にこの基板をアニール処理して基板の内部に埋込み酸化膜13を形成する。マスク酸化膜23を形成する以前又はマスク酸化膜23を形成する工程と酸素イオン16を注入する工程の間に、得ようとする埋込み酸化膜13の周囲に対向するシリコン基板12の表面にシリコンイオン21を注入する工程を有する。その間に得ようとする埋込み酸化膜13の周囲に対向するシリコン基板12の表面に凹溝31を形成してもよい。酸素イオン16の注入が複数回に分けて行われる場合には、先の酸素イオン注入工程と後の酸素イオン注入工程との間にマスク酸化膜23の周縁をエッチング除去するか或いは肉盛りをして拡大させても良い。 (もっと読む)


【課題】 容易にかつ精度良くSOI領域となる基板表面とバルク領域となる基板表面とを同一にし、埋込み酸化膜の厚さを均一にするとともに、埋込み酸化膜が基板表面に露出するのを防止する。
【解決手段】 シリコン基板12の表面に部分的にマスク酸化膜19を形成した後に、このマスク酸化膜を介して基板の表面に酸素イオン16を注入し、更にこの基板をアニール処理して基板の内部に埋込み酸化膜13を形成する。マスク酸化膜を形成する工程と酸素イオンを注入する工程の間に、マスク酸化膜の形成されていないSOI領域となる基板表面12aに、マスク酸化膜の形成されたバルク領域となる基板表面12bより深い所定の深さの凹部12cを形成する。 (もっと読む)


【課題】貼合せ基板の活性層表面における微小突起や、割れパーティクルの発生を抑制し、活性層表面を平坦化し、高品質の貼合せ基板を得る。
【解決手段】活性層となる第1半導体基板11を酸化膜11aを介して、又は介することなく支持基板となる第2半導体基板12に重ね合せて積層体13を形成、この第1半導体基板11を薄膜化して活性層11bを形成し、更に活性層11b表面を気相エッチングにより平坦化する。第1半導体基板11を薄膜化した後、気相エッチングにより活性層11b表面を平坦化する前に、活性層11b表面に付着する有機物14を除去し、有機物14を除去した後にこの活性層11b表面に生成された自然酸化膜15を除去する。 (もっと読む)


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