説明

株式会社SUMCOにより出願された特許

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【課題】るつぼの変形を考慮したインゴットの引上げにより、品質不良のインゴットの発生を防止し、マルチ引上げにおいて1本目と同等の品質のインゴットを複数本引上げる。
【解決手段】先ずシリコン原料の融解時の実験用るつぼ34の変形量及び実験用ヒータ38への供給電力の履歴を測定して量産用るつぼ14の変形傾向を求める。次に量産用るつぼの寸法を測定し、実験用るつぼへの供給量と同量のシリコン原料を量産用ヒータ18により融解し、引上げ開始前に所定のギャップXをあけて初期るつぼ外部位置を測定する。更に実験用るつぼの変形傾向と上記初期るつぼ外部位置との関係などに基づいてシリコン原料融解時の量産用るつぼの変形量を予測し、量産用るつぼの変形量に基づいて上記所定のギャップをあけたときの初期るつぼ内部位置を予測し、更にインゴットの最適な引上げ速度を予測計算から導き出して、最適な引上げ速度でインゴットの引上げを開始する。 (もっと読む)


【課題】 ウェーハ下面へのエッチング液の回り込みを防止し、飛散したエッチング液のウェーハ上面への再付着を防止し、ウェーハのエッジ部の局所的な形状崩れを抑制する。
【解決手段】 チャックに載せられたウェーハのエッジ部11aを伝わって流下するエッチング液をガスの噴射によりウェーハの半径方向外側に吹き飛ばすガス噴射機構17がチャックに設けられる。ウェーハの回転に伴う遠心力にて飛散したエッチング液及び上記吹き飛ばされたエッチング液をガスとともに吸引する第1液吸引機構21がチャックに設けられ、ガス噴射機構により吹き飛ばされたエッチング液をガスとともに吸引する第2液吸引機構22がチャック及びウェーハの外周面より外方に設けられる。 (もっと読む)


【課題】 エピタキシャル成長時の基板温度を間接測定するアッパパイロメータを比較的短時間にかつ正確に校正して、エピタキシャル基板の品質を向上する。
【解決手段】 温度校正用サセプタ17に取付けた熱電対26によりアッパパイロメータ22を校正した後に、ロアパイロメータ23の測定値をアッパパイロメータの校正値に一致させる。次にサンプル基板12上へのエピタキシャル成長時にアッパパイロメータにより間接測定した基板温度とエピタキシャル成長直後に測定したサンプル用基板のヘイズとの相関線を設定し、量産用基板上へのエピタキシャル成長時にアッパパイロメータにより基板温度Txを間接測定する。更にエピタキシャル成長直後に測定した量産用基板のヘイズを上記相関線に当てはめて量産用基板上へのエピタキシャル成長時の基板温度Tyを推定した後に、この推定温度Tyにアッパパイロメータの測定温度Txを一致させる。 (もっと読む)


【課題】高品質のウェーハについても結晶欠陥以外の箇所への銅の析出を防いで高い信頼性で検査することができる銅析出法によるウェーハ検査方法を提供する。
【解決手段】ウェーハの表面に絶縁膜を形成し、絶縁膜側に銅イオンを含むメタノール液を介在させて電極間に配置し、電極間に電圧を印加することによりウェーハ表面の欠陥部位に銅を析出させる。この際、まず絶縁膜側が負電位となるような電圧を印加することによりウェーハ表面の欠陥部位の酸化膜に絶縁破壊を生じさせ、その後、絶縁膜側が正電位となるような電圧を印加して、絶縁破壊した箇所に銅を析出させる。
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【課題】トレンチの内部に埋め込まれたエピタキシャル層にボイドが生じることを回避する。
【解決手段】基板本体13表面に第1エピタキシャル層11を成長させる工程と、この第1エピタキシャル層11に複数の第1トレンチ14を形成する工程と、第1トレンチ14の内部全体に第2エピタキシャル層12を成長させる工程と、第2エピタキシャル層12を研磨して平坦にする工程と、平坦にされた第2エピタキシャル層12の上面に第1エピタキシャル層11と同一組成の第3エピタキシャル層16を更に成長させる工程と、この第3エピタキシャル層16に第2トレンチ17を形成して第1トレンチ14を延長させる工程と、第2トレンチ17の内部全体に第4エピタキシャル層18を更に成長させる工程と、第4エピタキシャル層18を研磨して平坦にする工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】 SOI領域とバルク領域の間の表面段差が無く、かつ、BOX層エッジ部の基板表面突き出しが無いことによる基板表面の空洞が無い部分SOI基板を形成させること。
【解決手段】 シリコン単結晶からなるシリコン基板1中に酸化層19が部分的に埋め込まれたSOI基板23の製造方法において、シリコン基板中に酸素イオンを注入して酸化層19を形成する前に、シリコン基板1の酸化層19(17)に対応する領域の表面高さが他の領域の表面高さよりも高い段差8を形成する。この方法によれば、製品のSOI基板23のSOI領域とバルク領域の間の表面段差が無く、かつ、BOX層エッジ部の基板表面突き出しが無いことによる基板表面の空洞が無い部分SOI基板を形成させることができる。 (もっと読む)


【課題】エピタキシャル膜によるトレンチの開口部での塞がりを抑制してトレンチ内の埋め込み性を向上する。
【解決手段】半導体基板の製造方法は、シリコン基板13表面にエピタキシャル層11を成長させ、このエピタキシャル層にトレンチ14を形成し、トレンチの内部をエピタキシャル膜12で埋め込む。トレンチの内部をエピタキシャル膜で埋め込む際にシリコンソースガスにハロゲン化物ガスを混合した混合ガスを原料ガスとして流通させ、ハロゲン化物ガスの標準流量をXslmとし、シリコンソースガスが流通することにより成膜されるエピタキシャル膜の成膜速度をYμm/分とするとき、トレンチのアスペクト比が10未満のとき、Y<0.2X+0.10であり、そのアスペクト比が10以上20未満のとき、Y<0.2X+0.05であり、そのアスペクト比が20以上のときY<0.2Xである。 (もっと読む)


【課題】トレンチをエピタキシャル膜にて埋め込んで半導体基板を製造する上においてトレンチ開口部の塞がりの抑制と成長速度の向上の両立を図ることができる半導体基板の製造方法を提供する。
【解決手段】nシリコン基板1の上に形成したn型エピタキシャル膜2に、複数のトレンチ4を、トレンチ幅Wtよりも、隣接するトレンチ4間の間隔Ltを大きく形成する。トレンチ4内を含めたエピタキシャル膜2上に、エピタキシャル膜2の不純物濃度よりも高濃度なp型エピタキシャル膜23を、少なくともトレンチ4の埋め込みの最終工程において、p型エピタキシャル膜23の成膜のために供給するガスとして、シリコンソースガスとハロゲン化物ガスとの混合ガスを用いて成膜し、トレンチ4の内部をp型エピタキシャル膜23で埋め込む。 (もっと読む)


【課題】ボイドの発生を抑制しつつトレンチをエピタキシャル膜で埋め込んだ後の基板平坦化を容易に行うことができる半導体基板の製造方法およびエピタキシャル成長装置を提供する。
【解決手段】シリコン基板(1,2)の主表面2aにトレンチ4を形成し、シリコンソースガスとハロゲン化物ガスの混合ガスの供給に伴うエピタキシャル成長によりトレンチ4内を含めたシリコン基板(1,2)の主表面2a上にエピタキシャル膜20を成膜してトレンチ4の内部をエピタキシャル膜20で埋め込み、さらに、平坦化のために、埋込用のエピタキシャル膜20の上に、エピタキシャル膜21を、シリコン基板(1,2)の主表面2aでのエピタキシャル膜20の成長速度よりも速い条件下で成膜する。 (もっと読む)


【課題】シリコン基板上のエピタキシャル膜に形成したトレンチ内に当該エピタキシャル膜とは逆導電型のエピタキシャル膜を埋め込んでなる半導体基板において所望のキャリア分布を得ることができるようにする。
【解決手段】nシリコン基板1の上にn型エピタキシャル膜2を形成し、この膜2にトレンチ4を形成する。トレンチ4内を含めたn型エピタキシャル膜2上にp型エピタキシャル膜23を成膜してトレンチ4の内部を膜23で埋め込む。この際、少なくとも埋め込みの最終工程において、p型のエピタキシャル膜23の成膜のために供給するガスとして、シリコンソースガスとハロゲン化物ガスとの混合ガスを用いる。シリコン基板1の不純物としての砒素の濃度を「α」、p型エピタキシャル膜23の不純物濃度を「β」としたとき、α≦3×1019・In(β)−1×1021を満足させる。 (もっと読む)


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