説明

独立行政法人 国立印刷局により出願された特許

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【課題】曲画線から成るモアレを発生させる模様の一部に、立体的な構成を設けることによって容易に真偽判別できる印刷物を提供する。
【解決手段】 基材に印刷される所定の画線幅から成る第1の画線、第2の画線、第3の画線・・第n−1の画線、第nの画線から成る画線群によって形成される偽造防止印刷物において、第1の画線は直線で形成され、第nの画線は所定の曲線で形成され、第1の画線と第nの画線の間に形成される第2の画線、第3の画線・・・第n−1の画線は、第1の画線の直線の形状から第nの画線の所定の曲線の形状に徐々に近づく形で形成され、画線群の画線は、基材からの盛り上がりの高さの異なる低画線部と高画線部によって構成され、低画線部から成る領域に対し、高画線部から成る領域との高低差によって不可視画像を構成している。 (もっと読む)


【課題】 凹版印刷機のインキ供給装置として、摩滅損耗し難いインキ壺キーを得ることで、インキ出し量を安定化させ、連続的かつ安定的な製品品質の印刷製品を得る。
【解決手段】 印刷幅の両側に配置されるフレーム間に、斜めに配置されたインキ載置プレート及びこの幅方向の両側に配置される側板とにより形成されるインキを溜めるためのインキ壺と、左右両フレームにそれぞれ設けられた軸受により回転自在に支持され、インキ載置プレートの端部と近接する位置に配置されインキ壺からインキを送り出すためのダクトローラと、両端を左右両フレームに取り付けられて、インキ載置プレートの下方に配置されている壺台と、ダクトローラに沿って複数個に細かく分割されたインキ壺キーと、インキ壺キーをダクトローラ対して前後進させるための駆動部とを備えた凹版印刷機のインキ供給装置において、ダクトローラと接触する一辺の稜を方形面形状としたインキ壺キーを用いた凹版印刷機のインキ供給装置とした。 (もっと読む)


【課題】
反射光によって観察した場合には万線のみが観察されて一見して偽造防止判別要素があることが分からないが、透過光によって観察したときに潜像が観察されることで偽造防止を図る印刷物を提供する。
【解決手段】
下層、中間層、上層が積層されて成る積層体の少なくとも一方の面に、第1の方向に複数配置された第1の要素によって第1の模様を形成し、中間層を構成する光遮蔽層に、第2の方向に複数配置された第2の要素によって第2の模様を形成する。このとき、第2の模様を構成する第2の要素の位相を部分的に異ならせ及び/又は第2の要素の幅の一部を異ならせることにより潜像模様を形成する。また、第1の模様は潜像部の少なくとも一部に重なるように配置する。 (もっと読む)


【課題】 無機又は有機蛍光材料が含有されていなくとも所定の条件で蛍光発光する樹脂組成物を含有するインキ組成物を用いて、所定の観察条件下では略等色に見えるが、他の観察条件下では異なる色として確認できる印刷物を提供する。
【解決手段】 基材上の第1の印刷領域は、第1の励起波長域λ1の照射により励起物質を形成し、第1の励起波長域λ1を照射後、第2の励起波長域λ2を照射することで、励起物質が励起する二光子励起により第1の発光色に発光する樹脂組成物を含有した第1のインキにより印刷され、第2の印刷領域は、二光子励起により発光する樹脂組成物を含まない第2のインキにより印刷され、第1のインキと第2のインキは略等色であり、可視光下では同一色として観察され、第1の励起波長域λ1の照射後、更に第2の励起波長域λ2を照射することで、第1の印刷領域のみが所定の色に蛍光発光する。 (もっと読む)


【課題】 所定の条件で蛍光発光する樹脂組成物を含有するインキ組成物を用いて、異なる観察条件により、二つの発光材料が略等色又は異色に蛍光発光して確認できる印刷物を提供する。
【解決手段】 基材上の第1の印刷領域は第1の励起波長域λ1の照射により励起物質を形成し、第1の励起波長域λ1を照射後、第2の励起波長域λ2を照射することで、励起物質が励起する二光子励起により第1の発光色に発光する樹脂組成物を含有した第1のインキにより印刷され、第2の印刷領域は、二光子励起により発光する樹脂組成物を含まない第2の発光色に発光する蛍光顔料を含有した第2のインキにより印刷され、第1のインキと第2のインキは略等色又は異色であり、可視光下では略等色又は異色として観察され、第1の励起波長域λ1の照射後、更に第2の励起波長域λ2を照射することで、第1の印刷領域と第2の印刷領域が略等色又は異色に蛍光発光する。 (もっと読む)


【課題】 樹脂凹版面のインキ溜めを形成することにある。
【解決手段】 樹脂凹版面を作製する方法において、感光性樹脂層上に所定のフィルムを密着し、第1のUV照射により感光性樹脂層に硬化領域と未硬化領域を形成し、感光性樹脂層を第1の現像により未硬化領域の所定の領域を現像した凹部と残留領域とを形成し、感光性樹脂層上に所定のフィルムを密着し、第2のUV照射により残留領域に硬化領域と未硬化領域を形成し、感光性樹脂層を第2の現像により未硬化領域を現像してインキ溜りを形成する樹脂凹版面の作製方法である。 (もっと読む)


【課題】 凹版印刷機のインキ硬化乾燥用放射線照射装置として、印刷済みシートの積載量に見合った放射線を照射することで、確実な乾燥を行うとともに、シート基材への影響排除、電力費用の低廉化及び作業負荷の低減を図る。
【解決手段】 印刷後のシート上のインキを乾燥する凹版印刷機のインキ硬化乾燥用放射線照射装置において、放射線照射装置は、印刷機のデリバリに積層されたシートの積層状態に応じて放射線照射量の出力を可変制御する制御装置を付設している凹版印刷機のインキ硬化乾燥用放射線照射装置とした。 (もっと読む)


【課題】 抄紙機におけるダンディロールを用いることなく、また、微細な穿孔を施すことなく、多層紙を構成する一つの層に透かし模様形成部を形成することにより、改ざん防止及び複製防止の効果に優れた透かし模様入り多層抄き合わせ紙を提供する。
【解決手段】 不織布に微細な凹凸による透かし模様形成部が形成され、不織布上に上層紙層を積層することで、凸部に対する繊維量と、凹部に対する繊維量の差により透かし模様が形成され、必要に応じて、不織布に対して下層紙層を積層した透かし模様入り多層抄き合わせ紙である。 (もっと読む)


【課題】画線の導電性の有無により真偽判別を行うことができる真偽判別媒体を提供する。
【解決手段】基材上に金属コロイド粒子を含有する導電性インキにより形成された第1の印刷領域3と、導電性インキと等色の導電性を有さないインキにより形成された第2の印刷領域2から成る真偽判別印刷物において、第1の印刷領域は3、少なくとも1つの導電性領域3bと、導電性領域3bを挟んで隣接された第1の非導電性領域3a及び第2の非導電性領域3cから成り、第2の印刷領域2は、第1の印刷領域3に隣接又は重なり、真偽判別印刷物にマイクロ波を照射した場合には、導電性領域に出力電圧が生じる真偽判別印刷物。 (もっと読む)


【課題】 貴重印刷物等に付与された偽造防止要素を、機械によって読み取ったパターンにエラーが発生した場合においても正しい情報を得ることができる情報担持片及び復号方法並びに記録媒体を提供する。
【解決手段】 二元符号で、かつ、機械読取可能なセルが配設された情報担持片であって、前述のセルは、情報担持片の長辺方向に沿って、a個で1パターンを形成して繰り返され、少なくともb個(bはaの倍数)配置され、パターンは、情報を表現するための符号化されたデータであり、a個で形成されるパターンの二元系列から成る符号長及び符号語の第一の符号は二元から成る長さa個の系列すべての集合から最小片方向巡回ハミング距離又は最小双方向巡回ハミング距離がc(cは0以上の整数)となる部分集合を選択することで、(bc/a-1)/2を超えない最大の整数個のセルの誤り訂正が可能と成ることを特徴とする。 (もっと読む)


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