説明

新日鉄住金マテリアルズ株式会社により出願された特許

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【課題】金属シリコンのスラグ精錬法において、精錬中ならびにスラグの排滓時に、精錬ルツボの上部内壁に原料シリコン溶液が付着することを防止し、付着による原料ロス、および、精錬初期に付着した原料の落下による精錬中での原料の汚染を防止する。
【解決手段】金属シリコンのスラグ精錬炉のルツボ上部を、通電加熱ヒーター、誘導加熱ヒーター、もしくはガスバーナーにて加熱し、融液の表面から300mm以内のルツボ内表面を精錬する金属の融点より200℃低い温度以上に保つことにより、精錬中に原料溶融金属が飛散しルツボ表面に接触しても、その場で固着することなく、融液のまま精錬ルツボの原料内に帰還させることができる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、900℃を超える環境で使用する際に排気ガス浄化性能の劣化が抑制され、優れた浄化性能が得られる排気ガス浄化触媒コンバータを提供する。
【解決手段】ステンレス箔を加工してなるメタルハニカム基材と、ステンレス箔上に形成した触媒層から構成される排気ガス浄化用触媒コンバータであって、前記ステンレス箔は少なくともFe、Cr及びAlを含有し、前記ステンレス箔の表面にはステンレス箔成分が酸化してできた酸化物皮膜を有し、該酸化物皮膜の含有するFeの濃度が酸化物に対する質量%で0.1%以上7%以下であることを特徴とする排気ガス浄化用触媒コンバータである。 (もっと読む)


【課題】シリコン凝固用の鋳型に異なる厚さの離型材を付け、凝固シリコン塊と鋳型を極めて良好に離型させることができる鋳型を提供する。
【解決手段】シリコン凝固用の鋳型内面の溶融シリコン上表面が触れる領域、又は、組立鋳型のコーナー領域の離型材を他の領域より厚くし、凝固シリコン塊を鋳型から極めて良好に分離可能とするシリコン凝固用鋳型。 (もっと読む)


【課題】離型層を設けなくてもシリコンの固着を防ぐことができると共に、シリコンへの不純物混入のおそれを石英製の鋳型や黒鉛製の鋳型と同等レベルで排除でき、且つ、短期間に簡便に得ることができるシリコン凝固用鋳型、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】シリコン融液を凝固させる際に用いる鋳型であって、鋳型本体が、実質的にシリカガラスとフェノール樹脂硬化物とからなるシリコン凝固用鋳型であり、また、フェノール樹脂とシリカガラスとを混合した鋳型材料を200〜250℃の温度で加熱する熱硬化処理し、所定の形状の鋳型本体を得るシリコン凝固用鋳型の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】スラグ材料に添加物を加えることによって、シリコン中Bのスラグへの移動速度を高め、復B現象を抑制し、シリコン中のB除去効果を高める方法を提供することを目的とする。
【解決手段】溶融シリコンに、アルカリ金属の酸化物もしくは炭酸塩、または、アルカリ土類金属の酸化物または炭酸塩と、SiOまたはAlからなるスラグ用材料を添加することにより、溶融シリコンの上にスラグ層を形成させて、シリコンを高純度化する方法であって、溶融シリコンの上に、カーボンを基材とした物質とスラグ用材料との混合物を添加することを特徴とするシリコンの精錬方法。 (もっと読む)


【課題】本発明は、シリコンから不純物、特にホウ素を除去し、太陽電池製造用などに有用な高純度シリコンを得るための工業的に有用な方法を提供することを目的とする。
【解決手段】溶融シリコンを収容した容器に、アルカリ金属の炭酸塩又は該炭酸塩の水和物の一方又は両方とSiO2の混合物を、溶融シリコンの湯面上から添加して、スラグを形成させてシリコン中のホウ素を除去する方法であって、下端側面部に1箇所又は2箇所以上の開口を有する装入手段を通して、該装入手段を回転させながら、前記混合物を添加することを特徴とするシリコンの精錬方法。 (もっと読む)


【課題】シリコン溶湯が接触する部分に用いられる耐火物であり、シリコン溶湯に対する強固な接触面を備えて、耐熱衝撃性に優れると共に、シリコン溶湯の溶着や含浸を防ぎ、シリコン溶湯への不純物拡散がない、シリコン溶湯用耐火物、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】シリコン溶湯が接触する部分に用いる耐火物であって、実質的にシリカガラスとフェノール樹脂硬化物とからなるシリコン溶湯用耐火物であり、また、シリコン溶湯が接触する部分に用いる耐火物の製造方法であって、フェノール樹脂とシリカガラスとを混合した耐火物材料を、200〜250℃の温度で熱硬化処理するシリコン溶湯用耐火物の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】比較的簡便かつ安価な装置構成であって、P除去速度が著しく速く、工業的に容易にかつ安価に原料シリコン中のP等の不純物を分離除去することができ、これによって太陽電池等の用途に適した高純度シリコンを工業的に有利に製造することができるシリコンの精製装置及び精製方法を提供する。
【解決手段】減圧手段により所定の圧力以下に減圧される減圧室と、この減圧室内に配設されてシリコンを収容するルツボと、このルツボ内のシリコンを加熱する加熱手段とを備え、減圧下にシリコンを加熱して溶融し、生成したシリコン溶湯中の不純物を蒸発させて分離除去するシリコンの精製装置において、シリコン溶湯の液面表面積を大きくする波紋誘起手段を備えているシリコンの精製装置及びこの精製装置を用いたシリコンの精製方法である。 (もっと読む)


【課題】工業的生産規模において製造費を抑えながら、太陽電池用に要求されるレベルのホウ素濃度のシリコンを簡便に得ることができるシリコンの精製方法、及びシリコンの精製装置を提供する。
【解決手段】複数回に分けて供給される溶融スラグの1回分を溶融シリコンに接触させ、所定時間保持した後に使用済みの溶融スラグを排出する単位操作を複数回繰り返して溶融シリコン中のホウ素を溶融スラグに移動させて除去するシリコンのスラグ精錬方法であって、1つ又は2つ以上の単位操作からなると共に、用いる溶融スラグの組成が互いに異なるm段階の精製段階に分割されてなり、このうちの第(n+1)段階目の精製段階で用いる第(n+1)溶融スラグが、第n段階目の精製段階で用いる第n溶融スラグよりも溶融シリコン中のホウ素に対する酸化力が強くするシリコンのスラグ精錬方法を用いる(但し、mは2以上の自然数であり、nはn≦m-1の関係を満たす自然数である。) (もっと読む)


【課題】太陽電池製造用などに有用な高純度のシリコンを提供することを目的として、シリコンからホウ素を除去するための方法であり、ホウ素除去の反応効率を向上させ、かつその反応に用いる容器の耐久性を向上させる。
【解決手段】溶融シリコンを収容した容器に、アルカリ金属の炭酸塩又は該炭酸塩の水和物の一方又は両方とSiO2を添加して、スラグを形成させてシリコン中のホウ素を除去する方法であって、ホウ素除去反応に用いる容器として耐酸化性かつ非導電性の材質のものを用いるとともに、該容器を外部から冷却しつつ、誘導加熱手段により該溶融シリコンを直接加熱することを特徴とする高純度シリコンの製造方法。 (もっと読む)


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