説明

本城金属株式会社により出願された特許

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【課題】厚さ30μm以下の金属リチウム薄膜が安定して製造され、且つ金属リチウム薄膜の転写が容易な多層フィルムを提供することにある。
【解決手段】金属箔の少なくとも片面にプラスチック膜を有し、更にプラスチック膜の少なくとも片面の表面に金属リチウム薄膜を有し、該金属泊がBe、C、Mg、Al、Si、S、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Mo、Ag、In、Sn、Sb、Ta、W、Pt及びAuからなる群から選択される金属元素の少なくとも1種を含む多層フィルム。 (もっと読む)


【課題】 取り扱いや製造が容易な参照電極、その製造方法、およびこれを用いた電気化学セルを提供する。
【解決手段】参照電極10は、端子から正極14又は負極16と平行に延びる芯材11と、芯材11の先端から所定長さの領域までを覆うリチウム膜12と、芯材11のうちリチウム膜12によって覆われていない領域の一部を覆う絶縁体13とを備えている。芯材11の少なくとも表面部を構成する材料は、リチウム又はリチウム合金と実質的に反応しない導体材料である。芯材11の断面における最大幅は5μm以上で50μm以下の範囲にあり、リチウム膜の厚みは、0.1μm以上で20μm以下の範囲にあることが好ましい。リチウム又はリチウム合金よりも剛性の高い芯材11を用いることにより、加工が容易で形状が安定するなど、参照電極10の取り扱いや製造が容易となる。 (もっと読む)


【課題】 リチウム膜の性能の向上を実現しうるリチウム積層部材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】真空チャンバー10内で、気相成長法により、基材フィルム21(基材)上にリチウム膜22を堆積させて、リチウム積層フィルム23(リチウム積層部材)を作成する。その後、リチウム膜積層フィルム23を電子デバイスの一部として利用するための処理を行う。リチウム積層フィルム23を収納する特定容器内の雰囲気を、不活性ガスと、COと、露点が−20℃未満となる水分とを含む特定雰囲気に調整する。特定容器としては、真空チャンバー10,作業室11,パスボックス12(中間室)などがある。これにより、リチウム膜を利用した電池の変色防止性能,保存特性,電池容量などの特性の向上が実現する。 (もっと読む)


【課題】フレア等の不具合の生じないリチウム箔積層体の製造方法を提供する。
【解決手段】圧延装置Aにおいて、一次箔10aを、3つの圧延ロール11a〜11cにより、順次薄くして、厚み100nm〜30μm程度のリチウム箔10を形成する。その際、潤滑剤供給装置50により、潤滑剤13を圧延ロール11a〜11c表面またはリチウム箔10表面の少なくとも一方に供給する。その後、積層装置Bにおいて、圧延されたリチウム箔10を基材フィルム30に積層する。その際、潤滑剤除去装置40により、潤滑剤13のほぼ全てを、リチウム箔10が圧延されてから、積層されるまでの領域Rcにおいて除去する。よって、リチウム箔10と基材フィルム30との間には、潤滑剤13がほとんど介在していない。基材フィルム30の材種の選択に際し、リチウム箔10との反応だけを避ければよいので、基材フィルム30の選択の幅が拡大する。 (もっと読む)


【課題】フレア等の不具合の生じないリチウム箔積層体の製造方法を提供する。
【解決手段】圧延装置Aにおいて、一次箔10aを、3つの圧延ロール11a〜11cにより、順次薄くして、厚み100nm〜30μm程度のリチウム箔10を形成する。その際、揮発性物質からなる潤滑剤13を圧延ロール11a〜11c表面またはリチウム箔10表面の少なくとも一方に供給する。その後、積層装置Bにおいて、圧延されたリチウム箔10を基材フィルム30に積層する。その際、潤滑剤13は、リチウム箔10が圧延されてから、積層されるまでの領域Rcにおいて、ほぼ全てが揮発する。よって、リチウム箔10と基材フィルム30との間には、潤滑剤13がほとんど介在していない。基材フィルム30の材種の選択に際し、リチウム箔10との反応だけを避ければよいので、基材フィルム30の選択の幅が拡大する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、充放電サイクル特性等が優れた二次電池用電極を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、エアロゾルデポジション法により基材上に電極活物質層が積層された二次電池用電極であって、(1)前記基材は、Cu、Ni及びFeからなる群から選択される少なくとも1種を含み、(2)前記基材の平均厚さは、5μm〜40μmであり、(3)前記電極活物質層は、Si及びSnからなる群から選ばれる少なくとも1種であるA成分、並びにV、Fe、Co、Ni、Cu、Ag及びSbからなる群から選ばれる少なくとも1種であるB成分から構成される複合粉末からなり、(4)前記電極活物質層の積層量は、5〜15mg/cmであり、(5)前記電極活物質層の多孔度は、20〜50%である、ことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】蒸発源と超微粒子生成室と、搬送管と、該ノズルに対向して配置される基板を内蔵する膜形成室とからなり、蒸発源から加熱蒸発されて生成する超微粒子を不活性ガスと共に超微粒子生成室から搬送管によって真空下の膜形成室へ搬送し、ノズルから噴射させて、基板上に超微粒子の膜を形成させるようにし搬送管とノズルとが加熱され、搬送管の入口端より上方に搬送管と同心軸的に該搬送管より大径の吸い込み管が配設され、該吸い込み管と搬送管との間の環状空間が排気装置に接続されているガスデポジション装置において、転写可能なリチウム薄膜を基板上に形成すること。
【解決手段】蒸発源はリチウムまたはリチウム合金の蒸発源であり、基板はフレキシブルで耐熱性のある合成樹脂でなり該基板の表面温度を合成樹脂の軟化点以下の温度に加熱しながら超微粒子のリチウムまたはリチウム合金の膜を形成させるようにした。 (もっと読む)


【課題】 純度の高いリチウム薄膜を形成すること。
【解決手段】 不活性ガス雰囲気の超微粒子生成室内で、リチウムまたはリチウム合金材料を加熱蒸発させてリチウムまたはリチウム合金の超微粒子を生成し、該超微粒子を前記不活性ガスに同伴させて搬送管により真空雰囲気の膜形成室内に搬送し、前記搬送管の先端に取り付けられ前記超微粒子の融点以下の温度に加熱されたノズルから前記膜形成室内に配置され、100℃からリチウム金属、またはリチウム合金の融点以下までの温度に加熱された基板に向けて前記超微粒子を前記不活性ガスの圧力で噴射すると共に前記ノズル又は前記基板の一方を任意の移動速度で移動させることにより前記基板上に所望の膜厚でリチウムまたはリチウム合金の薄膜を形成する。 (もっと読む)


【課題】 リチウムの放電容量を向上させること。
【解決手段】 純度99.9995%以上の不活性ガス雰囲気の超微粒子生成室内でリチウムまたはリチウム合金材料を加熱により加熱蒸発させてリチウムまたはリチウム合金の超微粒子を生成し、該超微粒子を前記不活性ガスに同伴させて搬送管により真空雰囲気の膜形成室内に搬送し、前記搬送管の先端に取り付けられ前記超微粒子の融点以下の温度に加熱されたノズルから前記膜形成室内に配置された基板に向けて前記超微粒子を前記不活性ガスの圧力で噴射すると共に前記ノズル又は前記基板の一方を任意の移動速度で移動させることにより前記基板上にリチウムまたはリチウム合金の薄膜を形成するようにし、前記不活性ガスを真空室内に導入する前に、真空排気系による前記膜形成室内の到達真空度を5×10-4Pa以下とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、リチウム箔の使用、輸送、保管等の取り扱いに際して、フレアの発生を防止すると共に、リチウム箔に化学的、機械的な安定性をもたらし、その取り扱いを容易にする、被覆フィルムを備えたリチウム箔を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、プラスチックフィルム基材の少なくとも片面に、ポリ塩化ビニリデンフィルム又は塩化ビニリデンを主成分とするポリマーフィルムからなる表面材を積層してなる積層フィルムの表面材側を、リチウム箔の少なくとも片面に接触させたことを特徴とする積層フィルム被覆リチウム箔である。ここで、前記塩化ビニリデンを主成分とするポリマーフィルムは、塩化ビニリデンと塩化ビニルとの共重合体フィルムを用いることが好ましく、また、リチウム箔としては、リチウム合金や他の金属箔上にリチウム薄膜を形成したものも用いることができる。
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