説明

日本純薬株式会社により出願された特許

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【課題】 チキソトロピック性を有し、高粘度で清澄(透明)性の良い水溶性不飽和カルボン酸系架橋重合体およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 多価ビニルエステル、多価アリルエステルおよび多価ビニルアマイドから選択された架橋剤(A)と多価ビニルエーテル、多価アリルエーテルおよび多価アリルイソシアヌレートから選択された架橋剤(B)の両者により架橋構造が形成され、かつ水溶性である不飽和カルボン酸系架橋重合体とする。
また、この重合体の製造方法を、架橋剤(A)、(B)の共存下に、炭素数3〜5個のオレフィン系不飽和カルボン酸又はその塩を主とする単量体を、水可溶性有機溶剤中で、ラジカル重合開始剤を用いて重合させ、水溶性重合体粉末として取得する方法とする。 (もっと読む)


【課題】支持体の貼付剤塗布面から支持体の反対面への貼付剤の滲み出しが無く、粘着性、賦形性に優れ、粘着性の経時安定性に優れ、且つ、安全性の高い非水系貼付剤を製造するための組成物の提供。
【解決手段】多価アルコールと、多価アルコールに可溶性のカルボキシル基を有する高分子化合物と、アセチルアセトン多価金属塩とを少なくとも有する非水系貼付剤製造用組成物。多価アルコールが、グリセリンであることが好ましい。多価アルコールに可溶性のカルボキシル基を有する高分子化合物が、(メタ)アクリル酸系高分子化合物又はその部分中和物であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】嵩比重の高いポリマー粉末を提供する。
【解決手段】回転する円筒状ドラム2と前記ドラムに摺接するスクレーパー22とを有するドラムドライヤー100のドラム表面に(メタ)アクリル酸系ポリマー水溶液を供給し、前記ドラム表面で(メタ)アクリル酸系ポリマー水溶液を加熱乾燥させると共に、ドラム表面に付着する乾燥した(メタ)アクリル酸系ポリマーフィルムを前記スクレーパー22で剥離し、剥離した加熱状態の乾燥した(メタ)アクリル酸系ポリマーフィルムを空気流で冷却し、次いで冷却した(メタ)アクリル酸系ポリマーフィルムを粉砕するポリマー粉末の製造方法であって、前記スクレーパーとドラム表面との摺接面におけるスクレーパーの主軸面とドラム表面との接触角度θ及びスクレーパーの先端角度θが、50°≦θ≦70°、70°≦θ+θ≦110°の関係を満たすことを特徴とする嵩比重が0.4〜0.7のポリマー粉末の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 残存単量体が低減された、水に可溶な架橋タイプの増粘用カルボン酸基含有重合体粉末を容易に取得することができる製造方法を提供する。
【解決手段】 炭素数3〜5個を有するオレフィン系不飽和カルボン酸を主たる成分とする単量体を、単量体は溶解するが、重合体は溶解しない溶剤中で、ラジカル開始剤を用いて重合し、析出したスラリー状重合体を分離・加熱により溶剤を揮散させるとともに、溶剤の揮散完了後も、得た粉末状重合体の加熱を継続して製造する。 (もっと読む)


【課題】 皮膚への接着性、保型性などの基剤の基本物性と効率的な薬剤の放出性を兼ね備えた親水性基剤からなる貼付剤を提供する。
【解決手段】 (a)構成単量体の1〜30モル%が、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸及び/又はその塩、スチレンスルホン酸及び/又はその塩、N−ビニルピロリドンから選択される1種又は2種以上の単量体であり、70〜99モル%がアクリル酸及び/又はその塩、並びに共重合可能なその他の単量体が0〜10モル%からなる単量体混合物を重合して得られる1種又は2種以上の水溶性共重合体であり、酸の20〜60モル%が中和され、微粉末で未反応単量体の含有量が0.5質量%以下である水溶性共重合体、(b)多価アルコール、(c)多価金属化合物、(d)界面活性剤及び(e)水を含有する貼付剤用基剤と、経皮吸収性の薬剤又は化粧料成分とを含む水性ゲル膏体を支持体上に施してなる貼付剤。 (もっと読む)


【課題】 アルカリ電池の電解液にゲル化剤として使用される、亜鉛粉末の分散性や内圧上昇防止などの特性に優れた、不飽和カルボン酸系重合体粉末およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 炭素数3〜5個を有するオレフィン系不飽和カルボン酸またはその塩を主たる構成単量体とし、34質量%KOH水溶液における2質量%溶液のブルックフィールド粘度(BH型、No.6ローター、20rpm、測定温度25℃)が15,000mPa・s以上、残存単量体が2,000ppm以下である重合体粉末を、アルカリ電池用不飽和カルボン酸系重合体粉末とする。また、その重合体粉末を、沈殿重合で製造する。 (もっと読む)


【課題】 パップ剤に用いられる基剤として、当該基剤を用いてゲル状の膏体を得たとき、保水性や経時安定性に優れ、滲み出しがなく、皮膚への密着性や剥離性にも優れたものとする基剤、および該基剤を用いた膏体を提供する。
【解決手段】 ポリアクリル酸とポリアクリル酸ナトリウムを主たる構成単量体とし、それらのモル比が、40/60〜70/30であり、0.2質量%水溶液の粘度が温度20℃において200〜450mPa・sであるアクリル酸系共重合体を、パップ剤の基剤に用い、また該共重合体を用いて膏体とする。 (もっと読む)


【課題】 皮膚への接着性、保型性などの基剤の基本物性と効率的な薬剤の放出性を兼ね備えた親水性基剤からなる貼付剤を提供する。
【解決手段】 (a)水溶性重合体が、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸及び/又はその塩、スチレンスルホン酸及び/又はその塩、N−ビニルピロリドンから選択される1種の単量体を単独重合して得られる、或いは前記単量体の1種又は2種以上の単量体と共重合可能なその他の単量体とを共重合して得られる1種以上の重合体と、ポリアクリル酸及び/又はその塩を含有する水溶性重合体混合物であり、酸の20〜60モル%が中和され、微粉末で未反応単量体の含有量が0.5質量%以下である水溶性重合体、(b)多価アルコール、(c)多価金属化合物、(d)界面活性剤及び(e)水を含有する貼付剤用基剤と、経皮吸収性の薬剤又は化粧料成分とを含む水性ゲル膏体を支持体上に施してなる貼付剤。 (もっと読む)


【課題】 増粘剤や吸水性材料として用いられる、親水性重合体で分子量が高く、残存媒体の少ない親水性重合体の製造方法を提供する。
【解決手段】 耐圧製容器に、親水性単量体と二酸化炭素を投入し、前記投入された化合物を攪拌しながら、前記前記耐圧製容器内を、前記二酸化炭素の臨界点以上の温度、圧力まで昇温、加圧し、前記耐圧製容器内が、所定の重合温度及び重合圧力で安定したのち、重合開始剤を添加して重合させて親水性重合体を製造する。 (もっと読む)


本発明は、高含水率で接着性、保型性を備え、膏体の滲み出しが無く、皮膚刺激性を回避し、しかも膏体の残留がなく皮膚からきれいに剥がすことができる貼付剤用基剤及びそれを用いた貼付剤である。すなわち、本発明は、(a)構成単量体の1〜30モル%が2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、70〜99モル%がアクリル酸であり、酸の20〜60モル%が中和されており、微粉末状で未反応単量体の含有率が0.5質量%以下である水溶性共重合体、(b)多価アルコール、(c)多価金属化合物、および(d)水を必須成分とする貼付剤用基剤及び当該基剤を用いてなる皮膚用貼付剤である。 (もっと読む)


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