説明

伊藤光学工業株式会社により出願された特許

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【課題】有機ガラス基材とシリコーン系硬化膜(ハード膜)との間にプライマー膜を備えた光学要素において、有機ガラス基材が光学要素屈折率1.60以上であっても、曇りや干渉縞等の外観不良が発生し難い光学要素を提供すること。
【解決手段】有機ガラス基材12とハード膜14との間に、プライマー膜16を備えた光学要素。基材12、ハード膜14およびプライマー膜16の各屈折率が1.60以上であるとともに、ハード膜14及びプライマー膜16は、金属酸化物微粒子を屈折率調整剤として含有するハード膜塗料及びプライマー膜塗料で形成されている。前記プライマー膜塗料のベースポリマーが非晶性のエステル系熱可塑性エラストマー(エステル系TPE)から実質的になるものである。 (もっと読む)


【課題】 表面にナノオーダーの凹凸構造を複数有する金型を使用して成形するにあたり、良好に剥離でき、得られる成形体表面にナノオーダーの微細な凹凸構造を良好に形成しうるメタクリル樹脂組成物を提供する。
【解決手段】 本発明のメタクリル樹脂組成物は、表面にナノオーダーの凹凸構造を複数有する金型を使用した成形に用いられるメタクリル樹脂組成物であって、230℃、3.8kg荷重で測定した時のMFRが0.1〜50であるメタクリル樹脂(A)と、高級脂肪酸エステル、高級脂肪族アルコール、高級脂肪酸、高級脂肪酸アミド、高級脂肪酸金属塩からなる群より選ばれる少なくとも1種(B)とを含有し、前記(B)の含有量が前記(A)100重量部に対して0.2〜0.5重量部である。 (もっと読む)


【課題】本発明は、成膜速度を確保したまま、被処理物に到達するドロップレット量を低減化すると共に、メンテナンス性の優れたプラズマ発生装置及び同加工装置を提供することを目的としている。
【解決手段】本発明は、真空アーク放電によりプラズマを発生させるプラズマ発生部2と、プラズマ進行路30と、前記陰極10から副生されるドロップレット44をプラズマ流14から分離させるために前記陰極10の正面方向に開口を有する1つ以上のドロップレット捕集部6から構成され、前記プラズマ流14を前記プラズマ進行路30に沿って前記ドロップレット捕集部6以外の方向に屈曲させるプラズマ発生装置2において、前記ドロップレット捕集部6内に前記ドロップレット44を静電付着させる1つ以上の静電電極8を有する静電トラップ7が設けられるプラズマ発生装置2及び同加工装置1である。 (もっと読む)


【課題】従来の成形金型における、気体剥離による離型ムラ等による転写異常の発生を防ぎ、気体放出口が成型品に転写される等の問題を解決する。
【解決手段】固定側コア8の内表面10と可動側コア14の内表面15の合わせ面に成形空間16が形成されており、可動側ベース金型11の可動側凹所12の内側周面に沿って、成形空間16に向けて突出する突出縁30が形成されており、突出縁30と固定側コア8との間に固定側細隙31が形成され、該固定側細隙31から剥離用の気体を固定側コア8の内表面10に向けて吹き込み、突出縁30と可動側コア14との間に可動側細隙32が形成され、可動側細隙32から剥離用の気体を可動側コア14の内表面15に向けて吹き込む。 (もっと読む)


【課題】高アスペクト比のナノ構造を持つ金型に対して、ナノ構造物の深部まで樹脂の充填を可能にし、さらに、離型剤等を使用しないで、高生産性を維持しアスペクト比1以上の反射防止ナノ構造物の成型品を製造する。
【解決手段】固定側コア4と可動側コア5の表面を、成形されるべき樹脂の軟化温度より高い温度に加熱してから前記固定側コア4と可動側コア5を型締めし、型締め後に、固定側コア4と可動側コア5内に樹脂を充填し、充填後に、固定側コア4と可動側コア5を樹脂の軟化温度より低い温度まで冷却しながら充填された樹脂を保圧し、低い温度で樹脂成型品を冷却保持し、その後、固定側コア4と可動側コア5を型開きして、ナノメータサイズの構造物を表面に有する成型品を射出成形する。 (もっと読む)


【課題】高アスペクト比のナノ構造を持つ金型に対して、ナノ構造物の深部まで樹脂の充填を可能にし、さらに、離型剤等を使用しないで、高生産性を維持しアスペクト比1以上の反射防止ナノ構造物の成型品を製造する。
【解決手段】固定側コア4と可動側コア5の表面を、成形されるべき樹脂の軟化温度より高い温度に加熱してから前記固定側コア4と可動側コア5を型締めし、型締め後に、固定側コア4と可動側コア5内に樹脂を充填し、充填後に、固定側コア4と可動側コア5を樹脂の軟化温度より低い温度まで冷却しながら充填された樹脂を保圧し、低い温度で樹脂成型品を冷却保持し、その後、固定側コア4と可動側コア5を型開きして、ナノメータサイズの構造物を表面に有する成型品を射出成形する。 (もっと読む)


【課題】ハードコートの光干渉を抑えるという特性を高屈折レンズに対して維持したまま紫外線に対する黒化現象や膜剥がれ現象を抑え、またカラーレンズの変色、脱色を抑え、環境負荷をもたらすおそれがほとんどなく、かつ、長期使用した場合も美観を損なわない屈折率1.55以上のハードコートを形成可能なハードコーティング組成物を提供する。
【解決手段】アルコキシシラン加水分解物中に、平均粒径5〜30nmのジルコニアコロイド粒子が分散剤を介して分散されてなり、屈折率1.55以上のハードコートを形成可能とされていることを特徴とするハードコーティング組成物。 (もっと読む)


【課題】新品の処理液に交換せずに、吸湿性薬液の水分上昇率を抑制することができる吸湿性薬液による浸漬処理方法を提供すること。
【解決手段】メタノールを含むようなコート液や洗浄液のような吸湿性薬液による浸漬処理方法。浸漬槽12が配された浸漬処理ステーションに被処理物を搬入し、浸漬槽に貯留された吸湿性薬液を用いて被処理物の浸漬処理をして、浸漬処理室から被処理物を搬出する浸漬処理方法。吸湿性薬液の上面空気層Aの湿り空気を、大気を除湿処理して調製した乾燥空気に置換して、吸湿性薬液の上面空気層Aを設定絶対湿度に維持する。 (もっと読む)


【課題】高温耐久性を始めとする保護膜として要求される種々の特性、特に耐熱性や耐融着性、表面平滑性に優れたDLC膜と、このようなDLC膜を備えたDLCコート金型を提供すること。
【解決手段】DLC膜をta−C、つまり、sp/(sp+sp)構造比が0.5〜0.9、水素含有量が0〜5原子%、ナノインデンテーション硬さが40〜100GPa、密度が2.7〜3.4g/cmであるDLCから成るものとし、基材上に成膜された表面に対する針先端曲率半径2μmの触針式表面形状測定器による測定送り0.01mmの表面走査検出において、基材の成膜前における被成膜面の算術平均粗さRa(S)に対するDLC膜面の算術平均粗さRa(D)の絶対値変化量ΔRa(=|Ra(S)−Ra(D)|)が0.75nm以下、且つ当該DLC膜面における高さ又は深さが20nm以上の凹凸の数が単位走査距離及び単位膜厚あたり0.01個/単位走査距離(mm)/単位膜厚(nm)以下のものとする。 (もっと読む)


【課題】内面又は両面非球面の眼鏡レンズをキャスト形成するためのモールドを、精度良く製造可能であるとともに量産に適したモールドの製造方法の提供。
【解決手段】非球面形状の凸面11を有する転写型12の凸面11上に、硝子製曲面板13を、曲面板13の凸面14が上方を向くように載置し、加熱により曲面板13を軟化させて、曲面板13に転写型12の凸面11の非球面形状を転写することにより、曲面板13の凸面14を非球面形状に形成して、曲面板13を硝子製モールド16とする。 (もっと読む)


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