説明

株式会社太平洋コンサルタントにより出願された特許

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【課題】コンクリート構造物内部の特定物質について、精度良く濃度プロファイルを測定する。
【解決手段】特定物質の濃度プロファイル測定方法は、コンクリート構造物10からコンクリートコア50を採取し、放射線の照射により発生する特性X線を検出し、コンクリートコア50における特定物質の濃度プロファイルを測定する特定物質の濃度プロファイル測定方法であって、コンクリート構造物の一つの採取箇所から採取されるコンクリートコア50の直径Dmmと本数nとが、30≦D・nおよびD≦50の関係を満たす。これにより、精度良く特定物質の濃度プロファイルを求めることができる。たとえば、直径10mmのコンクリートコア50で特定物質の濃度プロファイル測定を行う場合には、コンクリートコア50を3本以上採取すればよく、25mmのコンクリートコア50で濃度測定を行う場合には、2本以上採取すればよい。 (もっと読む)


【課題】セメント硬化体中のひび割れ等の空隙部を、精度良く検出する方法を提供する。
【解決手段】セメント硬化体に存在する空隙部に、有機ハロゲン化合物を溶解又は混合した樹脂液を含浸させて硬化させた後、表面を研磨し、電子線マイクロアナライザーにより、該有機ハロゲン化合物由来のハロゲン原子の分布状態を分析することを特徴とするセメント硬化体中の空隙部を検出する方法。 (もっと読む)


【課題】産業廃棄物、一般廃棄物や建設発生土等を大量に有効利用することができ、強度発現性に優れたセメント組成物を提供すること。
【解決手段】セメント、細骨材、減水剤及び水を含むセメント組成物であって、細骨材の一部又は全部として、2CaO・SiO2 及び 2CaO・Al2O3・SiO2を含有し、かつ、2CaO・SiO2100質量部に対して、2CaO・Al2O3・SiO2+4CaO・Al2O3・Fe2O3が10〜100質量部である焼成物を使用することを特徴とするセメント組成物。 (もっと読む)


【課題】製造時に発生する副生微粉量を減少させるとともに、再生細骨材M並みでありながら、原細骨材と同等以上の強度性能を発揮する再生細骨材を簡便に製造し、それをセメント系硬化体として有効利用する。
【解決手段】最大寸法が30〜500mm程度の塊のコンクリート廃材を、40mm径以下程度に粗砕し、スクリュー磨砕式処理装置などで8mm程度以下の径に磨砕し、微粉を除去して回転ドラム式磨砕機に投入する。回転ドラム式磨砕機のドラム1を100〜300rpm程度の低速で回転させる操作をトータルで5〜10分程度行う軽度処理を行う。軽度処理では原細骨材自体はほとんど破砕や磨砕されることなく、原細骨材表面の原細骨材の表面に付着したセメント硬化物に強度的欠陥となる凹凸や空隙が残らない程度に磨砕される。得られた再生細骨材を、一般のモルタルあるいはコンクリートなどにおける細骨材と同様に配合し、セメント系硬化体を得る。
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【課題】セメント硬化体について、空隙率を迅速にかつ精度良く測定する方法を提供する。
【解決手段】セメント系硬化体の断面を多数のピクセルに区画し、ピクセルごとにCaO濃度とSiO濃度を測定し、CaO濃度が基準値以上のピクセルをペースト部分、SiO濃度が基準値以上のピクセルを骨材部分、残余を空隙部分とし、さらにペースト部分のピクセルについて、そのCaO濃度に基づいて空隙率を求め、骨材部分および空隙部分については一定の空隙率とし、上記断面において空隙率の平均値を求め、この空隙率の平均値に基づいてセメント系硬化体の空隙率を定めることを特徴とする測定方法。 (もっと読む)


【課題】 比較的狭小なスペースにおいても、組立時及び解体時における施工が容易であり、かつ、解体後も廃棄物を発生させることなく再使用が可能であり、破損しにくい、放射線遮蔽用プレキャストブロック、及び該ブロックからなる放射線遮蔽構造体を提供する。
【解決手段】放射線遮蔽用プレキャストブロック1は、外枠となる金属枠2内に、ホウ素化合物と骨材と樹脂バインダーとを含むレジン層3と、コンクリート層4とを形成してなる。放射線遮蔽構造体は、中性子等の放射線を吸収または減速させるための構造体であって、複数の放射線遮蔽用プレキャストブロック1を積層し連結してなる側壁部と、この側壁部の上部に、複数の放射線遮蔽用プレキャストブロック1を水平方向に並列に連結してなる天井部とからなる。側壁部と天井部によって、放射線発生源を有する内部空間を囲んでいる。 (もっと読む)


【課題】コンクリート構造物におけるコンクリート劣化が表面化していない早期の段階で、該構造物の劣化の危険性を予測することが可能なコンクリート劣化の診断システムを提供する。
【解決手段】コンクリート構造物及びその周辺の環境調査を行い対象とするコンクリート構造物の構造や立地条件を把握してコンクリートにおける劣化因子の抽出と劣化発生箇所の予測をし、該箇所のコンクリート表面について簡易な劣化の予兆検査を行い、予兆のあった箇所から採取したサンプルについて機器分析により精密な劣化診断をし、診断結果から劣化の予測を行う。 (もっと読む)


【課題】 モルタル供試体を水中にて養生している間に、バーコードシールがモルタル供試体の表面から剥がれることのないモルタル供試体を用いてモルタル供試体の強度測定の情報を生産に関する情報と試験依頼に関する情報とを関連付けた情報として通信ネットワークを介して管理サーバに蓄積することにより、人手による転記ミスを防止し、部署間での情報の共有化と品質管理の効率化を図る。
【解決手段】 背板面にバーコードシールを貼付した耐食性クリップにより、端部が留められていることを特徴とするモルタル供試体を用いて、モルタル供試体の強度測定の情報を、生産に関する情報と試験依頼に関する情報とを関連付けた情報として通信ネットワークを介して管理サーバに蓄積する。 (もっと読む)


【課題】品質(性能)変動が少なく、低レベル放射性廃棄物処分用の充填固型化材として好適な、セメント系充填固型化材を提供する。
【解決手段】固体廃棄物が収納された容器内の空隙に流し込んで充填固型化するのに用いるセメント系充填固型化材であって、混練水以外はセメントと粒径1.2mm以下の細骨材と減水剤のみからなる。 (もっと読む)


【課題】 ある一時点での調査で、そのコンクリート構造物中に埋設された鋼材の腐食状況を判断できると共に、該鋼材の将来的な腐食発生時期をも予測することのできる方法を提案すること。
【解決手段】 コンクリート中に種々の深さで設置される複数のアノード電極とその近傍に配置されるカソード電極から成る腐食センサーにより測定された腐食電流に基づき、コンクリート中に埋設されている鋼材の腐食発生時期を予測するコンクリート中の鋼材の腐食発生時期予測方法であって、上記腐食電流の限界値Ccを設定する限界値設定過程と、ある時点において上記腐食センサーにより腐食電流をコンクリート表面からの深さの関数として測定する腐食電流測定過程と、上記測定された腐食電流をFickの第2法則に基づいて計算してコンクリートの深さ位置との関係において腐食電流が上記限界値Ccに達する時期を求め、鋼材の腐食発生時期を予測する予測過程とを含む方法とした。 (もっと読む)


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