説明

セル・シグナリング・テクノロジー・インコーポレイテツドにより出願された特許

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【課題】変化する周囲のアミノ酸またはペプチド配列の状況において修飾または非修飾の、少なくとも1つの固定アミノ酸残基に特異的なモチーフ特異性状況独立性抗体の産生法を提供する。
【解決手段】この方法は、(1)少なくとも1つの固定アミノ酸および変化する周囲のアミノ酸を特徴づけるペプチドライブラリーを構築する工程と、(2)宿主をこのペプチドライブラリーで免疫化する工程とを包含する。抗体を、この免疫化宿主の抗血清から任意選択的に単離および精製することができる。開示の方法は、修飾モチーフ(ホスホトレオニン、ホスホセリン、MAPKコンセンサス認識部位、14−3−3コンセンサス認識部位、CDKコンセンサス認識部位、およびアセチル化リジンなど)および非修飾モチーフを共に含む。 (もっと読む)


本発明は、ヒト癌における変異ROSタンパク質の存在の同定法を提供する。いくつかの実施形態において、変異ROSは、ROSキナーゼのキナーゼドメインと融合したFIGタンパク質の部分を含むFIG−ROS融合タンパク質である。いくつかの実施形態において、変異ROSは、癌組織(または癌性であることが疑われる組織)における野生型ROSの過剰発現であり、この場合、同じ組織型の正常組織では、ROSが発現されないか、または低レベルで発現される。本発明の変異ROSタンパク質は、ヒト癌のサブグループ、特に肝臓(胆管を含む)、膵臓、腎臓、および精巣の癌の増殖および生存を支配することが予想される。本発明はしたがって、一つには、開示された変異ROSポリペプチド(例えば、FIG−ROS(S)融合ポリペプチド)をコード化する単離されたポリヌクレオチドおよびベクター、これを検出するためのプローブ、単離された変異ポリペプチド、組換えポリペプチド、ならびに融合および切断型ポリペプチドを検出するための試薬を提供する。変異ROSポリペプチドの同定は、これらの変異ROSポリペプチドの生体試料中の存在を決定するための新規方法、タンパク質を阻害する化合物のスクリーニング法、および変異ポリヌクレオチドまたはポリペプチドにより特徴づけられる癌の進行を阻害する方法を可能にし、これらのポリヌクレオチドまたはポリペプチドも本発明によって提供される。 (もっと読む)


本発明は、上皮成長因子受容体(EGFR)分子のE746-A750欠損型およびL858R点突然変異に対する結合剤、ならびに癌の診断および治療方法を含むその使用方法を開示する。 (もっと読む)


【課題】PTENポリペプチド(配列番号5)を発現する哺乳動物の神経膠腫の腫瘍であって、EGFRポリペプチド(配列番号7)活性の阻害剤に応答する可能性がない又は非応答性である哺乳動物の神経膠腫の腫瘍を同定する方法を提供する。
【解決手段】腫瘍から得られた試料を腫瘍又は試料を阻害剤に接触させた後に、EGFR(配列番号7)の存在及びリン酸化されたAKTポリペプチド(配列番号4)の存在又はリン酸化されたERKポリペプチド(配列番号8)の存在について試験することを包含し、そこで、EGFRポリペプチドのレベル及びリン酸化されたAKTポリペプチド又はリン酸化されたERKポリペプチドのレベルにおける増加が、神経膠腫の腫瘍を阻害剤に応答する可能性がない又は非応答性であると同定する、方法。 (もっと読む)


本発明は、チロシンキナーゼまたはリン酸化型チロシンキナーゼの有無またはレベルに基づいて癌細胞を分類する方法に関する。また、本発明は、癌の分類を用いて癌を治療する方法にも関する。さらに、本発明は、癌の分類を用いて癌に対する治療の有効性を判定する方法にも関する。
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本発明によれば、CD74の一部と癌原遺伝子チロシンプロテインキナーゼROS前駆体(ROS)キナーゼとを結合している融合タンパク質の原因となる、ヒト非小細胞肺癌(NSCLC)における新規な遺伝子転座(5q32、6q22)がここで同定されている。このCD74−ROS融合タンパク質は、NSCLC腫瘍のサブグループの増殖および生存を引き起こすことが予想される。したがって、本発明は、部分的には、開示の変異ROSキナーゼポリペプチドをコードしている単離ポリヌクレオチドおよびベクター、それらを検出するためのプローブ、単離した変異ポリペプチド、組換えポリペプチド、ならびに該融合ポリペプチドおよび切断型ポリペプチドを検出するための試薬を提供する。開示の新しい融合タンパク質の同定によって、生体試料中のこれらの変異ROSキナーゼポリペプチドの存在を判定する新しい方法、これらのタンパク質を阻害する化合物をスクリーニングする方法、およびこれらの変異ポリヌクレオチドまたは変異ポリペプチドを特徴とする癌の進行を抑制する方法が可能となり、本発明はこれらの方法も提供する。 (もっと読む)


本発明によると、未分化リンパ腫キナーゼ(ALK)のキナーゼ部分を第2タンパク質の部分と結合する融合タンパク質をもたらす、染色体2を含む新規な遺伝子欠失及び転座が、ヒト固形腫瘍、例えば非小細胞肺癌(NSCLC)中で同定された。第2タンパク質は微小管関連タンパク質様4(Echinoderm Microtubule-Associated Protein-Like 4;EML−4)及びTRK−融合遺伝子(TFG)を含有している。ALKチロシンキナーゼ活性を保持しているEML4−ALK融合タンパク質は、この突然変異によって特徴付けられるNSCLCの増殖及び生存を促進することが確認された。従って、本発明は、ある側面で、開示される突然変異ALKキナーゼポリペプチドをコードする単離されたポリヌクレオチド及びベクター、それを検出するプローブ、単離された突然変異ポリペプチド、組み換えポリペプチド、及び融合及び切断されたポリペプチドを検出する試薬を提供する。開示される、この新規な融合タンパク質の同定は、生体試料におけるこれら突然変異ALKキナーゼポリペプチドの存在を判定する新規な方法、このタンパク質を阻害する化合物をスクリーニングする方法、及び突然変異ポリヌクレオチド又はポリペプチドによって特徴付けられる癌の進行を阻害する方法を可能にして、これらもまた本発明により提供される。 (もっと読む)


【課題】ペプチドの複雑な混合物から、修飾されたペプチドを単離する方法を提供すること。
【解決手段】(a)生物から蛋白質性調製物を得、ここで調製物は二つ又はそれ以上の異なる蛋白質に由来する修飾されたペプチドを含み、(b)調製物を少なくとも一つの固定化された修飾特異的抗体と接触させ、及び(c)工程(b)に於いて固定化された修飾特異的抗体により特異的に結合された少なくとも一つの修飾されたペプチドを単離する、工程を含むものである。 (もっと読む)


本発明は個々の患者におけるHER−2指向性治療に対する応答を測定又は予測する方法を提供するものである。 (もっと読む)


本明細書に開示された発明は、癌等の病理学において制御されていない生化学的な経路の試験及び/又は定量化のための方法及びこのような方法を実施するのに適合した試薬及びキットを提供する。 (もっと読む)


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