説明

スネクマ・プロピュルシオン・ソリドにより出願された特許

31 - 40 / 48


環境バリヤーは、セラミックマトリックス複合材料の基質(10)上に形成され、アルカリ、又はアルカリ土類、又は希土類の元素のアルミノケイ酸塩を含むタイプの化合物を含有する外側の耐食保護層(12)を含む。結合下層(14)は、基質(10)と保護層(12)の間に形成され、該結合下層の組成は、基質のとなりの内側表面と外側表面の間で、実質的に純粋なシリコンから実質的に純粋なムライトに、シリコン含有量の減少とムライト含有量の増加を伴って変化する。 (もっと読む)


本発明によると、炭素を含んだ多孔質材料、特には複合材料C/Cからなる部品が、酸素と炭素の酸化触媒である少なくとも1つのアルカリ又はアルカリ土類元素Mとの存在下で、酸化硼素B23によって結合し且つ元素Mを捕捉した少なくとも1つのP−O−Ti−M型会合を形成するべく、少なくとも1つの燐化合物と、元素チタンと、硼素又は二硼化チタン以外の硼素化合物とを含有した水溶液中の組成物を含浸させることによって耐酸化保護される。 (もっと読む)


複合材料部材の製造に使用され、内側部分またはコア(72)およびこの外面に隣接する部分またはスキン(74、76)を含む、単一片として具現化される織製の繊維構造物は、インターロック織および多層織から選択される少なくとも1つの織で三次元コア織りにより、およびコア織とは異なり、多層織および二次元織から選択される織でスキン織りすることにより形成される。これは、少なくとも1つのコアインターロック織(72)で三次元織りすることにより、ならびに布タイプの、サテンタイプまたは、多層または二次元タイプであるスキン綾織タイプの織で織ることによっても形成可能である。
(もっと読む)


本発明は細孔体積比が80%以上である耐火材料で作られた多孔性コア(5)からなる組成勾配熱構造複合材料構造体に関する。コア(5)は、炭素相およびセラミック相からなるマトリックスにより緻密化された炭素繊維強化材料および耐火固体フィラーを含む2つの中間層(6a、6b)の間に設けられている。2つのモノリシックなセラミックスキン(7a、7b)が中間層を被覆し、それによって構造体全体を堅固にしている。 (もっと読む)


本発明は、繊維プレフォーム(20)を形成し、プレフォーム中で少なくともその片側から延びた複数の穴(22)を形成し、このプレフォームを気相中での化学蒸気浸透法(CVI)によって少なくとも部分的に形成されるマトリックスで緻密化することにより製造される複合材部品に関する。これら穴(22)は、例えば高圧噴射加工により繊維を破断させて材料を取り除くことにより形成され、穴を提供されたプレフォームにおける繊維の配置は、穴の形成の前の元の配置と比べて、実質的に変更されない。このようにして、緻密化勾配が大いに低減され、従来技術では中間の皮むきによって隔てられた複数のサイクルを必要とする密度を、ただ1つの緻密化段階で得ることができる。 (もっと読む)


本発明は、中間相被膜が繊維状プリフォームを構成する繊維上に化学蒸気浸透(CVI)により形成される方法に関わり、前記中間相被膜は、繊維に接触する複合材料の少なくとも1つの内側脆化低減層と、セラミックマトリックスとの外側接着層を含む。繊維状プリフォームは、中間相被膜を具備する繊維状態においてその形状を維持し、セラミック前駆体を含有する液体組成物を含浸させ、セラミックマトリックスの強化相中への前駆体の変換により強化される。強化プリフォームは、次いでセラミックマトリックス相が補充され高密度化される。CVIによる中間相被膜の形成、又はリキッドプロセスによる強化後の高密度化には、維持のためのツールは必要とされない。 (もっと読む)


本発明は、気相化学浸透手段により、薄い多孔質基体(1)を高密度化する方法に関するものである。本発明に係る方法は、第一及び第二プレート(12、13)の間に配置され、その周囲に高密度化される薄い多孔質基体が放射状に配置される管状導管(11)を具備するローディングツール(19)の使用を含む。装填されるとき、該ツールは、管状導管(11)に連結された反応ガス用注入口(21)を具備する浸透炉の反応チャンバー(20)内に配置され、これによりガスを基体(1)の主面に沿って実質的に放射状の流れ方向に流す導管にガスが入ることが可能となる。反応ガスはまた、反対方向、すなわち、外筒(16)からツール(10)内へ流入し、導管(11)を通って放出され得る。 (もっと読む)


多孔質耐熱構造複合材料の気孔内に、耐火材料の前駆体から構成されるエーロゲルまたはキセロゲルを形成し、前駆体を、熱分解により変換して耐火材料のエーロゲルまたはキセロゲルを得た後、これを溶融ケイ素系相で含浸することによりシリサイド化する。エーロゲルまたはキセロゲルは、複合材料を、少なくとも1種の有機、有機半金属、または有機金属化合物を溶液中に含有する組成物で含浸し、ついでその場でゲル化させることにより形成される。本方法は、C/CまたはC/SiC複合材料部品のトライボロジー特性または熱伝導性を改善するために、または該部品を漏れ防止性とするために適用される。
(もっと読む)


緻密化のための1つ以上の多孔質基材(10)がオーブン内に入れられ、そこに、少なくとも1種の気体の炭化水素Cxy(ここで、xおよびyは整数であり、xは1<x<6を満たす)を含む熱分解炭素前駆体ガスが、メタン及び不活性ガスから選択される少なくとも1種のガスを含むキャリヤーガスと共に入れられる。入れられたガスの残留成分と共に、水素を含んだ反応生成物を含有した排ガスがオーブンから取り出され、排ガスから取り出され且つ熱分解炭素前駆体試薬ガスを含有したガス流の少なくとも一部が、オーブン内に入れられる反応ガスへと再循環される(回路80)。再循環は、排ガスに含有された重質炭化水素の除去(処理40)の後に実施される。 (もっと読む)


液体組成物を処理しようとする部品の表面に塗布する(組成物はセラミック前駆体ポリマーおよび耐火性固体フィラーを含む)。架橋した後、ポリマーを熱処理によりセラミックに変換し、続いて化学蒸気浸透によりセラミックを堆積させる。化学蒸気浸透工程の前に、部品の表面を削って複合材部品をその最初の形に戻し、化学蒸気浸透により部品の削られた表面に残留する微視孔を充填する堆積物を形成する。
(もっと読む)


31 - 40 / 48