説明

株式会社山越により出願された特許

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【課題】既設管渠における1つの開口端を利用して損傷箇所の補修を確実に行うことができる既設管渠の更生方法を提供すること。
【解決手段】装置径方向に拡張収縮変形可能な固定チューブ12を有する先行固定装置4と先行固定装置4に接続された牽引用ワイヤ22とを、既設管渠2の開口端2b側から挿入する。既設管渠2内において損傷箇所3よりも奥側の閉塞端2aの位置まで先行固定装置4を送り込み、その位置にて固定チューブ12を拡張変形させて既設管渠2の内周面に面接触させることで先行固定装置4を移動不能に固定する。牽引用ワイヤ22を用いて補修機5を先行固定装置4側に引き寄せることにより、損傷箇所3に対応した位置まで補修機5を移動させる。補修機5を膨張させて更生材31を既設管渠2の内周面に圧着する。 (もっと読む)


【課題】曲がっている管路を通過させて洗浄を行っても破損が起こりにくく、管路内面を効率よく確実に洗浄することができる回転式洗浄ヘッドを提供すること。
【解決手段】回転式洗浄ヘッド12は、回転部21と回転部21の先端に連結されるブラシ部22とを備える。回転部21には給水ホースが接続され、そのホースから供給された洗浄水W1を噴射させることによって回転部21が回転する。ブラシ部22は、回転部21と一体的に回転することで管路内面をブラッシングする。ブラシ部22は、筒状のブラシ部本体40と、ブラシ部本体40の外周面における複数の箇所にブラシ毛41を植設することで形成された複数のブラシ列42とを有する。複数のブラシ列42は、列前端側から列後端側に行くに従って、ヘッド回転軸の軸線方向を中心とする第1の方向に捩じれるように配置されている。 (もっと読む)


【課題】メンテナンスが容易であり浸透能力を十分に確保することができる雨水浸透桝用フィルタを提供すること。
【解決手段】既設雨水桝を構成する有底筒状の桝本体12を地中に埋設したままの状態で加工して、その底部に貫通穴19を形成する。貫通穴19に網目状円筒フィルタ13を装着することにより、既設雨水桝を雨水浸透桝11に改変する。網目状円筒フィルタ13は、下部フィルタ材31と、上部フィルタ材32と、各フィルタ材31,32を接続する継手部材33とにより構成される。下部フィルタ材31は、網目構造を有する網状円筒管を用いて形成され、上部フィルタ材32は、下部フィルタ材31よりも目の粗い網目構造を有する網状円筒管を用いて形成されている。 (もっと読む)


【課題】本管と取り付け管との接続部において本管に連通させるための連通孔を迅速に形成することができる既設管渠の更生装置を提供すること。
【解決手段】カメラ24を有する自走式のロボット車11には、スタンプ装置21、電磁波送受信機22、穿孔装置23が装着されている。ロボット車11を本管内に搬入し、電磁波送受信機22により本管側から電磁波が送受信され、得られた反射波信号に基づいて、更生材によって塞がれた取り付け管の接続部が探査される。スタンプ装置21により、探査した接続部の位置に目印が付与される。その目印に基づいて穿孔装置23の位置合わせが行われ、その状態で穿孔装置23を駆動することで更生材に対して連通孔が形成される。 (もっと読む)


【課題】本管と取り付け管との接続部において本管に連通させるための穿孔を正確かつ迅速に形成することができる既設管渠の更生方法を提供すること。
【解決手段】磁石配置工程では、本管1と取り付け管2との接続部5において、取り付け管2の中心となる位置に待受側磁石片8を配置する。補修工程では、本管1を補修すべくその内周面の全周にわたって更生材6を配設する。磁石吸着工程では、更生材6によって塞がれた取り付け管2の接続部5に対応した位置に、待受側磁石片8の磁力を利用し、更生材6を介して探査側磁石片9を吸着させる。穿孔工程では、探査側磁石片9を目印として、その探査側磁石片9を中心位置に合わせた状態で更生材6に対して穿孔を形成する。 (もっと読む)


【課題】地下水位の上昇時に地下水や雨水の逆流を防止することができ、地下水位の低下時には地中に雨水を的確に浸透させることができる雨水浸透桝を提供すること。
【解決手段】雨水浸透桝11は、有底筒状の桝本体12の底部に貫通穴19が形成され、その貫通穴19の下方に設けられた浸透部材収容穴21に浸透部材22及び逆流防止部材が装着されている。浸透部材22は、周面に複数の透孔26を有するパイプ24と、パイプ24内に配置される浸透性のストレーナー25とを含んで構成される。逆流防止部材23は、パイプ24の上端部に設けられ、パイプ24内を通過して浸透部材22から桝本体12に雨水または地下水が逆流することを防止する。 (もっと読む)


【課題】内部に活線が敷設された状態で既設管渠の補修を適切に行うことができる既設管渠の更生方法を提供すること。
【解決手段】更生用治具10は、通信ケーブル2を配置可能な溝部16を有し、円弧状に形成された可撓性の内側板材11と、その内側板材11の外側面に配置され、円弧状に形成された可撓性の外側板材12とを備える。更生用治具10は、内側板材11と外側板材12との間に通信ケーブル2を挟み込んだ状態で、更生材3と補修機20の外周面との間に配置される。既設管渠1内において、流体圧の作用により補修機20を膨張させて更生材3を既設管渠1の内周面に圧着する。 (もっと読む)


【課題】既設雨水桝を加工することにより、低コストで迅速に雨水浸透桝を施工することができる既設雨水桝の雨水浸透桝化工法を提供すること。
【解決手段】既設雨水桝10を構成する有底筒状の桝本体12を地中に埋設したままの状態で加工し、その底部に貫通穴24を形成する。貫通穴24の下方にある土を掘削して浸透部材収容穴26を形成し、その浸透部材収容穴26に多孔性の浸透部材13を配設することで既設雨水桝10を雨水浸透桝11に改変する。浸透部材13は、周面に複数の透孔33を有するパイプ31と、複数の透孔33よりも細かい複数の細孔34を有し、パイプ31内に挿抜可能に配置される浸透性のストレーナー32とを含んで構成される。 (もっと読む)


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