説明

エイチジーエスティーネザーランドビーブイにより出願された特許

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【課題】 熱マグノンによるスピントルク発振素子を提供する。
【解決手段】 「熱マグノンによる」スピントルク発振素子(STO)は、熱流のみを用いて、スピントルク(ST)効果を惹起しかつ自由層磁化の持続的な振動を発生させる。熱マグノンによるSTOは、従来型の自由層および基準層に加えて、さらに、固定された面内磁化を有する磁性酸化物層と、その磁性酸化物層の1つの表面上の強磁性金属層と、自由層および金属層間の非磁性導電層と、磁性酸化物層のもう一方の表面上の電気抵抗性ヒータとを含む。熱マグノン効果のために、金属層と伝導層と自由層とを通る磁性酸化物層からの熱流によって、最終的に、自由層に対するスピン移行トルク(STT)が生じる。熱流と反対方向に流れるセンス電流が、自由層磁化の振動周波数を監視するために用いられる。 (もっと読む)


【課題】 屈曲型のトレーリングシールドを備えるシングル磁気記録(SMR)ヘッドおよび製造方法を提供する。
【解決手段】 一実施形態において、磁気ヘッドは、主磁極と、主磁極のトレーリング側付近に位置付けられたトレーリングシールドと、主磁極のクロストラック方向の両側付近に位置付けられたサイドシールドと、主磁極のリーディング側付近に位置付けられたリーディングシールドと、主磁極とシールドの間に位置付けられたギャップと、を含み、Sg1<Sg2であり、Sg1がトレーリングシールドのリーディングエッジの屈曲点と、主磁極の、屈曲点に最も近いトレーリング側角部との間のクロストラック方向の距離であり、Sg2が、サイドシールドのエッジ上の、主磁極のトレーリング側角部に対してクロストラック方向に平行な第一の点と、主磁極の、第一の点に最も近いトレーリング側角部との間のクロストラック方向の距離であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】耐食性スペーサ層を備え、より高い信号雑音比を有するCPP−GMRセンサを提供する。
【解決手段】膜面垂直通電(CPP)型巨大磁気抵抗効果(GMR)センサのスペーサ層を形成する材料の電気抵抗と耐食性を増大させるための方法と装置。スペーサ層および、それゆえCPP−GMRセンサの抵抗を大きくすることにより、より大きな電圧をセンサにかけることができ、信号対雑音比をより高くすることができる。スペーサ層の耐食性を高めることにより、製造中にスペーサ層を腐食性材料に曝す影響が最小限となる。たとえば、スズを銀に添加して金属合金スペーサ層を形成すれば、このスペーサ層の耐食性とCPP−GMRセンサの電気抵抗は、銀のみからなるスペーサ層の場合より増大する。Ag−Sn合金により、より大きな電流がセンサを流れ、これによって信号対雑音比が増大する。 (もっと読む)


【課題】 読取り−書込みオフセットを有するビットパターン媒体上における同期した書込みのシステム及び方法を提供する。
【解決手段】 ビットパターン媒体と、読取り−書込みオフセットを有する磁気ヘッドと、を使用することにより、ディスク駆動装置における書込みタインミングを確立するシステム及び方法であって、サーボ制御と書込みは、タイミングオフセットを伴って異なるトラック上において実行される。まず、ヘッドの形状及びスキュー角に従って、それぞれのトラック/ヘッド位置ごとに、サーボトラックと書き込みトラックの間の距離を判定する。次いで、タイミングオフセットを増分しつつデータを反復的に書き込んでサーボ/書込みトラックペアの最適なタイミングオフセットを判定し、且つ、次いで、このオフセットをディスクのサーボトラック上の同期フィールドに書き込むことにより、相対的なタイミング誤差を計測する。 (もっと読む)


【課題】 軟質中間膜を備えた空気ベアリング面オーバーコートおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】 一実施形態において、磁気ヘッドは、磁気媒体からの読み取り、および磁気媒体への書き込みの両方またはいずれか一方を行うための少なくとも1つの磁気ヘッド素子であって、磁気媒体に面する空気ベアリング面(ABS)を有する少なくとも1つの磁気ヘッド素子と、水蒸気分圧下で形成されるという特徴を有する、ABS上の窒化ケイ素を含む接着膜と、接着膜上の、炭素を含む保護膜と、を含む。また、別の実施形態において、方法には、磁気ヘッドのABSを形成することであって、ABSが、使用中に磁気媒体に最も近い磁気ヘッドの表面であることと、磁気ヘッドのABS上に接着膜を形成することであって、接着膜が、水蒸気分圧下で形成されることと、接着膜上に、炭素を含む保護膜を形成することと、が含まれる。 (もっと読む)


【課題】螺旋状DCパターン書き込みを利用したトラックピッチ偏差測定法を提供する。
【解決手段】一実施形態では、方法は、磁気ディスク媒体を回転する間に磁気ディスク媒体の半径方向にほぼ平行な方向に磁気ヘッドを移動させながら磁気ヘッドのライタを使用してDCパターンを磁気ディスク媒体上に螺旋状に書き込む工程と、磁気ディスク媒体を回転する間に磁気ディスク媒体の半径方向にほぼ平行な方向に磁気ヘッドを移動させながら磁気ディスク媒体を読み取る工程と、磁気ディスク媒体の読み取りに基づき磁気ディスク媒体のデータトラック間のトラックピッチ間隔を計算する工程と、を含む。別の実施形態では、磁気ディスク媒体はデータが記録される放射状領域よりさらに外側の放射状領域および/またはさらに内側の放射状領域内にDC螺旋状パターンを含む。 (もっと読む)


【課題】シングル記録方式で必要なレーザ出力を低く維持しながら、媒体のピーク温度と書き込み極のトレーリングエッジでの媒体の温度との間の温度降下を最小限に抑える。
【解決手段】熱アシスト記録ディスクドライブは、シングル記録方式および広エリア熱源として矩形導波路を使用する。導波路は、複数のデータトラックにわたる記録層のエリアを加熱する略楕円形状の光スポットを生成する。導波路コアは、書き込みが起こる書き込み極先端のトレーリングエッジの近くにピーク光強度を位置付けすると同時に、所望の加熱エリアサイズを実現するアスペクト比を有する。導波路コアの大きなクロストラック幅は、光スポットによって加熱される記録層の体積を増加させ、冷却速度を低下させる。これにより、加熱エリアのピーク温度ポイントが書き込み極先端近くに移動し、ピーク温度と書き込みが起こる書き込み極先端のトレーリングエッジでの温度との間の温度降下を低減する。 (もっと読む)


【課題】 複数の磁気層および中間層を有するパターン化垂直磁気記録媒体を提供する。
【解決手段】 パターン化垂直磁気記録媒体は、第1および第2の強磁性層(MAG1およびMAG2)を、MAG1とMAG2との間に第1および第2の非磁性中間層(IL1およびIL2)を備えた状態で有するディスクリートデータアイランドを有する。MAG1およびMAG2は、類似の厚さを有した類似のCoPtCr合金でもよく、IL1およびIL2の厚さは、MAG1およびMAG2が強固に交換結合されることを保証する。あるいは、MAG2は、「書き込み補助」層、例えば、交換スプリング構造における高飽和磁化の軟磁性材料でもよく、IL1は非常に薄く、それによってIL2が、MAG1と書き込み補助MAG2層間とのカップリング層として機能できる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、オフセットデータおよびサーボ領域を備えるパターン化磁気媒体を製造するための方法を提供する。
【解決手段】本発明は、パターン化磁気媒体を製造するための方法である。本方法は、別領域のパターニングに悪影響を及ぼす一領域へのパターニングを必要とせずに、データ領域およびサーボ領域の両方がパターン化されることを可能にする。本方法によって、パターン化されたデータ領域と、パターン化されたサーボ領域と、サーボ領域とデータ領域との間の中間領域と、が設けられる。前記中間領域は、互いに非対称になる可能性が高いが、それが必然ではなく、本方法が媒体をパターン化するため使用されたことを示している。 (もっと読む)


【課題】本発明は、磁気減衰自由層を備えたスピントルク発振器(STO)を提供する。
【解決手段】スピントルク発振器(STO)は、発振自由強磁性層の磁気減衰を増加させる。ギルバート磁気減衰パラメータ(α)は、少なくとも0.05、好ましくは0.05より大きい。自由層は、任意のタイプの従来の強磁性材料であってもよいが、ドーパントとして1つまたは複数の減衰元素を含む。減衰元素は、Pt、Pdおよび15のランタニド元素からなる群から選択される。自由層減衰は、自由層に隣接する減衰層によって増加させてもよい。減衰層の一タイプは、Mn合金のような反強磁性材料であってもよい。反強磁性減衰層に対する変更例として、二重層減衰層を、反強磁性減衰層と、自由層および反強磁性層間の非磁性金属導電分離層とで形成してもよい。別のタイプの減衰層は、Pt、Pdおよびランタニドから選択された元素の1つまたは複数で形成された層であってもよい。 (もっと読む)


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