説明

ベックマン コールター,インコーポレイティドにより出願された特許

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本発明は、検出可能マーカーに対して結合したpan-ヘモグロビン抗体並びにヘモグロビン型及び/又は変異体に対して特異的に結合する検出可能マーカーに対して結合した1又は複数の親和性試薬を使用することで試料中のヘモグロビンを分析するための試薬に関連する。本発明は更に、当該試薬を使用するフローサイトメトリー法に関連する。
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細胞の透過処理と安定化のための試薬及びその使用方法を開示する。当該試薬は、N−アシルサルコシン又はその塩;前記試薬のpHを約4〜約6の範囲に調節するpH調節剤;及び水性媒体を含み;前記試薬は9.0mS/cm未満の導電率によって定義される低イオン強度を有している。当該試薬は更にウシ血清アルブミン及びグリセロールを含む。当該試薬は更に、アルキル硫酸塩の界面活性剤を含むことがある。細胞を前記試薬とインキュベートする際、当該試薬は細胞膜を透過処理して細胞内マーカーの浸透を可能にし、細胞膜内での細胞内タンパク質の凝集を引き起こし、更に、フローサイトメトリーによるその後の解析のための細胞マーカーとの結合のために細胞構成要素を保存する。 (もっと読む)


液体吸引装置は、吸引管の端部の頭部がキャップの開口部に対して移動可能なように、キャップの開口部と摺動可能に係合する吸引管を包含する。管カバーは、キャップの開口部と管の頭部との間に配置される。管カバーは、頭部がキャップ内に移動する時に、キャップの中に折り畳まれるようにされている。頭部と管カバーとがキャップの中に移動するから、それらは、吸引装置が一つの容器から次の容器へ移動する時に起こるかもしれない、潜在的な汚染から遮蔽される。固定具はキャップ内に配置される。固定具は、頭部がキャップ内に保持される係合位置と、頭部が自由にキャップに入る又はキャップから出ることが出来る非係合位置との間で移動することが出来る。
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粒子サイズを測定するPIDSタイプの方法と装置では、ランダムに偏光した光を粒子サンプルに照射する。得られる側方散乱パターンの一部を同時に分解し、分解されたそれぞれの部分について、第1と第2の直線偏光ビームを生成させる。そのとき2つのビームのそれぞれの偏光面は互いに垂直になっている。偏光したそれぞれのビームを光検出器に集束させると、それぞれの光検出器は異なるPIDS信号を出力する。そのPIDS信号が、サンプルの粒子サイズ分布を計算するのに役立つ。
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本発明は、通常、運ばれる際にサンプルが接触させられる表面をコーティングする当該サンプルの能力に関する測定に基づいて、血液サンプルの如き液体サンプルの処理を制御する方法、及び装置を提供する。好ましくは、当該サンプルは、チューブを通って進み、そして、当該チューブ中に残っているサンプル残留物の量が測定され、連続してサンプルに実施されるコーティングプロセス、例えば、顕微鏡用スライド上に血液塗抹標本を製造するプロセスと関連付けられる。好ましい態様において、血液輸送チューブ内のサンプル残留物の量は、自動スライド作成機器における顕微鏡用スライド上の血液滴を延ばすために使用される滴下−薄延部分の運動プロフィール(すなわち、加速度、及び速度)を制御するために使用される。
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粒子の集団を分析する装置が説明される。この装置は、例えばレーザから、電磁放射ビームを発生させるようになっている放射源と、電磁放射ビームの経路内に配置されている粒子チャンバとを含む。この装置は、さらに、粒子チャンバによって散乱させられた電磁放射、または、他の形で粒子チャンバから受け取られた電磁放射を検出するためのセンサも含む。センサ位置合わせユニットが検出軸線に沿ってセンサを支持し、および、検出軸線に対して概ね垂直である平面内に位置している直交軸線に沿ったセンサの位置の調整を可能にする。一実施形態では、このセンサ位置合わせユニットは、第1の支持プラットホームと、第1の直交軸線に沿った第1の支持プラットホームの位置を調整するために配置されている第1の調整機構とを含む。このセンサ位置合わせユニットは、さらに、センサを支持する第2の支持プラットホームも含む。この第2の支持プラットホームは、この第2の支持プラットホームが第2の直交軸線に沿って移動することを可能にするように、第1の支持プラットホームに連結されている。第2の調整機構が、第2の直交軸線に沿った第1の支持プラットホームに対する第2の支持プラットホームの相対的な位置を調整するために設けられている。このようにして、センサの位置が、所望の粒子特徴の検出を最適化するために調整されることが可能である。 (もっと読む)


【課題】分析システムにおける対象物の選択的保持/開放のための装置を提供する。
【解決手段】分析システムにおける対象物の選択的保持/開放のための装置が開示されている。
その装置は、対応する対をなす軸に対して回転可能に取付けられている第1、第2アームアセンブリにより構成する。それぞれのアームアセンブリは、それぞれの軸に対して互いに反対側に配置された対象物保持端部と磁気端部とを含む。磁気駆動部は、保持端部がそれらの間に保持されている対象物の配置を可能とするために互いに末端にあるという開放状態と、保持端部が直近の対象物を操作する閉鎖状態との間で、それぞれの軸に対して第1、第2アームアセンブリの磁気端部の回転を磁気的に誘発するようにしている。
装置は、試験管、ガラス瓶、顕微鏡スライドなどのように、様々な対象物を受け保持することができるようになっている。
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未成熟の顆粒球成分を含む血液学の参照対照及びその作製方法が開示される。参照対照は、ヒトの未成熟顆粒球をシミュレートするための処理された血液細胞から作製される未成熟の顆粒球成分、及び未成熟の顆粒球の測定のために該成分を血液分析計に送達するのに好適な懸濁媒を含む。未成熟の顆粒球成分は、処理された鳥類、爬虫類、又は魚類の赤血球から作製されることができる。参照対照はさらに、白血球亜集団をシミュレートするための白血球小成分を含む。未成熟の顆粒球を血液分析計において測定するために参照対照を使用する方法がさらに開示される。
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この生物試料中の細胞集団を計数するのに有用な方法は、単一反応混合物中で試料、第一の発光スペクトルを有する蛍光色素で標識した第一の抗体、および追加の抗体を反応させるステップを含む。この第一の抗体は、白血球および非白血球上で違った形で発現される抗原決定基と結合する。この追加の抗体は、成熟および未熟顆粒球または骨髄細胞上で違った形で発現する抗原決定基と結合し、上記第一の蛍光色素か、または上記第一の発光スペクトルと識別できる発光スペクトルを有する追加の蛍光色素のいずれかで標識される。この反応混合物は、第一または追加の発光スペクトルの一方と部分的に重なり合う発光スペクトルを有する核酸色素と混ぜ合わせることができる。この反応混合物は、非有核赤色血液細胞をそれぞれ違った形で溶血し、かつ白血球を保存する溶血系で処理することができる。血液学的細胞の集団は、それぞれの集団について少なくとも2つのパラメータ(蛍光、光学的、および電気的)を用いて検出され、計数される。 (もっと読む)


液体取扱い実験装置におけるヒステリシスを補償するための装置と方法とに関する。装置は歯車ラックに係合し駆動する駆動歯車を保持するための送り装置を備えている。ヒステリシスブレーキが送り装置を備えられていて、装置が停止した場合でも駆動歯車と歯車ラックとの能動的係合を継続するべく歯車ラックの移動方向を逆転するようになっている。歯車ラックの移動方向が反転されると、駆動歯車は駆動トレインに見られる合計ヒステリシスを補償する距離だけ回転移動する。
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