説明

東芝キヤリア株式会社により出願された特許

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【課題】直列に接続された複数の圧縮機構部を有するロータリ式圧縮機において、全ての圧縮機構部によりガス冷媒(作動流体)を多段圧縮する通常運転状態と、一部の圧縮機構部を休止させる休筒運転状態との切替えを、圧力損失を発生させることなく行う。
【解決手段】最終段の圧縮機構部9bの吐出側圧力をブレード背室17bに導入する第1圧力導入管33と、他の圧縮機構部9aの吸込側圧力をブレード背室17bに導入する第2圧力導入管34と、ブレード背室17bへの圧力の導入を第1圧力導入管33を介して行う第1切替位置と第2圧力導入管34を介して行う第2切替位置とに切替可能な導入圧力切替部35とを有する。吐出側圧力をブレード背室17bに導入した場合にはブレード18bがローラ13bの外周面に当接され、吸込側圧力をブレード背室17bに導入した場合にブレード18bがローラ13bの外周面から離反される。 (もっと読む)


【課題】本実施形態は、より多量で、より高温の温水を得られ、より低コストで提供でき、ランニングコストの低減を図れる二元冷凍サイクル装置を提供する。
【解決手段】高温側圧縮機1、水熱交換器2、高温側膨張装置4、カスケード熱交換器5を連通する高温側冷凍回路R1と、第1、第2の低温側圧縮機7,13、カスケード熱交換器5、第1、第2の低温側膨張装置12,18、第1、第2の空気熱交換器9,15を連通する第1、第2の低温側冷凍回路R2a,R2bを同一筐体K内に搭載する。水熱交換器は、高温側冷凍回路に導かれる冷媒と熱交換する水または温水を導く温水配管Hに接続する。カスケード熱交換器は、高温側冷凍回路に連通する高温冷媒流路5aと、第1の低温側冷凍回路に連通する第1の低温冷媒流路5bと、第2の低温側冷凍回路に連通する第2の低温冷媒流路5cを備えるとともに、高温冷媒流路の両面側に互いに異なる低温冷媒流路を配置したプレート式熱交換器である。 (もっと読む)


【課題】圧縮機構部におけるブレード背室と回転軸の摺動部とへの潤滑油の供給を確実に行ない、ロータリ式圧縮機の信頼性及び性能を向上させる。
【解決手段】圧縮機構部9a、9bで圧縮された作動流体に含まれる潤滑油を分離する油分離器3を備えるロータリ式圧縮機2において、油分離器3には、油分離器3で分離された潤滑油をブレード背室21a、21bに供給する第1潤滑油供給路27aと、圧縮機構部9a、9b内における回転軸11の摺動部に供給する第2潤滑油供給路27bとが接続されている。 (もっと読む)


【課題】非共沸混合冷媒を使用して熱交換器の対向流a化を図った場合でも、この熱交換器の熱交換損失の増大を抑制して全体の性能の向上を図ることができる冷凍サイクル装置を提供する。
【解決手段】圧縮機2、冷房運転時凝縮器として作用する室外熱交換器5、膨張弁6および蒸発器として作用する室内熱交換器9を備え、冷媒として非共沸混合冷媒を使用すると共に、上記蒸発器は、それぞれ所定間隔を置いて並設される複数のフィンと、これらフィンを貫通して熱交換空気の流通方向に沿って複数列設けられる伝熱管20とを有する。蒸発器は、冷媒入口部から冷媒出口部に向かう冷媒の温度変化に応じて、冷媒が風下側列から風上側列に流れる対向流aと、冷媒が風上側列から風下側列に流れる並行流pとを切換可能に構成されている。 (もっと読む)


【課題】ブレード背室と背圧導入通路に潤滑油を溜り難くして、信頼性の向上と低騒音化を得る多気筒回転圧縮機と、この多気筒回転圧縮機を備えて冷凍サイクル効率の向上化を得る冷凍サイクル装置を提供する。
【解決手段】多気筒回転圧縮機を構成する圧縮機構部3は、シリンダ室Sa,Sbを有する第1のシリンダ6Aと第2のシリンダ6B、第1のブレード12aと第2のブレード12b、第2のブレードの後端側に形成されるブレード背室11b、第2のブレードに背圧を付与する背圧導入通路H、ブレード背室と密閉ケース1の内部空間とを連通する連通路22、連通路を開閉する逆止弁機構Gを具備し、逆止弁機構は、ブレード背室に高圧が導入され、第2のブレードがブレード背室の容積を拡大する方向に移動するときに連通路を閉じ、第2のブレードがブレード背室の容積を縮小する方向に移動したときは連通路を開放する。 (もっと読む)


【課題】本実施形態は、二元冷凍サイクルを備えた二元冷凍サイクル装置において、高温側冷凍回路の膨張装置入り口部のフラッシュガスを低減できる二元冷凍サイクル装置を提供する。
【解決手段】高温側冷凍回路Raは、高温側圧縮機1、高温側凝縮器2の1次側流路2a、過冷却熱交換器3の1次側流路3a、高温側膨張装置4及びカスケード熱交換器5の1次側流路5aを、冷媒配管Pにより順次接続して構成されている。また、高温側冷凍回路Raは、一端9aが上記水熱交換器2の1次側流路2aと上記高温側膨張装置4の間である、水熱交換器2の1次側流路2aと上記過冷却熱交換器3間の冷媒配管Pに接続され、他端9bが高温側圧縮機1の圧縮行程中の中間圧の圧縮室に接続されたバイパス回路9を備えている。また、上記バイパス回路9は、途中に副膨張装置10と上記過冷却熱交換器3の2次側流路3bを備えている。 (もっと読む)


【課題】筐体に設けられる配線用窓から電気部品箱に設けられる切欠部に至るまで間において、電源線と通信線との接触を避け、電源線から発生するノイズが通信線に影響を与えないようにして、機器の誤動作を確実に防止できる熱源ユニットを提供する。
【解決手段】筐体1の一側面に電源線用孔40と、この電源線用孔の近傍部位に通信線用孔41を設ける。筐体内部に電気部品箱25を配置し、筐体外部から電源線用孔を介して電源線Taおよび通信線用孔を介して通信線Tbをそれぞれ挿通し、内部収容部品に接続する。この電気部品箱外面と、電源線用孔および通信線用孔を設けた筐体一側面との間に金属製の電線カバー部材Kを介設し、電源線および通信線をカバーする。電線カバー部材内部に仕切り板35を設け、電源線の収容部位と通信線の収容部位とを仕切る。 (もっと読む)


【課題】ブレード溝の深さがシリンダ室の深さよりも深いと、圧縮機の運転時にブレードが摺動運動すると、シリンダ室底面とブレード溝底面の段差によってブレードの摺動運動が妨げられ、性能の低下やブレード先端の欠けによる圧縮機の故障の原因となる恐れがある。
【解決手段】圧縮機は、回転軸と、軸受部とシリンダ室4とシリンダ室に連通するブレード溝11とが形成された一体型シリンダを有している。シリンダ室内には偏心回転可能にローラが配されており、ブレード溝内にはシリンダ室内を二分するブレードが配されている。シリンダ室は閉塞部材により閉塞されている。そして、この一体型シリンダは、シリンダ室の深さ寸法よりも、ブレード溝の深さ寸法が小さく形成されている。 (もっと読む)


【課題】本実施形態は、経年変化が生じ難く、原型の断面形状に早期に復帰して水漏れを確実に防止でき、信頼性の向上を得られるパッキンを備えた空気調和機の室内機である。
【解決手段】室内機本体の内部に熱交換器を収容し、熱交換器の下部にドレン水を受けるドレンパンを設け、ドレンパン内に集溜するドレン水を汲み上げて外部へ排出するドレンポンプを備え、ドレンパンの底面壁部位にドレンパンに残留するドレン水を排出するためのドレン口をドレンキャップで開閉自在に閉塞し、ドレンキャップとドレンパンの底面壁との間にドレン口とドレンキャップとの間にドレン水の漏れを防止するための断面が略X字状に形成されるパッキンを挟着する。パッキンは、断面の中心に沿って形成される基部と、この基部の周面から所定角度を存して4方向に一体に突設される辺部とからなり、辺部の左右相互間の角度αは、上下相互間の角度βよりも大に形成する。 (もっと読む)


【課題】
加温する負荷の大きさに応じて最適な加熱能力を備えたヒートポンプ式熱源機を準備しなければならず、機種数が多くなってしまい、製造や流通が非効率的になるという問題が生じる。
【解決手段】
ヒートポンプ式熱源機は、水―冷媒熱交換器と、この水―冷媒熱交換器の入口水温を検出する入口温度センサと、水―冷媒熱交換器の出口水温を検出する出口温度センサと、入口温度センサによって検出した温度と停止温度とを比較して冷凍サイクルの運転/停止を制御する運転制御手段と、出口温度センサによって検出した温度と目標温度とを比較して冷凍サイクルによる加熱量を制御する加熱量制御手段と、停止温度と目標温度のそれぞれを独立して設定可能な操作手段とを備える。 (もっと読む)


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