説明

日立GEニュークリア・エナジー株式会社により出願された特許

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【課題】効率をさらに増大することができるジェットポンプを提供する。
【解決手段】ジェットポンプ10はノズル部17及び吸引通路部21を有するノズル装置12を備える。ノズル部17は、外部円筒部材18と内部円筒部材19の間に下方に向って傾斜する環状の噴出通路20を形成し、先端に噴出口45を形成する。吸引通路部21は、円筒部材22内に流路形成部材23を配置しており、複数の通路部材28を有する。円筒部材22は外部円筒部材18の上端に設置される。通路部材28は下向きに傾斜して一端が円筒部材22に他端が内部円筒部材19及び流路形成部材23に接合される。通路部材28内の吸引通路29が、内部円筒部材19の内側に形成される減圧室33に連絡される。傾斜した噴出通路20から駆動水40が噴出されるので、減圧室33の負圧が増大し、吸引通路29に流入する被駆動水の流量が増加する。 (もっと読む)


【課題】炉心の軸方向の出力分布を平坦化することができ、かつ燃料経済性を向上できる燃料集合体を提供する。
【解決手段】燃料集合体1は、複数の燃料棒2及び蒸気ロッド8の下端部を下部タイプレート3で保持し、それらの上端部を上部タイプレート6で保持する。蒸気ロッド8は上昇管9及び上昇管9の上端部に接続される下降管12を有する。上昇管9内に形成される上昇通路10が下降管12内に形成される下降通路13に連絡される。下部タイプレート3の燃料保持部4に保持される上昇管9の下端に形成される開口部11が、燃料保持部4の下方で下部タイプレート3内の空間5に連絡される。下降管12の下端に形成される開口部14は、燃料保持部4よりも上方に配置される。上昇通路10の横断面積は下降通路13の横断面積よりも小さくなっている。運転サイクル末期前まで、上昇通路10内に液面20が形成される。 (もっと読む)


【課題】キャリーアンダーをさらに低減することができる気水分離器を提供する。
【解決手段】気水分離器6は、スタンドパイプ7、ディフューザ8、スワラ9、三段の気水分離部10a〜10cを有する。ディフューザ8はスタンドパイプ7の上端に、スワラ9がディフューザ8内に設置される。内筒11aがディフューザ8の上端に、ピックオフリング13aが内筒11aの上端にそれぞれ取り付けられる。内筒11aとの間に排水通路15aを形成する外筒12aは、ピックオフリング13aに設置される。排水通路15aの下端部に形成された気泡回収室22が区画部材21と外筒12aの間に形成される。外筒12aより下方に位置する環状プレート20が管路22の外面に取り付けられる。排出口18aは環状プレート20と外筒12aの下端の間に形成される。曲がり部25を流れる水から分離された気泡は気泡回収室22に回収される。 (もっと読む)


【課題】
耐震性を向上し、地震発生時にも機器と床面を損傷させない気水分離器の仮置き架台を提供する。
【解決手段】
気水分離器2の仮置き架台1は、気水分離器と一体で取り扱われるシュラウドヘッド25の耐震ピン用穴28に挿入する横ずれ防止ピン15と、シュラウドヘッド25に設けられたガイドブロック27の溝穴に嵌合する位置決めガイドピン141,142とを有し、また、前記位置決めガイドピン141,142は、シュラウドヘッド25に取り付けられたシュラウドヘッドボルト21がシュラウドヘッドフランジ26下端から突き出している長さよりも長くなっていうえ、前記位置決めガイドピン141,142のうち1本が、他の位置決めガイドピンより長くなっている。 (もっと読む)


【課題】給水温度制御の不安定性を改善できる原子力プラントの給水温度制御方法を提供する。
【解決手段】低圧給水加熱器11、高圧給水加熱器12及び電気ヒータ13が、RPV2に接続される給水配管10に設置される。温度計30が高圧給水加熱器12と電気ヒータ13の間で、温度計38が電気ヒータ13とRPV2の間で給水配管10に設置される。給水温度制御装置29は、高圧給水加熱器12に供給する抽気蒸気の流量を調節する抽気弁15の開度、及び電気ヒータ13に供給する電流をそれぞれ制御し、RPV2に供給する給水の温度を制御する。この給水温度制御には、温度計30で計測された、高圧給水加熱器12から排出された給水の温度TA及び温度計38で計測された、電気ヒータ13で加熱された後の給水の温度TBも用いられる。電気ヒータ13の利用により給水温度制御の不安定性を改善できる。 (もっと読む)


【課題】ナトリウムの凝固を確実に防止することができて、信頼性に優れた自然循環方式の崩壊熱除去系装置を備えた高速増殖炉型原子力発電システムを提供する。
【解決手段】崩壊熱除去系装置28を、PRACS25と、空気冷却器26と、これらPRACS25及び空気冷却器26を接続する崩壊熱除去系配管27とから構成する。また、崩壊熱除去系配管27を、PRACS25によって加熱された高温の崩壊熱除去系冷却材を空気冷却器26に供給する高温側配管27aと、空気冷却器26により冷却された低温の崩壊熱除去系冷却材をPRACS25に戻す低温側配管27bとから構成する。凝縮部32と蒸発部33と断熱部34とからなるヒートパイプ31を、凝縮部32を空気冷却器26側に向けて、高温側配管27a内に設置する。 (もっと読む)


【課題】SSRを有する燃料集合体を用いた原子炉に対する適切な制御棒計画の作成に要する時間を短縮できる燃料集合体を提供する。
【解決手段】燃料集合体は、複数の燃料棒2の下端部を下部タイプレート3の燃料保持部4に保持し、上端部を上部タイプレート5に保持する。燃料保持部4は下部タイプレートの上端に位置する。スペクトルシフトロッド(SSR)7は、燃料集合体の横断面の中央部に配置されて燃料棒2の間に配置されている。SSR7は、上昇管8及び上昇管8の上端部に接続される下降管9を有する。上昇管8内の上昇通路11が下降管9内の下降通路12に接続される。下端が密封された下降管9の下端部の側壁に複数の開口部14が形成される。上昇通路11内で発生した蒸気は各開口部14から放出される。各開口部14から放出された蒸気泡は、サブクール水によって非沸騰領域上端までの間に完全に凝縮される。 (もっと読む)


【課題】炉心の安全性を高めることができ、必要な熱効率及び信頼性を確保することができて、他のプラント機器への影響も無い高速増殖炉型原子力発電システムを提供する。
【解決手段】炉心2を内包する原子炉容器1、一次冷却系配管3、一次冷却系配管3に設置された中間熱交換器4、一次冷却材を強制循環する一次主循環ポンプ5、中間熱交換器4に二次系冷却材を供給する二次冷却系配管6、二次冷却系配管6に接続された蒸気発生器8、二次冷却材を強制循環する二次主循環ポンプ7、蒸気発生器8にて発生した蒸気で駆動される高圧タービン10a及び低圧タービン10b、これら各タービンの軸に連結された発電機11を備えた高速増殖炉型原子力発電システムにおいて、受動的炉心停止時に発生する崩壊熱を空気冷却器53を通して空気中に放散する崩壊熱除去系熱交換器50,50Aを、一次冷却系配管3内又は二次冷却系配管6内に設置する。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、確実に配管の内部に氷栓を形成することができ、大口径配管にも適用可能な、き裂先端近傍に働く引張残留応力を圧縮残留応力にする施工方法を提供する。
【解決手段】
内面に貫通しない微小なき裂を有する鉛直方向の配管を拡管することにより、き裂の先端近傍に圧縮残留応力域を形成する施工方法において、配管の内部の流体を除去し、気体環境中とし、配管のき裂近傍に断熱材及び冷媒容器を設置する。予め配管のき裂の鉛直下部を氷点下に冷却した後に、配管の内面の管壁に沿って鉛直上部より水を供給して氷栓を形成する。き裂の鉛直上部まで水が溜まったことを確認し、き裂の鉛直上部を冷却する。これにより、配管の内部のき裂近傍に氷栓で水が閉じ込められた領域が生じる。その後、当該領域に氷が形成されるに従い、水から氷へ変化する際の体積膨張で配管のき裂近傍が拡管される。これにより、き裂の先端近傍に圧縮残留応力域が形成される。 (もっと読む)


【課題】自然対流によって起こる液体金属ポンプのケーシングの周方向温度差に伴う変形を防止する。
【解決手段】本発明のポンプ5では、内側ケーシング25の内面に沿うように、ヒートパイプ27が水平に複数段設置されている。このため、自然対流が発生し周方向に不活性ガスの温度差が大きくなっても、ヒートパイプ27によって高温となる自然対流の上昇側30aより低温となる自然対流の下降側30bに熱が伝わり、内側ケーシング25の周方向温度差は小さくなり、内側ケーシング25の変形を抑制することができる。 (もっと読む)


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