説明

日立GEニュークリア・エナジー株式会社により出願された特許

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【課題】煩雑な不純物捕獲部の再生処理を不要としたり、再生処理の頻度を低減できるコールドトラップを提供する。
【解決手段】液体金属ナトリウムの流路中に不純物捕獲用のメッシュ充填物を配置してなるナトリウム浄化装置において、液体金属ナトリウムの流れ方向に少なくとも2層のメッシュ充填物13,14を配置し、これら各層のメッシュ充填物のメッシュ格子長をa、素線径をb、これら各値の差を(a−b)としたとき、液体金属ナトリウムの流れ方向の下流側には、液体金属ナトリウムの流れ方向の上流側に配置されるメッシュ充填物よりも(a−b)の値が小さいメッシュ充填物を配置する。 (もっと読む)


【課題】欠陥の検出精度を高めることができる超音波探傷装置を提供する。
【解決手段】超音波探傷装置は、配管の周方向に取り付けられる軌道、軌道上を移動する周方向移動装置、及び周方向移動装置に設置されたシャフトに沿って配管の軸方向に移動する軸方向移動装置を有する。超音波探触子8を保持する探触子ホルダー9が軸方向移動装置に取り付けられる。探触子ホルダー9は、筺体10にモータ12及び探触子装着部材11を設置する。探触子装着部材11は筐体10に設けられた3つの回転体と接触している。モータ12の回転力は1つの回転体を介して探触子装着部材11に伝えられ、探触子装着部材11が回転する。探触子装着部材11の回転によって、超音波探触子8が、超音波探触子8の配管と対向する端面に垂直な探触子装着部材11の回転中心軸に垂直な平面内で回転される。 (もっと読む)


【課題】伝熱管の破損をより単純な構成で精度良く特定できる蒸気発生装置を提供する。
【解決手段】蒸気発生装置1は、シェル2及び多数の二重伝熱管3を有する蒸気発生器21、及び伝熱管破損検出装置22を備える。二重伝熱管3の各内管4の上端部及び下端部は蒸気側管板6及び給水側管板9に接合され、内管4を取り囲む各外管5の上端部及び下端部がNa側上部管板7及びNa側下部管板8に接合される。複数の耐熱光ファイバ23が内管4と外管5の間に配置される。一部の耐熱光ファイバ23は、ガスプレナム33を通って伝熱管破損検出装置22に接続される。残りの耐熱光ファイバ23は、ガスプレナム34を通って伝熱管破損検出装置22に接続される。伝熱管破損検出装置22は耐熱光ファイバ23から入射する散乱光に基づいて二重伝熱管3の温度分布を求め、温度分布の変化により破損した二重伝熱管を特定する。 (もっと読む)


【課題】放射線の検出感度を高め、漏洩箇所を精度良く特定できる放射性物質漏洩監視装置を提供する。
【解決手段】放射性物質漏洩監視装置1は、ドライウエル11に両端が連絡されるサンプリング配管2に粒子フィルタ4を設け、粒子フィルタ4をバイパスしてサンプリング配管2に接続されるサンプリング配管3にチャコールフィルタ6を設ける。γ線検出器5が粒子フィルタ4の近傍に、核種分析検出器7がチャコールフィルタ6の近傍に設置される。ドライウエル11内で漏洩が生じた場合、ドライウエル11内からサンプリングされたガスに含まれる粒子状の放射性物質は粒子フィルタ4に捕捉され、気体状の放射性核種はチャコールフィルタ6に吸着される。γ線検出器5は捕捉された放射性物質からのγ線を検出する。核種分析検出器7は、吸着された気体状の放射性核種のγ線を検出し、このγ線の検出信号を用いて核種分析を行う。 (もっと読む)


【課題】炉内構造物の搬出時における安全性を高め、且つその搬出作業に要する時間をさらに短縮できる炉内構造物の搬出方法を提供する。
【解決手段】機器プールの真上で原子炉建屋の天井に開口部を形成する(S2)。RPV内の蒸気乾燥器等を天井クレーンでRPV内から原子炉建屋内の機器プール等に移送する(S3〜S5)。燃料集合体を燃料貯蔵プールに移送し(S6)、炉心シュラウド内にジェットポンプ及び配管を収納する(S9)。炉心シュラウド上に放射線遮蔽板を設置し(S10)、炉心シュラウドを軸方向の一箇所で切断する(S12)。機器プール内に底蓋を搬入し(S13)、切断した炉心シュラウドをRPV内から機器プール内へ移送する(S14)。上記開口部から搬入したキャスク胴部を炉心シュラウドに被せ(S16)、底蓋と結合する(S16)。炉心シュラウドを開口部から原子炉建屋外に搬出する(S18)。 (もっと読む)


【課題】ケーブルの判別精度を向上することができるケーブル探査方法を提供する。
【解決手段】信号発生装置2に接続された誘導結合素子3及び受信装置4に接続された電流プローブ5がケーブル8に取り付けられる。フェライトコア6は、ケーブル8に沿って誘導結合素子3から電流プローブ5に向かう方向で電流プローブ5から離れた位置で各ケーブルに取り付けられる。信号発生装置2から出力された200kHz〜100MHzの範囲の複数の周波数を含む電気信号を誘導結合素子3からケーブル8に印加する。まず、全てのケーブルにフェライトコア6を取り付けない状態で電流プローブ5によってその電気信号を検出し、受信装置4で電流特性を求める。ケーブル8及び他のケーブル8Aに順次フェライトコア6を取り付けて受信装置4でそれぞれ電流特性を求める。これらの電流特性に基づいて被特定ケーブルを判別する。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、エンドデバイスとしてのIDタグ間にける通信が行えないような場合であっても、屋内において、超小型のパウダー状のIDタグの位置を検出することを可能とするものである。
【解決手段】
本発明のIDタグ群の位置検知装置は、複数のIDタグを同時に読み取り可能なIDタグリーダと、前記IDタグリーダによって同時に読み取られた複数のIDタグの位置情報を記憶する記憶部と、前記IDタグリーダにおける異なる読み取り操作によって読み取られた複数回の複数のIDタグの位置情報から、共通するIDタグを検索し、複数のIDタグの位置を推定する推定部と、を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】制御棒の操作をより速く行うことができ、この操作によって格子流路間に圧力の不均一が生じた場合でも短時間にその圧力を均一化することができる自然循環式沸騰水型原子炉を提供する。
【解決手段】自然循環式沸騰水型原子炉は、多数の格子流路13を形成する流路隔壁12を有したチムニを、炉心シュラウドの上端部に設置している。流路隔壁13の下端は、上部格子板14の上面よりも上方に位置している。炉心内に装荷された燃料集合体4のチャンネルボックス9の上端の高さL2は流路隔壁12の下端の高さL1よりも高くなっている。格子流路13内では、流路隔壁12と燃料集合体4のチャンネルボックス9の間に間隙17が形成され、隣り合う燃料集合体4の間に間隙27が形成される。燃料集合体4の相互間で上部格子板14と流路隔壁12の下端の間に、均圧領域16が形成される。 (もっと読む)


【課題】精度よくバブラー管の詰りを検知することができるバブラー管式レベル計測方式の計装制御装置を提供する。
【解決手段】ヘッダ11と、このヘッダより供給される計装用圧縮空気の流量を監視及び調整する第1流量調節計12と、加湿器13と、ドリップフィード用の純水の流量を監視及び調整する第2流量調節計15と、計装用圧縮空気が、微量の純水とともに供給されるバブラー管16と、タンクの水位を計測するレベル伝送器17と、制御装置20とを備えたバブラー管式レベル計測方式の計装制御装置10において、制御装置20は第1流量調節計12から計測信号を入力し、その計測信号が示す第1流量調節計12を通過する計装用圧縮空気の流量が所定の計測レベルを逸脱するとバブラー管16に詰りが発生した判定することでバブラー管16の詰りを検知する。 (もっと読む)


【課題】水中移動体の位置の検知精度を向上させることができる水中検査装置の位置検知装置を提供する。
【解決手段】水中検査装置9は、上下位置を検出するための圧力センサ18と、姿勢角を検出するための慣性センサ部19とを備えている。また、水中検査装置9は、ほぼ同一平面上の多数の方向における周囲の構造物Aとの相対距離を検出するレンジセンサユニット23を備えている。制御装置11は、圧力センサ18及び慣性センサ部19で検出された水中検査装置9の上下位置及び姿勢角等に基づいてレンジセンサユニット23の検出方向面の位置を演算し、その検出方向面位置における構造物の断面形状及びその位置を演算する。そして、制御装置11は、構造物の断面形状に対する水中検査装置9の相対位置をレンジセンサユニット23の検出結果に基づいて演算し、さらに構造物の断面形状の位置情報に基づいて水中検査装置9の水平位置を演算する。 (もっと読む)


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