説明

インディアナ ユニバーシティー リサーチ アンド テクノロジー コーポレーションにより出願された特許

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本明細書において、GIPアゴニストペプチドとグルカゴンアンタゴニストペプチドを含むペプチドの組み合わせを提供する。いくつかの実施形態では、ペプチドの組み合わせを組成物(例えば医薬組成物)として提供し、別の実施形態では、ペプチドの組み合わせをキットとして提供する。さらに別の実施形態では、ペプチドの組み合わせを結合(例えば融合ペプチド、ヘテロ二量体)として提供する。特定の態様において、GIPアゴニストペプチドは、天然ヒトグルカゴンの類似体である。特定の態様において、グルカゴンアンタゴニストペプチドは、天然ヒトグルカゴンの類似体である。いくつかの実施形態では、GIPアゴニストペプチドは、リンカーを介してグルカゴンアンタゴニストペプチドと共有結合する。本明細書に記載のペプチド組成物を投与することを含む、例えば代謝障害疾患(糖尿病、肥満症等)を治療する方法をさらに提供する。
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インスリン様増殖因子類縁体であって、天然インスリンの位置B16及びB17に対応する位置のIGF天然アミノ酸のそれぞれチロシン及びロイシンによる置換が、インスリン受容体に対するその効力を10倍増大させる類縁体が開示される。さらに、IGF類縁体に対し、アミド結合を介してジペプチドを結合することによって修飾される、IGF類縁体のプロドラッグ処方及び沈着処方が開示される。本発明において開示されるプロドラッグ処方及び沈着処方は、少なくとも2時間、10時間、及びより一般的には20時間を超える時間、の延長半減期を有し、生理的条件下に化学的不安定性によって駆動される非酵素的反応によって、活性型に変換される。
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アミド結合を介して公知の薬用剤に対して結合させることが可能な、非酵素的自己切断性のジペプチド要素が提供される。このジペプチドは、生理的条件下に、化学的不安定性によって駆動される反応を介して自発的に薬用剤から切断される。したがって、このジペプチド要素は、公知の薬用剤に各種化合物を結合させる手段となり、その後、生理的条件に対する暴露の指定時間後に、化合物の薬用剤からの放出を実現する手段を提供する。例えば、ジペプチドは、薬剤の活性部位に結合されてプロドラッグを形成することが可能であり、且つ/若しくは、ジペプチドは、複合体を含む注入可能組成物を投与地点に封鎖するように沈着ポリマーを含んでもよい。 (もっと読む)


インスリン及びインスリン類縁体のプロドラッグ処方が提供される。この処方では、インスリンペプチドは、ジペプチドプロドラッグ要素のアミド結合によって修飾される。本明細書に開示されるプロドラッグは、少なくとも10時間、典型的には、2時間、又は20時間を超えて、70時間未満までの、延長された半減期を有し、生理的条件下に、化学的不安定性によって駆動される非酵素的反応によって活性型に変換される。
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A鎖の19位にチロシン残基の修飾を含む、インスリンの完全な効力を有する類似体が提供される。
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グルカゴンスーパーファミリーペプチドのプロドラッグ処方であって、ジペプチドをアミド連結を介して連結することによって該グルカゴンスーパーファミリーペプチドが修飾されている、プロドラッグ処方が提供される。本明細書に開示されるこのプロドラッグは、半減期が延長されており、化学的不安定性によって駆動される非酵素的反応を通じて、生理的条件下に活性型に変換される。 (もっと読む)


グルカゴン及び/又はGLP−I活性に加えてGIPアゴニスト活性も示すグルカゴンペプチドが提供される。そのようなグルカゴンペプチドを含む医薬組成物、及びそのようなペプチドを用いる治療方法も提供される。 (もっと読む)


増殖性細胞核抗原の癌特異的アイソフォーム(caPCNA)に対応するペプチド変種は、細胞内タンパク質−タンパク質相互作用を妨げ、それによって、癌の増殖能の低減を引き起こす。細胞透過性のcaPCNA由来ペプチド及びこれらの変種は、癌細胞の増殖を低減させ、現存の癌治療の細胞傷害効果も増大させる、治療用組成物として機能する。これらの組成物は、癌の化学予防にも有用である。 (もっと読む)


グルカゴン受容体に対する効力が天然グルカゴンよりも強化された、修飾グルカゴンペプチドが開示される。ラクタム架橋の形成、またはアミド基による末端カルボン酸の置換により、該グルカゴンペプチドを更に修飾することによって、グルカゴン/GLP−1受容体コアゴニスト活性を示すペプチドが生産される。これらの高効力グルカゴン類縁体の溶解性および安定性は、該ポリペプチドを、ペグ化、アシル化、アルキル化、カルボキシ末端アミノ酸の置換、C末端切断、又は、配列番号26(GPSSGAPPPS)、配列番号27(K−RNRNNIA)、及び配列番号28(KRNR)から成る群から選ばれるカルボキシ末端ペプチドの付加、によって修飾することで、更に向上させることがでっきる。
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グルカゴンアゴニスト活性を保持しながら、向上した溶解性及び/又は半減期を有する、修飾されたグルカゴンペプチドが開示される。本グルカゴンペプチドは、荷電アミノ酸での天然アミノ酸の置換により、及び/又はカルボキシ末端への荷電アミノ酸の付加により、修飾されている。本修飾グルカゴンアゴニストを、ペグ化、若しくは、配列番号20、配列番号21、配列番号23からなる群より選択されるカルボキシ末端ペプチドの付加、又はそれらの両方、により更に修飾して、グルカゴンペプチド類縁体の溶解性を更に向上させることができる。
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