説明

アミド系インスリンプロドラッグ

インスリン及びインスリン類縁体のプロドラッグ処方が提供される。この処方では、インスリンペプチドは、ジペプチドプロドラッグ要素のアミド結合によって修飾される。本明細書に開示されるプロドラッグは、少なくとも10時間、典型的には、2時間、又は20時間を超えて、70時間未満までの、延長された半減期を有し、生理的条件下に、化学的不安定性によって駆動される非酵素的反応によって活性型に変換される。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
構造体Z−GIVEQCCXSICSLYQLENXCX(配列番号3)、又は、該構造体とは位置A5、A8、A9、A10、A14、A15、A17、A18から選ばれる位置における1から3個のアミノ酸修飾で異なる、該構造体の類縁体、を含む化合物であって、
ここで、Zは、Hか、又は、構造U−Oのジペプチド要素であり、ここで、Uは、アミノ酸又はヒドロキシル酸であり、Oは、N−アルキル化アミノ酸であり、且つ、Oは、アミド結合の形成を介して配列番号3に結合され、さらにここで、U、O、又は、U−Oが結合される配列番号3のアミノ酸は、非コードアミノ酸であり、配列番号3からの、Zの化学的切断半減期(t1/2)は、生理的条件下のPBS中で少なくとも約1時間から約1週間であり;
は、トレオニン、ヒスチジン、及びリシンから成る群から選ばれ;
は、下記の一般構造のアミノ酸であり:
【化1】

上式において、mは、0−3から成る群から選ばれる整数であり;
Xは、OH、OCH、NH、及びNHR10から成る群から選ばれ、ここで、R10は、一般構造:U−Oを含むジペプチド要素であり;
は、アスパラギン、グリシン、及びアラニンから成る群から選ばれるが;
ただし、XがNHR10である場合、ZはHであり、Xが、OH、NH、又はOCHである場合、ZはU−Oである
ことを条件とする、化合物。
【請求項2】
Zは、Hであるか、又は、下記の一般構造を含むジペプチドであり:
【化2】

は、下記の一般構造のアミノ酸であり:
【化3】

上式において、Xは、OH、OCH、NH、及びNHR10から成る群から選ばれ、ここで、R10は、下記の一般構造を含むジペプチド要素であり:
【化4】

上式において、
、R、R、及びRは、それぞれ独立に、H、C−C18アルキル、C−C18アルケニル、(C−C18アルキル)OH、(C−C18アルキル)SH、(C−Cアルキル)SCH、(C−Cアルキル)CONH、(C−Cアルキル)COOH、(C−Cアルキル)NH、(C−Cアルキル)NHC(NH)NH、(C−Cアルキル)(C−Cシクロアルキル)、(C−Cアルキル)(C−Cヘテロ環)、(C−Cアルキル)(C−C10アリール)R、(C−Cアルキル)(C−Cヘテロアリール)、及びC−C12アルキル(W)C−C12アルキルから成る群から選ばれ、ここに、Wは、N、S、及びOから成る群から選ばれるヘテロ原子であるか、又は、R及びRは、それらが付着する原子と一緒になってC−C12シクロアルキル又はアリールを形成し;又は、R及びRは、それらが付着する原子と一緒になってC−Cシクロアルキルを形成し;
は、C−C18アルキル、(C−C18アルキル)OH、(C−C18アルキル)NH、(C−C18アルキル)SH、(C−Cアルキル)(C−C)シクロアルキル、(C−Cアルキル)(C−Cヘテロ環)、(C−Cアルキル)(C−C10アリール)R、及び(C−Cアルキル)(C−Cヘテロアリール)から成る群から選ばれるか、又は、R及びRは、それらが付着する原子と一緒になって、4、5、又は6員のヘテロ環を形成し;
はNHR又はOHであり;
は、H、C−Cアルキルであるか、又は、R及びRは、それらが付着する原子と一緒になって、4、5、又は6員のヘテロ環を形成し;且つ、
は、H及びOHから成る群から選ばれるが、ただし、XがNHR10である場合、ZはHであり、Xが:
【化5】

である場合、Xは、OH、NH、又はOCHであり、Zが:
【化6】

であり、且つ、R及びRが、それらが付着する原子と一緒になって、4、5、又は6員のヘテロ環を形成する場合、R及びRの一方は、H以外であることを条件とする、
請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
U−Oが、下記の式Iの一般構造を有する化合物を含み:
【化7】

上式において、
、R、R、及びRは、それぞれ独立に、H、C−C18アルキル、C−C18アルケニル、(C−C18アルキル)OH、(C−C18アルキル)SH、(C−Cアルキル)SCH、(C−Cアルキル)CONH、(C−Cアルキル)COOH、(C−Cアルキル)NH、(C−Cアルキル)NHC(NH)NH、(C−Cアルキル)(C−Cシクロアルキル)、(C−Cアルキル)(C−Cヘテロ環)、(C−Cアルキル)(C−C10アリール)R、(C−Cアルキル)(C−Cヘテロアリール)、及びC−C12アルキル(W)C−C12アルキルから成る群から選ばれ、ここに、Wは、N、S、及びOから成る群から選ばれるヘテロ原子であるか、又は、R及びRは、それらが付着する原子と一緒になってC−C12シクロアルキルを形成し;又は、R及びRは、それらが付着する原子と一緒になってC−Cシクロアルキルを形成し;
は、C−C18アルキル、(C−C18アルキル)OH、(C−C18アルキル)NH、(C−C18アルキル)SH、(C−Cアルキル)(C−C)シクロアルキル、(C−Cアルキル)(C−Cヘテロ環)、(C−Cアルキル)(C−C10アリール)R、及び(C−Cアルキル)(C−Cヘテロアリール)から成る群から選ばれるか、又は、R及びRは、それらが付着する原子と一緒になって、4、5、又は6員のヘテロ環を形成し;
はNHR又はOHであり;
は、H、C−Cアルキルであるか、又は、R及びRは、それらが付着する原子と一緒になって、4、5、又は6員のヘテロ環を形成し;且つ、
は、水素、C−C18アルキル、C−C18アルケニル、(C−Cアルキル)CONH、(C−Cアルキル)COOH、(C−Cアルキル)NH、(C−Cアルキル)OH、及びハロから成る群から選ばれる、
ことを特徴とする、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
Zが、下記の一般構造を含むジペプチド要素であり:
【化8】

上式において、
及びRは、それぞれ独立に、C−Cアルキル又はアリールであり;
はC−C18アルキルであり;
及びRはそれぞれ水素であり;且つ、
はアミンである、
ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の化合物。
【請求項5】
Zが、下記の一般構造を含むジペプチド要素であり:
【化9】

上式において、R及びRは、それぞれ独立に、水素、C−C18アルキル、及びアリールから成る群から選ばれ;又は、R及びRは、−(CH−を介して結合され、前式においてpは2−9であり;
はC−C18アルキルであるか、又は、R及びRは、それらが付着する原子と一緒になって4−12ヘテロ環を形成し;
及びRは、それぞれ独立に、水素、C−Cアルキル、及びアリールから成る群から選ばれ;且つ、
はアミンであり;
はHであるが、
ただしさらに、R及びRは共に水素ではないことを条件とする、
ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の化合物。
【請求項6】
XがNHR10であり;
及びRは、それぞれ独立に、C−C18アルキル、又はアリールであり;
はC−C18アルキルであるか、又は、R及びRは、それらが付着する原子と一緒になって、4−12ヘテロ環を形成し;
及びRは、それぞれ独立に、水素、C−C18アルキル、及びアリールから成る群から選ばれ;且つ、
はアミン又はヒドロキシルである、
ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の化合物。
【請求項7】
XがNHR10であり;
は、水素、C−C18アルキル、及びアリールから成る群から選ばれるか、又は、R及びRは、−(CH−を介して結合され、前式においてpは2−9であり;
はC−C18アルキルであるか、又は、R及びRは、それらが付着する原子と一緒になって、4−6ヘテロ環を形成し;
及びRは、それぞれ独立に、水素、C−C18アルキル、及びアリールから成る群から選ばれ;且つ、
はアミン、又はN−置換アミンである、
ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の化合物。
【請求項8】
がトレオニンであることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項9】
がアスパラギン又はグリシンであることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項10】
ZがHであり;
XはNHR10であり;
はC−Cアルキルであり;
は、H及びC−Cアルキルから成る群から選ばれるか、又は、R及びRは、それらが付着する原子と一緒になって5員のヘテロ環を形成する、
ことを特徴とする、請求項2又は3に記載の化合物。
【請求項11】
Zが:
【化10】

であり;
XはOHであり;
は、C−Cアルキルであり;
は、H、C−Cアルキル、(C−C)シクロアルキル、(C−Cアルキル)OH、(C−Cアルキル)SH、及び(C−Cアルキル)(Cアリール)Rから成る群から選ばれるか、又は、R及びRは、それらが付着する原子と一緒になって5員のヘテロ環を形成する、
ことを特徴とする、請求項2に記載の化合物。
【請求項12】
が、H、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、(C−Cアルキル)C(O)NH、CHOH、(C−Cアルキル)NH、(C−Cシクロアルキル)、CH(Cアリール)Rから成る群から選ばれるか、又は、R及びRは、それらが付着する原子と一緒になって5員のヘテロ環を形成する、
ことを特徴とする、請求項10又は11に記載のポリペプチド。
【請求項13】
A鎖及びB鎖を含むインスリン類縁体であって、前記A鎖が、Z−GIVEQCCXSICSLYQLENXCX(配列番号3)なる配列を含み、前記B鎖配列が、XLCGXLVEALYLVCGERGFF(配列番号4)なる配列を含み、ここで:
Zは、Hであるか、又は、下記の一般構造を含むジペプチド要素であり:
【化11】

は、トレオニン及びヒスチジンから成る群から選ばれ;
は、下記の一般構造のアミノ酸であり:
【化12】

上式において、Xは、OH、NH、NHR10、及びOCHから成る群から選ばれ、ここで、R10は、下記の一般構造を含むジペプチド要素であり:
【化13】

は、アスパラギン及びグリシンから成る群から選ばれ;
は、ヒスチジン及びトレオニンから成る群から選ばれ;
は、アラニン、グリシン、及びセリンから成る群から選ばれ;
は、ヒスチジン、アスパラギン酸、グルタミン酸、ホモシステイン酸、及びシステイン酸から成る群から選ばれ;
、R、R、及びRは、それぞれ独立に、H、C−C18アルキル、C−C18アルケニル、(C−C18アルキル)OH、(C−C18アルキル)SH、(C−Cアルキル)SCH、(C−Cアルキル)CONH、(C−Cアルキル)COOH、(C−Cアルキル)NH、(C−Cアルキル)NHC(NH)NH、(C−Cアルキル)(C−Cシクロアルキル)、(C−Cアルキル)(C−Cヘテロ環)、(C−Cアルキル)(C−C10アリール)R、(C−Cアルキル)(C−Cヘテロアリール)、及びC−C12アルキル(W)C−C12アルキルから成る群から選ばれ、ここに、Wは、N、S、及びOから成る群から選ばれるヘテロ原子であるか、又は、R及びRは、それらが付着する原子と一緒になってC−C12シクロアルキル又はアリールを形成し;又は、R及びRは、それらが付着する原子と一緒になってC−Cシクロアルキルを形成し;
は、C−C18アルキル、(C−C18アルキル)OH、(C−Cアルキル)NH、(C−C18アルキル)SH、(C−Cアルキル)(C−C)シクロアルキル、(C−Cアルキル)(C−Cヘテロ環)、(C−Cアルキル)(C−C10アリール)R、及び(C−Cアルキル)(C−Cヘテロアリール)から成る群から選ばれ、又は、R及びRは、それらが付着する原子と一緒になって、4、5、又は6員のヘテロ環を形成し;
はNHR又はOHであり;
はH、C−Cアルキルであるか、又は、R及びRは、それらが付着する原子と一緒になって4、5、又は6員のヘテロ環を形成し;且つ、
は、水素及びOHから成る群から選ばれ、ただし、XがNHR10である場合、ZはHであり、XがOH、NH、又はOCHである場合、Zは
【化14】

であり、Zが
【化15】

であり、且つ、R及びRが、それらが付着する原子と一緒になって5又は6員のヘテロ環を形成する場合、R及びRは、それぞれ、H以外である
ことを条件とする、インスリン類縁体。
【請求項14】
前記B鎖配列が、XVNQXLCGXLVEALYLVCGERGFFYTPKT(配列番号12)、又はXVNQXLCGXLVEALYLVCGERGFFYTKPT(配列番号13)を含み、ここで:
は、ヒスチジン及びトレオニンから成る群から選ばれ;
は、アラニン、グリシン、及びセリンから成る群から選ばれ;
は、ヒスチジン、アスパラギン酸、グルタミン酸、ホモシステイン酸、及びシステイン酸から成る群から選ばれ;且つ、
は、フェニルアラニン及びデスアミノ−フェニルアラニンから成る群から選ばれる、
ことを特徴とする、請求項13に記載のインスリン類縁体。
【請求項15】
が、ヒスチジンであり;
は、セリンであり;且つ、
は、ヒスチジンである、
ことを特徴とする、請求項13に記載のインスリン類縁体。
【請求項16】
がトレオニンである、
ことを特徴とする、請求項15に記載のインスリン類縁体。
【請求項17】
ZがHであり;
XはNHR10であり;
は、H及びC−Cアルキルから成る群から選ばれ;
は、H、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、(C−Cアルキル)OH、(C−Cアルキル)NH、(C−Cアルキル)(C−Cシクロアルキル)、(C−Cアルキル)(C−C10アリール)R、及びCH(C−Cヘテロアリール)から成る群から選ばれるか、又は、R及びRは、それらが付着する原子と一緒になって5員のヘテロ環を形成し;
は、C−Cアルキルであり;
は、H及びC−Cアルキルから成る群から選ばれるか、又は、R及びRは、それらが付着する原子と一緒になって5員のヘテロ環を形成する、
ことを特徴とする、請求項14に記載のインスリン類縁体。
【請求項18】
がCH3であり、RがHである、
ことを特徴とする、請求項17に記載のインスリン類縁体。
【請求項19】
がNHRであることを特徴とする、請求項17に記載のインスリン類縁体。
【請求項20】
及びRが、それらが付着する原子と一緒になって5員のヘテロ環を形成することを特徴とする、請求項17に記載のインスリン類縁体。
【請求項21】
XがOHであり;
は、H及びC−Cアルキルから成る群から選ばれ;
は、H、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、(C−Cアルキル)OH、(C−Cアルキル)NH、(C−Cアルキル)(C−Cシクロアルキル)、(C−Cアルキル)(C−C10アリール)R、及びCH(C−Cヘテロアリール)から成る群から選ばれるか、又は、R及びRは、それらが付着する原子と一緒になって5員のヘテロ環を形成し;
は、C−Cアルキルであり;
は、H、C−Cアルキル、(C−C)シクロアルキル、及び(C−Cアルキル)(Cアリール)Rから成る群から選ばれるか、又は、R及びRは、それらが付着する原子と一緒になって5員のヘテロ環を形成する、
ことを特徴とする、請求項13に記載のインスリン類縁体。
【請求項22】
ZがHであり;
XはNHR10であり;
は、C−Cアルキルであり;
は、H及びC−Cアルキルから成る群から選ばれるか、又は、R及びRは、それらが付着する原子と一緒になって5員のヘテロ環を形成する、
ことを特徴とする、請求項15に記載のインスリン類縁体。
【請求項23】
XがOHであり;
は、C−Cアルキルであり;
は、H、C−Cアルキル、(C−C)シクロアルキル、(C−Cアルキル)OH、(C−Cアルキル)SH、及び(C−Cアルキル)(Cアリール)Rから成る群から選ばれるか、又は、R及びRは、それらが付着する原子と一緒になって5員のヘテロ環を形成する、
ことを特徴とする、請求項15に記載のインスリン類縁体。
【請求項24】
前記B鎖配列が、配列XVNQXLCGXLVEALYLVCGERGFFYTX1011(配列番号20)を含み、ここで:
は、ヒスチジン及びトレオニンから成る群から選ばれ;
は、アラニン、グリシン、及びセリンから成る群から選ばれ;
は、ヒスチジン、アスパラギン酸、グルタミン酸、ホモシステイン酸、及びシステイン酸から成る群から選ばれ;
は、フェニルアラニン及びデスアミノ−フェニルアラニンから成る群から選ばれ;
10は、アスパルテート−リシンジペプチド、リシン−プロリンジペプチド、又はプロリン−リシンジペプチドであり;
11は、トレオニン、アラニン、又は、トレオニン−アルギニン−アルギニントリペプチドである、
ことを特徴とする、請求項22に記載のインスリン類縁体。
【請求項25】
前記B鎖配列が、配列XVNQXLCGXLVEALYLVCGERGFFYTX1011(配列番号20)を含み、ここで:
は、ヒスチジン及びトレオニンから成る群から選ばれ;
は、アラニン、グリシン、及びセリンから成る群から選ばれ;
は、ヒスチジン、アスパラギン酸、グルタミン酸、ホモシステイン酸、及びシステイン酸から成る群から選ばれ;
は、フェニルアラニン及びデスアミノ−フェニルアラニンから成る群から選ばれ;
10は、アスパルテート−リシンジペプチド、リシン−プロリンジペプチド、又はプロリン−リシンジペプチドであり;
11は、トレオニン、アラニン、又は、トレオニン−アルギニン−アルギニントリペプチドである、
ことを特徴とする、請求項22に記載のインスリン類縁体。
【請求項26】
はメチルであり;
は、H及びC−Cアルキルから成る群から選ばれるか、又は、R及びRは、それらが付着する原子と一緒になって5員のヘテロ環を形成する、
ことを特徴とする、請求項22に記載のインスリン類縁体。
【請求項27】
前記インスリン類縁体に、親水性成分が結合されることを特徴とする、請求項13に記載のインスリン類縁体。
【請求項28】
前記B鎖配列が、配列番号8又は配列番号9の配列を含み、該B鎖のN−末端アミノ酸、配列番号8の位置29におけるリシン、及び、配列番号9の位置28におけるリシンから成る群から選ばれる位置において、前記インスリン類縁体に、親水性成分が結合されることを特徴とする、請求項24又は25に記載のインスリン類縁体。
【請求項29】
前記親水性成分がポリエチレングリコールであることを特徴とする、請求項27に記載のインスリン類縁体。
【請求項30】
A鎖及びB鎖を含むインスリン類縁体であって、前記A鎖は、Z−GIVEQCCXSICSLYQLENXCX(配列番号3)なる配列、又は、位置A5、A8、A9、A10、A12、A14、A15、A17、A18から選ばれる位置における1から3個のアミノ酸修飾において配列番号3とは異なる配列、を含み、且つ、前記B鎖は、J−X14−XLCGXLVEALXLVCGERGFX(配列番号14)なる配列、又は、B1、B2、B3、B4、B5、B9、B10、B13、B14、B17、B20、B21、B22、B23、B26、B27、B28、B29、及びB30から選ばれる位置における1から3個のアミノ酸修飾において配列番号14とは異なる配列、を含み、ここで、
Z及びJは、それぞれ独立に、Hであるか、又は、下記の一般構造を含むジペプチド要素であり:
【化16】

14は、結合手、XVNQ(配列番号21)、VNQ、NQ、及び、Qから成る群から選ばれ;
は、トレオニン及びヒスチジンから成る群から選ばれ;
は、下記の一般構造のアミノ酸であり:
【化17】

ここで、Xは、OH、NHR10、及びOCHから成る群から選ばれ、R10は、Hであるか、又は、下記の一般構造を含むジペプチドであり:
【化18】

は、アスパラギン、グリシン、及びアラニンから成る群から選ばれ;
は、ヒスチジン、トレオニン、及びセリンから成る群から選ばれ;
は、アラニン、グリシン、及びセリンから成る群から選ばれ;
は、ヒスチジン、アスパラギン酸、グルタミン酸、ホモシステイン酸、及びシステイン酸から成る群から選ばれ;
は、下記の一般構造のアミノ酸であり:
【化19】

ここで、X12は、OH、OCH、及びNHR11から成る群から選ばれ、ここで、R11は、Hであるか、又は、下記の一般構造を含むジペプチドであり:
【化20】

は、下記の一般構造のアミノ酸であり:
【化21】

ここで、X13は、H、OH、OCH、及びNHR12から成る群から選ばれ、ここで、R12は、Hであるか、又は、下記の一般構造を含むジペプチドであり:
【化22】

は、フェニルアラニン及びデスアミノ−フェニルアラニンから成る群から選ばれ;
上式において、Rは、H及びC−Cアルキルから成る群から選ばれ;
及びRは、それぞれ独立に、H、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、(C−Cアルキル)OH、(C−Cアルキル)SH、(C−Cアルキル)SCH、(C−Cアルキル)CONH、(C−Cアルキル)COOH、(C−Cアルキル)NH、(C−Cアルキル)NHC(NH)NH、(C−Cアルキル)(C−Cシクロアルキル)、(C−Cアルキル)(C−C10アリール)R、及びCH(C−Cヘテロアリール)から成る群から選ばれ;
は、C−Cアルキル、(C−Cアルキル)OH、(C−Cアルキル)SH、(C−Cアルキル)NH、(C−C)シクロアルキルから成る群から選ばれるか、又は、R及びRは、それらが付着する原子と一緒になって、5又は6員のヘテロ環を形成し;
はNHR又はOHであり;
はHであるか、又は、R及びRは、それらが付着する原子と一緒になって5又は6員のヘテロ環を形成し;且つ、
は、H及びOHから成る群から選ばれるが、ただし、R10、R11、R12、J及びZの内のただ一つだけが、下記の一般構造のジペプチド:
【化23】

を含む、インスリン類縁体。
【請求項31】
Zが、下記の一般構造のジペプチド要素を含み:
【化24】

前記ジペプチド要素がアシル化されているか、又はPEG化されることを特徴とする、請求項30のいずれかに記載のインスリン類縁体。
【請求項32】
Jが、下記の一般構造のジペプチド要素を含み:
【化25】

前記ジペプチド要素がアシル化されているか、又はPEG化されることを特徴とする、請求項30のいずれか1項に記載のインスリン類縁体。
【請求項33】
前記ジペプチド要素が、1又は2本のポリエチレングリコール鎖によってPEG化され、ここで、それらのポリエチレングリコール鎖の合計分子量が、約20,000から約80,000ダルトンの範囲にあることを特徴とする、請求項31又は32に記載のインスリン類縁体。
【請求項34】
前記ジペプチド要素が、16から30炭素原子を含むアシル基によってアシル化されていることを特徴とする、請求項31又は32に記載のインスリン類縁体。
【請求項35】
前記ジペプチド要素が、C26脂肪酸、又はC28脂肪酸によってアシル化されていることを特徴とする、請求項34に記載のインスリン類縁体。
【請求項36】
Z、J、及びX13がそれぞれHであり;
XはOHであり;
12はNHR11であり、ここで、R11は、下記の一般構造を含むジペプチド要素である:
【化26】

ことを特徴とする、請求項30に記載のインスリン類縁体。
【請求項37】
Z及びX13がそれぞれHであり;
X及びX12はそれぞれOHであり;
Jは、下記の一般構造を含むジペプチド要素であり:
【化27】

ただしさらに、R及びRが、それらが付着する原子と一緒になって5又は6員のヘテロ環を形成する場合、R及びRは共にH以外である、
ことを特徴とする、請求項30に記載のインスリン類縁体。
【請求項38】
Z及びJが共にHであり;
X及びX12がそれぞれOHであり;
13はNHR12であり、ここで、R12は、下記の一般構造を含むジペプチド要素である:
【化28】

ことを特徴とする、請求項30に記載のインスリン類縁体。
【請求項39】
Z及びJがそれぞれHであり;
XがOHであり;
前記B鎖配列が、配列XVNQXLCGXLVEALXLVCGERGFXYTPKT(配列番号15)、又は、XVNQXLCGXLVEALXLVCGERGFXYTKPT(配列番号16)を含み、ここで、
は、フェニルアラニン及びデスアミノフェニルアラニンから成る群から選ばれ;
は、下記の一般構造のアミノ酸であり:
【化29】

上式において、X12は、OH、NH、及びNHR11から成る群から選ばれ、ここで、R11は、下記の一般構造を含むジペプチド要素であり:
【化30】

は、下記の一般構造のアミノ酸であり:
【化31】

上式において、X13は、H、NH、OCH、及びNHR12から成る群から選ばれ、ここで、R12は、下記の一般構造を含むジペプチド要素であるが:
【化32】

ただし、X13がH、NH、又はOCHである場合、X12はNHR11であり、X13がNHR12である場合、X12はOH、NH、又はOCHであることを条件とする、
請求項30に記載のインスリン類縁体。
【請求項40】
が、トレオニンであり;
は、ヒスチジンであり;
は、セリンであり;且つ、
は、ヒスチジンである、
ことを特徴とする、請求項36〜39のいずれか1項に記載のインスリン類縁体。
【請求項41】
が、アスパラギン又はグリシンであることを特徴とする、請求項40に記載のインスリン類縁体。
【請求項42】
が、H及びC−Cアルキルから成る群から選ばれ;
は、H、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、(C−Cアルキル)OH、(C−Cアルキル)NH、(C−Cアルキル)(C−Cシクロアルキル)、(C−Cアルキル)(C−C10アリール)R、及びCH(C−Cヘテロアリール)から成る群から選ばれるか、又は、R及びRは、それらが付着する原子と一緒になって5又は6員のヘテロ環を形成し;
は、C−Cアルキルであり;
は、H及びC−Cアルキルから成る群から選ばれるか、又は、R及びRは、それらが付着する原子と一緒になって5員のヘテロ環を形成する、
ことを特徴とする、請求項35〜40のいずれか1項に記載のインスリン類縁体。
【請求項43】
前記B鎖が、配列J−XVNQXLCGXLVEALXLVCGERGFXYTX1011(配列番号5)なる配列を含むB鎖配列を含み、ここで、
は、ヒスチジン、及びトレオニンから成る群から選ばれ;
は、アラニン、グリシン、及びセリンから成る群から選ばれ;
は、ヒスチジン、アスパラギン酸、グルタミン酸、ホモシステイン酸、及びシステイン酸から成る群から選ばれ;
は、フェニルアラニン、及びデスアミノ−フェニルアラニンから成る群から選ばれ;
10は、アスパルテート−リシンジペプチド、リシン−プロリンジペプチド、又はプロリン−リシンジペプチドであり;
11は、トレオニン、アラニン、又は、トレオニン−アルギニン−アルギニントリペプチドである、
ことを特徴とする、請求項30に記載のインスリン類縁体。
【請求項44】
前記B鎖が、配列J−XVNQXLCGXLVEALXLVCGERGFXYTPKT(配列番号15)、又はJ−XVNQXLCGXLVEALXLVCGERGFXYTKPT(配列番号16)を含み、ここで、
は、フェニルアラニン、及びデスアミノ−フェニルアラニンから成る群から選ばれる、
ことを特徴とする、請求項43に記載のインスリン類縁体。
【請求項45】
親水性成分が、前記B鎖のN−末端アミノ酸、配列番号15の位置29におけるリシン、及び、配列番号16の位置28におけるリシン、から成る群から選ばれる位置のアミノ酸に結合されることを特徴とする、請求項44に記載のインスリン類縁体。
【請求項46】
前記親水性成分がポリエチレングリコールであることを特徴とする、請求項45に記載のインスリン類縁体。
【請求項47】
親水性成分又は封鎖性巨大分子が、下記の一般構造を含む前記ジペプチド要素のR側鎖に共有結合され:
【化33】

上式において、Rは、(C−Cアルキル)OH、(C−Cアルキル)SH、又は(C−Cアルキル)NHである、
ことを特徴とする、請求項30に記載のインスリン類縁体。
【請求項48】
前記親水性成分がポリエチレングリコールであることを特徴とする、請求項47に記載のインスリン類縁体。
【請求項49】
前記A鎖又はB鎖がアシル化されていることを特徴とする、請求項48に記載のインスリン類縁体。
【請求項50】
式B−P−Aの化合物を含む、単一鎖インスリン類縁体であって:
式中、Bは、XLCGXLVEALYLVCGERGFX(配列番号14)なる配列、又は、B1、B2、B3、B4、B5、B9、B10、B13、B14、B17、B20、B21、B22、B23、B26、B27、B28、B29、及びB30から選ばれる1から3個のアミノ酸修飾において配列番号14とは異なる配列、を含む配列を表わし;
Aは、GIVEQCCXSICSLYQLENXCX(配列番号3)なる配列、又は、位置A5、A8、A9、A10、A12、A14、A15、A17、A18から選ばれる、1から3個のアミノ酸修飾において配列番号3とは異なる配列、を含む配列を表わし;且つ、
Pは、約4から約14アミノ酸のペプチドリンカーであり、ここで、
Z及びJは、独立に、Hであるか、又は、下記の一般構造を含むジペプチドであり:
【化34】

Bは、結合手、XVNQ(配列番号21)、VNQ、NQ、及び、Qから成る群から選ばれ;
は、トレオニン及びヒスチジンから成る群から選ばれ;
は、下記の一般構造のアミノ酸であり:
【化35】

ここで、Xは、OH、NHR10、及びOCHから成る群から選ばれ;
ここで、R10は、Hであるか、又は、下記の一般構造を含むジペプチドであり:
【化36】

は、アスパラギン、グリシン、及びアラニンから成る群から選ばれ;
は、ヒスチジン、トレオニン、及びセリンから成る群から選ばれ;
は、アラニン、グリシン、及びセリンから成る群から選ばれ;
は、ヒスチジン、アスパラギン酸、グルタミン酸、ホモシステイン酸、及びシステイン酸から成る群から選ばれ;
は、下記の一般構造のアミノ酸であり:
【化37】

ここで、X12は、OH、OCH、及びNHR11から成る群から選ばれ、ここで、R11は、Hであるか、又は、下記の一般構造を含むジペプチド要素であり:
【化38】

は、下記の一般構造のアミノ酸であり:
【化39】

ここで、X13は、H、OH、OCH、及びNHR12から成る群から選ばれ、ここで、R12は、Hであるか、又は、下記の一般構造を含むジペプチド要素であり:
【化40】

は、フェニルアラニン、及びデスアミノ−フェニルアラニンから成る群から選ばれ;
上式において、Rは、H及びC−Cアルキルから成る群から選ばれ;
及びRは、それぞれ独立に、H、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、(C−Cアルキル)OH、(C−Cアルキル)SH、(C−Cアルキル)SCH、(C−Cアルキル)CONH、(C−Cアルキル)COOH、(C−Cアルキル)NH、(C−Cアルキル)NHC(NH)NH、(C−Cアルキル)(C−Cシクロアルキル)、(C−Cアルキル)(C−C10アリール)R、及びCH(C−Cヘテロアリール)から成る群から選ばれ;
は、C−Cアルキル、(C−Cアルキル)OH、(C−Cアルキル)SH、(C−Cアルキル)NH、(C−C)シクロアルキルから成る群から選ばれるか、又は、R及びRは、それらが付着する原子と一緒になって、5又は6員のヘテロ環を形成し;
はNHR又はOHであり;
はHであるか、又は、R及びRは、それらが付着する原子と一緒になって5又は6員のヘテロ環を形成し;且つ、
は、H及びOHから成る群から選ばれるが、ただし、R10、R11、R12、J、及びZの内のただ一つだけが、下記の一般構造のジペプチド要素を含む:
【化41】

ことを条件とする、単一鎖インスリン類縁体。
【請求項51】
前記ペプチドリンカーが、下記の配列:Gly−Gly−Gly−Pro−Gly−Lys−Arg(配列番号22)、AGRGSGK(配列番号35)、AGLGSGK(配列番号36)、AGMGSGK(配列番号37)、ASWGSGK(配列番号38)、TGLGSGQ(配列番号39)、TGLGRGK(配列番号40)、TGLGSGK(配列番号41)、HGLYSGK(配列番号42)、KGLGSGQ(配列番号43)、VGLMSGK(配列番号44)、VGLSSGQ(配列番号45)、VGLYSGK(配列番号46)、VGLSSGK(配列番号47)、VGMSSGK(配列番号48)、VWSSSGK(配列番号49)、VGSSSGK(配列番号50)、VGMSSGK(配列番号51)、TGLGSGR(配列番号52)、TGLGKGQ(配列番号53)、KGLSSGQ(配列番号54)、VKLSSGQ(配列番号55)、VGLKSGQ(配列番号56)、TGLGKGQ(配列番号57)、VGLSKGQ(配列番号58)を含むことを特徴とする、請求項50に記載の単一鎖インスリン類縁体。
【請求項52】
前記B鎖が、配列XVNQXLCGXLVEALYLVCGERGFFYTPKT(配列番号12)、又はXVNQXLCGXLVEALYLVCGERGFFYTKPT(配列番号13)を含み、ここで、
は、ヒスチジン及びトレオニンから成る群から選ばれ;
は、アラニン、グリシン、及びセリンから成る群から選ばれ;
は、ヒスチジン、アスパラギン酸、グルタミン酸、ホモシステイン酸、及びシステイン酸から成る群から選ばれ;且つ、
は、フェニルアラニン及びデスアミノ−フェニルアラニンから成る群から選ばれる、
ことを特徴とする、請求項50又は51に記載の単一鎖インスリン類縁体。
【請求項53】
ZがHであり;
Xは、NHR10であり;
は、ヒスチジンであり;
は、セリンであり;
は、ヒスチジンであり;
は、H及びC−Cアルキルから成る群から選ばれ;
は、H、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、(C−Cアルキル)OH、(C−Cアルキル)NH、(C−Cアルキル)(C−Cシクロアルキル)、(C−Cアルキル)(C−C10アリール)R、及びCH(C−Cヘテロアリール)から成る群から選ばれるか、又は、R及びRは、それらが付着する原子と一緒になって5員のヘテロ環を形成し;
は、C−Cアルキルであり;
は、H及びC−Cアルキルから成る群から選ばれるか、又は、R及びRは、それらが付着する原子と一緒になって5員のヘテロ環を形成する、
ことを特徴とする、請求項52に記載のインスリン類縁体。
【請求項54】
A9、A14、A15、B22、B28、又はB29から選ばれる一つ以上の位置においてアシル化されていることを特徴とする、請求項13〜30又は50のいずれか1項に記載のインスリン類縁体。
【請求項55】
請求項1〜54のいずれか1項に記載のインスリン類縁体を含む、二量体又は多量体。
【請求項56】
Uに対応する、前記ジペプチド要素のアミノ酸が、D−立体化学配置を持つアミノ酸であることを特徴とする、請求項1〜55のいずれか1項に記載のインスリン類縁体。
【請求項57】
請求項12、30、又は50のいずれか1項に記載のインスリン類縁体、及び、薬学的に許容される担体を含む、医薬組成物。
【請求項58】
有効量の、請求項57に記載の医薬組成物を投与することを含む、糖尿病の治療方法。
【請求項59】
下記のA鎖、B鎖、及びジペプチド要素を含む、インスリンプロドラッグ類縁体:
配列番号1、又は、配列番号1の修飾誘導体であって、位置A19におけるアミノ酸の、4−アミノフェニルアラニンへの修飾を含み、必要に応じて、A5、A8、A9、A10、A14、A15、A17、A18、A19、及びA21から選ばれる位置における一つ以上のアミノ酸置換をさらに含んでもよい修飾誘導体、を含む、A鎖;
配列番号2、又は、配列番号2の修飾誘導体であって、位置B16又はB25におけるアミノ酸の、4−アミノフェニルアラニンへの修飾を含み、必要に応じて、B1、B2、B3、B4、B5、B9、B10、B13、B14、B17、B20、B22、B23、B26、B27、B28、B29、及びB30から選ばれる位置における一つ以上のアミノ酸置換、又は、位置B1−4及びB26−30のいずれか、又は全ての欠失をさらに含んでもよい修飾誘導体、を含む、B鎖;及び、
該A鎖又はB鎖のN−末端アミノ基に、若しくは、位置A19、B16、又はB25に存在する4−アミノ−フェニルアラニンの側鎖アミノ基に、アミド結合を介して結合されており、N−末端のC−アルキル化アミノ酸の後にN−アルキル化アミノ酸を含む、ジペプチド要素。
【請求項60】
高血糖症治療用の薬剤の製造における、請求項1〜59のいずれか1項に記載の化合物の使用方法。
【請求項61】
糖尿病治療のための、請求項1〜〜59のいずれか1項に記載の化合物の使用方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7A】
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【図7B】
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【図7C】
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【図8】
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【図9A】
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【図9B】
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【図10A】
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【図10B】
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【図11A】
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【図11B】
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【公表番号】特表2012−512901(P2012−512901A)
【公表日】平成24年6月7日(2012.6.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−542484(P2011−542484)
【出願日】平成21年12月18日(2009.12.18)
【国際出願番号】PCT/US2009/068716
【国際公開番号】WO2010/080609
【国際公開日】平成22年7月15日(2010.7.15)
【出願人】(507277642)インディアナ ユニバーシティー リサーチ アンド テクノロジー コーポレーション (21)
【氏名又は名称原語表記】INDIANA UNIVERSITY RESEARCH AND TECHNOLOGY CORPORATION
【Fターム(参考)】