説明

佐藤建設工業株式会社により出願された特許

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【課題】送電線を仮移線することなく、安全に腕金の構造部材を一部交換することができる鉄塔の腕金メンテナンス方法を得ること。
【解決手段】鉄塔1の塔体11から横方向に延びて送電線PLを保持する一対の腕金主材13の先端部分に、ワイヤ51を引っ掛けるための引掛け部材31を固定し(第1の工程)、引掛け部材31と塔体11との間に一対のワイヤ51を掛け渡し(第2の工程)、その際、一対のワイヤ51のそれぞれに、当該一対のワイヤ51の張力を手動調節可能な一対の張力調節装置52を介在させ(第2のサブ工程)、張力調節装置52によってワイヤ51のそれぞれの張力を個々に手動調節しながら、腕金主材13と腕金先端プレート14と腕金吊材15とを固定する締着ボルトを抜き取り(第3の工程)、その後、腕金吊材15及び腕金先端プレート14を交換したならば(第4の工程)、ワイヤ51を張力調節装置52と共に取り外す(第5の工程)。 (もっと読む)


【課題】
ボルト、ナット及びワッシャを落下させることなく確実に保持し、これらを保持したままボルトとナットを螺合させることできる落下防止用ホルダを提供する。
【解決手段】
外側ホルダ、これに着脱可能な内側ホルダ、内側ホルダを外側ホルダに対して回転可能に支持するコネクトピン、及び両者を相互に係止する係止手段を設け、内側ホルダ及び外側ホルダをそれぞれ天面、周壁面、及び底面で構成する。外側ホルダの周壁面に内側ホルダの装着口を、内側ホルダにはボルト・ナットの収容口を設ける。また、外側ホルダ及び内側ホルダの各底面に装着口、収容口に対応する部位に外縁から中心にかけて切欠部を形成する。そして、内側ホルダにボルト頭部又はナットを挟持する挟持部を設ける。これにより、内側ホルダの外側ホルダに対する回転に伴って、内側ホルダの周壁面により閉鎖された装着口に収容口が位置合わせされるよう構成する。 (もっと読む)


【課題】静電誘導電流が生じやすい環境下で延線工事を行っても、繊維ロープからなる工事用ロープの静電誘導電流による焼損、切断を回避することでき、安全に架線工事を行える方法を提供する。
【解決手段】架線工事にあたり、高強力繊維で構成され両端に連結用部を形成した短尺繊維ロープ本体の全体に継ぎ目なしの防水樹脂被覆を施してなる防水型柔軟性絶縁継手を使用し、該柔軟性絶縁継手を、繊維ロープからなる工事用ロープライン中に介在させることで誘導電流を縁切りして延線を行う。 (もっと読む)


【課題】電線同士の衝突、混触等を確実に防止して、電線張替えの作業能率が向上し、より安全性の優れた作業が可能となるように工夫した混触防止式電線張替工法及び電線張替工法で使用される混触防止装置を提供する。
【解決手段】混触防止装置を既設電線に沿って配置・展開し、下側の既設電線をがいし装置から取外すと共に、前記の下側の既設電線に新設電線を接続すると共に、下側の既設電線を巻取りながら新設電線を架設し、この新設電線夫々の端部を固定ワイヤーを介して引留プレートに仮固定し、上側の既設電線をがいし装置から取外して、混触防止装置を反転させ、引留プレートに仮固定していた新設電線夫々の端部をがいし装置の上側取付け位置に固定し、反転によって下側に移動した既設電線に新設電線を接続すると共に、当該既設電線を巻取りながら新設電線を架設し、この新設電線夫々の端部をがいし装置の下側取付け位置に固定し、混触防止装置を回収し、新設電線を緊張する。 (もっと読む)


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