説明

日本アイ・ティ・エフ株式会社により出願された特許

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【課題】耐摩耗剤としてZnDTPを含有しながらも、低摩擦摺動材料用の潤滑油として用いた際に低い摩擦係数を示す潤滑油組成物を提供すること。
【解決手段】潤滑油基油に、(A)特定のアルカリ土類金属含有清浄剤、(B)特定のホウ素未含有コハク酸イミド系無灰分散剤、(C)ジアルキルジチオリン酸亜鉛および(D)特定の硫黄系化合物を配合してなる特定の潤滑油組成物であって、低摩擦摺動材料に用いられる潤滑油組成物である。 (もっと読む)


【課題】潤滑油を使わない、いわゆる無潤滑摺動のみならず、極圧剤を含まない潤滑油中での摺動においても、従来の硬質炭素膜を凌ぐ優れた摺動特性や高耐久性を有する硬質炭素膜とその形成方法を提供する。
【解決手段】X線散乱スペクトルにおいてグラファイト結晶ピークを持つ炭素層を膜内に有する硬質炭素膜。結晶径が15〜100nmであるグラファイト結晶が含有され、重量密度d(g/cm)が1.81≦d<2.00であり、炭素原子対密度が式1を満足する硬質炭素膜。
(5.01×d)×1022<P<(9.60×d−3.90)×1022・・式1
但し、P:第1近接近傍における炭素原子対密度(pairs/cm
d:重量密度(g/cm(もっと読む)


【課題】従来に比べ、離型性、耐久性に優れた皮膜を提供すること。離型性、耐久性に優れた型を提供すること。
【解決手段】膜表面10aでF濃度が最大であり、膜裏面10bでF濃度が最小であるSi含有炭素膜10とする。F濃度は、膜表面から膜裏面にかけて傾斜していることが好ましい。膜表面は、接着材料および/または粘着材料と接触させて好適に使用することができる。また、型表面にSi含有炭素膜10が積層された型とする。 (もっと読む)


【課題】内部への樹脂由来のガスの放散を抑制できる半導体用ケースを提供する。
【解決手段】少なくとも内側面が樹脂で構成され、レチクルまたはウェハを収容するケース本体と、内側面を被覆すると共に、内側面から樹脂に含まれる気化物質が放散することを防止するダイヤモンドライクカーボン膜とを備えた。 (もっと読む)


【課題】研磨装置用キャリアの基材へのDLC膜の密着性を良好にして、研磨装置用キャリア自身の寿命を長くすると同時に、被研磨物の表面に傷を付けないようにする研磨装置用キャリアを提供する。
【解決手段】樹脂を母材とする研磨装置用キャリア1の基材2のすべり面をプラズマに暴露した後、前記基材のすべり面にDLC膜3を形成することを特徴とする研磨装置用キャリア1の製造方法。前記樹脂が、ガラス繊維、アラミド繊維およびカーボン繊維から選択された1種以上の強化繊維を含有する繊維強化樹脂である研磨装置用キャリア1の製造方法。研磨布を貼り付けた上下研磨プレート間に前記製造方法により製造された研磨装置用キャリア1を配置し、研磨装置用キャリア1の開口部4に被研磨物を挟み込んで被研磨物を両面研磨する両面研磨方法。 (もっと読む)


【課題】耐熱性に優れるとともに、耐酸化性に優れた耐熱耐酸化性炭素膜及びその形成方並びに耐熱耐酸化性炭素膜被覆物品及びその製造方法を提供する。
【解決手段】(1) 炭素を主成分とし、シリコンを含有しており、表面層として酸化シリコン含有層を有する耐熱耐酸化性炭素膜F、(2) 該膜で被覆された耐熱耐酸化性炭素膜被覆物品W、(3) シリコン含有炭素膜f1を形成する工程と、該工程で形成された炭素膜f1の表面を酸化処理して、酸化シリコン含有層f2を形成する工程とを含む耐熱耐酸化性炭素膜Fの形成方法及び(4) 耐熱耐酸化性炭素膜被覆対象物品を準備し、該物品の表面の少なくとも一部に(3) の方法により耐熱耐酸化性炭素膜Fを形成して耐熱耐酸化性炭素膜被覆物品Wを得る物品製造方法。 (もっと読む)


【課題】使用の当初の摩擦係数を低下させることにより、安定した摺動特性を長時間有する硬質炭素被膜を形成する製造方法を提供する。
【解決手段】炭化水素系ガスを用いたプラズマ気相合成法によって、アモルファス状の炭素膜又は水素化炭素膜からなり、その表面にC−Hx結合(x=1,2,3)を有する硬質炭素被膜を形成した基材に、真空中又は所定のガス雰囲気中で、100〜400℃で熱処理することにより、硬質炭素被膜表面のC−Hx結合(x=1,2,3)を減少させる表面処理を行う。 (もっと読む)


【課題】使用の当初の摩擦係数を低下させることにより、安定した摺動特性を長時間有する硬質炭素被膜を形成しようとするものである。
【解決手段】炭化水素系ガスを用いたプラズマ気相合成法によって硬質炭素被膜を形成した基材に、ガスプラズマによるボンバード処理によって表面処理を行う。 (もっと読む)


【課題】必要な箇所のみ効率的に被膜を実施できる燃料噴射弁の製造装置を提供する。
【解決手段】内部に弁装置3のノズルプレート6、バルブハウジング5を収容可能であり、被膜処理装置のアノード電極23に対面して開口する複数の保持穴35、37を整列させて備える保持装置16を設け、前記保持装置16の複数の保持穴35、37に、弁装置3の燃焼室へ露出するノズルプレート6の表面6Cを、前記複数の保持穴35、37の開口から夫々露出させて、多数の弁装置3を保持装置16により位置決めし、前記位置決めした多数の弁装置3とその保持装置16とを被膜処理装置のカソード電極25上に配置して、アノード電極23に対面するノズルプレート6の表面6Cおよび噴射孔6A内面にデポジット付着防止の被膜を形成するようにした。 (もっと読む)


【課題】膜形成した物品における該膜の物品本体への密着性を評価する膜密着性評価方法であって、物品の実使用における膜密着性を、スクラッチ試験やロックウエル圧痕試験による膜密着性評価方法より正確に知ることができる膜密着性評価方法を提供する。
【解決手段】膜形成した物品1における該膜12の物品本体11への密着性を評価する膜密着性評価方法。物品本体11に形成された膜12の表面にボール31を荷重Wで押しつけつつ同一軌道に沿って相対的に転動周回させることでボール転動周回軌道に対応する膜部分に予め定めた回数繰り返し荷重を印加し、繰り返し荷重印加後の膜部分の状態を膜密着性指標と照合して膜密着性を評価する。評価を短時間で行うために、ボール31に加える荷重Wは、物品本体11の膜形成部分に塑性変形を生じさせる荷重としてもよい。 (もっと読む)


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