説明

矢橋工業株式会社により出願された特許

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【課題】 骨形成促進機能を持ち、手術における広い適応性・時間短縮が可能となる生体吸収性骨充填材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 ケイ素溶出型炭酸カルシウムを含有する生分解性高分子繊維からなり、生分解性高分子繊維の表面上に微細な水酸アパタイトを略均一に点在するように析出させたケイ素及びカルシウム徐放性綿状物であり、ケイ素溶出型炭酸カルシウムと生分解性高分子との複合体を作製する工程と、複合体と溶媒を混合した紡糸溶液をエレクトロスピニング法により綿状物に形成する工程と、綿状物をカルシウム水溶液とリン酸水溶液とに交互に浸漬して繊維表面上に微細な水酸アパタイトを略均一に点在するように析出させる工程を経て製造される。 (もっと読む)


【課題】石灰中の強熱減量の含有率を短時間で精度よく求めることができるX線分析方法およびその装置を提供する。
【解決手段】本発明のX線分析方法は、強熱減量の含有率が既知の石灰からなる標準試料Sに1次X線2を照射し、前記標準試料Sから発生するコンプトン散乱線6の強度を検出し、検出したコンプトン散乱線6の強度と強熱減量の含有率との相関を示す強熱減量の検量線を作成し、石灰からなる未知試料Sに1次X線2を照射し、前記未知試料Sから発生するコンプトン散乱線6の強度を検出し、前記強熱減量の検量線を用いて前記未知試料S中の強熱減量の含有率を求める。 (もっと読む)


【課題】 二酸化炭素吸収能力が良好で、微粉化を最小限に抑えることができ、麻酔器のキャニスターや肺機能検査機の二酸化炭素吸収剤容器等の底部の網穴やパンチング穴からこぼれ落ちることのない二酸化炭素吸収剤、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明に係る二酸化炭素吸収剤は、横断面の概形が3弁花型である柱状に造粒されている。好ましくは横断面における3弁花型の各弁の直径がそれぞれ1.5〜2.5mmであり、横断面の長径が2.5〜4.5mmであり、造粒物の長さが3.0〜12mmである。これにより、大きな表面積により高い二酸化炭素吸収性能を確保しつつ、割れにくいので破片や微粉の発生を抑制でき、かつキャニスター等の底部の網孔やパンチング孔からこぼれ落ちるのを防止することができる。また、水酸化カルシウムを主成分としても、キャニスター壁面への接触点が少ない等のため、キャニスター等に汚れが生じにくい。 (もっと読む)


【課題】 骨再建能力を有効に導き出す新しいしくみを組み込んだ生体吸収性骨再生誘導膜、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明に係る骨再生誘導膜は、ケイ素溶出型炭酸カルシウムとポリ乳酸とを主成分とする不織布層と、ポリ乳酸を主成分とする不織布層の2層構造を構成後、ケイ素溶出型炭酸カルシウムとポリ乳酸とを主成分とする不織布層にアパタイトをコーティングすることで骨再建能力を有効に導き出す新しいしくみを組み込む。本発明に係る骨再生誘導膜は、エレクトロスピニング法を用いた不織布製造技術と擬似体液浸漬法を利用することで得られる。 (もっと読む)


【課題】 水溶液中にケイ素を溶出させることができるメタノールなどの有機媒体を用いないケイ素溶出炭酸カルシウムの製造方法を提供する。
【解決手段】 好ましくは0.1wt%以上のケイ素を含有するケイ素溶出炭酸カルシウムは、水、消石灰及び有機ケイ素化合物としてγ−アミノプロピルトリエトキシシランを混合させた懸濁液中に炭酸ガスを吹き込むことにより得られる。炭酸カルシウムは、新しく骨が生成されるにつれて生体内に吸収されるか分解して体外に排出され、最終的には自己骨によって欠損部が修復される有用な骨修復用生体材料であるが、これに早く新しい骨の生成を促進させるケイ素を含有させ、さらに骨修復機能を高めることが期待できる。 (もっと読む)


【課題】 ソーダライムと同等の炭酸ガス吸収能力を有し、かつ炭酸ガス吸収能力を損なうことなく微粉発生を抑えることのできる炭酸ガス吸収剤の製造方法を提供する。
【解決手段】 消石灰を主成分とする吸収剤100重量部と、水分40〜70重量部とを含む混練物を造粒し、造粒品を乾燥し、乾燥した造粒品に無機塩化物0.50〜4.0重量部を含む水溶液を添加した後、水分が1.0〜16重量部になるまで乾燥する。または消石灰を主成分とする吸収剤100重量部と、無機塩化物0.50〜4.0重量部と、水分40〜70重量部とを含む混練物を造粒し、水分が1.0〜16重量部になるまで乾燥する。 (もっと読む)


【課題】 水溶液中にケイ素を溶出させることができるケイ素溶出炭酸カルシウム、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明に係るケイ素溶出炭酸カルシウムは0.1wt%以上のケイ素を含有するバテライト相からなり、メタノール、消石灰、ケイ素源として有機ケイ素化合物を混合させた懸濁液中に炭酸ガスを吹き込むことで得られる。炭酸カルシウムは、新しく骨が生成されるにつれて生体内に吸収されるか分解して体外に排出され、最終的には自己骨によって欠損部が修復される有用な骨修復用生体材料であるが、これに早く新しい骨の生成を促進させるケイ素を含有させることにより、さらに骨修復機能を高めることが期待できる。 (もっと読む)


【課題】単独で簡便な操作により固形化ができるとともに、溶媒中での崩壊速度を制御可能で、機能性カルシウム資材などとして利用することができる非晶質クエン酸カルシウム・炭酸カルシウム複合体及びその容易な製造方法を提供する。
【解決手段】非晶質クエン酸カルシウム・炭酸カルシウム複合体は、非晶質クエン酸カルシウムと非晶質又は結晶質の炭酸カルシウムとが複合化されて構成されている。この複合体は、例えば0.3Mのクエン酸水溶液2Lに生石灰粉末300gを加えて反応させ、その懸濁液に炭酸ガスを導入することにより得られる。炭酸ガスを4〜5時間吹き込むことで図1に示す結晶ピークのない非晶質クエン酸カルシウム・非晶質炭酸カルシウム複合体が得られ、炭酸ガスを6時間吹き込むことで図1に示すバテライト型及びカルサイト型の結晶ピークをもつ非晶質クエン酸カルシウム・結晶質炭酸カルシウム複合体が得られる。 (もっと読む)


【課題】 溶液中のフッ素を環境基準値は0.8mg/L以下にまで効率よく除去することが可能なフッ素除去剤を提供する。
【解決手段】 炭酸ガス化合法により工業的に生産されている通常の炭酸カルシウムの製造工程における炭酸化工程の途中で、リン酸を混合することにより製造される水酸アパタイトと炭酸カルシウムからなる複合粒子を有効成分とするフッ素除去剤である。好ましくは、複合粒子は、炭酸ガスの導入を開始し、懸濁液がpH=7-8となる予定炭酸化終了時間の50-80%経過した時点で炭酸ガスの導入を止めた後、または炭酸ガスの導入しながら、リン酸を混合することにより製造される。 (もっと読む)


【課題】 水酸アパタイト(HAp)の有する様々な機能を活用するための水酸アパタイト‐炭酸カルシウム複合粒子(HAp-CaCO3)を効率よく容易に製造する方法を提供する。
【解決手段】 水1Lに対して100-300gの割合で消石灰を加えた懸濁液に、懸濁液がpH=7-8となる炭酸化終了までの時間が4時間以上となる流量で炭酸ガスの導入を開始し、予定する炭酸化終了時間の50-75%経過した時点でリン酸の混合を開始し、懸濁液がpH=7-8となった時点で炭酸ガスの導入とリン酸の混合を止める。あるいは、予定する炭酸化終了時間の70-90%経過した時点で炭酸ガスの導入を止めた後、懸濁液がpH=7-8となるまでリン酸を混合する。これによって、炭酸ガス化合法により工業的に生産されている通常の炭酸カルシウムの製造工程を利用して、容易かつ効率よく水酸アパタイト‐炭酸カルシウム複合粒子(HAp-CaCO3)を生成させることができる。 (もっと読む)


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