説明

アイシン・エーアイ株式会社により出願された特許

131 - 140 / 490


【課題】S&Sシャフトアッセンブリであって、シフト操作時の操作フィーリングの向上を目的として設けられた慣性マスに作用する慣性力がセレクト操作時の操作フィーリングに悪影響を与えることがない構成を簡易に達成できるものを提供すること。
【解決手段】両端に慣性マス41が固設されたアーム40の回転中心孔にS&Sシャフト20が軸周りに回転可能且つ軸方向に移動可能に挿入される。アーム40の一端部に固設されたピン80がS&Sシャフト20に固定されたレバー30の貫通孔32に相対移動可能に挿入されることにより、「S&Sシャフト20の回転(シフト操作)に応じてアーム40(慣性マス41)がS&Sシャフト20と一体で回転し、S&Sシャフト20の軸方向の移動(セレクト操作)に応じてアーム40(慣性マス41)が軸方向に移動しない」構成が実現される。アーム40の軸方向移動はブラケット70により確実に規制される。 (もっと読む)


【課題】 コンパクト化や組み付けを簡略化することができるディファレンシャル装置を提供することである。
【解決手段】 本発明のディファレンシャル装置10の特徴は、リングギヤ2とピニオンシャフト3とピニオンギヤ41,42とサイドギヤ51,52とを有し、リングギヤ2は外周歯21の内径側に側面の少なくとも一方が開口しており、ピニオンシャフト3の軸長方向の両端部31が嵌挿する嵌挿部23を有し、嵌挿部23はリングギヤ2の周方向に交差する2つの平面が平行に配置されるリングギヤ二面部231を有し、ピニオンシャフト3は軸長方向の両端部31のそれぞれにリングギヤ2の周方向に交差する2つの平面が平行に配置され、リングギヤ二面部311に嵌挿されるシャフト二面部311を有することと、リングギヤ二面部231とシャフト二面部311とが隙間なく当接することである。 (もっと読む)


【課題】S&Sシャフトアッセンブリにて、ディテントモーメントによってシフト中立位置からシフト完了位置までにおける適切なシフト荷重の変化特性を得ること。
【解決手段】S&Sシャフト20の側面に固定されたシフトカムプレート30の外側面には、軸方向に沿うカム面が形成されている。カム面は、「手動変速機のケース内においてS&Sシャフトの径方向にのみ移動可能に配置されたボール」により径方向内側に向けて常時押圧される。カム面は、径方向の外側に向けて突出する突出部を有する。突出部は、軸方向に沿う第1平面部P1と、軸方向に沿う第2平面部P2と、第1、第2平面部を結ぶ軸方向に沿う曲面部Cとからなる。曲面部Cの輪郭は、楕円の輪郭における長軸と短軸とで挟まれた部分の一部又は全部により構成される。曲面部と第1平面部(第2平面部)との境界が、前記部分における長軸(短軸)に近い側に位置するように構成される。 (もっと読む)


【課題】変速機の低速回転時においても潤滑箇所に潤滑油を確実に供給するとともに、高速回転時における撹拌抵抗を低減することが可能な変速機を提供することを目的とする。
【解決手段】変速機1は、ケース10と、入力軸の回転を複数の変速段に変速して出力軸に伝達するための複数のギヤと、ケース10内に収容された潤滑油と、第一ギヤ50の回転によりギヤの上方に掻き上げられた潤滑油を貯留可能なタンク部材71と、第一ギヤ50によってタンク部材71に掻き上げられた潤滑油をタンク部材71から導出する導出手段70を備える。導出手段70は、高速回転時には低速回転時よりオイルレベルを低く維持し、車両の駐車状態の解除後における低速回転時には高速回転時よりオイルレベルを高く維持するように、潤滑油をタンク部材71から導出する。 (もっと読む)


【課題】エンジンが停止中であっても、ギヤのアップロックを回避してギヤ駐車することが可能な自動変速装置を提供すること。
【解決手段】自動変速装置30にアップロックが発生した場合であって(S1)、エンジン10が停止中であっても(S2)、自動変速装置30の変速段を運転者がシフトレバー61で要求している変速段とは、異なる所定の変速段に変速している(S5)。このため、シンクロメッシュ機構によって、自動変速装置30におけるギヤ列の噛合に「ズレ」が発生し、アップロックを回避できる可能性が拡大する。そして、運転者がシフトレバー61で要求している変速段と一致するように変速をリトライしている(S5)。従って、エンジン10が停止中であっても、ギヤのアップロックを回避してギヤ駐車することができる。 (もっと読む)


【課題】構造を簡素化し単純な構造によってセレクトリターン力を作用させる。
【解決手段】運転者がシフト操作を行うシフトレバー1と、シフトレバー1の他端に形成され外周に球面部が形成されている大球部21と、大球部21を回動自在に支持する軸受部31が形成されたリテーナを備えた手動変速機において、リテーナの片側に配設され、コイル状に巻装された中間部がリテーナに係止されるとともに、シフト方向に延在するように中間部の一端から突出した第1の脚部および中間部の他端から突出した第2の脚部を備えるトーションスプリング4と、大球部21の外周球面部より半径方向に一体的に突出形成された係合部22を備え、シフトレバー1がニュートラル位置からセレクト位置に移動された時には、第1の脚部と第2の脚部の一方に係合部が係合押圧してねじり応力が作用するように構成した。 (もっと読む)


【課題】 シンクロナイザリングの遊転時において、シンクロナイザリングの内周コーン面とギヤ(ギヤピース)の外周コーン面との接触を適正化する。
【解決手段】 本発明の動力伝達装置は、回転軸2とクラッチハブ3と変速ギヤ5とギヤピース6とシンクロナイザリング71〜73とスリーブ4とを有し、スリーブ内周歯41がクラッチハブ外周歯31とのみスプライン嵌合しているスリーブ4の中立位置において、シンクロナイザリング(アウタリング71)の軸方向の移動を規制して、内周コーン面712及びミドル外周コーン面722の間の密着を防止する移動規制部を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】回転自在なシャフトの外周側でシャフトの軸方向に分散して配置された複数の潤滑必要箇所に対し、簡素な構成でもって、十分な潤滑油を分配することができる、トランスミッションの軸内潤滑構造を提供する。
【解決手段】シャフト7の先端側から奥側に向かって延在して、複数の潤滑必要箇所に潤滑油をそれぞれ供給するための複数の傾斜油路3,4を有し、複数の傾斜油路3,4は、シャフト7の内部に取り付けられてシャフト7と一体回転する樹脂部材1の内部に形成され、潤滑油取入口3a,4aは、シャフト7の軸方向に関してはシャフト7の先端側に集中して配置され、シャフト7の周方向に関しては分散して配置され、樹脂部材1の小径側から大径側に向かって斜めに延在し、潤滑油排出口3b,4bは、潤滑油取入口3a,4aよりも大径側に配置されて、シャフト7に形成された径方向油路9a,9bにそれぞれ連通している。 (もっと読む)


【課題】同期が正常に行われなかったときにスリーブからフォークシャフトに受ける衝撃を低減させるとともに、シフトフィーリングを良好にする歯車式変速機の操作装置を提供する。
【解決手段】フォークシャフト20の外周に軸線方向に間をおいて設けられた2つの係止部材21、22の間には、外周にシフトフォーク24を支持した緩衝部材23を備え、シフトフォーク24の軸線方向両側と各係止部材21、22との間に介装された1対のばね手段30A、30Bは、ばね定数が互いに異なる第1ばね部31A、31Bと第2ばね部32A、32Bを軸線方向に重ねて配置し、第1ばね部31A、31Bの諸元は変速歯車41、42を切り換えるために必要な操作力により実質的に全圧縮されるような値とし、第2ばね部32A、32Bの諸元は切り換えの操作力では撓まないがこれを超えれば撓むような値とした。 (もっと読む)


【課題】誤って電動アクチュエータが作動し、複数のフォークシャフトが同時にシフト動作することを防止する変速装置の提供。
【解決手段】変速機構1の1速−2速切換用の第1フォークシャフト15aに、第1ギヤシャフト23a、第1ウォームホイール24aおよび第1ウォームギヤ25aを介して第1モータ22aを連結する。同様に、3速−4速切換用の第2フォークシャフト15bに、第2ギヤシャフト23b、第2ウォームホイール24bおよび第2ウォームギヤ25bを介して第2モータ22bを連結する。第1モータ22aに対して電力を供給するための第1モータ配線26aの1箇所を断線させて第1欠線部263aを形成し、第2モータ22bの非作動時には、第2ウォームホイール24bに設けた第2移動端子241bにより第1欠線部263aを導通させ、第2モータ22bの作動時には、第2移動端子241bが移動して第1モータ配線26aを断線させる。 (もっと読む)


131 - 140 / 490