説明

アイシン・エーアイ株式会社により出願された特許

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【課題】単位ケースの接合フランジ部の形状変更や締結ボルトの追加をすることなく、簡易にかつ低コストで油密性能を向上した車両用変速機のケースを提供する。
【解決手段】筒状の周側壁の端部から外向きに延在するとともに複数の締結孔22が周方向に離隔して配設された接合フランジ部21を有する単位ケースを、水平に延在する変速シャフトの長手方向に沿って複数配置し、隣接する単位ケースの向かい合う前記接合フランジ部21、31の対応する各締結孔22、32に締結部材(締結ボルト)5を挿入して締結し、内部に潤滑油を封入した車両用変速機のケースにおいて、単位ケースの接合フランジ部21の周方向に隣接する締結孔22の間の少なくとも1箇所に、所定の機械的強度を有する補強プレート6を掛け渡して締結部材5により共締めした。さらに、補強プレート6は、中間部63に圧接部64及び補強リブ65を有することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 セレクト操作時の操作荷重のばらつきを低減する自動車用手動変速機のシフト装置を提供する。
【解決手段】 本発明の自動車用手動変速機のシフト装置11は、ケーシングと、ケーシングに回動可能に保持されるシフトレバー2と、シフトレバー2と連動して揺動する保持部材3と、回動可能なローラ41とローラ41を回動可能に保持するロックボールピン本体部43と一端が保持部材3に他端がロックボールピン本体部43に固定され伸縮可能なスプリング42とを有するロックボールピン4と、ローラ41が当接して回動可能なカム面51を有しロックボールピン4と相対揺動可能に固定されるカム部材5と、を有する自動車用手動変速機のシフト装置11であって、スプリング42の伸縮を規制するダンパー6を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】断面矩形状のフォークシャフトの軸周りにねじり方向の外力が加えられてもフォークシャフトが滑らかに移動し得る変速機のフォークシャフトの支持構造の提供。
【解決手段】ハウジングに取り付けられる一対の支持部材を介して断面矩形状のフォークシャフトAがハウジング支持される。各支持部材に形成された矩形状の貫通孔にフォークシャフトAの端部が軸方向に摺動可能にそれぞれ挿入・支持される。貫通孔の内周の4つの面は全て内側に突出する凸面となっていて、フォークシャフトAの外周の4つの面は全て平面となっている。この結果、フォークシャフトAの外周面の4隅(エッジ)の近傍において、フォークシャフトAと貫通孔との間の隙間が比較的大きくなる。従って、フォークシャフトAが貫通孔に対して若干傾斜しても、フォークシャフトAの外周面の4隅が貫通孔の内面に接触しない。 (もっと読む)


【課題】トランスミッションケース内に配置され、トランスミッションケース内とブリーザプラグの入口側とを連通するブリーザ室の内部に、油泡の侵入を防止する、トランスミッションのブリーザ構造を提供すること。
【解決手段】ブリーザ室3は、トランスミッションケース1の内壁と、トランスミッションケース1の下方に配置された一体のブロック2の内壁と、ボルト6によって取り付けられたプレート5の内壁によって囲まれ、導入口4を通じて、トランスミッションケース1内と連通している。プレート5には、複数の突部7と、複数の通気孔8が形成され、複数の突部7はそれぞれ、プレート5から導入口4内に向かって突出している。複数の通気孔8は、プレート5を貫通して形成されて、一側が導入口4内に面して開口すると共に、他側がブリーザ室3外かつトランスミッションケース1内に面して開口している。 (もっと読む)


【課題】AMTを搭載した車両において、低速側の変速段が選択された状態で走行中にてアクセル開度が急激に減少された場合に発生し易い車両の駆動系統におけるねじり振動を抑制すること。
【解決手段】「低速側特定段」(例えば、1速)よりも高速側の変速段が確立されている場合(上記ねじり振動が発生し難い場合)、クラッチが完全接合状態(エンジンの出力軸の回転速度Ne=変速機の入力軸の回転速度Ni)となるようにクラッチトルクが制御される。一方、「低速側特定段」(例えば、1速)が確立されている場合(上記ねじり振動が発生し易い場合)、クラッチが半接合状態(Ne−Ni=所定の正の値A)となるようにクラッチトルクが制御される。半接合状態では、上記ねじり振動に対して「クラッチの滑りによる制振作用」が働いて、上記ねじり振動の振幅が小さくされ得る。 (もっと読む)


【課題】分配トルクが調整可能なトランスファを備えた車両の動力伝達制御装置において、タイトコーナーブレーキング現象を抑制し得るものを提供すること。
【解決手段】車両のトランスファに設けられた多板クラッチ機構により調整される分配トルクTc=0のとき2輪駆動状態が得られ、Tc>0のとき4輪駆動状態が得られる。Tcは、アクセル開度及びエンジン回転速度に基づいて得られる基本値Tc1に、車速V、舵角θs、及び路面摩擦係数μに基づいて得られる補正ゲインGを乗じることで決定される。θs=0(直進時)のとき、G=1となり、Tc=Tc1となる。θs>0(旋回時)のとき、Gは、0<G<1の値であって、θsが大きいほど、Vが大きいほど、且つ、μが大きいほど、より小さい値に決定される。この結果、分配トルクTcは、θsが大きいほど、Vが大きいほど、且つ、μが大きいほど、より小さい値に決定される。 (もっと読む)


【課題】AMTを搭載した車両において、登坂路上で車両が発進する際に発生し得る「後退期間」が比較的長くなる事態の発生を簡易な構成を用いて抑制すること。
【解決手段】発進時制御開始条件が成立すると(tA)、発進時制御が開始され、変速機の変速段が発進用の変速段(1速)に設定された状態で、エンジントルクTe及びクラッチトルクTcがそれぞれの所定のパターンに従ってフィードフォワード的に増大されていく。発進時制御開始後において検出される「変速機の入力軸の回転速度Ni」の推移に基づいて、車両が登坂路上にあるか否かが判定される。「車両が登坂路上にある」との判定がなされた場合(tB,tD)、その判定がなされた時点以降、エンジントルクTe、及びクラッチトルクTcが、前記所定のパターンに対してそれぞれΔTe,ΔTcだけ「かさ上げ」される。 (もっと読む)


【課題】AMT付ハイブリッド車両において、電動機駆動トルクのアシストを利用しながらシフトアップ作動が行われる際の電動機駆動に伴う消費電力を小さくすること。
【解決手段】内燃機関駆動トルクTeが駆動輪に伝達されながら車両が走行する状態において、シフトアップ条件が成立したことに基づいて(t1)、Te及びクラッチトルクTcが減少させられ且つ電動機駆動トルクTmが増大させられる。その後、Tcがゼロになったことに基づいて(t2)、Tcをゼロに維持し且つTmが駆動輪に伝達される状態を維持しながら、シフトアップ作動が行われる(t2〜t3)。その後、シフトアップ作動が終了したことに基づいて(t3)、Te及びTcが増大させられ且つTmが減少させられる(t3〜t5)。シフトアップ条件の成立後、Tcがゼロになるまでの間(t1〜t2)、内燃機関の出力軸により回転駆動される発電機の負荷トルクTsを発生させる。 (もっと読む)


【課題】モータを搭載しても複雑化、大型化、コストアップ及び重量増大せず、かつ内燃機関の始動にモータを活用できる動力伝達装置を提供する。
【解決手段】本発明の動力伝達装置は、内燃機関(2)の出力軸(21)から出力される回転動力が入力される入力軸(31)と入力軸(31)から入力された回転動力を切替可能な複数の減速比にて変速して車輪に出力する出力軸(32)とをもつ有段変速機構(3)と、回転電機(4)と、回転電機(4)の回転動力を車輪に出力する回転電機側出力軸(43)と、有段変速機構(3)の入力軸(31)と回転電機(4)のロータ(42)との間で回転動力伝達の切断及び接続を切り替える第1動力断続機構(51)と、回転電機側出力軸(43)と回転電機(4)のロータ(42)との間で回転動力伝達の切断及び接続を切り替える第2動力断続機構(52)と、回転電機(4)、第1動力断続機構(51)及び第2動力断続機構(52)を制御する制御手段と、を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】隣接するフォークシャフト間の間隔を狭くでき、且つ、部品点数が少ない、変速機の複数の断面矩形状のフォークシャフトの支持構造を提供すること。
【解決手段】この支持構造は、一対の円柱状の支持部材P,Pと、ハウジングに形成された一対の円形挿入孔とから構成される。各支持部材Pには、軸方向に沿う複数の同形の矩形状の貫通孔が形成されている。各支持部材Pの円筒外周面が対応する挿入孔にそれぞれ圧入・固定される。その後、各支持部材Pの複数の貫通孔に対応するフォークシャフトの端部がそれぞれ挿入される。これにより、平行に並べて近接配置された複数の断面矩形状のフォークシャフトA1,A2,A3が、一対の支持部材P,Pを介して、ハウジングに対して別個独立に軸方向に移動可能に支持される。 (もっと読む)


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