説明

アイシン・エーアイ株式会社により出願された特許

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【課題】S&Sシャフトアッセンブリにて、セレクト操作規制機能及びセレクト操作力調整機能を共に達成しつつ、且つ安価なものを提供すること。
【解決手段】S&Sシャフト20の側面に固定されたカムプレート50の外側面には、セレクト方向に対して傾斜したカム曲面Pが形成されている。カム曲面Pは、「手動変速機のケース内においてS&Sシャフト20の径方向にのみ移動可能に配置され且つ弾性力により径方向の内側に向けて付勢される押圧ピン」の先端により、径方向内側に向けて常時押圧される。各シフト完了状態に対応するカム曲面P上における押圧ピンの押圧位置に対してセレクト方向の両側に隣接するカム曲面P上のそれぞれの位置において、S&Sシャフト20の径方向外側に突出する突出部51がそれぞれ形成されている。カム曲面Pに対する押圧ピンの押圧力により発生するディテント力により、両機能が共に達成され得る。 (もっと読む)


【課題】ダブルクラッチトランスミッションを用いた車両の動力伝達制御装置において、キックダウンの開始前において、選択クラッチ(動力伝達に使用されている方のクラッチ)のクラッチトルクを適切に設定すること。
【解決手段】キックダウン開始前(t1以前)において、選択クラッチのクラッチトルクTc1がキックダウン時推定トルクに調整される。このトルクは、キックダウン時アクセル開度と現在のエンジン回転速度とに基づいて決定される。キックダウン時アクセル開度は、キックダウンが開始されるときのアクセル開度であり、変速マップにおける現在の変速段と「現在の変速段より1段だけ低速側の変速段」との境界に対応する、現在車速に対するアクセル開度である。アクセル開度の増大に起因して、選択入力軸の回転速度Ni1に対してエンジン回転速度NEが増大していくとき、キックダウンが開始される。 (もっと読む)


【課題】ダブルクラッチトランスミッションを用いた車両の動力伝達制御装置において、車両が発進する際、クラッチの温度が過度に上昇する事態の発生を抑制すること。
【解決手段】第1、第2クラッチC1,C2は、「1速」、「2速」を含む系統にそれぞれ対応する。車両が発進する際、第1クラッチC1の温度が第1温度T1未満のとき、車両の駆動に使用される発進用クラッチとして第1クラッチC1のみが使用される。第1クラッチC1の温度が第1温度T1以上第2温度T2未満のとき、発進用クラッチとして第1、第2クラッチC1,C2が共に使用される。第1クラッチC1の温度が第2温度T2以上のとき、発進用クラッチとして第2クラッチC2のみが使用される。これにより、第1クラッチC1の温度が高いほど、第1クラッチC1が受ける負荷がより小さくされる。更に、第2クラッチC2の温度が高いとき、エンジントルクの低減や、警告がなされる。 (もっと読む)


【課題】副変速機能と2駆・4駆切替機能とを備えた車両のトランスファにおいて、部品点数が比較的少なく、コンパクトで、トルク伝達効率が比較的高いものを提供すること。
【解決手段】ピースP1は入力軸A1と一体回転し、ハブHは後輪側出力軸A2と一体回転する。ピースP3は中間軸A4より速い速度で回転し、ピースP2は中間軸A4より遅い速度で回転する。中間軸A4とクラッチC/Tを介して接続される中間軸A5は、前輪側出力軸A3より速い速度で回転する。H2モードでは、スリーブS1によりピースP1とハブHが連結される。H4モードでは、スリーブS1によりピースP1,P2とハブHが連結される。Nモードでは、スリーブS1によりハブHとピースP2が連結される。L4モードでは、スリーブS1によりハブHとピースP2が連結され、且つ、スリーブS2によりピースP1,P2が連結される。 (もっと読む)


【課題】アイドルギヤを軸線方向に移動させる方式の後進ギヤにおいて、リバースシフトの際にギヤ鳴りが生じるのを防止する。
【解決手段】リバーシフトと連動する切換クラッチ機構のスリーブ27bの環状溝27b1の一側に形成したフランジ部27b2に、クラッチハブ27aの外歯スプライン27a1と係合可能な内歯スプライン51cが内周に形成された円板状のストッパプレート51を、その外周部にコ字状に折り曲げて形成した引掛け部51b1を引っ掛けて組み付けてスプリング54により所定角度位置に付勢する。スリーブをシフトするシフトフォーク42の突起42aは、引掛け部の外面とこれと対向する環状溝の内側面の間に係合させ、クラッチハブの外歯スプラインには、中立位置においてストッパプレートと対応する位置にストッパプレートの板厚よりも広い切欠き溝55を形成する。 (もっと読む)


【課題】多板クラッチ機構を備えたトランスファと車軸に介装された切換機構とが搭載された2駆・4駆切換可能な車両に適用される駆動状態制御装置において、2輪駆動状態にて走行中において回転同期装置なしで切換機構の接続作動を円滑に達成すること。
【解決手段】2輪駆動状態にて車両走行中において、2駆→4駆切換条件が成立した場合(t3)、多板クラッチは、「分断状態」から「接合状態」へと直ちに切り換えられる(t3〜t4)。一方、切換機構Mの接続作動は、左右後輪の加速スリップ(前後輪の回転速度差)が発生していない状態、且つ、切換機構の両側の第1、第2軸の回転速度Nfr1,Nfr2が略一致している状態が得られた時点で開始される(時刻t5)。加えて、2駆→4駆切換条件成立後、左右後輪において加速スリップが発生している場合(時刻t3以降)、E/G出力低減制御が実行される。 (もっと読む)


【課題】部品数が低減され変速機をコンパクトに構成することができると共に、シフト状態に応じた潤滑を可能にする、変速機の潤滑機構を提供すること。
【解決手段】シフトフォークシャフト7は、変速ギヤ4の回転によって飛散された潤滑油を受け止めて貯留するよう外部に向って開口し、さらに、受け止めた潤滑油を潤滑必要部位へ導入自在となるよう、シフト方向に延在して形成された溝7aを備えている。さらに、シフトフォークシャフト7は、溝7aに連通し、溝が受け止めた潤滑油を滴下する孔7b,7bを備えている。孔7b,7bは、同期機構5ないしシフトフォークシャフト7のニュートラル位置においては、同ニュートラル位置における潤滑必要部位の上方に位置し、同期機構5ないしシフトフォークシャフト7のシフト位置においては、同シフト位置における潤滑必要部位の上方に位置するよう、シフトフォークシャフト7に形成されている。 (もっと読む)


【課題】 回生エネルギーの量を増大することができる四輪駆動ハイブリッド車用動力伝達装置を提供することである。
【解決手段】 本発明の四輪駆動ハイブリッド車用動力伝達装置11は、内燃機関31及び回転電機32から出力される回転動力を前輪91と後輪93とに分配し、伝達する前後輪駆動力分配手段21を有し、前後輪駆動力分配手段21は、車両の制動時に、前後輪駆動力分配手段21と後輪93との間を切断する後輪切断状態にし、前後輪駆動力分配手段と前記21前輪91との間を接続する前輪接続状態にし、前輪91からの回転動力を回転電機32で回生する回生状態にすることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】S&Sシャフトアッセンブリにおいて、インターロックプレートの剛性を向上して、二重選択状態に起因する二重シフトの発生を確実に抑制すること。
【解決手段】このアッセンブリは、インナーレバー21が形成されたS&Sシャフト20と、インターロックプレート30とを備えている。インターロックプレート30は、軸方向に沿って延びる基板部31と、基板部31の外側面上に形成された突出部32とを備える。基板部31には、スリットSが形成されたスリット部31aが設けられる。インナーレバー21が、スリットSの内部を貫通してスリットSから突出する。突出部32が、スリットSに対してセレクト方向の両側に隣接するそれぞれの位置に形成され、インターロック機能を達成する。スリット部31aでは、シフト方向の両端部の両方がセレクト方向に連結されている。 (もっと読む)


【課題】低コストで小型な自動変速機のシフト操作装置を提供する。
【解決手段】ピニオン軸15と、ピニオン15aと、ピニオン軸15と平行または同軸な回転軸を有し、ピニオン軸15に回転連結されたウォームホイール16と、トランスミッションケース11と、トランスミッションケース11に設けられ、トランスミッションケース11内にそれぞれ離間して立設されてピニオン軸15とウォームホイール16の少なくとも一方の2箇所をそれぞれ軸承する複数の支持部と、ウォームホイール16と噛合されたウォーム17と、ウォーム17を回転駆動するウォームホイール16の回転軸と平行な回転軸を有する電動モータ20と、変速機のギヤ段を切替える操作部材71、72と、操作部材71、72に形成されピニオン15aと噛合するラック部18と、を有する。 (もっと読む)


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