説明

株式会社田中化学研究所により出願された特許

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【課題】長期間の充放電サイクルにおいて3V以上の平均放電電圧を保持でき、且つリチウムコバルト酸化物系正極材料と同等若しくはそれ以上の放電容量を有する材料であって、資源的な制約が少なく且つ安価な原料を使用して得ることができ、更に、公知の低価格の正極材料と比較して、より優れた充放電特性を発揮できる新規な材料を提供する。
【解決手段】組成式:Li1+x(Mn1-m-nFemTin)1-xO2 (0<x<1/3, 0≦m≦0.53, 0≦n≦0.53, 0<m+n≦0.53)で表され、単斜晶層状岩塩型構造の結晶相を含むリチウムマンガン系複合酸化物であって、マンガン元素の平均価数が3.9価以下であることを特徴とするリチウムマンガン系複合酸化物。 (もっと読む)


【課題】ニッケル純度が4N以上であり且つナトリウム含有量が100ppm以下である、ニッケル酸化物を、製造する方法を提供する。
【解決手段】ニッケルイオンの酸水溶液を水酸化ナトリウム水溶液又は水酸化カリウム水溶液によって中和処理して、ニッケル純度が3N以上であるニッケル化合物を析出させる、中和工程と、上記ニッケル化合物を加熱処理してニッケル酸化物を生成し、該ニッケル酸化物を水洗処理する、加熱水洗工程と、を有することを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】燃料極の出力特性、耐久性を兼備する高気孔率の燃料極を形成可能な燃料極材料及びその製造方法を提供する。
【解決手段】下記成分(A)〜(C)を含有し、前記成分(C)の含有量が酸化物換算で10〜40重量%である固体酸化物型燃料電池用燃料極材料:
・粉末X線回折法によって得られる空間群Fm3mの(001)面の半価幅に於いて0.45°未満の半価幅且つ熱機械分析(TMA)における30℃から1300℃までの線収縮率が10%以下である酸化ニッケル(A)、
・安定化ジルコニア(B)、及び
・TMAにおける30℃から1300℃までの線収縮率が20%以上であるニッケル化合物(C)。 (もっと読む)


【課題】高密度でありかつ球状のオキシ水酸化コバルト粒子と、その製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係るオキシ水酸化コバルト粒子は、2価のCo塩水溶液にアルカリ水溶液を加えて攪拌し、酸化触媒の存在下、空気と接触させることにより酸化し、球状粒子として沈殿生成させることにより得られる。 (もっと読む)


【課題】焼結式ニッケル正極並の伝導性と、ペースト式ニッケル正極並の放電容量と、を実現可能なニッケル正極用活物質の製造方法を提供する。
【解決手段】タッピング密度が1.50〜2.50g/cmかつ平均粒径が3.00〜30.00μmである、水酸化ニッケル結晶と水酸化コバルト結晶との結晶凝集粒子であって、ニッケル(2+)酸性水溶液とアルカリ水溶液との中和反応により水酸化ニッケル粒子を生成させる際に、当該反応系に水酸化コバルトスラリーを添加することを特徴とする方法。 (もっと読む)


【課題】金属酸化物又は金属フッ化物を正極活物質に使用しなくても電解液と正極との界面でのガスの発生及びイオンの溶出を抑制し、電池の信頼性及び安全性を高める非水電解質二次電池用正極材料及びその製造方法並びに非水電解質二次電池を提供すること。
【解決手段】リチウム原子と、ニッケル原子、コバルト原子、マンガン原子、アルミニウム原子及びマグネシウム原子からなる群より選ばれた原子とを含有し、空間群R−3m型構造又はFd3m型構造を有する複合酸化物粒子と式(I):


〔R1、R2及びR3はアルキル基、アリール基、アラルキル基、式:−R−C(O)−O−R(Rはアルキレン基、Rはアルキル基)で表される基、ビニル基、ビニルアルキル基、ビニルアリール基又はビニルアリールアルキル基〕で表されるホスホネート化合物を含有する非水電解質二次電池用正極材料。 (もっと読む)


【課題】発電時に、微細で且つ均質に分散したニッケルを有するニッケル複合酸化物を製造する方法等を提供する。
【解決手段】一般式Ni1−x(式中、AはBe,Mg,Ca,Sr,Ba,Mn,La,Pr,Sm,Gd,Sc,Y,Ti,Zr及びCeからなる群から選ばれる少なくとも一種の元素を示し、xは0.03〜0.13であり、yは0.98〜1.26である)で表されるニッケル複合酸化物の製造方法であって、ニッケル塩及び前記Aの塩を溶解させた水溶液中のニッケルイオン及びAイオンの濃度をそれぞれ一定に維持しつつ、ニッケル塩及び前記Aの塩を連続的に供給することにより、前記水溶液中で一般式Ni1−x(OH)2y(式中、A、x及びyは前記と同じ)で表されるニッケル複合水酸化物を析出させ、加熱処理する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、酸化ニッケルが均一に分散してなる酸化ニッケル−安定化ジルコニア複合酸化物及び該複合酸化物を簡便に製造する方法並びに優れた出力特性を有する固体酸化物型燃料電池用燃料極を提供する。
【解決手段】水酸化ニッケル及び/又は炭酸ニッケルと安定化ジルコニウムの水酸化物との混合物を焼成してなることを特徴とする酸化ニッケル−安定化ジルコニア複合酸化物。 (もっと読む)


【課題】高純度ニッケルの原料である高純度ニッケル酸化物を、低コストで、大量に、しかも環境に優しい条件で、得ることができる、製造方法を、提供すること。
【解決手段】ニッケル純度が4N以上であり且つナトリウム含有量が100ppm以下である、ニッケル酸化物を、製造する方法であって、ニッケルイオンの酸水溶液を水酸化ナトリウム水溶液又は水酸化カリウム水溶液によって中和処理して、ニッケル純度が3N以上であるニッケル化合物を析出させる、中和工程と、上記ニッケル化合物を加熱処理してニッケル酸化物を生成し、該ニッケル酸化物を水洗処理する、加熱水洗工程と、を有することを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】アルカリ金属含有量が含有されている遷移金属(Niも含む)に対して100ppm以下である、酸化ニッケルを、有毒ガスを発生させることなく、得ることができる、製造方法を、提供すること。
【解決手段】ニッケル以外の第1周期遷移金属を1種類以上含有しており、且つ、中和処理に用いたアルカリ金属が残存している、水酸化ニッケルを含む前駆体を、原料として用い、上記前駆体を、300〜1000℃で加熱処理することによって、粒子の平均細孔径が25Å以上であり且つ粒子中の気孔容積が0.001〜0.20cm/gであり、また、結晶系がFm3m主体である、酸化ニッケルを、生成する、加熱工程と、加熱工程で得られた酸化ニッケルを、水洗処理する、水洗工程と、を有することを特徴としている。 (もっと読む)


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