説明

社団法人日本舶用工業会により出願された特許

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【課題】機関の排ガス熱により直接熱媒油を加熱する船舶に搭載する熱媒油ボイラにおいて、熱媒油ボイラの熱媒油加熱の効率化と排ガスダンパ装置を熱媒油ボイラと一体化することで据え付け面積の極小化で、省エネ化、且つ、低コスト可能なものとする。
【解決手段】機関の排ガス熱により直接熱媒油を加熱する船舶に搭載する熱媒油ボイラにおいて、排気管外部に熱媒油タンクを設け、該熱媒油タンク内部に排気管外周に沿って折返し油路を形成した構造で、排ガスが通過する際に効率よく熱媒油を加熱し、排気管内部に排気筒を設けるスペースが確保でき、排ガス管と排気筒を二重管として、排ガスの通路を選択することで加熱経路とバイパス回路を一体化して熱媒油加熱器の効率化とコンパクト化で、据え付け面積を最小にすることが出来る。 (もっと読む)


【課題】脱硝触媒の劣化及び再生を総括する反応モデルを用いて、脱硝触媒の劣化再生予測プログラムを提供する。
【解決手段】コンピュータによって、アンモニア系還元剤のパラメータ設定を行い、脱硝触媒に関する条件設定を行い、脱硝触媒でのアンモニアの反応量及び窒素酸化物の反応量を算出し、脱硝触媒での三酸化硫黄の生成量を算出し、脱硝触媒での酸性硫安の増減量を算出し、脱硝触媒の性能劣化量を算出し、算出結果を出力する脱硝触媒の劣化再生予測プログラムとする。 (もっと読む)


【課題】尿素の分解反応を正確に予測することを可能とする。
【解決手段】尿素に関するパラメータを設定するステップS12と、排ガスに関するパラメータを設定するステップS14と、尿素に関するパラメータを用いて、尿素水の液滴径変化と液滴温度変化とを算出するステップS18と、水分の蒸発時における尿素水の尿素濃度を算出するステップS20と、尿素水の水分が水分閾値MIN1以下となったかを判定するステップS24と、尿素の熱分解反応を求めるステップS28と、尿素濃度が濃度閾値MIN2以下となったかを判定するステップS30と、算出結果を出力するステップS32と、を備える処理を行う脱硝システム用尿素水分解解析プログラムとする。 (もっと読む)


【課題】小型船舶では、推進機関にはディーゼル機関が主流で、燃料油としてはC重油が多く使用されている。C重油を燃料として使用するには、適正な粘度と適正な性状で供給することが必要で、適正な粘度と性状を維持するには、C重油を加熱して適正粘度に調整が必要で、適正な性状には、加熱して粘度を低くして清浄機で清浄する必要がある。小型船舶の燃料油供給システムにあっては、燃料油を適正粘度にするのに電気ヒーターを使用する加熱ステムに於いて、燃料油加熱処理を、省エネ化、省スペースで、且つ、低コスト可能なものとする。
【解決手段】小型船舶の燃料油加熱供給システムにおいて、ディーゼル機関における排気ガス及び高温冷却水を利用してC重油を加熱する。 (もっと読む)


【課題】加熱手段における燃料消費量を抑制することができ、ランニングコストを低減させることができる舶用排気ガス脱硝装置を提供すること。
【解決手段】還元剤が貯蔵された還元剤貯蔵タンク11と、前記還元剤貯蔵タンク11に貯蔵された還元剤を、排気ガス中に噴出させる還元剤噴射ノズル13と、前記排気ガスに含まれる窒素酸化物を還元する触媒を備えた脱硝反応器14と、前記脱硝反応器14よりも上流側に設けられて、前記脱硝反応器14に供給される排気ガスを昇温させる加熱手段15と、前記脱硝反応器14の性能が所定のレベルを下回った場合に、前記加熱手段15を作動させ、前記脱硝反応器14に供給される排気ガスを昇温させて、その後、前記脱硝反応器14の性能が所定のレベルを上回った場合に、前記加熱手段15を停止させ、前記脱硝反応器14に供給される排気ガスの昇温を停止させる機能を備えた制御装置16と、を具備している。 (もっと読む)


【課題】還元剤として毒性の強いアンモニア水を選択し、舶用SCR還元剤供給システムを構成する構成要素のいずれかからアンモニア水が漏洩してしまった場合でも、乗組員の安全性を確保することができる舶用SCR還元剤供給システムを提供すること。
【解決手段】還元剤貯蔵タンク11を収容する還元剤貯蔵タンク室31と、還元剤噴射ノズル13の基端部を収容する還元剤噴射ノズル室36と、還元剤供給管21,23を収容するダクト34,38と、を備え、還元剤が船内に漏洩しないよう、二重化構造とした。 (もっと読む)


【課題】脱硝触媒の再生処理をより適切な条件及び再生処理時間で行うことを可能とする。
【解決手段】燃焼機器102からの排ガスにアンモニア系物質を添加して脱硝触媒104で窒素酸化物の分解を行う排ガス処理において、燃焼機器102の運転停止時にパージガス供給手段38による送風とパージガス加熱手段40による加熱とによって脱硝触媒104の硫黄酸化物による劣化に対する再生処理を行う際に、送風による脱硝触媒104の再生時のパージガスの流量(空塔速度)と、加熱による脱硝触媒104の再生温度と、脱硝触媒104に対する再生処理時間に基づいて再生処理を制御する。 (もっと読む)


【課題】航行時の機関類や船体からの振動に対し、カセットを確実に固定することができ、しかも作業効率が高く、部品コストを低減できる触媒反応装置を提供する。
【解決手段】カセット3に、第一嵌合体17と第二嵌合体18とを備えると共に、装置ケースを構成するケース本体と蓋体に、それぞれ第一被嵌合体と第二被嵌合体とを備え、前記カセット3をケース本体の開口部から装入すると、前記第一嵌合体17が第一被嵌合体とケース本体を構成する棚板との間で挟持され、カセット3装入後に前記開口部を蓋体で閉塞すると、前記第二嵌合体18が第二被嵌合体とケース本体の棚板との間で挟持される主嵌合挟持構造を設けた。 (もっと読む)


【課題】船舶の燃料油供給システムに使用する油ポンプでは、高温化、高圧化が進み油ポンプ主動軸のシール部の軸封装置での問題が多く発生している。軸封装置からの油漏れをなくして、環境性の向上、信頼性を高め、安全なものとする。
【解決手段】油ポンプにおいて、ポンプ本体の主動軸と電動機の出力軸の接続部にマグネットカップリングを採用することで油が漏洩することなく電動機の動力をポンプの主動軸に伝達する。
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【課題】水分が排気熱で蒸発することで尿素が析出し、尿素水供給ノズルが閉塞されてしまうことを防止する。
【解決手段】尿素水が供給される液体流路11c・12cおよび加圧空気が供給される気体流路11d・12d・13dを有し、液体流路に供給された尿素水を、気体流路に供給された加圧空気と噴射口13e近傍で混合して、噴射口から内燃機関であるエンジンに接続される排気管の内部に噴射可能な尿素水供給ノズルにおいて、尿素水を液体流路11c・12cに第一供給流路を介して供給可能な尿素水供給部と、加圧空気を気体流路11d・12d・13dに第二供給流路を介して供給可能な加圧空気供給部と、第一供給流路に設けられ、第一供給流路を遮断するとともに液体流路を大気開放させる第一ポジション、または第一供給流路を連通させる第二ポジションに保持可能な切替弁と、を具備する。 (もっと読む)


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