説明

株式会社ウェルシィにより出願された特許

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【課題】空気を供給するためのブロワにかかる余分な負荷がなく、簡単な構造で酸素溶解効率が高く、且つメンテナンスが容易な散気装置を提供する。
【解決手段】空気供給手段22から空気Airが供給されると、その空気が気泡となって、充填ケース20の底板14の、気泡の流通路を介して充填ケース内へと進入する。充填ケース20に、その上下方向と交差する方向に向けて充填された結束体12によって、気泡の更なる浮上が妨害される。大径コードと小径コードとを束ねた結束体12の、大径コードによって気泡の浮上が妨げられることで、気泡は、大径コードを避けるように蛇行する浮上経路を辿り、充填ケース20内の滞留時間が長くなる。この際、結束体12の小径コードによっても気泡の浮上が妨げられるが、小径コードの直径と同等かそれ以上の大きさの気泡は、小径コードにより分断されて微細化される。 (もっと読む)


【課題】工業用水の水処理を行う際に、膜ファウリングを抑止し、安定でかつ高い膜ろ過流束を維持する。
【解決手段】工業用水処理施設12からの配水が、取水原水に濁度成分の凝集処理を行ったものであるか否かに着目して、制御手段16にて、被処理水に投入する凝集剤の量を決定し、決定した量の凝集剤を被処理水に添加して、有機物を凝集させる。この際、配水された工業用水のAl濃度又はFe濃度を測定し、制御手段16において、該Al濃度又はFe濃度に基づき、被処理水に投入する凝集剤の量が決定される。このため、工業用水処理施設から配水される工業用水が、前処理を行ったものであるか否かに係らず、凝集剤の添加量の最適化が図られ、有機物の凝集が確実に行われた後、被処理水が膜ろ過装置20にてろ過される。 (もっと読む)


【課題】低コストかつ高い回収率での水処理を実現する。
【解決手段】逆浸透膜ろ過装置10は、濃縮水が、最も上流に位置するバンクの更に上流側へと還流されて原水に混入されることはなく、全体として濃縮水系一段の構成を有しているので、処理水の水質は、従来の一過式の逆浸透膜ろ過装置と同等の良好なものとなる。又、入り口流量が最少濃縮水量を満たさないバンク18のみを含む加圧循環流路22では、濃縮水は圧力開放されないことから、濃縮水の再加圧のためのブースターポンプ24の消費電力は低く抑えられ、加圧ポンプ12の消費電力の増加を来たすことも無い。よって、従来の加圧循環式の逆浸透膜ろ過装置と同等の消費電力レベルに抑えることができる。 (もっと読む)


【課題】 災害時等に屋外で使用可能で、浄化する水源の懸濁物質として含まれる微細粒子、溶存性有機物、藻類及び一般細菌等が除去でき、長期に亘り、活性炭筒や膜ろ過器の目詰まりが生じ難く、取扱いやメンテナンスの容易な携行型浄水キットの提供。
【解決手段】
被処理水を汲み上げて送水するポンプと、ろ過層として石英砂層を有する砂ろ過筒と、活性炭を充填した活性炭筒及び/又は膜ろ過器と、前記各構成要素を繋ぐ配管と、を有し、前記膜ろ過器は、精密ろ過膜、限外ろ過膜又は逆浸透膜を備え、前記ポンプ、前記砂ろ過筒、前記活性炭筒及び/又は膜ろ過器の順に、前記配管により各構成要素を連結し、ポンプで汲み上げられる被処理水を砂ろ過筒でろ過した後、活性炭筒及び/又は膜ろ過器に通水し、処理水を得る簡易浄水装置を組立可能なキットであって、収容時には、各構成要素を分離した状態で携行用ケース内に収容し得ることを特徴とする携行型浄水キット。 (もっと読む)


【課題】 簡単な構造で、浸漬膜の設置や交換の容易な浸漬型膜ろ過装置の提供。
【解決手段】 側面に少なくとも一つの開口部2を有する浸漬槽1と、開口部2を閉塞する開閉自在な覆蓋6と、浸漬膜を備えた膜ユニット50と、浸漬槽1内に棚状に設けられ、膜ユニット50を載置する棚枠構造体30と、棚枠構造体30に載置された膜ユニット50の上部に設けられ、膜ユニット50の浮上を防止する抑え枠構造体40と、を備え、膜ユニット50が開口部2を介して棚枠構造体30と抑え枠構造体40との間から出し入れ可能とされていることを特徴とする浸漬型膜ろ過装置。 (もっと読む)


【課題】地下水などの金属イオンおよび不溶性物質を含む被処理水を浄水処理するに際し、砂ろ過等の大型設備を必要とせず、効率的に安定運転が可能な水処理方法の提供。
【解決手段】
金属イオンおよび不溶性物質を含む被処理水を、プレコート剤を保持したろ過膜により膜ろ過処理して不溶性物質を除去した後、脱塩処理する。その際、被処理水に還元剤を添加し、被処理水中の溶存酸素を実質的に除去し、金属イオンの酸化析出を抑制した状態で、前記膜ろ過処理及び脱塩処理をする。該還元剤は、膜ろ過処理前に、前記脱塩処理に伴う濃縮水および/または透過水に溶存酸素が実質的に含まれなくなるように添加される。 (もっと読む)


【課題】 薬品の使用を最低限に抑え、簡単な処理工程で鉄、マンガン、シリカ、フッ素、ヒ素等の複数の水中微量成分を一挙に除去することが可能な水処理方法を提供する。
【解決手段】 被酸化性成分、シリカ及び無機系有害成分を含む被処理原水を貯留した槽内に浸漬した分離膜フィルターで膜ろ過を行い、処理水を得る水処理方法であって、前記被処理原水を酸化剤及び硫酸アルミニウムで処理した後、生じた固形物を前記槽内の前記分離膜フィルターにより固液分離することで、前記被酸化性成分、シリカ及び無機系有害成分を一括除去する。 (もっと読む)


【課題】 アンモニア含有水の処理における吸着剤の再生で、再生液を循環利用することが出来、安定してアンモニア除去が可能なシステムおよび装置を提供する
【解決手段】 アンモニア成分を含む原水の吸着除去工程に於けるアンモニア放散処理後の再生液の循環利用に際し、再生液の通液終了段階で吸着剤周辺域に介在するアンモニア成分を酸化分解せしめ、且つ吸着剤のアンモニア除去機能を保持する事を特徴とする処理システム及びそれを用いる装置である。
ゼオライト再生の為の再生液を再利用するために再生廃液中のガスを放散処理し、被放散処理液中のアンモニア濃度を低減した後に循環再生を実施し、安定してアンモニア成分を除去するため、再生仕上げ工程としてアンモニアが分解する条件下に酸化処理を行なうものである。 (もっと読む)


【課題】 自発動力を援用する移動型飲料水製造システム及びそれを使用する装置の提供。
【解決手段】 移動可能な少なくとも一つの収納体に設営された濾過ユニットよりなる着脱可能端子を有する浄水機能部、給水端子付原水供給機能部、精製水配水機能部より構成された可搬型浄水機構に於いて、該給水端子付原水供給機能部のポンプ駆動軸力に、機器設定地に於ける自発動力を援用することを特徴とする移動型浄水システム及びこれを組み込んだ装置にある。
具体的な例として、重力を活用し人力を補助手段として回転輪を要し軸力を得る方式、他の方法として、災害時に現地で調達可能な放置状態の可動車輌の車輪より得られる回転力を物理的に移送しポンプの軸力として活用する方式、これらの手法によりポンプの回転動力を創出し原水を移動型水精製装置に供給し精製水を得るものである。 (もっと読む)


【課題】 中空糸膜収束体とその使用方法の提供
【解決手段】中空糸膜フィルターの複数本を束ね、その両端部を夫々別の短い外筒体に挿入し、中空糸膜間及び外筒体内周部並びに中空糸膜束外周部を水不溶性の合成樹脂を要し充填固定してなる中空糸膜収束体に於いて、外筒体がJISに規定する真円度0.2mm以内、算術的表面粗さ2.0μm以下で、且つASTMに規定するテーパー硬度でヘイズ増加率15%以下、好ましくは3%以下である硬質耐圧チューブからなる中空糸膜収束体及びその使用方法に関する。
つまり、従来より中空糸膜フィルターはエレメント構造が複雑で且つ互換性に乏しかったが、フィルターの交換時にワンタッチで着脱できる本発明の中空糸膜フィルターエレメントの出現により、中空糸膜束の端部を一定の条件を満たす外筒管に固定するのみで使い易く、コスト的にも安価に中空糸膜フィルターエレメントを供給出来る点に特徴を有する。 (もっと読む)


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