説明

エクソンモービル・ケミカル・パテンツ・インクにより出願された特許

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直列に連結された第1及び第2アルキル化反応ゾーンを有し、各反応ゾーンがアルキル化触媒を備える多段反応系において、アルキル芳香族化合物を製造する方法に関する。アルキル化可能な芳香族化合物を含む第1供給原料と、アルケンを含む第2供給原料とを、第1アルキル化反応ゾーンに供給する。第1及び第2アルキル化反応ゾーンは、アルキル化触媒の存在下でアルケンによる芳香族化合物のアルキル化が生じる温度圧力条件で操業され、この温度圧力条件は芳香族化合物の少なくとも一部が液相になる条件である。反応性ガード触媒床としても使用可能な第1アルキル化反応ゾーンのアルキル化触媒は、第2アルキル化反応ゾーンの触媒よりも、触媒単位体積当りの酸性サイトの数が多い。 (もっと読む)


本開示は(a)MCM−49モレキュラーシーブ、及び(b)少なくとも1重量%のチタニア化合物を含むバインダーを含む触媒組成物に関する。本開示の1つの態様において、このチタン化合物は、酸化チタン、水酸化チタン、硫酸チタン、リン酸チタンの少なくとも1つ、又はこれらの任意の組合せを含む。他の側面において、この触媒組成物は、MCM−22、MCM−36、MCM−49、MCM−56、ITQ−1、ITQ−2、ITQ−3、PSH−3、ERB−1、SSZ−25の少なくとも1つ、又はこれらの任意の組合せを含む、MCM−22ファミリー物質を更に含む。他の態様において、本開示は本開示の触媒組成物を調製する方法に関する。この方法は(a)結晶性MCM−49モレキュラーシーブ及び少なくとも1重量%のチタン化合物を含むバインダーを提供して、混合物を生成する工程、及び(b)この混合物を触媒組成物に成形する工程とを含む。好適な態様において、成形工程は押出成形を含む。更なる態様において、本開示は芳香族炭化水素とアルキル化剤とを、触媒組成物に接触させてアルキル化された芳香族生成物を生成する方法を開示する。
なし (もっと読む)


(a)MCM−22型モレキュラーシーブと、(b)バインダーとから成り、MCM−22型モレキュラーシーブの平均結晶凝集塊サイズが16ミクロン以下であることを特徴とする触媒組成物である。この触媒組成物はさらに、コンストレインインデックスが12未満、例えば2未満の第2のモレキュラーシーブを含むことができる。この発明で用いられるモレキュラーシーブの例は、MCM−22型モレキュラーシーブ、ゼオライトY、及びゼオライトベータである。この触媒組成物は、アルキル化可能な芳香族化合物を、アルキル化剤でアルキル化またはトランスアルキル化するプロセスに用いることができる。 (もっと読む)


オレフィン重合プロセスであって、60℃以上の温度、15MPa〜1500MPaの圧力下、炭素数3以上のオレフィンモノマーと、1)1以上の活性剤と、中心金属及びヘテロアリールリガンドを有する触媒系であって、中心金属が第4,5,6族、ランタニド系列、アクチニド系列から選択される触媒系と、2)任意に1以上のコモノマーと、3)任意に希釈剤または溶媒と、4)任意に掃去剤とを接触させ、ここで、a)オレフィンモノマー及び任意成分のコモノマーは重合系に40wt%以上存在し、b)炭素数3以上のモノマーは、供給原料中に80wt%以上存在し、c)重合反応は、重合系の固相−流体相相転移温度より高い温度、及び、重合系の曇点の圧力から10MPa低い圧力よりも高い圧力で行われ、重合系の固相−流体相相転移温度が不明な場合、重合は流体−流体相転移温度より高い温度で行われるプロセス。 (もっと読む)


結晶性MCM−22型モレキュラーシーブと、バインダーとから成る触媒組成物であって、孔径が約2nmから約8nmの範囲の孔についてエキストラモレキュラーシーブ孔累積容積が0.122ml/g以上であり、孔容積はNポロシメトリーで測定された値であることを特徴とする触媒組成物である。本願の触媒組成物は、アルキル化可能な芳香族化合物を、アルキル化剤でアルキル化またはトランスアルキル化してモノアルキル化芳香族化合物を製造する方法に用いる事ができる。モレキュラーシーブのコンストレインインデックスは12未満、例えば2未満である。この発明に適したモレキュラーシーブの例は、MCM−22型モレキュラーシーブ、ゼオライトY、及びゼオライトベータである。 (もっと読む)


本願発明はオレフィンの重合方法であって、以下の工程を含む。
(a)1以上の反応器中に、高密度流体均質重合系において、重合系の結晶化温度より高温でかつ重合系の曇り点圧力より10MPa低い圧力以上200MPa未満の圧力で、(反応器中のモノマー及びコモノマーの重量を基に)30重量%以上で存在する3以上の炭素原子を有するオレフィンモノマーと、1)1以上の触媒化合物、2)1以上の活性剤、3)(反応器中のモノマー量及びコモノマー量を基に)0乃至50モル%コモノマー、及び4)(重合系の重量を基に)0乃至40重量%の希釈剤又は溶媒とを、接触させる工程であって、前記重合系が、前記モノマー、存在する任意のコモノマー、存在する任意の希釈剤又は溶媒、存在する任意のスカベンジャー及びポリマー生成物を含む工程、
(b)ポリマー−モノマー混合物を含む反応器流出物を形成する工程、
(c)任意で、反応器から流出した後、かつ、(e)工程で圧力が減少する前又は減少した後に(b)工程のポリマー−モノマー混合物を加熱する工程、
(d)分離容器に(b)工程のポリマー−モノマー混合物を収集する工程、
(e)分離容器中にポリマー−モノマー混合物を収集する前又は収集した後のいずれかにおいて、(b)工程のポリマー−モノマー混合物を含む反応器流出物の圧力を曇り点圧力より低い圧力に減少し、高濃度ポリマー相及び高濃度モノマー相を含む二相混合物を形成する工程であって、反応器中(又は2以上使用されている場合に、少なくとも1の反応器において)の前記圧力が、分離容器中の圧力より7乃至100MPa高く、及び分離容器中の温度がポリマーの結晶化温度より高いか、又はポリマーに結晶化温度がない場合に80℃より高いかの、どちらかより高い温度である工程、
(f)高濃度ポリマー相から高濃度モノマー相を分離する工程、
(g)(a)工程の1以上の反応器へ分離された高濃度モノマー相を再利用する工程、及び
(h)高濃度ポリマー相からポリマーを回収する工程。 (もっと読む)


臭素反応性不純物を含有する炭化水素原料油の臭素指数を低減するための方法に関し、モレキュラーシーブ触媒を用い、サイクル長が改善される方法である。この方法は、MWWまたはBEA型骨格の結晶性モレキュラーシーブから成り細長い凝集体形状の酸活性触媒と、炭化水素原料油とを、転換条件下で接触させて行なわれる。細長い凝集体の断面の最小寸法は1/10インチ(2.54mm)未満である。 (もっと読む)


エポキシ化および/またはヒドロキシル化されたα−オレフィン/ジエン共重合体の製造方法に関し、反応媒体中でa)α−オレフィンとジエンとを含む共重合体前駆体であって、ジエンに由来するコモノマーユニットが少なくとも1の二重結合を備える共重合体前駆体と、b)過酸化水素酸化剤とを、アルキル−トリオキソ−レニウムベースの触媒の存在下で、ジエンに由来するコモノマーユニットの二重結合の位置にオキシラン環および/またはジオール部位が生じる反応条件で接触させることを特徴とする。エポキシ化やヒドロキシル化された共重合体は、ガラス転移温度Tgが上昇し、あるいは極性が増大して耐油性が向上する。このような官能化により、従来とは物性、コスト、加工性のバランスが異なる材料が提供され、この材料は特に耐熱耐油性のゴム、構造材用の熱可塑性樹脂や、これらの前駆体として有用である。 (もっと読む)


エアーバリアとして使用するために好適な、ハロゲン化エラストマー及び無機剥離クレーを含むナノコンポジットを開示する。このハロゲン化エラストマーは、C〜Cイソオレフィン由来単位、パラ−メチルスチレン由来単位、及びパラ(ハロメチルスチレン)由来単位を含むポリマーであり、又はブチルタイプのゴムであり得る。このナノコンポジットは、エマルジョン又はミクロエマルジョンを形成して無機クレー及びエラストマーを密に混合させるために、力強く撹拌しながら、無機クレーの水性スラリーをポリマーセメントと接触させることにより、形成することができる。このように形成したナノコンポジットは、エアーバリア特性が向上しており、インナーライナー又はインナーチューブとして好適に使用できる。
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この発明はヘテロ相ポリオレフィン組成物に関し、組成物の重量を基準として、a)少なくとも50wt%のプロピレンと少なくとも10wt%のエチレンを含む、30から99.7wt%のポリプロピレンベースのTPO、b)0.1から20wt%の1以上の非官能性可塑剤、c)0.2から50wt%の1以上の充填材から成り、i)230℃、2.16kgのメルトフローレート(MFR)が5dg/分以上、ii)曲げ弾性率が500MPa以上、iii)−30℃のノッチ付きシャルピー衝撃強度1kJ/m以上、または−18℃のノッチ付きアイゾット衝撃強度が50J/m以上の、ヘテロ相ポリオレフィン組成物である。この組成物は特に、高剛性、低温での高衝撃強度、加工時の加工容易性が要求される自動車用部品や他の用途に有用である。 (もっと読む)


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