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Fターム[2E139BA56]の内容

Fターム[2E139BA56]に分類される特許

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【課題】地震時における変位および後揺れを抑制し得る有効な免制震構造を提供する。
【解決手段】高層ないし超高層の建物をチューブ架構による本体部3とその中心位置に自立するコア部2とにより構成し、それら本体部とコア部との間に水平方向の相対振動を許容するためのクリアランス4を確保する。本体部を基礎底盤1等の基礎構造体上に底部免震装置5により免震支持して設置し、コア部を本体部よりも相対的に高剛性として基礎構造体に剛結して自立状態で設置し、コア部の頂部と本体部との間に頂部免震装置6を介装する。本体部の高さ方向中間部とコア部との間に、本体部をコア部により支持する中間部制震装置7としての可変剛性ダンパーを上下方向に間隔をおいて多段に介装し、本体部の底部および頂部の変位を変位センサー8,9により検知してその結果に基づき各可変剛性ダンパーの剛性を制御可能とする。 (もっと読む)


【課題】コンパクトで、アクティブ制振が可能な制振装置を提供する。
【解決手段】制振装置10は、端部が他の構造部材14に回転可能に接合された(ピン接合された)一の構造部材12に設けられた第1取付部13と、他の構造部材14に設けられた第2取付部18との間に設けられ、一方の端部が第1取付部13に接合され、他方の端部が第2取付部18に接合され、伸縮して、一の構造部材12に他の構造部材14との接合部を中心とした回転力を付与する伸縮手段24と、一の構造部材12の伸縮量を検出する検出手段25と、検出手段25で検出された伸縮量に基づいて伸縮手段24を伸縮させる制御手段28と、を有している。 (もっと読む)


【課題】地震等により構造物に発生する揺れを低減するとともに、残留変形を生じた構造物を移動させることができるアクティブ免震装置、及びアクティブ免震構造を提供する。
【解決手段】第1駆動装置60により上部構造物16へ制御力を作用させて、地震等により上部構造物16に発生する揺れを低減する。また、第2駆動装置68により上部構造物16へ移動力を作用させて、残留変形を生じた上部構造物16を移動させる。 (もっと読む)


【課題】 安定的に適切な免震制御を行う。
【解決手段】 建物100の固有周期を長周期化させる免震積層ゴム20と、地盤110を支点として建物100に制振力を付与して、所定方向における建物100の振動を制振する制振力付与機構30であって、制振力付与機構30が制振力を発生させる際に、その先端部31cを所定方向に変位させるアクチュエーター31と、弾性を備え、アクチュエーター31の先端部31cの変位に伴って所定方向に沿って変形する制振積層ゴム32と、を備える制振力付与機構30と、を有し、免震積層ゴム20と制振積層ゴム32とが同じ材料系の積層ゴムである。 (もっと読む)


【課題】免震技術に圧電素子を用いたアクティブ制震装置を組み込み、建造物に掛かる交通振動・環境振動などの定常的な微振動から地震動まで広範囲の振動を制御する。
【解決手段】地震による振動を抑制する免震機構を有する建造物に適用される振動制御方法であって、振動を検出するステップS2と、前記検出された振動の変位が予め定められた閾値を超えていないかどうかを判断するステップS3と、前記判断の結果、前記変位が前記閾値を超えていない場合は、前記変位に対応する電圧を印加するステップS8と、前記印加された電圧に応じて伸長または収縮する圧電アクチュエータの伸長または収縮による変位を前記建造物に伝達することにより前記振動による前記建造物の変位を相殺するステップS9と、を少なくとも含む。 (もっと読む)


【課題】
構造物の固有振動モードの振動を、効率よく低減する制振技術を提供する。
【解決手段】
バネ311および少なくとも1個の減衰器316と、バネ311および減衰器316に連結された伝達体312と、バネ311および減衰器316による力を構造物300に加えるための、双方が構造物300に取り付けられ、または一方が構造物300に取り付けられ他方が構造物300の一部とされた2つの支持手段313A,313Bと、伝達体312を構造物300の二点間に加えられた力の方向に移動可能に支承する支承部材314とを備え、構造物300の二点間に前記力を加えることで構造物300に生じる振動を低減する制振装置。 (もっと読む)


【課題】20t〜30t程度の重量を有する戸建住宅を対象とし、簡単な装置構成で、主に、交通振動、環境振動等に伴って発生し、居住者が不快に感じる定常的な微振動を効果的に低減可能な制振装置を提供する。
【解決手段】建造物に入力された振動エネルギを電気エネルギに変換する圧電素子を有する圧電材料24と、圧電素子によって変換された電気エネルギを用い、建造物に入力された振動とは逆位相の振動を圧電材料24に発生させる負性容量回路27とを備える制振装置。建造物に入力された振動の変位振幅が100μm以下のものについては周波数を0に、変位振幅が100μmを超え、1000μm以下のものについては、周波数を3Hz以下に低下させることができる。建造物に入力された振動の加速度が所定の値以上の場合には、圧電材料24及び負性容量回路27以外の制振手段(減衰ダンパ等)を用いて建造物の制振を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】地震等により構造物に生じる揺れを低減する低コストの免震構造、この免震構造の設計方法、及びこの免震構造を有する建築物を提供する。
【解決手段】免震構造24は、免震支承20とセミアクティブダンパー22とを有している。セミアクティブダンパー22は、セミアクティブダンパー22の正負のストローク変位量δ、定数α、ストローク速度δ’に基づいて、上部構造物16にF又は−Fの抵抗力を付与可能な状態にする。よって、セミアクティブダンパー22は、ストローク変位量δが大きいときにはバネとして機能し、ストローク速度δ’が大きいときにはダンパーとして機能する。これにより、免震層18に生じる変形及び残留変形を低減することができる。 (もっと読む)


【課題】建物を浮上させる気体を漏らすことがなく、また建物の加重の偏りがあっても、建物を傾かないように略水平に浮上させ、かつ施工も簡易な気体圧で建物を浮上させ、建物を免震する建物の免震装置及び免震住宅を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、上記課題を解決するため、地盤に施工される基盤と前記基盤に重なり上に建物を固定する建物基礎との間に設置される1以上の環状の柔軟なパイプと、前記地盤又は建物の揺れの感知により前記パイプ、並びに前記パイプと前記基盤と建物基礎とで囲まれた隙間に気体を送るエアタンクとからなり、地盤又は建物の揺れ発生時、前記建物基礎を略水平に浮上させ、建物の揺れを免震することを特徴とする建物の免震装置の構成とした。さらにそれを備える免震住宅の構成とした。 (もっと読む)


【課題】アクチュエータを保護しながら制振対象物の振動を抑制することが可能な制振装置を実現する。
【解決手段】制振装置10は、建物100の固有周期を長周期化させる免震支承体20と、地盤110を支点として建物100に制振力を付与して、所定方向における該建物100の振動を制振する制振力付与機構30とを有し、制振力付与機構30は、該制振力付与機構30が前記制振力を発生させる際に、その先端部を前記所定方向に変位させるアクチュエータ31と、弾性を備え、前記アクチュエータの前記先端部の変位に伴って前記所定方向に沿って変形するバネ体32と、地盤110から建物100に向けて前記制振力が伝達される経路内に設けられ、該制振力が伝達される際に前記アクチュエータ31に作用する荷重が該アクチュエータ31の許容荷重を超えるのを防止するフェールセーフ機構とを有する。 (もっと読む)


【課題】アクチュエータが故障した場合であっても、制振対象物の振動を十分に抑制することが可能な制振装置を実現する。
【解決手段】制振装置10は、建物100の固有周期を長周期化させる免震支承体20と、地盤110と建物100とに固定され、該建物100の振動を制振する制振機構30とを有し、制振機構30は、その先端部を所定方向に変位させるアクチュエータ31と、前記所定方向に沿って伸縮して建物100に減衰力を付加し、伸縮方向一端部が前記先端部に固定されたダンパ32と、を有する。 (もっと読む)


【課題】 マスダンパ方式の制振装置を用いずに居住区の揺れを低減できるようにする。
【解決手段】 塔状構造物本体2に昇降駆動可能に取り付けた支持フレーム4上に、居住区3を水平面内の任意の方向に変位可能に支持させて、塔状構造物1を形成する。支持フレーム4と居住区3との間にはアクチュエータ5a,5bを介在させて設ける。支持フレーム4の揺れを検出するための加速度センサ6からの入力信号を基にアクチュエータ5a,5bへ制御指令を与える制御器7を備える。塔状構造物本体2と一緒に支持フレーム4に揺れが生じるときは、制御器7により制御されるアクチュエータ5a,5bにより、居住区3を、支持フレーム4の揺れによる絶対変位に対し同等振幅、逆位相で支持フレーム4上にて相対変位させることで、居住区3の絶対空間における変位の応答を小さくさせる。 (もっと読む)


【課題】構造物の揺れを検知したときに速やかに制振を行うことができ、且つ、大きな揺れを十分に低減させることができる制振機構を提供することを目的とする。
【解決手段】構造物1の揺れを制御する制御力Fを加えることで構造物1の揺れを低減させる制振機構において、互いに直列に連結される油圧式加力装置6及び電磁式加力装置7と、構造物1の揺れを検知する振動センサ4と、振動センサ4からのセンサ信号に基づき油圧式加力装置6及び電磁式加力装置7の駆動を制御する制御手段5と、が備えられ、振動センサ4により構造物1の揺れを検知したとき、制御手段5により油圧式加力装置6及び電磁式加力装置7が起動するとともに油圧式加力装置6がロックされ、油圧式加力装置6のアイドリング終了後に、油圧式加力装置6のロックが解除される。 (もっと読む)


【課題】制振対象及び制振装置の特性に応じた制御パラメタを自動的に設計・調整できるアクティブ制振制御システム及びプログラムを提供する。
【解決手段】制振制御システム5の制御部14を、制振対象9の固有振動数fn以上又は以外の周波数を遮断するフィルタ処理部15と、アクチュエータ・制御対象・センサ全体のオープンループの位相特性φを補償する位相補償処理部16と、ゲインkcの乗算処理部17とで構成する。位相補償特性設定部20により、アクチュエータ加振信号とセンサ入力信号との位相ずれからオープンループ位相特性φを検出して位相補償処理部16に設定する。フィルタ特性設定部22により、カットオフ周波数fc及びゲインkcを変えながらセンサ信号の安定する限界を検出し、その安定限界より小さいカットオフ周波数fc及びゲインkcをフィルタ処理部15及び乗算処理部17に設定する。 (もっと読む)


【課題】能動振動絶縁システムおよび能動振動絶縁システムを制御するための方法を提供すること。
【解決手段】本発明は、地面の振動を検出するための少なくとも1つのセンサが提供される能動振動絶縁システムに関する。システムは、地面の運動に基づいて少なくとも2自由度で補償信号を計算する制御デバイスを有している。 (もっと読む)


垂直な2つの部材を備える丈高な構造物に、垂直方向に配向された減衰要素が設けられ、その減衰要素が、2つの部材間の相対垂直運動を減衰するように配置されている。
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