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Fターム[2G055BA06]の内容

Fターム[2G055BA06]に分類される特許

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【課題】凝固偏析により金属融液から得られた精製塊中の不純物濃度を簡易にスクリーニングし得る金属精製塊の検査方法、それを含む高純度金属の製造方法およびその用途を提供することを課題とする。
【解決手段】不純物を含む金属融液に精製塊支持体を接触させ、次いで凝固偏析により前記精製塊支持体の表面に析出させた前記金属融液の金属精製塊に含まれる不純物濃度により規定される前記金属精製塊の良または不良を、前記金属精製塊外周面の表面状態に基づいて検査することを特徴とする金属精製塊の検査方法により、上記の課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】 テルルを使用することなく、従来通りに溶湯の性状を短時間で測定することができる溶湯性状測定装置に使用される測定カップ等を提供する。
【解決手段】本発明の測定カップは、鋳鉄の溶湯の性状を測定する溶湯性状測定装置に使用されるものであって、底壁と筒状の周壁を備える耐火性で、測定の対象である溶湯が注入されるカップ本体と、カップ本体の内部に設けられ、溶湯の温度を測定する熱電対とで構成し、前記カップ本体の重量に対する、前記カップ本体に比重1g/cmの水を充満させたときの水の重量との比を0.01〜0.35とすることにより課題解決できた。 (もっと読む)


本発明は、連続鋳造スラブの中心偏析評価方法に関する。本発明は、(A)ピクリン酸(C)、塩化第2銅(CuCl)、ナトリウムラウリルベンゼンスルホン酸(C1829SONa)、および残部蒸留水からなるエッチング液を用いて、スラブの中心偏析をイメージとして現出させる段階と、(B)前記現出したイメージをスキャンし、下記関係式に適用してスラブの中心偏析を評価する段階とを含んでなる。<関係式>は2.1+(0.15Y−8.7X)/(2.9×10)で表わす。式中、Xは中心偏析粒の面積であり、Yは中心偏析粒を除いた残りの偏析粒の面積である。本発明は、スラブ中のS含量が50ppm以下の極低硫鋼だけでなく、スラブ中のC含量が0.04wt%以下の低炭素鋼に対しても高い解像度の中心偏析イメージを現出させることが可能であり、これを定量化することができるため、鋳造の際に発生した工程上の異常を迅速に把握して対応することができるという利点がある。 (もっと読む)


【課題】鋼材の特性を適切に管理し、顧客に不適切な素材を出荷することを未然に防ぐ鋼材の品質管理方法および鋼材の製造方法を提供する。
【解決手段】鋼材における、析出物および/または介在物の組成の情報、析出物および/または介在物のサイズの情報、着目する元素の固溶量の情報の一つ以上を分析により得る。次いで、前記分析ステップにて得られた前記各情報に基づく分析結果が所定の範囲内かどうか検査する。この得られた各情報のうちの少なくとも1つが所定の範囲を外れる場合には、鋼材を、発注仕様に対して品質不合格とし条件を満たす他の注文に割り振り用途を変更するか、もしくは製造条件等を再設定して所定の範囲、すなわち、顧客発注好適範囲を満足する鋼材として出荷する。 (もっと読む)


【課題】ビレットの連続鋳造において、偏析を評価する際に,線材での偏析を測定する方法であって、熟練を必要とせずに簡易に偏析を評価する方法を提供するとともに、鋳片に生じる短周期の偏析ばらつきに影響を受けない偏析評価方法を提供する。
【解決手段】線材に於いて偏析の評価をする際に等間隔またはランダム間隔に線材を切断した後C断面に於ける偏析の検出割合で線材品質を評価することを特徴とする偏析の測定方法である。ここにおいて、中心偏析部を含む鋳片のL断面について、中心偏析部に十字クロスを罫書いた透明な定規を当て、十字クロス交点と偏析粒の重なり回数割合を評価し、重なり回数割合が安定する回数以上の切断回数とすると好ましい。 (もっと読む)


【課題】 鋳型(2)と固着させることなく、また不純物を混入させることなく、鋳型(2)内で金属アルミニウム試料(10)を加熱して溶融状態としたのち、遠心力により、この金属アルミニウム試料(10)に含まれる介在物(3)を濃縮しつつ、冷却固化させて、介在物(3)の分析に用いるサンプル(1)を製造しうる方法を提供する。
【解決手段】 本発明の製造方法は、金属アルミニウム試料(10)が、鋳型(2)の内面(2a)に沿った形状で、表面に陽極酸化皮膜が形成されてなるものであり、この金属アルミニウム試料(10)を鋳型(2)に装填し、加熱して溶融状態とすることを特徴とする。好ましくは鋳型(2)は、内面(2a)が黒鉛またはセラミックスで構成され、陽極酸化皮膜の厚みは5〜100μmである。本発明の製造方法により分析用サンプル(1)を製造し、切断し、切断面を顕微鏡により観察することにより、介在物(3)を分析できる。 (もっと読む)


【課題】結晶粒表面の過剰な金属腐食を抑えて、不動態皮膜をムラなく確実に形成でき、また、再不動態化最小電位にて掃引の停止・保持をすることなく、粒界部の不動態皮膜を選択的に破壊して金属腐食させ得る方法を提供する。
【解決手段】金属表面の腐食対象部位を電解液に接しさせて電位を加え、該電位を自然電位(1)から不動態化電位(2)を超えた任意値の折り返し点(R)まで上昇方向に掃引し、腐食対象部位に不動態皮膜を形成する。爾後、該電位を再不動態域と活性態域とを通過させて自然電位(1)まで逆掃引し、結晶粒界部を選択的に腐食させる。自然電位(1)から不動態化電位(2)までは早い速度で掃引し、結晶粒全体の腐食を抑制しつつ腐食対象部位を活性化させる。不動態化電位(2)から折り返し点(R)を経て自然電位(1)に戻す際に、少なくとも逆掃引時の再不動態化最小電位(8)迄は遅い速度で掃引して粒界部の溶解を促進する。 (もっと読む)


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