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Fターム[2K002GA04]の内容

光偏向、復調、非線型光学、光学的論理素子 (16,723) | 目的 (712) | 位相整合 (61)

Fターム[2K002GA04]に分類される特許

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【課題】広い領域で電場振幅分布がほぼ一様なテラヘルツ波を効率良く発生できるテラヘルツ波発生装置を提供する。
【解決手段】第1の電磁波Lを射出する電磁波源1と、第1の電磁波Lの照射により第2の電磁波Lを発生する非線形光学結晶6と、第1の電磁波Lを非線形光学結晶6に照射する光学系(2,3,4,5)と、を備え、第2の電磁波Lは、パルス状のテラヘルツ波であり、第1の電磁波Lは、テラヘルツ波よりも波長が短いパルス状の電磁波であり、光学系(2,3,4,5)は、非線形光学結晶6内で非線形光学効果によって第2の電磁波Lを発生するための位相整合条件を満たすように、非線形光学結晶6内で第1の電磁波Lのパルスフロントを傾斜させるように構成され、非線形光学結晶6は、第2の電磁波Lの射出方向に対する厚さがほぼ均一な平行平板形状からなる。 (もっと読む)


【課題】出力光の吸収による位相不整合を低減して波長変換効率を向上可能なレーザ装置を提供する。
【解決手段】本発明を例示する態様のレーザ装置は、第1のレーザ光L10を出力する第1レーザ光出力部10と、第1のレーザ光を波長変換して変換光L30を出力する波長変換光学素子30と、第1のレーザ光と異なる波長の第2のレーザ光L20を出力する第2レーザ光出力部20と、第2のレーザ光L20を第1のレーザ光L10と重ね合わせて波長変換光学素子30に入射させる合成光学素子31とを備える。第2のレーザ光L20は、波長変換光学素子30における第2のレーザ光L20の吸収によって発生する熱量が、波長変換光学素子における変換光L30の吸収によって発生する熱量と略等しくなるように設定される。 (もっと読む)


【課題】光波長変換素子内において基本波を折り返す構造を有する光波長変換装置において、高出力の波長変換波を得る。
【解決手段】基本波10を入射させる入射端面15aとそれに対面する出射端面15bとを有し、基本波10を波長変換波14に変換する光波長変換素子15と、出射端面15bから出射した基本波10および波長変換波14を、前者は反射させ後者は透過させる第1の反射部材17と、第1の反射部材17で反射して光波長変換素子15を伝搬し入射端面15aから出射した基本波10および同じく入射端面15aから出射した波長変換波14を、前者は透過させ後者は反射させる第2の反射部材18と、第1の反射部材17に到達する前に素子15内を伝搬する波長変換波14の位相と、第2の反射部材18で反射して折り返し素子15内を伝搬する波長変換波14の位相とを互いに揃える位相調整手段20とから光波長変換装置を構成する。 (もっと読む)


【課題】周波数同調性能を改善した光パラメトリック発振器を提供する。
【解決手段】二重共鳴型光パラメトリック発振器は、ポンプ光(周波数fp)を発生するポンプ光源11と、一対のシグナル光(周波数fs)およびコンプリメンタリー光(周波数fc)のための二重共鳴型共振器と、共振器の間に配置された非線形結晶7と、を備える。非線形結晶7は、その後部面9が、放射光の伝播方向であるZ方向と直交するX方向に対して零ではない角度αで傾斜するとともに、発振器の素早い周波数走査を可能とするため、XZ平面上で、方向Xに対して零でない角度βで傾斜した方向に移動可能である。βの値は、シグナル光およびコンプリメンタリー光のための二重共鳴条件が維持され、周波数fsおよびfcが連続的に広範囲に渡って同調可能なように決定される。 (もっと読む)


【課題】頻繁に結晶シフトを行うことなく、従来よりも高いパワー領域において安定的に紫外レーザ光を出力可能な紫外レーザ装置を提供する。
【解決手段】紫外レーザ装置LSは、基本波レーザ光Laを出力するレーザ光出力部1と、基本波レーザ光を紫外レーザ光Lvに波長変換して出力する波長変換部3と、各部の作動を制御する制御部8とを備え、制御部8が基本波レーザ光の出力を制御することにより紫外レーザ光の出力を制御可能に構成される。制御部8には、基本波レーザ光の出力に応じて時間の経過とともに変化する波長変換光学素子の位相整合条件を予め設定記憶する位相整合条件記憶回路を有し、制御部8が基本波レーザ光の出力及び経過時間に応じた位相整合条件を読み出して波長変換光学素子35,36の角度位置を調整し、波長変換光学素子が紫外レーザ光の出力パワーに合致した位相整合状態で動作するように構成する。 (もっと読む)


【課題】CARS顕微鏡法または分光法システムなどにおいてより効率的でかつ経済的な分析システムを提供する。
【解決手段】第1電磁界および第2電磁界を、第1電磁界の第1周波数と第2電磁界の第2周波数との差に応答する振動分析機器に提供するシステムが開示される。システムは、信号電界周波数のパルス信号電界およびアイドラ電界周波数のパルスアイドラ電界を出力として提供するために、高い繰返しレートでポンピングされてもよい非線形結晶を含む。信号電界は第1電磁界を提供し、アイドラ電界は第2電磁界を提供する。システムはまた、信号電界周波数とアイドラ電界周波数との差が変更されることを可能にする同調システムを含む。システムはまた、第1および第2電磁界を振動分析機器に提供する出力ユニットを含む。 (もっと読む)


【課題】 レーザによる自己加熱を補償し、高強度での変換効率の低下を改善する。
【解決手段】 波長変換用非線形結晶10における波長変換による平均的な温度上昇を検出する温度検出器22による検出出力に基づいて、第1のペルチェ素子21を駆動して、上記波長変換用非線形結晶10の結晶全体の温度を平均した平均温度を制御し、上記波長変換用非線形結晶10の出射端面10Bから出射された2次高調波光(L)の光量に応じた大きさの駆動電流を第2のペルチェ素子31に流すことにより、上記波長変換用非線形結晶10内の温度勾配を相殺する熱流(HC2)を上記第2のペルチェ素子31により生じさせて上記温度勾配を制御して、上記波長変換用非線形結晶10の位相整合をとり、出射される2次高調波光(L)の光量が最大となる温度に上記波長変換用非線形結晶10の平均温度を上記第1のペルチェ素子21により制御する。 (もっと読む)


【課題】幅広い出力範囲において迅速に紫外光を出力することができ、かつ、パワーレベルによらず高効率で紫外レーザ光を出力可能な紫外レーザ装置を提供する。
【解決手段】紫外レーザ装置LSは、基本波レーザ光Laを出力するレーザ光出力部1と、基本波レーザ光を紫外レーザ光Lvに波長変換して出力する波長変換部3と、各部の作動を制御する制御部8とを備え、制御部8が基本波レーザ光の出力を制御することにより紫外レーザ光の出力を制御可能に構成される。制御部8には、基本波レーザ光の出力に応じた波長変換光学素子の位相整合条件を予め設定記憶する位相整合条件記憶回路を有し、制御部8が基本波レーザ光の出力に応じた位相整合条件を読み出して波長変換光学素子35,36の角度位置を調整し、波長変換光学素子が紫外レーザ光の出力パワーに合致した位相整合状態で動作するように構成する。 (もっと読む)


【課題】波長変換素子を構成する非線形光学結晶の屈折率分散特性を与える評価パラメータをセルマイヤーの分散公式に頼ることなく決定する。
【解決手段】SHGスペクトルに基づいて非線形光学結晶のQPM波長(λQ)に対する屈折率(nQ)とSHG波長に対する屈折率(NQ)との差として与えられる評価パラメータαを決定するステップと、SHGスペクトルに基づいて非線形光学結晶のSHG波長帯域の屈折率の線形分散値(∂NQ/∂λ)の1/2の値とQPM波長帯域の屈折率の線形分散値(∂nQ/∂λ)との差として与えられる評価パラメータβを決定するステップと、DFGスペクトルに基づいて非線形光学結晶の位相整合条件を満足する波長帯域の屈折率の2次分散値(∂2nQ/∂λ2)の1/2の値として与えられる評価パラメータγを決定するステップとを含む屈折率分散の評価方法。 (もっと読む)


【課題】本発明は、高効率な第三高調波を発生できる波長変換素子を提供する。
【解決手段】光の入射により第二高調波を発生し、入射光と第二高調波の和周波発生により第三高調波を発生する波長変換素子であって、周期分極反転構造を有する二次非線形光学媒質からなる導波路部であって、入射光を第二高調波に変換する第二高調波発生部と、入射光と第二高調波とを合波して第三高調波に変換する和周波発生部と、第二高調波の屈折率を変化させるための位相変調部とを有する、導波路部と、導波路部の入力端に設けられ、第二高調波を反射する第1の反射部と、導波路部の出力端に設けられ、第二高調波を反射する第2の反射部とを備え、位相調整部は、第1の反射部によって反射された第二高調波の位相と第二高調波発生部で発生する第二高調波の位相とを整合させる波長変換素子である。 (もっと読む)


【課題】 高品質なレーザ光を高出力で得ることができるレーザ増幅装置及びレーザ増幅方法を提供する。
【解決手段】 レーザ増幅装置1においては、光パラメトリック増幅の位相整合条件を満たすように、1つのシグナル光Lに対して複数のポンプ光Lp1〜Lpnが非線形結晶体9に入射させられる。これにより、複数のポンプ光Lp1〜Lpnから1つのシグナル光Lにエネルギが変換されて、当該シグナル光Lが増幅されることになる。このとき、非線形結晶体9に入射する複数のポンプ光Lp1〜Lpnの位相が互いに同一でなくても、シグナル光Lと各ポンプ光Lp1〜Lpnとのランダムな位相差はアイドラ光に移るので、1つのシグナル光Lは、複数のポンプ光Lp1〜Lpnの位相情報の影響を受けずに増幅されることになる。 (もっと読む)




【課題】位相整合条件を緩和しうる範囲が広く且つ製造しやすい波長変換用光導波路素子を提供する。
【解決手段】光伝播方向に沿って分極が周期的に反転するコア部(1)と、コア部(1)に沿って設けられコア部(1)よりも屈折率が低いクラッド部(2a,2b)とを有する波長変換用光導波路素子において、コア部(1)の幅を光伝播方向に沿って変化させる。
【効果】導波路の導波パラメータに影響を効率的に与えうるコア部(1)の幅の範囲が広いため、位相整合条件を緩和しうる範囲を広くしうる。コア部(1)の幅を変化させるのは一般的な加工技術で足り、製造しやすくなる。 (もっと読む)


【課題】光導波路が交差する領域ができないようにして、過剰損失を抑えることができるようにした光ハイブリッド回路、光受信機及び光受信方法を実現する。
【解決手段】光ハイブリッド回路1を、8PSK又はD8PSK信号光を、一対の第1光信号、一対の第2光信号、一対の第3光信号及び一対の第4光信号に変換する多モード干渉カプラ2と、第1光信号、第2光信号、第3光信号及び第4光信号のうち、一の光信号を直交位相関係にある一対の第5光信号に変換する第1の2:2光カプラ3と、他の光信号を45度位相関係にある一対の第6光信号に変換する第2の2:2光カプラ4と、他の光信号を135度位相関係にある一対の第7光信号に変換する第3の2:2光カプラ5と、第1光カプラ、第2光カプラ及び第3光カプラが接続される出力チャネルの少なくとも2つの一対の出力チャネルの一方又は両方に設けられた位相制御領域6〜8とを備えるものとする。 (もっと読む)


【課題】1つのマルチ光周波数キャリア発生装置を用い、中心光周波数が異なる複数のマルチ光周波数キャリアを相互に位相同期させて同時に発生させる。
【解決手段】所定の周波数間隔を有し互いに位相が同期した光周波数コムを発生する光周波数コム発生手段12と、光周波数が異なる複数のCW光を出力する複数の安定化CW光源20と、これらのCW光を合波する手段16と、合波された複数のCW光を入力し、各CW光から互いに異なる帯域の複数の光周波数成分を有するマルチ光周波数キャリアを発生させる発生装置17と、合波された複数のCW光のパワーの一部と光周波数コムとを合波する手段18と、複数のCW光と光周波数コムとを合波した光を検波し複数のCW光の光周波数・位相と光周波数コムの該当する光周波数・位相とが同期するように複数の安定化CW光源を帰還制御するマルチ光位相検波回路19とを備える。 (もっと読む)


【課題】潮解性を有する波長変換光学素子による波長変換を、簡便な構成により高い変換効率で長期安定して行うことが可能な構成の波長変換装置、レーザ装置、及び波長変換方法を提供する。
【解決手段】波長変換装置は、潮解性を有する波長変換光学素子を加熱するヒータ52と、波長変換光学素子の温度を検出する温度センサ53と、温度センサ53による検出温度に基づいてヒータ52の駆動を制御して、波長変換光学素子の温度が所定温度範囲内に維持されるように調節する温度制御部82と、波長変換光学素子の受光位置を所定量シフトさせるシフト機構とを備え、波長変換光学素子の受光位置をシフトさせたときに、温度制御部82が、波長変換光学素子の温度を所定温度範囲内において波長変換されたレーザ光の出力強度が最大となる最適温度となるように、ヒータ52の駆動を制御する。 (もっと読む)


【課題】 テラヘルツ帯域内の中心周波数を有するコヒーレント光源を生成する電磁波生成方法を提供する。
【解決手段】異なる周波数を持つ2つのコヒーレント光源(15、20)が非線形結晶(50)内で混合され、テラヘルツ周波数範囲にある第3の別個の周波数を持つ光源を発生させることができる。第3の周波数は、アイドラー周波数であり、結晶に入射したポンピング波と信号波との周波数差に等しい。ポンピング波及び信号波の周波数は、それらの周波数差がテラヘルツ範囲内にあり、且つ、ポンピング波、信号波及びアイドラー波の周波数間の相互作用が、交差残留線帯域の分散補償された位相マッチング技術を使用して位相マッチングされるように選択される。第1及び第2のコヒーレント電磁波の各々の波長帯域を狭くする程、第3のアイドラー波の帯域が狭くなり、第1及び第2のコヒーレント電磁波の少なくとも一方の帯域を広くすると、第3のアイドラー波の帯域が広くなる。 (もっと読む)


【課題】波長変換素子の変換効率の帯域を拡大した場合に生ずる変換効率の変動を低減する。
【解決手段】波長変換素子の非線形光学媒質は、非線形光学定数の符号が基本周期Λ0ごとに周期的に反転し、かつ基本周期Λ0ごとに連続的に反転の位相が変化する分極反転構造を有する。分極反転構造は、基本周期Λ0を複数周期束ねた断片から構成され、断片の一部分の非線形光学定数の符号を一方の符号に固定した複数の符号固定部分を含む。さらに、非線形光学媒質の両端に近づくにつれて、断片の中で符号固定部分が占める割合が大きくなるようにして、所与の評価関数が最小になるように、反転の位相を設定する。 (もっと読む)


【課題】波長変換効率を高めると共に、レーザ光出力の安定化を図ることを目的とする。
【解決手段】位相整合温度を周囲温度より高い温度に設定し、さらに、ペルチェ素子104の放熱板側にファイバレーザ101と電源114を配置する。位相整合温度を周囲温度より高い高温に設定することにより、ペルチェ素子104が波長変換素子102を加熱する方向に作用し、ペルチェ素子104の放熱板側が吸熱方向に作用するため、その近傍に配置されたファイバレーザ101と電源114が冷却される方向に作用し、ファイバレーザ101が高温になることを抑制でき、波長変換効率を高めると共に、レーザ光出力の安定化を実現することができる。 (もっと読む)


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