説明

Fターム[2K002GA07]の内容

光偏向、復調、非線型光学、光学的論理素子 (16,723) | 目的 (712) | 動作のための光量・電圧等の低減 (87)

Fターム[2K002GA07]に分類される特許

1 - 20 / 87


【課題】 小型化、動作速度の高速化、低電圧化を同時に図ることができる光変調器を、フォトニック結晶共振器にPIN構造を作製してキャリアを高速に共振器の外に引き出す。
【解決手段】本発明は、フォトニック結晶基板中に、光を閉じ込める共振器と、共振器部位を挟んで対向する2つの領域に電極領域を設け、共振器に発生させた二光子吸収キャリアを、電極領域に電界を印加して引き抜くことにより、該共振器のキャリアを、拡散によって散逸するよりも早く除去する。また、フォトニック結晶基板中で、導波路を挟んだ所定の領域に対向する2つの電極領域を設け、電極領域に挟まれた導波路中に発生させた二光子吸収キャリアを、電界印加によって拡散より早く導波路から引き抜き、除去する。 (もっと読む)


【課題】高速駆動が可能であり、駆動電圧のより一層の低減が可能な光制御素子を提供する。
【解決手段】電気光学効果を有し、厚みが10μm以下の薄板1と、薄板1に形成された光導波路52、53と、光導波路52、53を伝播する光を制御するための光制御部を複数有する光制御素子において、光制御部の少なくとも一部には、光導波路52、53に電界を印加するための制御電極が、第1電極と第2電極とから構成される。第1電極は信号電極33、34と接地電極61、62とを有すると共に、第2電極は少なくとも接地電極63を有し、第1電極の信号電極33、34と協働して光導波路52、53に電界を印加するように構成される。複数の光制御部の間は、コプレーナ型線路、コプレーナ型線路と裏面に配置された接地電極、又はマイクロストリップラインのいずれかで構成される制御信号配線で接続し、光と電気信号の到達時間がほぼ同じになるように設定する。 (もっと読む)


【課題】従来のパルス発振ファイバレーザ光源の構成ではパルス発振を得るための部材が効率低下の要因となっていた。また、高効率な波長変換素子を使用した場合出力が飽和したり波長変換素子が劣化したりする等の問題があった。
【解決手段】Ybファイバレーザ共振器部分のYbファイバに励起が弱くなる部分をもうけ、ポンプ用LDに印加する電流をパルス状にすることによりファイバレーザを安定的にパルス発振させ、高効率な波長変換を実現する。 (もっと読む)


【課題】 支持基板の面積を大きくすることなく従来よりも大きな偏向角の偏向素子を製造することができる光導波路型の電気光学素子を提供する。
【解決手段】 本発明の光導波路型の電気光学素子1は、支持基板2と、接着層4を介して支持基板2上に形成された光導波路3を有する。光導波路3は強誘電体からなるコア層5を備えている。コア層5の下面側には下部電極層が形成され、コア層5の上面側には上部電極層9が形成されている。光導波路3は光が入射する入射面3aと光が出射する出射面3bとを有する。コア層5は分極反転領域5bと分極未反転領域5aとを有する。上部電極層9はコア層5の分極反転領域5bを被覆するようにして入射面側から出射面側に向かって面積が拡大する幾何学的面を有し、下部電極層は入射面側で外部電極部10に電気的に接続されている。 (もっと読む)


【課題】
駆動電圧を一層低減でき、進行波型電極を比較的自由に設計でき、従って高速動作が可能となる方向性結合器を提供すること。
【解決手段】
電気光学効果を有する基板11と、該基板上に形成された少なくとも1対の光導波路12と、該光導波路の実効屈折率を制御する制御電極(13,14)とを有する方向性結合器において、該制御電極の電界が作用する該光導波路の作用部sでは、前記1対の光導波路の中心線Cを境界として、該中心線の左右では、該基板の分極方向が異なり、かつ、該光導波路に沿った長手方向には作用部を複数の領域に分割するように該中心線を横切る1本もしくは複数の横断線Lを境界として、該横断線の前後では、該基板の分極方向が異なることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】駆動電源に高電圧・大電力を要求する厚い電気光学結晶を用いることなく、角度分解点数を増すことができる光偏向器を提供する。
【解決手段】電気光学結晶に電圧を印加し、電界に直交するように入射された入射光を、電気光学結晶内部に生じる屈折率勾配により偏向し、電気光学結晶から出射光として出射させる光偏向器において、出射光の光軸上に第1の凹反射面と、入射光の光軸上に第2の凹反射面とを備え、出射光が、第1の凹反射面において反射し、電気光学結晶を透過せずに、第2の凹反射面において反射して、電気光学結晶に再度入射される。 (もっと読む)


【課題】駆動電源に高電圧・大電力を要求する厚い電気光学結晶を用いることなく、角度分解点数を増すことができる光偏向器を提供する。
【解決手段】電気光学結晶に電圧を印加し、電界に直交するように入射された入射光を、電気光学結晶内部に生じる屈折率勾配により偏向し、電気光学結晶から出射光として出射させる光偏向器において、出射光の光軸上に、第1の偏光変換器と、出射光の射出中心に曲率中心を有する第1の凹反射面とを備え、出射光が、第1の偏光変換器を透過して第1の凹反射面において反射し、第1の偏光変換器を再度透過して偏光が直交するように変換され、電気光学結晶に再度入射される。 (もっと読む)


【課題】赤外波長帯域でコンパクトかつ低消費エネルギーな光源を作製する。
【解決手段】第1の光導波路上に配され入射される第1のポンプ光により励起されて第1の出射光を出射する第1の光ゲイン源12と、前記第1の光導波路上に配され前記第1の光ゲイン源を励起するための第1のポンプ光を入射する第1のポンプ光源19と、第2の光導波路上に配され第2のポンプ光を入射する第2のポンプ光源20と、少なくとも前記第1の光ゲイン源を囲む一対の鏡面構造11、18がキャビティを形成するように配されてなる光共振器構造と、二つの基本波が入射されるとこれらと波長の異なる変換波に波長変換する波長変換構造14と、前記第1の出射光と前記第2のポンプ光とから前記波長変換構造によって波長変換される変換波を透過させ前記第1の出射光及び前記第2のポンプ光を反射する性質を有するミラー構造体15とを具備する。 (もっと読む)


【課題】波長変換光学素子の交換直後に稼働できるレーザ装置を提供する。
【解決手段】昇温状態で使用される波長変換光学素子がヒータとともにケースに収容されて一体の素子ユニットが形成される。制御ラックには、ユニット保管部80が設けられ予備の素子ユニット50´が保管される。制御部70は、レーザヘッド10で使用中の素子ユニットの使用時間が交換推奨時間に到達する以前に、予備の素子ユニット50´に対するN2ガスの供給および波長変換光学素子の温度調整を開始させ、使用時間が交換推奨時間に到達したときに、予備の素子ユニット50´の波長変換光学素子が、予め設定された準備時間N2ガスの供給下で所定温度に保持された状態となるように制御する。 (もっと読む)


【課題】光変調器において電極間に印加される電圧を低くするとともに、制御ピッチを縮小する。
【解決手段】光変調器3では、周期分極反転構造310が設けられたベース部31の上面311に第1電極部33を設けるとともに下面312に第2電極部34を設け、第1電極部33と第2電極部34との間に同じ向きの電圧を印加することにより、ベース部31に設けられた周期分極反転構造310において分極部配列方向における周期的な屈折率の変化を生じさせてベース部31に入射する光を回折させる。これにより、第1電極部33と第2電極部34との間に印加される電圧を低減し、制御ピッチの縮小を実現しつつ周期分極反転構造310の内部にZ方向の所望の電界を形成することができる。そして、第1電極部33と第2電極部34との間に印加される電圧を低減することにより、光変調器3による光の変調速度を向上することができる。 (もっと読む)


【課題】光変調器において電極間に印加される電圧を低くするとともに、高密度にチャンネルを配置する。
【解決手段】光変調器3では、周期分極反転構造310が設けられたベース部31の上面311に第1電極部33を設けるとともに下面312に第2電極部34を設け、第1電極部33と第2電極部34との間に同じ向きの電圧を印加することにより、ベース部31に設けられた周期分極反転構造310において分極部配列方向における周期的な屈折率の変化を生じさせてベース部31に入射する光を回折させる。これにより、第1電極部33と第2電極部34との間に印加される電圧を低減し、高密度なチャンネル配置を実現しつつ周期分極反転構造310の内部にZ方向の所望の電界を形成することができる。そして、第1電極部33と第2電極部34との間に印加される電圧を低減することにより、光変調器3による光の変調速度を向上することができる。 (もっと読む)


【課題】従来の誘導散乱増幅器は増幅効率が低く、また4波混合誘導散乱過程は計測器に用いられていたが、光強度の空間的一様性に欠けていた。
【解決手段】4波混合誘導散乱過程を利用した装置であって、2本の励起光と1本のストークス光を、誘導散乱容器に入射するとともに、他の2本の励起光と1本のストークス光を入射し、それぞれが、ライトガイドの中心軸で180度回転した軸対称な方向で、ライトガイド入口面で重なるように入射させる。励起光、ストークス光、被増幅光を、入射するときは、増幅器として動作する。また、励起光とストークス光を、入射し、被増幅光を入射しないときは、生成器として動作する。 (もっと読む)


【課題】光損傷耐性が高く、大口径の光ビームに対するスイッチ動作をより少ない電力で高速に行う光スイッチを提供する。
【解決手段】電気光学結晶と、同一平面上に配置された複数の電極106からなる電極部107とを有し、電極部107により発生した電界により上記電気光学結晶の一部の屈折率を変化させることによって、上記電気光学結晶に入射した入射光の透過と反射とを切り換える光スイッチであって、上記電気光学結晶は、電極部107を構成する電極の間に、上記平面からの高さが電極106よりも高い側壁を有し、上記電気光学結晶の、少なくとも電極部107からの電界が及ぶ領域が、光学的に均質な材料より形成されている。 (もっと読む)


【課題】光子数分岐攻撃に対して強固な量子鍵配送システムを提供する。
【解決手段】本発明の一実施形態によれば、送信機は、一定の時間間隔Tで発生する光パルス列の各パルスを{0,π}または{π/2,3π/2}で位相変調し、パルス当り平均1光子未満の光パルス列として送出する。受信機は、送信機からの光パルス列を受信し、各パルスを{0,π/2}で位相変調し、遅延時間Tの分岐・遅延・合波回路で合波する。合波したパルス列のパルスの位相差が0のとき、第1の検出器で、位相差がπのとき、第2の検出器で光子が検出される。受信機は、光子を検出した時刻と、光子を検出したパルスの変調位相差Δθを送信機に知らせ、送信機は、光子が検出されたパルスの変調位相差Δθが{0,π}または{π/2,3π/2}のいずれの組であったかを受信機に知らせる。これにより、送信機と受信機は、共通のビット値を生成することができる。 (もっと読む)


【課題】近赤外、赤外波長領域で利用可能な光パラメトリック発振による波長変換装置を提供すること。
【解決手段】非線形光学結晶に式(1)で表される周期dで正負の極性が交番する周期的分極反転構造を形成し、擬似位相整合を用いて周波数ω3の光1を入射させることで周波数ω3=ω1+ω2の関係を満たす周波数ω1と周波数ω2の各光2、3を出力させる波長変換素子4と、この素子が配置される光共振器5とで構成される光パラメトリック発振波長変換装置であって、非線形光学結晶が窒化物単結晶で構成されていることを特徴とする。
d=m/[(n3/λ3)−(n2/λ2)−(n1/λ1)] (1) [式(1)において、mは位相整合の次数、λ1、λ2、λ3は周波数ω1、ω2、ω3の光の波長、n1、n2、n3は周波数ω1、ω2、ω3の光に対する窒化物単結晶の屈折率] (もっと読む)


【課題】広い波長範囲にわたって高い変換効率で波長変換を行うことができ、かつ、作成を容易に行うことができる。
【解決手段】基板12上に、周期的分極反転構造16が形成された非線形光学結晶からなるチャネル形導波路14が形成されており、チャネル形導波路に入力された周波数ωの基本波長光Fを、ωの2倍の周波数ωの変換光Cに波長変換して出力する波長変換素子であって、下記式が成り立つ。
ωdnw/dω|+{(n−n)/b}{ωdb/dω|−(ω/2)db/dω|+b−b}=0 (もっと読む)


【課題】光信号の損失を低減すること。
【解決手段】光信号処理回路1は、位相変調された光信号を位相に応じた強度変調信号に変換する機能を備えており、方形モード分布形成部2と、光干渉部3と、出力導波路4とを有している。方形モード分布形成部2は、位相が所定角度ずれたそれぞれ方形状のモード形状をなす2つの干渉用信号を形成する。光干渉部3は、形成された干渉用信号からsinc関数のモード分布をなす信号を作成し、sinc関数のモード分布をなす信号に対し、フーリエ変換を施す。出力導波路4は、位相に対応して設けられた複数の導波路を有し、光干渉部3から出力された光信号を外部(受信部)に出力する。 (もっと読む)


【課題】正方晶系の結晶構造を有する膜厚500nm以上の、(001)単一配向の機能性酸化物膜を備えた機能性酸化物構造体を提供する。
【解決手段】機能性酸化物構造体1は、基板10上に、膜厚が500nm以上の正方晶系の結晶系を有する機能性酸化物膜30が成膜されたものであって、機能性酸化物膜30が、(001)単一配向の結晶配向性を有することを特徴とするものである。 (もっと読む)


【課題】製造が容易で安定性を備えた状態で、より低い消費電力とされた熱光学位相シフタを提供する。
【解決手段】単結晶シリコンからなる支持基板101と、支持基板101の上に形成された酸化シリコンからなる下部クラッド層102と、下部クラッド層102の上に形成された単結晶シリコンの細線(シリコン細線)から構成されたコア103と、下部クラッド層102およびコア103の上に形成された酸化シリコンからなる上部クラッド層104と、コア103の上部にあたる上部クラッド層104の上に配置されたヒータ層105とを備える。 (もっと読む)


【課題】簡易かつ小型な構成により高い効率で光を利用可能とする光源装置、光源装置の製造方法、画像表示装置及びモニタ装置を提供すること。
【解決手段】第1波長の光を射出する発光素子である半導体素子11と、第1波長の光を共振させる共振器である外部共振器14と、第1波長の光を波長変換することにより第2波長の光を射出する波長変換素子であるSHG素子13と、第1波長の光を透過させ、第2波長の光を反射する透過反射部である透過反射ミラー12と、入射面Sへ入射した第2波長の光の光路を変換させる光路変換部である反射ミラー15と、を有し、波長変換素子は、発光素子に対する位置が調整された状態で、透過反射部及び光路変換部と一体として支持され、光路変換部は、移動の前と移動の後とで入射面Sが略平行となるように移動させることにより透過反射部に対する位置が調整された状態で固定される。 (もっと読む)


1 - 20 / 87