【課題】 非接触式データキャリア装置を収容したカバン、および自動改札システムを提供する。
【解決手段】 非接触式データキャリア装置を収納したカバン６１は、非接触式データキャリア１２と、通信距離を拡大する補助アンテナとからなる非接触式データキャリア装置２０を収納したカバンであって、前記補助アンテナは、第１の絶縁基材面に形成された第１のアンテナコイルと、該コイルに接続されたＩＣチップまたはコンデンサを有して、前記非接触式データキャリアからの送信信号に対して共振して増幅する第１の共振回路を構成しており、非接触式データキャリアは第１の絶縁基材面に固定されており、第２の絶縁基材と、該第２の絶縁基材の表面に形成された第２のアンテナコイルとを有して、第２の共振回路を構成し、これにより前記第１の共振回路を介して自動改札機６９のリーダライタ６８と非接触通信を行うことを特徴とする。 （もっと読む）

【課題】利用者に煩わしさを感じさせることのない自動改札装置を提供する。
【解決手段】識別可能な第１の識別情報が記録されている複数の媒体１００を使用する自動改札装置であって；収納手段３１と；保留手段３４と；検知手段３５と；信号受信手段３６と；記憶手段と；制御手段と；回収手段を備え；複数の媒体１００は、第２の識別情報に応じて第１の媒体と、第２の媒体に分けられ、制御手段は、信号受信手段３６が受信する第１の識別情報に応じた所定信号に基づいて、記憶手段に記憶している第２の識別情報及び第３の識別情報を読み出し、検知手段３５により媒体１００が検知され、第２の識別情報に基づいて保留手段３４により保留された媒体１００が第１の媒体であると識別し、第３の識別情報が所定の条件を満たしていると判断した際に、該保留手段３４を保留を解除するように制御するように構成される。 （もっと読む）

【課題】駅構内の店舗などの利用者に対して利便性を図ることができるようにする。
【解決手段】改札入場前、利用者が装着する携帯デバイスに記憶されているすべての利用履歴情報は０であるが、利用者の改札入場後、改札口の床に埋設された信号電極と接続される改札装置により、携帯デバイスの利用履歴情報のうち、入場フラグの値は１に設定され、減額フラグの値は、携帯デバイスが有する定期乗車券情報に応じた値（０または１）に設定される。さらに、改札口より内側に設けられた店舗利用後、店舗内の床に埋設された信号電極と接続される送受信装置により、携帯デバイスの利用履歴情報のうち、店舗フラグの値が１に設定される。利用者の改札出場時、改札装置は、店舗利用後における携帯デバイスの利用履歴情報に応じて課金決済を行う。本発明は、鉄道などの駅構内における精算処理システムに適用できる。 （もっと読む）

【課題】汎用電子マネーカードで定期利用権の行使可否を管理可能な技術を提供する。
【解決手段】定期利用権販売装置は、カード識別子と電子マネー情報を記録したＩＣカードのデータを読み書き可能なＩＣカードリーダライタと、前払式電子マネー決済機構の決済センターコンピュータと通信可能な決済通信手段と、ＩＣカードのカード識別子と行使期限とを対応付けて記憶した期限管理テーブルを備え、定期利用権の販売の際、購入者のＩＣカードの残高から販売代金を減額し、その減額事象を決済センターコンピュータに送信し、当該ＩＣカードのカード識別子と行使期限とを期限管理テーブルに書き込み、改札装置は、ＩＣカードのカード識別子を読み取り可能なＩＣカードリーダを備え、カード識別子を読み取った際、期限管理テーブルに記憶されている当該カード識別子に対応して有効な行使期限が記憶されている場合に、定期利用権の行使を許可する。 （もっと読む）