【課題】内部に物品を収容する容器本体に被着させる包装容器用蓋体について、容器本体の内部に収容した食品が見にくくなる不都合を抑えつつ蓋体自体を補強するための補強構造を蓋体に設けること。
【解決手段】平面視で水平方向へ広がる長方形状の天面部110と、その天面部110の長辺または短辺から各々下方に垂下し蓋体100に上下方向の高さをもたらす長手側面部120aまたは短手側面部120bと、その両側面部120の下端に設けられる容器本体200への接合部130とを有し、長手側面部120aには上下方向に沿って蓋体内側へ凹む側面リブ125を設け、この複数の側面リブ125が並列し表面が凹凸面となるリブ部170a、170bを長手側面部120aに複数箇所設け、蓋体角側のリブ部170bのリブ数を蓋体中央側のリブ部170aのリブ数よりも多く形成した。 （もっと読む）

【課題】 開封時までの閉状態が安定し、容器の信頼性が向上する蓋付包装容器を提供する。
【解決手段】 蓋付包装容器１は、容器本体１１と、容器本体１１にヒンジ部１３を介して開閉自在に嵌合する蓋体１２とからなる。容器本体１１には、ヒンジ部１３に対向する位置に第１のミシン目３１を有する第１のタブ２１が形成される。蓋体１２には、容器本体１１と蓋体１２との嵌合時に第１のミシン目３１に重なる第２のミシン目３２を有し、かつ第１のタブ２１と全体が重なる第２のタブ２２が形成される。閉状態では第１のミシン目３１及び第２のミシン目３２の外方部分に超音波溶着を施して第１のタブ２１と第２のタブ２２とを一体化し、開封時には、第１のミシン目３１及び第２のミシン目３２を切断して第１のタブ２１及び第２のタブ２２の溶着部分を蓋付包装容器１から除去する。 （もっと読む）

【課題】容器内の飲料の香りを放出するために十分な大きさの開口部を有する一方で、蓋に向かって跳ね上がる容器内の飲料の外部への飛散や漏れを確実に阻止することができ、飲料を飲みながら十分な香りも楽しむことができる飲料容器の蓋の提供。
【解決手段】頂壁１３は、連通孔２４を有する飲み口２５と、飲み口２５の近傍に配置される香気口３６とを含む。香気口３６は、頂壁１３の水平面と略直交する垂直面に沿って延びるよう形成された貫通孔からなる垂直香気孔３５を有する。垂直香気孔により、容器部１内の飲料の香気を外部に放散し、かつ、飲料の飛散を防止する。 （もっと読む）

【課題】開封保持用嵌合凸部および嵌合凹部によることなく、確実に蓋を開封状態に保持する。
【解決手段】容器蓋は、容器本体11口部の開封予定部に被覆される可動部32と、容器本体11口部の開封予定部以外の部分に被覆される固定部33とを備えている。可動部32および固定部33の境界に、帯板状蓋開閉動作用屈曲部31が設けられている。屈曲部32の長さの中央部に、下向き膨出状保形部51が設けられている。屈曲部32の長さの中央部の開閉は保形部51によって拘束されるが、屈曲部32の長さの両端部の開閉は自在であるようになされている。 （もっと読む）

【課題】容器のキャップのヒンジ部材は第１ヒンジ部材と第２ヒンジ部材とで上、下に配置した２重のヒンジ部材にすることにより、ヒンジ部材の破断現象を著しく軽減することができる技術を提供する。
【解決手段】容器のキャップ１８は、容器のキャップ本体１９と、開口部２０と、蓋２１と、第１ヒンジ部材２２及び第２ヒンジ部材２３とを備えている。ヒンジ部材Ｃは該第１ヒンジ部材２２及び第２ヒンジ部材２３で構成されている。そして該第１ヒンジ部材２２は上側に、該第２ヒンジ部材２３は下側に配置構成されている。容器のキャップ１８は容器のキャップ本体１９の外周の一部に容器本体や収納袋体等と連結、結合して使用する。 （もっと読む）

【課題】 Ｏ−リング等を用いることなく、成形が容易な簡易な構成により落下時の衝撃を効果的に緩和して、ノズル開口を封止する棒状突起物の破損を回避できるヒンジ蓋付き容器を提供する。
【解決手段】 薄肉ヒンジ部１５を介して本体部１３の周縁に開閉可能に連結された蓋１４を有し、本体部１３の中央部分に形成されたノズル開口１６に蓋１４から内側に突出する棒状突起物１７を挿入して、蓋１４の閉塞時にノズル開口１６を封止するヒンジ蓋付き容器１０であって、本体部１３には、ノズル開口１６と薄肉ヒンジ部１５の連結部１８との間に配置されて係合穴１９が形成されており、蓋１４には、係合穴１９と係合する棒状補助突起物２０が内側に突出して係合穴１９と対応する位置に設けられている。 （もっと読む）

【課題】キャップ本体に薄肉ヒンジ片で連結された蓋体を閉じたときにパチンと閉まることなく、ソフトにしめることが出来きると共に、外側に膨出しているヒンジ片をガード出来るようにした、合成樹脂製キャップのヒンジ構造を提供する。
【解決手段】キャップ本体は、円筒状の外筒と注出部とよりなり、蓋体は、キャップ本体と同じ円筒状の外筒と内面に注出部を密閉する突起部とよりなり、ヒンジ部は、キャップ本体と蓋体の外筒の合わせ面に、中央のヒンジ片から外方に向かって、蓋体を閉じたときの形状が、断面半円状で外観が鼓形に広がっている薄肉のヒンジ片とよりなり、外側に断面半円状に膨出しているヒンジ片の外方をガードする突出部を、キャップ本体と蓋体の外筒の合わせ面に設けた。 （もっと読む）

【課題】 簡易な紙製化粧用コンパクトとして密閉性に優れ、閉蓋機能に優れる紙製化粧用コンパクト容器を、簡単な構造で、簡易な成形方法で得ることができるようにすることを可能にする。
【解決手段】 中央部にファンデーションを収納する収納凹部４を、該収納凹部の前部、両側部、後部の周囲を囲繞するようにフランジ部６を備える本体２と、中央部にスポンジに被せてこれを収納する収納凹部５を、該収納凹部の前部、両側部、後部の周囲を囲繞するようにフランジ部７を備える蓋体３と、本体と蓋体夫々の後部フランジ部６ｃ，７ｃ間を繋ぎ、収納凹部、フランジ部を重ね合わせるように折り曲げ可能なヒンジ部１１を備える紙製化粧用コンパクト容器において、本体と蓋体を繋げる二つの後部フランジ部にヒンジ部と平行な折線１２，１３を設け、本体、蓋体の展開状態で、後部フランジはヒンジ部方向に外方に傾斜し、側面視略Ｖ形に成形した紙製化粧用コンパクト容器。 （もっと読む）