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Fターム[3G015BA05]の内容

内燃機関潤滑の細部、換気 (15,349) | クランクケース (210) | 潤滑油通路を持つもの (74)

Fターム[3G015BA05]に分類される特許

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【課題】オイル通路壁から排出されるオイルにオイル劣化抑制効果を与える。
【解決手段】内燃機関の内部にて水平方向に延在されるオイル通路壁2は、外周側のメッシュ部材8と、その内周面に敷設されアルカリ性物質を含む多孔性のフィルム7とを備える。またオイル通路壁2は、鉛直方向上端部に壁内の圧力を逃がすための開口部9をも備える。壁内のオイルQはフィルム7を透過して排出させられ、このときオイル中の酸性物質をフィルムのアルカリ性物質で中和できる。また壁内の圧力を開口部9から逃がすことができ、壁内圧の異常上昇ひいてはこれによるフィルム7の破損を防止できる。 (もっと読む)


【課題】オイル室でのオイル放熱量を増やすことができる内燃機関を提供する。
【解決手段】クランクケース24に形成されるクランク側オイル室RAを分室して第1オイル室RO1と第2オイル室RO2を設け、第1オイル室RO1に、変速機ケース61Aに形成される変速機側オイル室に通じる第1開口部211〜213を設け、変速機側オイル室に、第2オイル室RO2に通じる第2開口部215を設けるようにした。 (もっと読む)


【課題】オイルクーラおよびオイルクーラを経由する油路を適正に配置してオイル漏れを抑制することのできるオイルクーラの取付構造を提供する。
【解決手段】エンジンEに対するオイルクーラ13の取付構造において、エンジンEは、シリンダブロック1の下方にオイルパン2が配置され、オイルパン2のクランク軸6方向の一端側にAT7が取り付けられ、オイルパン2は、オイルストレーナ14の吸込口14aがその内部に開口する深底部2aと、深底部2aとAT7との間に形成された後部浅底部2cとを有するものとし、オイルクーラ13を後部浅底部2cの下方に取り付ける。 (もっと読む)


【課題】シリンダの摺動面に供給される潤滑油を、エンジンのその他の部分に供給される潤滑油とは分けて別途回収し、潤滑システム全体の潤滑油の希釈や劣化の防止を図る。
【解決手段】シリンダ1の下方に、コンロッド3が貫通する貫通孔を有し、かつ、コンロッド3の揺動に応じて移動する仕切り板14を設置する。仕切り板14は、クランクシャフト4で駆動されるカム18によって左右に移動し、シリンダ1の摺動面から掻き落とされ、燃料で希釈された希釈潤滑油が、オイルパン13に落下するのを防止する。仕切り板14上の希釈潤滑油は、希釈潤滑油受け19から希釈潤滑油回収装置20に回収され、オイルパン13には混入しないため、潤滑システム全体の潤滑油の希釈や劣化が生じることはない。希釈潤滑油回収装置20では燃料と潤滑油とが分離され、燃料は、NOx吸蔵還元触媒10用の添加燃料として利用される。 (もっと読む)


【課題】摺動部に損傷を与えない程度に微小な固形異物まで捕捉可能でありながら低コストの内燃機関の潤滑装置を提供する。
【解決手段】エンジンの機関ブロック10に形成されたオイル通路30にフィルタ61を配置し、そのフィルタ61を通したオイルを、クランクジャーナル部17aを含む複数の摺動部に供給する内燃機関の潤滑装置において、機関ブロック10が、クランクジャーナル部17aに係合する給油穴51c付のクランクベアリング51aとの間にオイルホール54を形成する第1凹部53と、上流側通路部分35aに連通するオイルホール54のオイル導入口部54aでフィルタ61を定位置に保持する第2凹部55とを有し、フィルタ61が、上流側通路部分35aからオイルホール54に導入されるオイル中の固形異物をオイル導入口部54aで捕捉するように構成する。 (もっと読む)


【課題】オイルの劣化性状を検出するオイル劣化センサを有するエンジンにおいて、悪路走行などによる損傷やオイルパンからのオイル洩れをなくす。
【解決手段】オイル劣化センサ11を設けるにあたって、シリンダヘッドからオイルパンへ5至るオイル落し通路7を利用し、前記オイル落とし通路7の下方開口部7aの下方で、かつオイルパン5のオイル液面8より上方にガイド部材12を設け、そのガイド部材12で流下するオイルを集約してシリンダ側方へ誘導(引出)し、そのガイド部材12で誘導されたオイルの落下点に前記オイル劣化センサ11の取付け部13を設け、前記流下するオイルにオイル劣化センサ11を接触させる。したがって、オイル6内にセンシング部を漬ける従来に対し、悪路走行などによる損傷やオイルパンからのオイル洩れなどの心配なく、センサの取付け自由度を高めて、確実にオイル6の劣化性状を検出できる。 (もっと読む)


【課題】傾斜等の車両の走行状態に拘わらず、オイルポンプがエアかみを起こすことなく駆動し、正常なオイル循環を維持できるエンジンを搭載した車両を提供する。
【解決手段】本発明は、エンジンのシリンダの中心線C1は、鉛直方向に対して60°以上の角度で傾斜している。クランク室33と回転体収納室との間をオイル流通可能に連通する第1のオイル連通孔96と、前記回転体収納室と前記トランスミッション室73との間をオイル流通可能に連通する第2のオイル連通孔95と、を備えている。前記第2のオイル連通孔95は、車両が、略水平に対して、前記シリンダ傾斜角の余角に略対応する所定角度だけ傾斜したときに、オイルパン100内のオイルを残留させうる位置に配置されている。 (もっと読む)


【課題】本発明は、V型エンジンの潤滑構造において、トランスミッション室から各潤滑箇所へオイルを圧送する第1のオイルポンプのエア噛みを防止する。
【解決手段】本発明のかかるV型エンジンは、クランクケース1のトランスミッション室の下部をオイル貯留部とし、該オイル貯留部のオイルをエンジンの各注油個所に圧送する第1のオイルポンプと、クランク室に戻るオイルを前記オイル貯留部に戻す第2のオイルポンプと、を備えている。後気筒20のシリンダヘッド22の上面にオイル排出口181aを形成し、該オイル排出口181aから、クランク室内及び第2のオイルポンプのいずれをも介さずに、トランスミッション室まで至るオイル戻り経路を、シリンダヘッド22、シリンダ21及び前記クランクケース1に形成している。 (もっと読む)


【課題】スラッジの生成及びオイルの劣化を抑制する。
【解決手段】本発明の一形態によれば、シリンダヘッド5上の動弁室8と、クランク室9とを連通するオイル落とし通路18を設け、このオイル落とし通路18に、内部に貯留したオイルの重量により開弁する逆止弁19を設けたことを特徴とする内燃機関1が提供される。結露等により水が発生し易い動弁室8へのブローバイガスの侵入を阻止し、スラッジ生成及びオイル劣化を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】セミドライサンプ式エンジンの潤滑構造において、オイルポンプのエア噛みを防止することである。
【解決手段】トランスミッション室3のオイルを各潤滑個所に圧送する第1のオイルポンプと、クランク室に溜まるオイルをトランスミッション室3に戻す第2のオイルポンプ、すなわちスカベンジングポンプ42とを備えている。クランク室2は、クランク軸4を収納するクランク収納部2aと、これより下側に位置して第2のオイルポンプの吸込部に連通するオイル回収部5とに、仕切り壁95,96により仕切られている。仕切り壁95,96にはクランク収納部2aとオイル回収部5とを連通する連通孔97が形成され、オイル回収部5内には、第1のオイルポンプから吐出されるオイルを、クランクケース1に設けられた二次オイルフィルタ86へ圧送するオイル管115が配置されている。 (もっと読む)


【課題】エンジンの地上高を低くすることなく、循環させるオイル内に含まれる気泡を少なくすることができる内燃機関を提供する。
【解決手段】クランクケース9に、オイルポンプ86とオイル溜め室100の底壁105の端部106とを連通し、オイル溜め室100およびハンガーボス102間を通り、最下部120がオイル溜め室100の底壁105よりも下方に位置するオイル吸入通路101を形成した。 (もっと読む)


【課題】エンジン性能の低下を伴うことなく、オイル消費量の増大を抑制することのできるエンジンの潤滑装置を提供する。
【解決手段】シリンダボアに対応して仕切られ相互にほぼ密閉状態で分離された複数の独立クランク室(126)を有する独立スカベンジシステムを備えるドライサンプ潤滑方式のエンジンにおいて、各クランク室における少なくとも隣接するクランク室同士を連通する連通路(127,128)と、連通路の有効開口面積を変更する開口面積変更手段(129)と、エンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段と、運転状態検出手段により検出された運転状態に基づいて開口面積変更手段を連通路が所定の有効開口面積となるように制御する開口面積変更制御手段と、を備える。 (もっと読む)


【課題】エンジン本体の一側の側壁に上下に並ぶ配置で取り付けるオイルクーラとオイルフィルタとの間のオイル供給通路を短くして、通路抵抗の軽減化を図りつつ、オイル落とし通路のオイル供給通路との干渉を回避できるエンジンのオイル落とし構造を提供する。
【解決手段】エンジン本体の側壁に形成するオイル落とし通路40がオイルクーラとオイルフィルタの間のオイル供給通路と干渉しないよう、上部オイル落とし通路41を略ストレートに形成し、オイルクーラ取付け座部13を内側に空間42を形成し該空間42がオイルクーラ10を取り付けることにより閉塞される枠状に形成して、該空間42に位置をずらせて上部オイル落とし通路41と下部オイル落とし通路43を連通させ、下部オイル落とし通路43を、ブロック接合面に形成された開放溝44を介してオイルパンへ向け下方へ開放する。 (もっと読む)


【課題】エンジンの潤滑構造において、二つのオイルポンプのオイル吸込側に接続される一次オイルフィルタを、簡単、かつ、コンパクトにクランクケースに着脱する。
【解決手段】クランク軸方向の両側に分割されたクランクケース1内のトランスミッション室8をオイル貯留部8とし、該オイル貯留部8のオイルを各潤滑箇所に圧送する第1のオイルポンプと、クランク室等に戻るオイルをオイル貯留部8に戻す第2のオイルポンプと、各オイルポンプのオイル吸込側に接続された第1、第2オイルフィルタ44、45と、を備えている。第1のオイルフィルタ44は、左右の一方のクランクケース部材1aから挿入され、第2のオイルフィルタ45は、他方のクランクケース部材1bから挿入され、それぞれオイルフィルタキャップ47,48により閉塞されている。 (もっと読む)


【課題】フィルタ取り付けベースを利用してオイルクーラを構成して,オイルフィルタを改造する必要がなく,またオイルクーラ専用の取り付け部をエンジンに形成する必要もない,低コストなエンジンのオイルフィルタ装置を提供する。
【解決手段】エンジンEの一側面にフィルタ取り付けベース63を接合し,このフィルタ取り付けベース63に,オイルポンプ43からエンジンEに供給する潤滑オイル濾過するオイルフィルタ61を取り付けてなる,エンジンのオイルフィルタ装置において,フィルタ取り付けベース63に,エンジンEとオイルフィルタ61との間で授受される潤滑オイルを冷却するオイルクーラ60を一体に形成した。 (もっと読む)


【課題】クランクシャフトの回転に応じてオイルを撥ね上げるようにしてクランク室に収容されるオイル撥ね上げ手段によってクランク室内に生じたオイルミストを含むガスをシリンダヘッド側に導くブリーザ通路が、クランクケース、シリンダブロックおよびシリンダヘッドに設けられ、ブリーザ通路を経てシリンダヘッド側に潤滑用のオイルを供給するようにしたエンジンのシリンダヘッド潤滑構造において、クランク室およびシリンダヘッド間のヘッド差が大きくなってもシリンダヘッド側に充分な量のオイルを供給する。
【解決手段】ブリーザ通路62のクランク室17側の端部を通じさせるブリーザ室64がクランクケース12に形成され、クランク室17側への逆流を阻止する一方向弁68が、クランク室17およびブリーザ室64間に介在するようにしてクランクケース12に取付けられる。 (もっと読む)


【課題】内燃機関に発生するブローバイガスからのオイルの分離効率を高める。
【解決手段】内燃機関100のバランサ軸101の外周面を覆って、バランサ軸101と相対回転する分離室1Aを設ける。分離室1Aの上流に設けたブローバイガス入口3を設け、分離室1Aの下流にブローバイガス出口4を設ける。分離室1A内においてバランサ軸101の外周にフィン2またはスクリュー20を形成することで、分離室1A内にブローバイガスの旋回流を生起する。旋回流の遠心力でブローバイガスに含まれるオイル分を分離して、分離室1Aの壁面に付着させ,分離室の壁面に開口するオイル回収通路5から内燃機関100のオイルパン105に回収する。バランサ軸101の外側に旋回流を形成することで、ブローバイガスに大きな遠心力を作用させ、ブローバイガスからのオイル分の分離効率を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】多気筒型エンジン1に装備されるドライサンプ式の潤滑装置において、可及的に少ないポンプ(22,23)を用いることによってコスト、重量ならびに設置スペースを可及的に低減できるようにしたうえで、オイル回収能力を必要十分に確保可能とする。
【解決手段】エンジン1のクランク室11〜14がクランク軸受部で仕切られている。ポンプ(22,23)の使用数は、少なくとも一つ以上、クランク室11〜14の数未満とされている。少なくとも一つのポンプ(22,23)の吸入口に、クランク室11〜14毎に設けられるオイル回収通路(25a,25b,26a,26b)のうちの所定数が合流されて接続されている。ポンプ(22,23)の吸入口と前記合流対象となる所定数のクランク室との間に、当該各クランク室の圧力変動を抑制する圧力変動抑制手段が設けられている。 (もっと読む)


【課題】クランクシャフトへの異物の進入を抑制し、クランクシャフトの焼付き等を抑制する。
【解決手段】オイルホール6が、ホール60と、潤滑油の旋回流を発生させる渦室61とを有していることから、渦室61に供給された潤滑油は、渦室61内で旋回するため、潤滑油内に含まれる異物を遠心分離することができる。したがって、異物を含まない潤滑油を油給油孔4aに供給することができるので、クランクシャフト3への異物の進入を抑制し、クランクシャフト3の焼付き等を抑制することが可能である。 (もっと読む)


【課題】オイルパン内の潤滑油をオイルポンプにより汲み上げて内燃機関の上部へ圧送し、該内燃機関内に形成された流路を通じて潤滑油を前記内燃機関内に供給する内燃機関の潤滑装置において、電力を消費するヒータを用いずに潤滑油を加熱して、潤滑油からの燃料や水分の分離を適切に促して、潤滑油の劣化を防止する。
【解決手段】本発明の内燃機関の潤滑装置は、内燃機関10内に形成された流路62から潤滑油を導くと共に該導いた潤滑油が内燃機関10の熱で加熱されてオイルパンに戻るように形成されたバイパス通路72と、該バイパス通路72に導く潤滑油の流量を調節する流量調節弁74と、前記バイパス通路72に設けられ、該バイパス通路72を流れる過程で加熱された潤滑油が所定量分溜まることが可能な溜部78dと該溜部78dの上側に形成された空間部78uとを含むタンク78とを備える。 (もっと読む)


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