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Fターム[3G023AD02]の内容

内燃機関燃焼法 (11,295) | 燃焼室の構成 (3,073) | 燃焼室形状 (932) | 主にピストンに燃焼室 (562)

Fターム[3G023AD02]に分類される特許

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【課題】 ペントルーフ型のピストンを備えた燃料直噴エンジンにおいて、スキッシュ流および逆スキッシュ流の強さをスキッシュエリアの円周方向で可及的に均一化する。
【解決手段】 ペントルーフ型のピストン13を備えた燃料直噴エンジンでは、スキッシュエリア26の幅Wが円周方向に変化するため、スキッシュ流および逆スキッシュ流の大きさが円周方向に変化してしまう。ピストンピン軸線L2に対して直交する方向のスキッシュエリア26に臨むピストン13の頂面に、スキッシュ容積を拡大する凹部13e,13fを形成することでスキッシュ流および逆スキッシュ流を弱め、ピストンピン軸線L2方向のスキッシュ容積と、それに直交する方向のスキッシュ容積とを略等しくすることができる。これにより、スキッシュ流および逆スキッシュ流を円周方向に均一化して混合気の燃焼状態を改善し、出力の向上や排気有害物質の削減に寄与することができる。 (もっと読む)


【課題】成層燃焼実行時において燃焼室内混合気分布のサイクル間変動がある場合でも、最適な点火時期を設定し、混合気の着火性及び燃焼の安定性を向上させる。
【解決手段】筒内噴射式内燃機関の成層燃焼時において、燃料噴射弁から噴射された燃料を含む混合気流は、燃焼室内の気流経路上を点火手段の位置まで移動する。気流経路上には混合気流中の燃料の濃度を検出する濃度検出手段が設けられ、検出された濃度に基づいて最適点火時期が決定される。一方、燃焼の安定性を確保できる限界の点火時期として、最進角点火時期と最遅角点火時期が予め決定されている。決定された最適点火時期は、最進角点火時期及び最遅角点火時期と比較され、実際の点火時期が調整される。ここで、点火制御手段は、実際の点火時期を最遅角点火時期側へ調整する場合には、気流経路における点火手段の位置より上流側の位置に点火する。 (もっと読む)


【課題】燃焼室として、ピストンに面する主室と、当該主室に噴孔を介して連通する副室とを備え、副室に形成された混合気を火花点火する点火プラグの点火部と、ガス通路を通じて供給された燃料ガスを副室に噴射する燃料噴射孔とを、副室の天井部に備えた副室式エンジンにおいて、合理的な構成で、副室から主室への燃料ガスの吹き抜けを良好に防止しながら、燃焼状態を良好且つ安定したものとする。
【解決手段】副室20の上側外周部20bに、天井部20aに対向する環状段部22が形成され、燃料噴射孔16が、天井部20aの環状段部22対向する角部において下向きに開口するように形成されている。 (もっと読む)


【課題】 ペントルーフ型ピストンを備えた燃料直噴エンジンにおいて、リップ部の熱負荷やキャビティ内の混合気の濃度を円周方向に可及的に均一化する。
【解決手段】 頂面の高さが円周方向に変化するピストン13の中央部に凹設したキャビティ25のピストン中心軸Lpを含む断面形状を円周方向の各位置で均一化したものにおいて、キャビティ25からの燃料の吹き零れを防止すべく、キャビティ25の開口縁に径方向内向きに突設されるリップ部26の断面形状を円周方向の各位置で均一化したので、リップ部26を設けたことでピストン中心軸Lpを含むキャビティ25の各断面形状が不一致になるのを防止し、キャビティ25内での燃料の均一な混合を確保することができる。更に、混合気の燃焼時にリップ部26に加わる熱負荷を円周方向全域に亘って均一にして耐久性を高めることができ、しかもピストン13の鋳造時にリップ部26における溶湯の冷却速度を均一化して鋳造精度を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】スプレーガイド式の成層燃焼エンジンにおいて小シリンダボア化を行っても安定した着火が得られるエンジンを提供する。
【解決手段】1つの燃焼室(5)に対して、1つの吸気ポート(11)と、1つの排気ポート(12)と、2つの点火プラグと、燃焼室の周縁に設けられ燃焼室内に直接燃料を噴射する燃料噴射弁(25)とを有し、2つの点火プラグは吸気ポートの燃焼室開口端(11a)と排気ポートの燃焼室開口端(12a)との間にあるスペースのうち、燃料噴射弁の噴孔(21a)から相対的に遠い位置のスペースにある第1点火プラグ(25)と、燃料噴射弁の噴孔(21a)から相対的に近い位置のスペースにある第2点火プラグ(26)とからなり、燃料噴射弁(21)より圧縮行程噴射を行う際に、第1点火プラグ(25)に向けてスプレー状の燃料を噴射し第1点火プラグ(25)のプラグギャップに火花を飛ばすことにより成層燃焼を行わせる。 (もっと読む)


【課題】ポンプ損失や不整燃焼などをなくして内燃機関の熱効率を向上させる事であり、排ガス中のNOxの発生をなくす事である。
更には熱効率の高い予混合圧縮着火燃焼の運転領域を拡大することである。
【解決手段】2サイクル機関において酸素供給容器15を備え、この酸素供給容器15からの酸素を噴射する酸素噴射弁29と燃料を噴射する燃料噴射弁28とを備えると共にシリンダー内の既燃ガスを排出する排気弁22を備え、更に燃料噴射弁28から1回目の噴射以降の適当な時期にもう一度燃料を噴射して点火プラグ27の周辺に着火可能な可燃混合気を形成し、かくして点火プラグ27による火花点火燃焼により予混合圧縮着火燃焼を引き起し、かつ機関の運転状態に応じて排気弁22の閉弁時期を可変動弁装置4により変化させて実圧縮比を可変化する様に構成する。 (もっと読む)


【課題】 オクタン価の異なる2種の燃料を用い、機関運転条件に応じて最適な燃焼を行う。
【解決手段】 燃焼室1の上面中央部には点火プラグ16が設けられている。また、燃焼室1の上面中央部に設置された燃料噴射弁15から高オクタン価燃料と低オクタン価燃料とを各別に供給して、燃焼室1内の異なる部位(中心側と周辺側)に高オクタン価燃料と低オクタン価燃料を分布させると共に、その分布位置を機関負荷に応じて入れ替える。具体的には、低負荷時は、燃焼室中心側に高オクタン価燃料を分布させ、燃焼室周辺側に低オクタン価燃料を分布させることで、高オクタン価燃料から着火(燃焼)を開始させる一方、高負荷時は、燃焼室中心側に低オクタン価燃料を分布させ、燃焼室周辺側に高オクタン価燃料を分布させることで、低オクタン価燃料から着火(燃焼)を開始させる。 (もっと読む)


【課題】燃焼室構造において、燃焼を改善すると共に使用耐久性を向上する技術を提供する。
【解決手段】キャビティ31以外のピストン3の頂面を平坦に形成し、上死点にピストン3が位置するときにピストン3の頂面とピストン3側へ最大にリフトした吸気弁9及び排気弁10の弁下面との間に間隙を設け、キャビティ31の内底を中心が最もシリンダヘッド4側に隆起した円錐面32と当該円錐面32の周縁からシリンダヘッド4とは反対側に凹む周凹面33とで形成し、上死点にピストン3が位置するときには燃料噴射ノズル13から噴射された燃料噴霧Fが円錐面32に衝突し、上死点前後にピストン3が移動するときには燃料噴射ノズル13から噴射された燃料噴霧Fの衝突位置が円錐面32と周凹面33との境界34を通過する。 (もっと読む)


【課題】単一の燃料噴射弁によりスパークアシストディーゼル燃焼を実現可能なスパークアシストディーゼルエンジンを提供する。
【解決手段】気筒上部略中心に配置された燃料噴射弁1と、気筒上部に配置された点火プラグ2とを具備し、燃料噴射弁は、平面視において略放射状に燃料を噴射するために複数の噴孔を有して圧縮行程末期に燃料を噴射し、複数の噴孔のうちで点火プラグ近傍へ燃料を噴射するための特定噴孔は、他の噴孔より高い燃料噴射率を有し、特定噴孔から噴射された燃料F1を点火プラグによって火花点火させることにより気筒内の圧力及び温度を高めて他の噴孔から噴射される燃料F2を着火させる。 (もっと読む)


【課題】燃料の噴射モードの切換タイミングを適切に制御することにより、内燃機関に要求される燃料量を気筒ごとに過不足なく供給することができ、それにより、良好なドライバビリティを確保することができる内燃機関の燃料噴射制御装置を提供する。
【解決手段】この燃料噴射制御装置1は、検出された内燃機関3の回転数NEおよび負荷APに応じて、内燃機関3に供給すべき要求燃料量GCYLを算出し、この要求燃料量GCYLに応じて、噴射モードを、筒内燃料噴射弁6のみから燃料を噴射する筒内噴射モードと、筒内燃料噴射弁6およびポート燃料噴射弁8の双方から燃料を噴射する筒内・ポート噴射モードの一方に決定する。また、検出されたクランク角が所定のクランク角度区間にあると判定された気筒3aに対して、噴射モード決定手段による決定に応じた噴射モードの切換を禁止する。 (もっと読む)


【課題】プラズマジェット点火内燃機関において、混合気の着火性をさらに改善する。
【解決手段】ピストン7頂面へ向けてプラズマを噴射する点火装置1を具備し、ピストン頂面において、少なくとも点火装置から噴射されたプラズマが向かう部分には、プラズマ中の電子の吸収を抑制するための絶縁体7aが配置されている。 (もっと読む)


【課題】着火性の異なる2種の燃料をそれぞれの残量に応じて効率よく使い分けることができる予混合圧縮着火内燃機関を提供する。
【解決手段】予混合圧縮着火内燃機関1は、燃焼室2に混合気を案内する吸気ポート4と、吸気ポート4に第1の燃料を噴射する第1のインジェクタ6と、該第1の燃料よりも着火性の低い第2の燃料を燃焼室2に直接噴射する第2のインジェクタ7とを備え、両インジェクタ6,7から供給された燃料を含む燃料混合気を圧縮して自着火せしめる。該第2の燃料の残量に対して該第1の燃料の残量の方が少ない場合は、該第2の燃料の供給割合を増加させると共に、該第2の燃料の噴射時期を遅らせ、該第1の燃料の残量に対して該第2の燃料の残量の方が少ない場合は、該第2の燃料の供給割合を減少させると共に、該第2の燃料の噴射時期を早める制御手段8を備える。 (もっと読む)


【課題】圧縮着火エンジンにおいて、高負荷運転時のスモークの低減と燃焼騒音の抑制とを両立させる。
【解決手段】ディーゼルエンジン1の燃焼室2の一部を構成するピストン5の頂面にはキャビティ51が形成されている。燃焼室2の上方には、高セタン価燃料をキャビティ底面51aの中央部又はその近傍に向けて噴射する一方、低セタン価燃料をキャビティ周壁面51b又はキャビティ底面51aとキャビティ周壁面51bとの境界部に向けて噴射する燃料噴射弁10が設けられている。ECM20は、圧縮上死点近傍の時期に高セタン価燃料を噴射すると共に、該高セタン価燃料の噴射開始と同時又はこれよりも遅れて低セタン価燃料の噴射を開始するように燃料噴射弁10を制御する。 (もっと読む)


【課題】内燃機関の燃焼室において、燃焼速度を向上させる。
【解決手段】内燃機関の燃焼室は、シリンダ(41、42)と、シリンダの一端に設けられ、吸気ポート(20)及び排気ポート(21)が形成されたシリンダヘッド(40)と、吸気ポート及び排気ポートを夫々開閉する吸気弁(24)及び排気弁(25)と、シリンダ内で往復運動するピストン(30)とで囲まれることにより、ピストンの頂面側に形成される。更に、ピストンは、頂面に、ピストンと排気弁との接触を回避するように窪んだ排気弁リセス(35)の周縁の少なくとも一部を規定すると共に一端側に突出する凸部(32)を有し、凸部には、シリンダ又はシリンダヘッドに対向する外周側と排気弁リセスの内の内部に対向する内部側とを連通する連通孔(60)が形成されている。 (もっと読む)


【課題】筒内噴射弁(直噴弁)を有する内燃機関の大量EGR運転において、安定した燃焼を実現することができる内燃機関を提供すること。
【解決手段】副室弁38は膨張行程であって燃焼室40内に既燃ガスが生成された状態にあるときに所定期間だけ開弁させられる。これにより、副室36及び連通部37に既燃ガスが閉じ込められる。その後、吸気行程又は圧縮行程において燃料噴射弁51から燃料が燃焼室内に直接噴射され、同時に副室弁38が再び開弁させられる。これにより、副室及び連通部に閉じ込められていた既燃ガスが燃焼室内に噴出し、燃料の気化を促進するとともに、燃焼室内のガスの流れを強める。この結果、強められたガスの流れは圧縮行程後期においてガスの強い乱れへと変化し、燃料と空気の混合状態が良好となる。更に、ガスの乱れにより燃焼速度が向上する。従って、高EGR運転時に安定した燃焼を実現できる。 (もっと読む)


【課題】複数の燃焼方式に対応して、精度のよい燃料噴射を可能にする。
【解決手段】複数の噴孔及び該噴孔を開閉する複数のニードルを備えた燃料噴射弁により筒内に燃料を噴射する筒内噴射型内燃機関の燃料噴射装置において、エンジンの運転状態に基づいて決定された均一混合燃焼、層状燃焼及び弱成層燃焼といった各種燃焼モードに基づいて、燃料噴射弁のニードルの開作動本数を制御する。 (もっと読む)


【課題】より確実に燃費向上が図れるレシプロエンジンを提供すること。
【解決手段】幾何学的圧縮比が13.0以上であって、火花点火式のレシプロエンジンにおいて、ピストンが上死点にある場合の燃焼室の容積をV1(mm3)、点火プラグの点火点を中心とする半径rの仮想球体のうち、前記ピストンが上死点にある場合において前記燃焼室を画定する燃焼室内壁と干渉しない非干渉部分の容積をV2(mm3)、前記ピストンが上死点にある場合において前記仮想球体が前記燃焼室内壁と干渉する干渉面の面積をS(mm2)、とした場合であって、前記半径rを、V2=0.15×V1となるように設定した場合に、S/V2≦0.12(mm-1)となるように前記燃焼室が形成されたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 ペントルーフ型ピストンを備えた燃料直噴エンジンにおいて、キャビティの円周方向の全ての方向で燃料および空気を可及的に均一に混合する。
【解決手段】 頂面の高さが円周方向に変化するピストンの中央部に凹設したキャビティのピストン中心軸Lpを含む断面形状を、基本的に円周方向の各位置で同一に設定する(鎖線参照)。この場合、燃料噴射点Oinjの近傍の交点e1,d1よりもピストン中心軸Lp側の領域において、キャビティの各断面形状の大きさが不一致になるため、それを補償すべく、ピストンピンの方向から離れた断面において、前記鎖線の断面形状から実線の断面形状へと拡大方向に補正することで、円周方向の各位置での断面形状の大きさをより均一化し、燃料および空気の混合状態を均一化してエンジンの出力向上および排気有害物質の低減を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】直接噴射式火花点火内燃機関において、排気行程での未燃・不完全燃焼成分の燃焼を促進することにより、すす、CO、HCの排出を低減し、排気温度を上昇させ、触媒の早期暖機を促進する。
【解決手段】排気ポート内に、気体噴射弁を備え、未燃・不完全燃焼成分に、酸素を含んだ気体を噴射する。排気ポートの流路を2分割する隔壁を備え、気体噴射弁を分割された排気ポート部流路のうち、一方の側に配置し、分割された排気ポート部流路のうち、他方の側に、排気流れを開閉制御する制御弁を備える。 (もっと読む)


本発明は、内燃エンジン用の、特にディーゼルエンジン用のピストン(3)に関するものであり、前記ピストンは、スカート部によって横方向に画成される本体を備え、前記スカート部は、往復動軸Cを持つシリンダの壁と相互作用することができ、前記シリンダ内で、前記ピストン(3)が、前記軸Cに沿って摺動することができ、前記ピストン(3)は前面部を含み、前記前面部は、中央突起部(321)と、外周クラウン部(322)と、往復動軸Bを持つボウル(323)を含み、前記ボウル(323)は、前記中央突起部(321)から前記外周クラウン部(322)に向かって延び、且つ該外周クラウン部(322)に厚さEpを持つ縁部(3220)で接続され、前記ボウル(323)は、前記縁部(3220)のほぼ全体に亘って円環面(3230)を含み、該円環面(3230)は、好ましくは最大半径Rtを有する半ドーム状の側面を持ち、前記円環面(3230)は、再流入領域Rの前記縁部(3220)の下に噴射される燃料を前記中央突起部(321)に向けて誘導することができ、前記中央突起部は、上側斜面A1及び下側斜面A2を個々に有し、前記上側斜面A1は前記下側斜面A2よりも緩やかであることを特徴とする。
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