説明

Fターム[3G023AD02]の内容

内燃機関燃焼法 (11,295) | 燃焼室の構成 (3,073) | 燃焼室形状 (932) | 主にピストンに燃焼室 (562)

Fターム[3G023AD02]に分類される特許

141 - 160 / 562


【課題】エンジンの特定運転時において、圧縮上死点以降に点火しても着火安定性、燃焼安定性に優れ、エンジンの温度や触媒の温度を速やかに高めることができ、排気ガスの浄化性能に優れた火花点火式直噴エンジンを提供する。
【解決手段】マルチホールインジェクタ7や点火プラグ6を備える火花点火式直噴エンジン1である。ピストン4の頂面14はペントルーフ形状に形成されている。エンジン1の特定運転時において、吸気工程と圧縮工程後半とで燃料が2回噴射され、圧縮上死点以降に点火が行われるように制御されている。その圧縮工程後半に第2噴口28bから噴射される燃料の噴霧F2は頂面14の第1斜面(斜面)42に衝突した後、点火プラグ6の電極6a周りに移送される。その噴霧F2を電極6a周りに留めるように、燃焼室15の天井部13における2つの排気弁20,20の間の部分に堰状部50が設けられていてる。 (もっと読む)


【課題】 燃料直噴エンジンにおいて、逆スキッシュ流の大きさが円周方向に不均一であっても、キャビティ内の燃料および空気の混合状態をより一層均一化する。
【解決手段】 キャビティからピストンの外周部に向かって流れる逆スキッシュ流の大きさがピストンピンの方向で最小であり、それに直交する方向で最大であるエンジンにおいて、フュエルインジェクタからキャビティ内に均等な噴射軸間角βで燃料を噴射する複数の燃料噴射軸Li1,Li2…の方向を、逆スキッシュ流が最小になる方向から第1離間角γ1外れるように設定したので、逆スキッシュ流が最小になる方向を指向する燃料噴射軸から噴射された燃料がキャビティの外部に巻き上がり難くなって該燃料噴射軸の上方に未利用空気が発生するのを防止し、キャビティにおける燃料および空気の混合状態が部分的に不均一になるのを防止することができる。 (もっと読む)


【課題】 円周方向に配置された複数のキャビティ区分を備え、かつ逆スキッシュ流の大きさが円周方向に不均一な燃料直噴エンジンにおいて、キャビティにおける燃料および空気の混合状態を可及的に均一化する。
【解決手段】 円周方向に離間した複数の第1、第2キャビティ区分25A,25Bにそれぞれ第1、第2燃料噴射軸LfA,LfBに沿って燃料を噴射する。逆スキッシュ流が大きい第1キャビティ区分25Aは、第1キャビティ深さDc1および第1衝突点深さDp1を大きくし、かつ第1燃料反射軸LrAの第1燃料反射角β1を小さくする。一方、逆スキッシュ流が小さい第2キャビティ区分25Bは、第2キャビティ深さDc2および第2衝突点深さDp2を小さくし、かつ第2燃料反射軸LrBの第2燃料反射角β2を大きくする。これにより、第1キャビティ区分25Aから燃料が吹きこぼれたり、第2キャビティ区分25Bの底部に燃料が滞留したりするのを防止することができる。 (もっと読む)


【課題】 ピストンのキャビティの内部で燃料と混合し難い未利用空気が発生するのを最小限に抑え、キャビティにおける燃料および空気の混合状態を可及的に均一化する。
【解決手段】 燃料直噴エンジンにおいて、燃料噴射軸Li2がキャビティ25の内面と交差する燃料噴射軸衝突点Pよりもキャビティ25の開口端側の内面と燃料噴射軸Li2とが成す角度を鈍角αに設定したので、キャビティ25の内面の燃料噴射軸衝突点Pに衝突した燃料噴霧がキャビティ25の開口端側に駆け上がり易くして燃料噴射軸Li2の上方の未利用空気を減少させることができる反面、相互に隣接する燃料噴射軸Li2間の下方に未利用空気が発生し易くなるが、相互に隣接する燃料噴射軸Li2間にキャビティ25の底壁部25cから突出する凸部25fを形成したことにより、燃料噴射軸Li2間の下方に存在する未利用空気を前記凸部25fにより埋めることで、燃焼室全体としての空気利用率を高めて均等な混合気を形成することができる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、半径方向に沿って噴射される燃料噴霧の勢いを妨げることなく、この燃料噴霧に早期に着火させることで、燃焼効率の良い燃焼室を提供する。
【解決手段】燃焼室10は、トロイダル状の周壁11と、ピストン1の頂面Tを越えない高さの中央突部13が形成された底壁12とを備える。中央突部13は、上部円錐面131と、中部円錐台側面132と、下部円錐台側面133と、基部曲面134とを備える。中部円錐台側面132は、主噴口21から噴射される主燃料Fの噴霧中心F1Cに平行な母線を有している。 (もっと読む)


【課題】ハーフスワール流れと多点点火との組み合わせにより、火炎伝播時間の短縮化及び火炎伝播の均一化を図る。
【解決手段】シリンダ中心14Aを通って2つの吸気弁3と2つの排気弁4とが並ぶ方向へシリンダ14内を横断する基準線K1に対して両側に、それぞれシリンダ軸方向視でシリンダ14内を旋回する吸気のハーフスワール流れS1,S2が生成される。シリンダ軸方向視で、基準線K1上に一つの第1点火プラグ21を配置するとともに、シリンダ外周部14Bであって、かつ、基準線K1に対して互いに対称位置に、2つの第2点火プラグ22,22を配置する。基準線K1に沿うハーフスワールの流れ方向S1について、第1点火プラグ21からシリンダの壁面C1までの第1の距離L1と、シリンダ外周部に沿うハーフスワールの流れ方向S2について、第2点火プラグ22から基準線K1と交差する位置C2までの第2の距離L2と、を等しくする。 (もっと読む)


【課題】燃焼室4内での燃料のオクタン価の分布を機関運転状態に適したものとし、低負荷域での確実な着火と高負荷域での燃焼騒音抑制等を図る。
【解決手段】燃焼室4の上部中心に2つの燃料噴射弁が配置され、各々の円錐形の噴霧は、噴霧角が異なる。高オクタン価燃料F1は噴霧角が狭く、低負荷、中負荷では、圧縮行程後半にピストン3のキャビティ17内に噴射される。低オクタン価燃料F2は、噴霧角が広く、その噴射時期によって圧縮着火時期が制御されるが、低負荷域では、キャビティ17に衝突した高オクタン価燃料F1と干渉しない時期に噴射され、中負荷域では、キャビティ17から上昇した高オクタン価燃料F1と干渉する時期となり、一部が混合して、中間のオクタン価を有する燃料となる。高負荷域では、吸気行程中に高オクタン価燃料が噴射され、後から噴射された低オクタン価燃料F2と混合する。 (もっと読む)


【課題】この発明は、多種燃料内燃機関に関し、排気エミッションおよび燃費の悪化や潤滑不良が生ずるのを回避しつつ、低圧縮着火性燃料を用いた圧縮自着火拡散燃焼時の着火性を良好に改善させることを目的とする。
【解決手段】頂面にキャビティ32aが形成されたピストン32と、軽油およびガソリン、または軽油とガソリンとの混合燃料を燃焼室34内に噴射する燃料噴射弁44と、を備える。ピストン32が吸気上死点後−25°CAから吸気上死点後25°CAの間に位置している状況下で燃料噴射が行われる場合に、燃料がキャビティ32aからはみ出さないように構成する。燃焼室34内に導かれる燃料の圧縮着火性について指標化した着火性指標値に基づき、ガソリンを用いて圧縮自着火拡散燃焼を行う場合には、メイン噴射に先立ち、吸気上死点後5°CAから吸気上死点後25°CAまでの期間中に、ガソリンを用いた吸気行程噴射がなされるように制御する。 (もっと読む)


【課題】 ピストン頂面にキャビティが設けられた直噴式ディーゼルエンジンの燃焼室構造として、大気中へのすすの排出を抑制可能な構造を提供する。
【解決手段】 キャビティ30の形状を、開口部31の周囲の絞縮部32と、燃料噴射弁17に近づく方向に凸となる中央部34と、前記絞縮部32と中央部34との間を結ぶ周辺部33とで構成し、燃料噴射弁17からの燃料噴射方向が前記絞縮部32と周辺部33との境界部近傍を指向するように設定すると共に、前記周辺部33を、燃料噴射弁17から最も遠い第1部分33aと、該第1部分33aの前記絞縮部32側に位置する第2部分33bと、該第1部分33aの前記中央部34側に位置する第3部分33cとで構成し、かつ、第2部分33bから第1部分33aにかけて円弧の半径が小さくなり、第1部分33aから第3部分33cにかけて円弧の半径が大きくなるように形成する。 (もっと読む)


【課題】プラズマ点火装置を具備する内燃機関において、プラズマ点火装置の先端部に形成される噴孔を良好に冷却して溶損を抑制する。
【解決手段】絶縁体2の側壁により形成されたチャンバ1と、チャンバの一端側に配置された接地電極3と、チャンバの他端側に配置された中心電極4とを具備して、チャンバと気筒内とを連通する噴孔6が先端部100aに形成されたプラズマ点火装置100を備える内燃機関であって、プラズマ点火装置はシリンダヘッド108に取り付けられ、シリンダヘッドとピストン頂面とによりスキッシュ発生部107a,108aを形成し、スキッシュ発生部により発生させたスキッシュ流Sによってプラズマ点火装置の先端部を冷却させる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、燃費が最も良くなる運転条件で煤発生量が少ない直接噴射式ディーゼルエンジンを提供する。
【解決手段】直接噴射式ディーゼルエンジン100は、燃焼室10と環状溝20と制御装置(ECU30)とを備える。燃焼室10は、噴孔Hから噴射した勢いで燃料を霧化する燃料噴射ノズルNに対応した形状にピストン1の頂部1aに凹設される。環状溝20は、燃焼室10よりも外側のピストン1の頂部1aに燃焼室10と独立して凹設される。ECU30は、運転条件に応じて燃料噴射時期を−30°〜0°ATDC(上死点後)の範囲内でBSFC(正味燃料消費率)が最小となる時期を選択して燃料噴射ノズルNから燃料を噴射させる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、EGR装置を適用してNOx量を低減する場合でも、燃費および煤の発生量を低く抑えることができる直接噴射式ディーゼルエンジンを提供する。
【解決手段】直接噴射式ディーゼルエンジン100は、燃焼室10と凹部20とEGR装置9とECU30とを備える。燃焼室10は、ピストン1の頂部1aに設けられる。凹部20は、燃焼室10よりも外側の頂部1aに燃焼室10と独立して設けられる。EGR装置9は、排気ガスの一部を吸気管101に還流させる。ECU30は、運転条件に応じてBSFCが最小となる燃料噴射時期を選択して燃料噴射ノズルNから燃料を噴射させ、EGR装置9のEGR率を空気過剰率λが1.2〜1.6の間となるように設定する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、燃焼室の容積をできる限り維持しつつ、膨張行程でスキッシュエリアへ十分な酸素を供給できる直接噴射式ディーゼル内燃機関用のピストンを提供する。
【解決手段】ピストン1は、噴孔Hから噴射した勢いで燃料を霧化する燃料噴射ノズルNに対応した燃焼室10を頂部1aに有した直接噴射式ディーゼル内燃機関用のピストンである。このピストン1は、燃焼室10よりも外側の頂部1aに燃焼室10と独立して凹設された環状溝20を有する。環状溝20の容積は、燃焼室10および環状溝20を足し合わせた容積の10%以下にする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、燃焼室の容積をできるだけ維持したまま、簡単な構造でスキッシュエリアの燃焼効率を高めた直接噴射式ディーゼル内燃機関のピストンを提供する。
【解決手段】ピストン1は、噴孔Hから噴射した勢いで燃料を霧化する燃料噴射ノズルNに対応した直接噴射式ディーゼル内燃機関のピストンであって、燃焼室10と窪み20とを備える。燃焼室10は、頂部1aに設けられる。窪み20は、燃料噴射ノズルNの複数の噴孔Hから噴射された燃料噴霧Mの拡散範囲に個別に対応させて燃焼室10の外周に独立して設けられる。ピストン1の半径方向に沿う窪み20の断面形状は、ピストン1の中心線Cに対する周方向位置によって異なる燃料噴霧Mの燃料濃度の分布に対応させて設ける。 (もっと読む)


【課題】本発明は、燃焼室内の空気と燃料噴射ノズルから噴射された燃料噴霧とを広く攪拌できる形状の燃焼室を有したディーゼル内燃機関用のピストンを提供する。
【解決手段】ピストン1は、燃焼室10を頂部1aに有したディーゼル内燃機関用のピストンであって、中央突部11と周囲突部12と縁部13とを備える。中央突部11は、燃焼室10の底壁10aを形成し、燃料噴射ノズルNに向かって円錐形状に突出するとともに、燃焼室10の周壁10bの底壁側の部分に対してトロイダル曲面によって連続的に裾部111が接続されている。周囲突部12は、底壁10aから頂部1aまでの間の周壁10bの全周にわたって燃料噴射ノズルNに向かう凸状に形成されている。縁部13は、周囲突部12よりも頂部側で周囲突部12よりも径大となった部分から頂部1aまでの範囲の周壁10bにリエントラント角Rが設けられている。 (もっと読む)


【課題】本発明は、構造を複雑化させること無く、燃料噴霧を内部に満遍なく拡散させることができる形状の燃焼室を備えるピストンを提供する。
【解決手段】ピストン1は、第1の燃焼室10と第2の燃焼室20と突部30とを備える。第1の燃焼室10は、燃料噴射ノズルNから噴出された燃料の液柱が霧化される位置を半径とする円筒面Pよりも内側の範囲のピストン1の頂部1aに凹設されている。第2の燃焼室20は、第1の燃焼室10の外側の範囲のピストン1の頂部1aに第1の燃焼室10よりも浅く凹設され、底壁22が中央に向かって上り勾配を有している。突部30は、第1の燃焼室10から第2の燃焼室20へ曲面で接続し、第1の燃焼室10の最大径よりも縮径されている。このピストン1は、燃料噴射ノズルNから突部30に向かって噴出された燃料噴霧を、第1の燃焼室10と第2の燃焼室20とに突部30で分配する。 (もっと読む)


【課題】筒内直接噴噴式の内燃機関における、圧縮スライトリーン燃焼において、安定した始動、燃焼が得られるエンジンを提供すること。
【解決手段】燃料噴射装置は、第1と第2の噴射流の少なくとも2つの異なる方向に燃料を噴射させ、その一方をピストンに設けられた凹部に噴射して屈曲させ、第1と第2の噴射流どうしを衝突させて、燃料噴射装置から直接点火プラグに向けて噴射されていない燃料を、点火プラグ近傍に導かせるように構成した。 (もっと読む)


【課題】未燃HCや熱効率を向上させるために火花点火燃焼と圧縮自己着火燃焼とを組み合わせたものにおいて、圧縮自己着火燃焼の割合を確実に制御できるようにする。
【解決手段】内燃機関は一対の排気弁8および一対の吸気弁7を備えるとともに、燃焼室1のほぼ中心位置に点火プラグ9を備え、かつタンブル流の強度を可変制御するタンブル制御弁を備える。低中負荷域においては、所定の点火時期に点火を行い、かつタンブル流による一対の渦T1,T2を利用して火花点火後の火炎伝播21を歪ませて、燃焼室1の吸気弁7寄りにエンドガス領域22を残存させる。このエンドガス領域22は、火花点火燃焼での筒内圧上昇によって火炎伝播前に圧縮自己着火し、早期に燃焼が完了する。圧縮自己着火するエンドガス領域22の大きさはタンブル流の強度により制御される。 (もっと読む)


【課題】各気筒ごとに異なる排気ガスの還流量を供給することにより、各気筒ごとに適切な量の排気ガスを還流させることができる内燃機関の制御装置を提供すること。
【解決手段】複数の気筒を有し、排気ガスの一部を各気筒に再循環させるエンジンシステムにおいて、各気筒ごとに設けられ、各気筒の筒内にEGRガスを直接供給するEGRガス噴射弁70,71と、EGRガス噴射弁70,71の開閉タイミングを制御するECU81とを備え、ECU81が、エンジン10の運転条件に応じて各気筒に必要とされる要求EGR量を算出し、そのEGR量となるようにEGRガス噴射弁70,71の開閉タイミングを制御する。 (もっと読む)


【課題】煤煙を最小限にしかつ燃焼効率を増大させるための構成を有するピストンを提供すること。
【解決手段】ディーゼル機関用のピストンクラウンであり、このクラウンは、燃料を放射状の非渦流パターンで噴射する噴射機と同軸の環状凹部を有する。この凹部は、噴射された燃料の角度にほぼ平行な内方中心クラウン部分と、混合を促進しかつ煤煙形成を低減するために、ピストンによって圧縮された空気が、中心軸に向かって戻るように誘導されかつ内方中心クラウン部分に沿って噴射された燃料と混合するのにかなり十分なほどにこの圧縮空気を曲げるための湾曲外方区間とを有する。 (もっと読む)


141 - 160 / 562